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ーーー砂の上に散らばった衣類を敷き詰め仰向けの状態で
セリスがメムノンを見上げてくる。
2人だけの小屋の中に灯りはない。
だが長らく薄闇の中にいたせいか、
お互いの姿輪郭はおおよそ視界の中に捉えられている。
そんな2人きりの空間において
互いに衣類の大半を脱がし合う時間は終わっていた。
両膝を曲げて横たわってるだけなのに、メムノンの瞳に映るぼんやりとした輪郭、特に水色のショーツで覆われた下腹部の谷間と胸の上下が目に入らざるを得ない。
そのショーツの奥に隠れている繁み、そして奥に潜むセリスの”薔薇”を求め、メムノンもセリスに覆いかぶさるようにして両膝をついていた。
そのままセリスの両膝に手を添えて股を開かせ、
両腿を肩に担ぐような体勢で大きく広げる。
メムノンの鼻先には既に湿り気を帯びたセリスのショーツ、そして茂みのざらついた感触がある。
ショーツ越しに唇を触れると、
セリスの口からため息ならぬ声なき声が漏れる。
その独特の香りはメムノンの欲望を煽るには十分だった。そのままショーツの生地越しに唇と鼻をセリスの谷間に埋めていく。
本能的に腰をひねりメムノンの口から逃れようとするも、そこにメムノンの唇が強く押し付けられ、
生温かい蜜に濡れたショーツがさらに濡れていく。
巧技なきメムノンの舌先の愛撫を受けると、セリスの半開きの口から更に甘くメムノンを求める喘ぎが漏れ出ていく。
一瞬その谷間から唇を離すと、メムノンにとって既に邪魔になった彼女のショーツをするするとずらしていき、セリスの左足の足首に引っ掛かる形で抜き去っていった。
再び顔をセリスの下腹部の谷間に埋めた時。
そこには濡れそぼち熱を帯びた金色の茂みがあった。
夜の薄暗さの為に直接目には見えないものの、くぐもった女体特有の香りとともに“薔薇“の花が潜んでいるのがメムノンにも分かった。
再び茂みの奥に唇を押しつけ、”薔薇”の入り口らしき切れ込みを唇が見つけるや、そこに勢いよく分厚い舌の先端を滑り込ませていった。
激しく舌を乱舞させていくのに合わせ、ガクガクと震えるセリスの腰をずらさないよう両手でしっかりと押さえ、溢れ出る密を音を立てて吸い上げる。
メムノンの腕の中でセリスの腰が激しく浮き上がり、やがて一瞬の硬直とともにガタガタと震えた。そのまま一際大きい声を上げ、ゆっくりと脱力していく。
メムノンの唇の愛撫により、セリスが軽い絶頂に達したのだろう。
(それにしても・・・)
前のめりになりながらセリスの繁みの奥深く波打つ襞を
めくり上げるように自らを沈み込ませた後、
メムノンは自らの視線の先に横たわるセリスの肢体の動きをやや信じられない面持ちで見下ろしていた。
仰向けに横たわるセリスの輪郭、特にメムノンの腰が前後するたびにウェーブがかった金髪は上下に、まるで海藻のごとく、ざらついた音を立て揺れ動いている。
半開きの唇から強弱のついた喘ぎと吐息が不規則に漏れ出し夜気の中へと溶け込んでいく。
そして剥き出しの白い乳房が肉と肉とがぶつかるかのような鈍い音とともに上下に揺れ動いていた。
(成り行きとはいえ・・・こんなことになるなんてな)
自分の下で横たわる妻以外の女性、
しかも一国の王妃が繋がっているという非現実感。
今メムノンの中で
エドガーに対する嫉妬よりも
セリスと交わっているという現実に対しての気持ちの高ぶりが勝っているかのようだった。
彼女の腰と左乳房に両手を添えつつ、
セリスの表情の変化や声の強弱に合わせて腰を突き上げるたびに生々しい水音が結合部から響いていく。
(こうなっては・・・・・エドガーと同じか)
結果論として互いの愛する者を寝取り合ったことにより、もうエドガーを非難するゆわれはないことになる。
そういう意味ではセリスのお陰で過去のしがらみから解放され、気持ちの踏ん切りをつけられたと言えなくもない。
(ただ・・・・・この裸体を知ってしまうと・・・・今度は別のしがらみに囚われそうだが、な)
既にマグマのように煮えたぎっている欲望を抑え込むのにも
限界がある。
自らの肉棒を包み込みながらも締め上げてくるセリスの動きに
メムノンは無意識にも歯を食いしばる。
だが突き上げられたセリスが大きく背中を弓なりに反らし、
絶叫とともに裸体を大きく震わせた瞬間、
つられる格好のメムノンも目を瞑って呻きながら腰を大きく
前に突き出した。
解放された欲望が噴き出していく中、
汗と熱気に満たされた小屋でのセリスの絶頂の余韻が
脱力していくメムノンの耳朶をかすかに震わせていた。
”ア、ア、アッァァァ・・・ーーーーーー“
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