「どっちが先だったとかで、けんかしないよね」
女の子というモノは、口と心の中では違うものだと、ボクも少しはわかってきたので二人に聞いた。
「瑞樹さん、大丈夫ですよ」
「わたしたちの仲だから、細かいことは言わないよ」
それを聞いて、一応安心して咲恵のワンピースのファスナーに手をかける。ボクの高さに合わせてくれているので、ファスナーを降ろしてゆくのと同時に、透き通るような白さの咲恵の背中が寝に飛び込んで来る。朝、萌がめくって教えてくれた白いブラジャーが見えてくる。咲恵の肌の色に、似合っているなぁと見とれていると、横の萌が小さく咳払いをした。
「瑞樹さん、萌ちゃんのファスナーも降ろしてあげてね」
二人を平等に扱うことが、一番の目標なのだけれども、二人が受け身に構えている時は気をつけないといけないと思う。
「じゃあ、萌のも降ろすよ」
「う、うん」
普段、ワンピース姿、ましてやピンクを着ているところを見たことない萌の背中に触れる。ファスナーを降ろしてゆくと、萌の健康的な肌の背中にピンクのブラジャーが見えて来る。ウエスト辺りまで、ファスナーを降ろすとボクは二人に声をかけた。
「咲恵さん、萌、立ち上がってくれるかな」
「はい」
「わかった」
立ち上がった二人のファスナーを、最後まで降ろすとブラジャーとセットになった、それぞれの色のショーツが見えてくる。車椅子から少し背伸びをして、萌の肩からピンクのワンピースを抜いていく。脱がしやすいように協力してくれている萌のワンピースは、スルッと足下に落ちた。若さ故のはち切れそうなヒップがボクの目に飛び込んでくる。
「萌って、こんなにきれいなカラダをしてたんだね」
「な、なにを改まって恥ずかしいこと言ってるの」
「萌ちゃんて、出るべきところがちゃんと出ててうらやましいですよね」
ボクが見ているポジションより、もっといい眺めを見られている咲恵が横から見ていった。
「咲恵ちゃんまで、なに言ってるの。瑞樹、咲恵ちゃんのも見てあげないと」
「二人を相手にするのは、忙しいな」
ボクは、咲恵の方に手を移して、少し小柄な肩からワンピースを降ろした。萌と比べると、少し華奢なカラダが目の前に現れた。痩せていると言うよりは、きゅっと締まっているウエストからヒップへと美しい曲線を描いている。
「咲恵さんも、すごくきれいだよ」
「うん、もう。いつから、そんなに女の子を褒めるのが上手になったんですかぁ」
「わたしも、咲恵ちゃんみたいな女の子らしいカラダになりたいな」
「ねぇ、二人とも、こっちに向いてくれないかな」
後ろ姿を堪能したボクは、美しい前身に期待を込めてお願いした。
「あっ、なんか贅沢言ってる」
「仕方ないですね。萌ちゃん、回れ右をしてあげましょう」
二人は、笑いながら本当に、回れ右をしてくれた。
「どう?」
「どうですか、表側は?」
「待って。今、目に焼き付けてるから」
萌のカラダは、いかにも健康的に肉が付いていて、特にバストははち切れそうにブラジャーからはみ出しそうな姿が目を引く。腰回りにもいい具合に肉が付いていてヴィーナスの彫刻のようだと思った。一方の咲恵は、萌よりは一回り小柄なのだけれども、色白のバランスの良いカラダが美しいと思った。
「二人ともきれいだよ。本当に。ボクには、もったいないくらいだよ」
「瑞樹、わたしはその言い方はキライだよ」
「わたしもですよ。瑞樹さん」
二人は、真面目な顔になり言葉を続けた。
「わたしを、あの悪夢のような生活から救い出してくれた。瑞樹だから出来たことだし感謝してるのよ」
「わたしだって、思い悩んでいた世界から解放してくれたのは、瑞樹さんなのですからね」
「わかった、わかったから。でも、それが出来たのも自分たちの力だからね。ボクはちょっとだけ手伝っただけだから」
「瑞樹のそういうところ好きだよ」
「わたしも、好きですよ」
三人とも、自分の言葉に照れくさそうにうつむいた。
「さあ、おっぱい大好きな瑞樹さんは、これからどうしたいのでしょう」
目一杯おどけて咲恵が言った。
「そうだ、そうだ。変態チックな瑞樹は、自分でブラジャーのホックを外したいのか?それとも、わたしたちにホックを外させておっぱいをさらけ出させる羞恥プレイがしたいのかい」
萌は、乳房を持ち上げて揺らせて見せた。
「なんだよ、それ。ボクがすっごくいやらしいみたいじゃないか」
「違うんですか?」
「変態のくせして?」