※この作品はR-18です。

不自由と快楽との狭間に   作:Anthony Blue

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74.比較

「ほんとうに、ここでいいの?」

 

「何か問題でも?」

 

「だって、狭いでしょ?」

 

「わたしとは、寝られないというのですか?」

 

 ボク達は、風呂から上がり、1本残っていたビールを半分ずつグラスに注いで、ノドの渇きを癒やした。

 

「咲恵さん、パジャマは?」

 

「これでいいんです」

 

 咲恵は、バスタオル姿からピンクのブラジャーとショーツに着替えたが、パジャマを着る様子が一向にない。

 

「パジャマは、忘れたのかな?ボクのでよかったら、貸してあげるけど」

 

「いいえ、ちゃんと持ってきてますよ」

 

「パジャマを着た方がいいと思うんだけど」

 

「瑞樹さんは、そんなにわたしのパジャマ姿が見たいのですか?」

 

 そこではないって言いたいのだけれど、咲恵のプレッシャーで言えずにいた。

 

「下着姿だと、目のやり場に困るというか」

 

「わたしの胸が、貧弱だからパジャマを着ろと言ってるのですか?」

 

「いえ、咲恵さんの胸のことは一言も触れてはないんですが」

 

 手に持ったグラスのビールを一気に飲み干して、姿勢を正して咲恵は言った。

 

「萌さんには、下着姿とか裸とかでいても何も言わなかったのに、どうしてわたしにはパジャマを着ろっていうんですか?」

 

「いや、萌にもちゃんと服を着るようには言ったんだけど」

 

「萌さんの、大きなおっぱいやお尻を見て楽しかったんですよね?」

 

 わざとなのか無意識なのかは計り知れないが、咲恵は両腕で胸を挟んで谷間を強調しているように見えた。

 

「そんなことはないです。萌が言うことを聞いてくれなかっただけです」

 

 納得したとは微塵にも感じられない顔をしてボクを見返している。

 

「さっきから聞いていれば、『萌』『萌』って、なんで萌さんは呼び捨てで呼ぶんですか?わたしは一度だって『咲恵』って呼んでくれないのに」

 

「咲恵さん。もう酔っ払ったのかぁ」

 

「うん、もういいですっ」

 

 咲恵は、まだビールが残っているボクのグラスを取り上げて、自分の口に流し込んだ。

 

「さあ、寝ますよ」

 

 ふたつのグラスを流しに持って行き、ささっと洗っている。真面目だなぁと思い見ていると、本人が気にしているほど胸が小さいわけではなく、体の線が細いので十分胸は大きく見えていた。萌と比べたら怒られるのだろうけれど、スタイルの良さと色白は咲恵の方が勝っている。かわいい下着で歩く咲恵は、まだ少女のようだった。

 

 スリッパをパタパタ言わせて、

 

「寝ましょうよ」

 

 と言い、ボクは寝室へと連れて行かれる。ボクは、Tシャツにハーフパンツという格好でベッドに横にされる。自分でもベッドへの移乗は出来るのだけれども、ここは咲恵のなすがままにされておく。

 

 下着姿のまま咲恵も、ボクの隣に横になる。シングルサイズのベッドなので、体の細い二人でも寝ると体を密着させないといけない。

 

「ほら、狭いでしょ」

 

「わたしは大丈夫ですよ」

 

 咲恵は、少しこちらに体を向けているのだろうか。密着しているボクの腕が、咲恵の乳房を感じる。

 

「触ってもいい?」

 

 ボクは、咲恵の手に答えを求める。

 

「ダメです」

 

「そんな魅力的な姿で、隣にいると思うとこのままじゃ寝られないよ」

 

 ボクは、体を横に向けて咲恵の胸に手を伸ばす。咲恵のブラジャーに手を入れて、指で乳首を弄ぶ。

 

「うっ」

 

 咲恵は、ピクッと体を反応させて言う。

 

「ダメって言ったでしょ」

 

 その言葉とは裏腹に、特に抵抗をするわけでもなくじっとしている。触っている乳首は、硬度を増して大きくなったように思う。ボクは、その手をゆっくりと慎重に咲恵のショーツの中に潜り込ませる。薄目の陰毛が指に触れるとボクはもっと奥に手を進めてゆく。太ももを割って、手に力を入れると咲恵の足の力が抜けたように思えた。自由を得たボクの指は、咲恵の割れ目をぬってクリトリスに届いた。

 

「ああっ」

 

 咲恵は、ボクの方を向いて熱い吐息を漏らした。顔を近づけて、口づけをすると咲恵は唇を緩めてボクの舌を受け入れた。舌を絡めると、咲恵も舌で応えた。割れ目に指を入れると、愛液で濡れていた。潤いに任せて指を咲恵の膣に挿入する。カラダの震えと共に、膣の中のボクの指も圧迫された。

 

「咲恵、ボクのも触ってほしい」

 

「やっと、名前を呼んでくれた」

 

 咲恵は、ボクの下半身に手を伸ばして、硬くなったペニスをハーフパンツの上から握った。

 

「これで許されたなんて、思わないでくださいよ」

 

 その言葉に応えるように、ボクは咲恵に膣の中にある指の関節を曲げた。ブチュッと音がしたかのように割れ目から愛液が溢れた。

 

「パンツ脱がないと、かわいい下着が汚れちゃうよ」

 

 すると、ボクの耳に口を近づけて小さく言った。

 

「ばかっ」

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