「これが、わたしの中に入るんですね」
咲恵は、ボクのペニスを改めて視覚と触覚で確認した。
「ねぇ、咲恵さんは指とか入れたことあるの?」
「えっ、ああ、アソコにですか。入れてみたことありますよ。ちょっとした好奇心で。女の子ならみんな一度は試してるんじゃないですか。でも、そのぉ、オナニーとかでは入れたことないですよ。怖いし、案外狭くて、ここにおちんちんが入るのかと不安だったり」
「だよなぁ、赤ちゃんがここから産まれるなんて信じられないもんね」
「ですよねぇ」
「ちょっと試してもいいかな?」
「へっ?」
「あっ、いや指で」
「いいですよ。って、そう言って確認されると恥ずかしいですけど・・・。ううんっ」
咲恵の言葉と唇を塞いで、カラダを仰向けにさせて秘部に手を這わせる。まだ咲恵の秘部は、ヌルヌルと湿り気を帯びている。割れ目にある花弁を開いて、膣口に人差し指をゆっくりと差し込んでみる。粘液で濡れているとはいえ狭さ故の抵抗感が指に感じる。入り口付近には、処女膜であろうヒダ状の皮膚膜があり、それが尚更狭さを感じる要因になっているのだろう。指を前後に動かすと膣の中の複雑なヒダを感じる。咲恵が握り続けているペニスに力が入る。
「じゃあ、試してみようか」
ボクは枕元にある小さな箱からコンドームを取り出す。
「わたし、着けてみたいです」
咲恵は起き上がって、蛍光色に光る小袋をボクの手から奪って封を開ける。
「へぇ、こんなんですね」
「いや、それで着けられるの?」
「たぶん。教科書で読みましたから」
不安になり、ボクも上体を起こして確かめる。ぎこちない手つきでゴムを亀頭に被せている。「えぇっ、これでいいのかな。キツいような。瑞樹さんのが大きいのかなぁ・・・」
などと、独り言のようにつぶやきながら徐々に被せていく。
「そうそう。根元までかぶせてね」
「はい。出来ました」
達成感いっぱいの笑顔の咲恵を押し倒して、ボクは覆い被さる格好になった。足の間に体を入れて、咲恵の片足を持ち上げて割れ目の膣の入り口にペニスを合わせる。
「力を抜いてね」
「はい」
体のバランスを取りながら、腰を前に進める。
「うっ、ん」
咲恵が腰をひこうとするのを止めて、壁に止められているような感じのペニスを押し込んだ。
「いたっい」
「大丈夫?」
「はい」
「もう少しだから」
ボクは、じわじわと力を入れて進んでいく。抵抗感が薄れて、ペニス全体が暖かさに包まれた。もう少し先に進めると、亀頭の先端に硬い突起物が触れた。
「当たってる感じが・・・」
「ボクにもわかるよ」
咲恵の反応を見ながら、ゆっくり動かしてゆく。快感がボクの体を包む。
「はっ、はぁ」
咲恵も痛みが和らいだのか、険しかった表情も消えていった。
「不思議な感じがします」
「そうなの」
「なにか、体の中から湧き出してくるような」
「ボクも、もう我慢出来ないかも」
そう言って、動きを早めて絶頂へと上り詰めていった。
「はぁ、もう」
ボクの声に応えて、咲恵は背中に回った腕に力を入れてきつく抱きしめた。ボクの中でなにかが弾け飛んで、カラダが浮遊感に包まれた。
「すごく、気持ちよかった。こんな気持ち初めてかもしれない」
「そう、よかった」
カラダ全体の力が抜けたようで、少し動くことが出来なかったが、咲恵の事も心配になり慎重にカラダを離した。シーツには処女の証しとも言える鮮血が付いていた。
「今は出てないみたいだけど、少し出血してたみたいだよ。大丈夫かな」
「痛くはないんですけど、変な感じが残ってます」
咲恵はティッシュで拭いていたが、新たな出血はなさそうだった。
「それより、こっちをお片付けしないと」
と言って、ボクの縮んだペニスからゴムを外した。
「わぁ、こんなに出るもんなんですね」
「いいから、口を結んでティッシュに包んで捨ててください」
「わかりました」
咲恵は言われたとおりにして、ボクの生殖細胞はゴミ箱に捨てられた。
「終わったね」
「最後まで出来ましたね」
手をつないだボクと咲恵は、仰向けにベッドに横になり目を閉じて言った。
後書き