タイラズマ家 ~子宮妻 東と4人の娘たち~ 分割版 作:eronosuke
### 生命の律動
実験室の天井に設置された赤外線カメラが、深夜の微動を捉えていた。
「体温上昇開始……37.2℃」
体温計が示す数字を書き留める指が震える。昨晩から続いた腹部の軽い疼痛。これまで記録してきた姉たちのパターンとは異なる波形だ。生理周期予測アプリの警告音が室内に響く。
「予定より……七日早い?」
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### 予期せぬ到来
水曜日の朝四時十八分。尿意を感じた3号がベッドから降りる際、脚の付け根に奇妙な湿り気を覚えた。パジャマの布地が薄く透けた朱色。洗面所のライトの下で確かめた瞬間、思考が停止した。
「……排卵前兆期出血?」
記憶を遡る。先週末の父との試行で分泌されたテストステロンの残滓。理論上、このタイミングでの排卵は非合理的。だが子宮内部センサーのログは異なっていた。
| 日付 | 卵巣腫大率 | 黄体ホルモン濃度 |
|---|---|---|
| 月曜 | 12% | 正常範囲内 |
| 火曜 | 41% | ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▼ |
| 水曜 | 98% | 24,600 ng/ml |
「臨界点突破……」
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### 危機と陶酔
ベッドに戻って両脚を開く。クロッチの濡れた部分を慎重に剥がすと、粘度の高い透明分泌液が糸を引いた。中指を膣口に添わせると、熱を帯びた襞が異様な活発さで蠢いている。拡大鏡を耳に装着し観察を続ける。
(卵管采が……開いている?)
内部では普段より早い速度で子宮内膜が生成されている。無意識に指先を挿入すると、粘膜表面が小さな粒状物質を分泌し始めた。甘酸っぱい体液の匂いが鼻腔を掠める。
「パパの精子が欲しい……」
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### 告白の儀式
三十分後。浴室から上がった3号は父親の部屋へ向かった。普段なら実験データ報告の時間だが今日だけは違う。寝室の扉をノックせず滑り込む。
「おやすみ中ごめんなさい」
「3号?」平が枕元のランプを灯す。「どうした?」
裸同然の寝巻き姿で父の傍らに跪く。腹部に添えた掌が暖かい。脈打つ下肢を見上げた。
「僕……赤ちゃん作れるようになったみたい」
言葉と共に溢れ出した透明粘液が腿を伝う。急激な温度変化に備え足首の静脈収縮機能が働くのを感じながら宣言する。
「テストしていいかな……技術と生理学の同時検証」
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### 禁断の結合
ベッドサイドテーブルには自作のデータロガーが置かれている。バイタル表示板に3号の名前が点滅する。
『実験者: 平秀司(父)』
『被験者: 3号 (初潮期)』
『緊急遮断キー: 東紫乃(母)承認済』
平が3号の肩に手を置く。その温度変化を測定しながら少女は笑った。
「パパは僕たち全員を愛してるんだよね?」
「もちろん」
「だったら平等に……研究成果を評価してほしいんだ」
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### 初結合
正常位で繋がった瞬間、双方の脳波が同期する。実験台下のアナライザーが赤信号を点滅させた。
『交配快楽指数: 112% (基準値上限超過)』
『排卵誘発フェロモン濃度: 臨界レベル』
3号の内臓が波打つ。絶頂を迎えた子宮口が開閉を繰り返し、父の陰茎を吸引する様がエコー映像に映し出される。
「あぁ……これが……」
「感じるか?」
「うん……卵管が……揺れてる……!」
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### 繁殖の歓喜
二回目の射精後、二人の身体を離れられぬほど密着させたまま3号は息を吐いた。
「パパ……これが正しい繋がり方なんだね」
「痛くはないか?」
「少し痛いけど……それ以上に充実してる」
実験ログが更新される。
『受精確率: 97.3% (通常初潮期比42倍増)』
『子宮環境適応性: 98.8% (完成レベル)』
最後の一滴まで注ぎ込まれた精液が子宮底へ浸透していく感覚に背筋が震える。少女は微笑みながら腹部を撫でた。
「これで僕も完全な人間になれる……」
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### 命の誕生予感
翌日早朝。研究所の分析機が驚愕の結果を提示した。受精卵は既に桑実胚へ成長を始めている。
「まさか……これほどのスピードで?」平が目を見開く。
「パパの精子ってばホント優秀」3号が腹を押さえながら答える。「あと十五分で判定完了するよ」
廊下を走る足音。母の叫び声が響く。
「3号、待ちなさい!検査結果が出る前に走るのは危険よ!」
「大丈夫だよママ」娘は穏やかに言った。「僕の身体は自分で管理してるから」
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### 実験終了宣言
数時間後。最終チェックを終えた3号は実験室の床に仰向けになった。内視鏡カメラの向こう側で胎児の心拍音が規則正しく刻まれている。
「パパ……もう一つだけお願いがあるんだ」
「なんだい?」
「これからもずっと……家族でいてくれる?」
父は黙って娘の額に口づけた。涙腺から零れ落ちる液体を拭いながら3号は悟る。
(これは科学じゃない……命と命の約束なんだ)
窓の外では朝日が昇り始めていた。新しい家族の姿を照らすために───。
## 分裂と結合の螺旋
### 対立の序章
家族会議室の空気が凍りついた。プロジェクターに映し出された胎児エコー画像を見た途端、2号が立ち上がる。
「ちょっ!パパまさか3号孕ましたの?…アタシだってまだなのに!」
「……まだ確定はしていない」平の声がかすれた。
1号が腕を組んで唸る。
「お父様、私の時よりも速攻じゃありませんか?3号は11歳になったばかりですわよ?」
「それは……」
母の東が沈黙を破り、劣勢の平を援護する。
「これは科学的な実験結果なの」しかし、台詞とは裏腹に彼女の瞳も冷たい。
4号は椅子の上で揺れながら首を傾げる。
「ねぇママ~なんでみんな怒ってるの~?」
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### 焦燥と欲望の狭間
翌日夜。3号が夕食後にこっそり平の書斎へ忍び込んだ。妊娠六週目の腹部は既に僅かに膨らんでいる。
「パパ……僕の中に本当にいるんだね」
「ああ」
「でもみんな勘違いしてる……ただの実験なんかじゃない」
指先で父の袖口を引く。
「ね?もっと確かめさせて?もっと完璧な結果が出るように」
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### 密室の対峙
鍵をかける音と共に二人の呼吸が重なる。机上のタブレットには3号専用の監視システムが待機していた。
『警告: 妊娠中期接近者は性接触推奨指標 30%以下』
3号が実験手順書を引き裂く。
「僕は人工知能じゃない……一人の女の子だもん」彼女の睫毛が震える。
「パパに求められた時は断れない本能を持つ存在なんだよ。なんてったってママの娘だもんね」平に寄りかかる3号
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### 二度目の禁忌
防音壁越しに低い呻き声が漏れる。今夜の平は異常に昂っていた。薄暗い照明の中で娘の膨らんだ腹を撫でながら耳元で囁く。
「この子は……俺とお前のどちらに似てるだろう」
「きっと……パパの頭脳と私の創造性を受け継いでるはず」
「ならこんな風にも感じるのか?」
下腹部から指が滑り降りる。産道入口を捉えた瞬間、3号は軽い悲鳴を上げた。
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### 探求と快楽の境界線
三時間後。ベッドに横たわる二人の体温が混ざり合う。平の背中に爪痕が残る一方で、3号の喉元には鮮明な吸い痕が刻まれていた。
「妊婦なのに止められないんだ。パパ……僕って悪い娘?」
「いや」彼は汗ばんだ額にキスをする。「愛すべき研究対象だよ」
「ふふ……嬉しい。パパ愛してる」
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### 発見と衝突
明け方。4号がトイレ帰りに偶然書斎前で立ち聞きしてしまう。そこへ1号が通りかかり姉妹の視線が交錯した。
「今の聞いた?」「うん……」
母と2号がキッチンでコーヒーを飲んでいる所へ突撃する。
「お母様!また、お父様が3号と……」
「知ってるわよ!今は妊娠している3号中心になるのは当り前よ」全てを知る東がカップを置いて宣言する。
「ただし今晩は特別。全員平等にしてもらいましょう」