「絶対、わたしのおまんこで瑞樹の精液を絞り出してやるんだから」
うわごとのように叫ぶと、下半身に力を入れたのか、ペニスがグッと絞られているような感覚が伝わった。
「もう、なんで逝かないのよ」
怒っているかのように、ボクの胸を拳で叩く。
「お願いだから、わたしの中に出して」
汗とも涙ともわからない物が一粒、ボクの顔に落ちた。必死で腰を振り続けている萌は
「どうせ、他の女の子のことを考えているんでしょ。言いなさいよ、早く」
悲鳴に近いような声で言って、ボクの首に両手を掛けた。
「わたしのことキライなんでしょ?だからいじわるして、わたしの中で逝かないようにしてるんでしょ」
腰の動きに連動して、ボクの首が絞められていく。
「やめろ」
もう、声にならない声を上げた。萌の力は、どんどん増して、ボクの脳への血流を阻害していて、意識が朦朧とし始めたその時だった。
なにかが、一気に頭の中で弾けたように思えた。その同じような感覚が、萌の中にあるペニスでも起こっていた。ドクドクと吐き出されて、萌の膣に広がっていく感じがした。
「あっ、すごい。瑞樹のおちんちんが震えてる。やっと、わたしの中で逝ってくれたんだ」
萌は、ボクの首から両手を離して、胸の中に倒れ込んだ。
「うれしいよ、瑞樹」
耳元で萌が囁く。
ボクは、空っぽになったような頭の中で、なにかを探しているようだった。脳内から脊髄を伝わって吐き出されたようだった。けだるい疲労感がカラダを包んでいる。
「疲れたわね」
そういって、先ほどまで締めていた首に舌を這わせた。どのくらい時間が経っただろう。萌の乳房から伝わってくる鼓動が、落ち着きを見せた頃、カラダをゆっくりと離した。ひとつになってしまったかのように、抜く時に引っ張られる気がした。
「ほら、いっぱい出てきたよ」
ボクの隣で足を広げて、白濁した精液が溢れ出してくる割れ目を見せつけた。
「ご機嫌は治ったみたいだね」
「なんの話し?」
「ボクを殺す勢いだったくせして」
「そんな、殺すだなんて人聞きの悪い」
「首に絞めたあとついてるんじゃないかな」
「そんなに強く締めてないし。だって、瑞樹が全然気持ちよくなってくれないから。いいじゃん。ほら、こんなにいっぱい出たんだし。溜まってたんでしょ」
「そういう問題じゃないんだよ。他の人に、こんなことしたら大変なんだからね」
「わかってるわよ」
「どうだか」
「それより、もう一回しょうよ」
「萌は、疲れたでしょ?ずっと上で、がんばってたんだから」
「あのくらい、普通じゃないの」
「違うと思うよ。それより、シャワー浴びて来たら。それ早く流した方がいいよ。まあ、手遅れなんだけど」
「いやよ。瑞樹の精液、流したくないの」
「じゃあ、エッチはお預けだ」
「いい。もう少し、瑞樹の匂いをつけておきたいの」
萌は、そう言って、自分の膣から溢れ出した精液を指ですくって舌で味わった。
「子供出来たらどうする?」
「瑞樹の赤ちゃんなら欲しいかもしれない。だけど、そんなことはないと思う」
「なんで、わかるの」
「なんとなくだよ」
萌はボクに顔が見えないように、むこう向きに横になった。