※この作品はR-18です。

不自由と快楽との狭間に   作:Anthony Blue

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22.到達点

「これが、わたしの中に入るんですね」

 

 咲恵は、ボクのペニスを改めて視覚と触覚で確認した。

 

「ねぇ、咲恵さんは指とか入れたことあるの?」

 

「えっ、ああ、アソコにですか。入れてみたことありますよ。ちょっとした好奇心で。女の子ならみんな一度は試してるんじゃないですか。でも、そのぉ、オナニーとかでは入れたことないですよ。怖いし、案外狭くて、ここにおちんちんが入るのかと不安だったり」

 

「だよなぁ、赤ちゃんがここから産まれるなんて信じられないもんね」

 

「ですよねぇ」

 

「ちょっと試してもいいかな?」

 

「へっ?」

 

「あっ、いや指で」

 

「いいですよ。って、そう言って確認されると恥ずかしいですけど・・・。ううんっ」

 

 咲恵の言葉と唇を塞いで、カラダを仰向けにさせて秘部に手を這わせる。まだ咲恵の秘部は、ヌルヌルと湿り気を帯びている。割れ目にある花弁を開いて、膣口に人差し指をゆっくりと差し込んでみる。粘液で濡れているとはいえ狭さ故の抵抗感が指に感じる。入り口付近には、処女膜であろうヒダ状の皮膚膜があり、それが尚更狭さを感じる要因になっているのだろう。指を前後に動かすと膣の中の複雑なヒダを感じる。咲恵が握り続けているペニスに力が入る。

 

「じゃあ、試してみようか」

 

 ボクは枕元にある小さな箱からコンドームを取り出す。

 

「わたし、着けてみたいです」

 

 咲恵は起き上がって、蛍光色に光る小袋をボクの手から奪って封を開ける。

 

「へぇ、こんなんですね」

 

「いや、それで着けられるの?」

 

「たぶん。教科書で読みましたから」

 

 不安になり、ボクも上体を起こして確かめる。ぎこちない手つきでゴムを亀頭に被せている。「えぇっ、これでいいのかな。キツいような。瑞樹さんのが大きいのかなぁ・・・」

 

 などと、独り言のようにつぶやきながら徐々に被せていく。

 

「そうそう。根元までかぶせてね」

 

「はい。出来ました」

 

 達成感いっぱいの笑顔の咲恵を押し倒して、ボクは覆い被さる格好になった。足の間に体を入れて、咲恵の片足を持ち上げて割れ目の膣の入り口にペニスを合わせる。

 

「力を抜いてね」

 

「はい」

 

 体のバランスを取りながら、腰を前に進める。

 

「うっ、ん」

 

 咲恵が腰をひこうとするのを止めて、壁に止められているような感じのペニスを押し込んだ。

 

「いたっい」

 

「大丈夫?」

 

「はい」

 

「もう少しだから」

 

 ボクは、じわじわと力を入れて進んでいく。抵抗感が薄れて、ペニス全体が暖かさに包まれた。もう少し先に進めると、亀頭の先端に硬い突起物が触れた。

 

「当たってる感じが・・・」

 

「ボクにもわかるよ」

 

 咲恵の反応を見ながら、ゆっくり動かしてゆく。快感がボクの体を包む。

 

「はっ、はぁ」

 

 咲恵も痛みが和らいだのか、険しかった表情も消えていった。

 

「不思議な感じがします」

 

「そうなの」

 

「なにか、体の中から湧き出してくるような」

 

「ボクも、もう我慢出来ないかも」

 

 そう言って、動きを早めて絶頂へと上り詰めていった。

 

「はぁ、もう」

 

 ボクの声に応えて、咲恵は背中に回った腕に力を入れてきつく抱きしめた。ボクの中でなにかが弾け飛んで、カラダが浮遊感に包まれた。

 

「すごく、気持ちよかった。こんな気持ち初めてかもしれない」

 

「そう、よかった」

 

 カラダ全体の力が抜けたようで、少し動くことが出来なかったが、咲恵の事も心配になり慎重にカラダを離した。シーツには処女の証しとも言える鮮血が付いていた。

 

「今は出てないみたいだけど、少し出血してたみたいだよ。大丈夫かな」

 

「痛くはないんですけど、変な感じが残ってます」

 

 咲恵はティッシュで拭いていたが、新たな出血はなさそうだった。

 

「それより、こっちをお片付けしないと」

 

 と言って、ボクの縮んだペニスからゴムを外した。

 

「わぁ、こんなに出るもんなんですね」

 

「いいから、口を結んでティッシュに包んで捨ててください」

 

「わかりました」

 

 咲恵は言われたとおりにして、ボクの生殖細胞はゴミ箱に捨てられた。

 

「終わったね」

 

「最後まで出来ましたね」

 

 手をつないだボクと咲恵は、仰向けにベッドに横になり目を閉じて言った。

 

後書き

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