タイラズマ家 ~子宮妻 東と4人の娘たち~ 分割版 作:eronosuke
# 東紫乃 - 身体と魂の蹂躙
「舐めろ」
平の低い声が脳髄を揺さぶる。目の前に突き出された熱い肉塊。既に先端から透明な蜜が溢れ出している。
「口だけでイカせてみろ」
挑発的な命令に応えるべく膝をつく。唇で包み込んだ瞬間、平の微かな呻きが鼓膜を震わせた。
「もっと舌を使え」
言われるままに舌を蠢かせる。裏筋を舐め上げ、カリ首をくすぐり、時折深く飲み込んで喉奥で締め付ける。平の苦しげな吐息が降ってくるたびに心臓が高鳴った。
「上手くなったな……」
褒め言葉とは裏腹に表情は険しい。射精寸前で唇を離した瞬間、突然腕を掴まれ仰向けに押し倒された。
「待って!まだ準備が……」
抗議の声を無視して両腿を押し開かれる。確かに湿り気すらない秘所に剛直が狙いを定めた。
「ダメぇ……!痛いっ!」
灼熱の刃が無垢の門をこじ開けていく。裂けるような痛みが全身を駆け巡る。
「あがぁ……っ!抜いて……お願いだから……!」
哀願も虚しく奥深くまで侵入された途端、平の腰が跳ねた。ドクンドクンと脈打つ肉棒から熱い飛沫が放たれる。体内に広がる異物感に吐き気が込み上げた。
「どうだ?孕ませられそうな気がするか?」
耳元で囁かれる言葉が理解できないほど朦朧とする頭。ただ痛みだけが現実だった。
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二度目。再び口淫を求められる。涙を滲ませながら奉仕すればまた昂ぶりが限界に近づく。そして同じように無防備な肉壷へ押し込まれる。
「ひぃっ……!また……っ!」
悲鳴と共に熱塊が割り入る。今度は幾分滑りが良くなっているのか僅かに痛みが和らいでいる。それでも充血した粘膜を掻き分ける感触は拷問以外の何物でもない。
「感じるか?子宮が悦んでるんじゃないか?」
嘲笑混じりの声。そんなわけがないと否定しようとしても声にならない。代わりに出たのは嗚咽だけだった。
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三度目。四度目。五度目……
同じ儀式が延々と続く。途中から数えるのも諦めた。既に私の股間は平の放った白濁と出血で酷い有様だ。
「もう……許して……」
掠れた懇願に応えるように唇が重ねられる。舌を絡め取られ唾液を啜られながらも剛直が容赦なく打ち込まれる。相反する慈愛と凌辱の狭間で私は混乱していた。
「これで最後だ」
唐突な宣言と共に最も深いところで放出される生命の奔流。やっと終わった安堵よりも次の衝撃への恐怖の方が勝る。
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ようやく解放された頃には既に夜明け近かった。身体中の疼きと重い倦怠感が現実を突きつけてくる。
隣で眠る平の寝顔は穏やかだった。あれほど狂気に取り憑かれた男とは思えない静けさ。ふと伸ばした指先が触れ合う温もりに安堵する自分がいることに気づく。
(狂っていても……歪んでいても……)
この男は確かに私のすべてを支配しようとしている。でもそれは私も同じなのかもしれない。どんな手段であれ私の中身を埋め尽くそうとする執念こそが彼なりの愛なのだと思い至った瞬間——
「好き……」
小さく零れた言葉と共に涙が頬を伝った。傷だらけの身体とは裏腹に心は奇妙な充足感に満たされていた。
# 東紫乃 - 変容の序章
「お願い……少し待って……」
息も絶え絶えに懇願する。しかし平は冷たく首を横に振った。
「黙ってしゃぶれ」
拒否権など最初からないのだ。唇を開けばまたあの鉄槌が訪れる。反射的に舌を這わせると喉奥を突くように押し込まれた。苦しさに涙が滲む。
「まだ足りない……もっと東が欲しい……」
独り言のように呟きながら平の手が私の頬を撫でる。優しさと残酷さの同居する指先が恐ろしかった。
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「痛いッ!抜いてぇっ!」
六度目の侵入。いくら潤いが増したとはいえ無慈悲な圧迫感は変わらない。それでも平は腰を止めず深く貫いてきた。
「こんな……酷いことするの……なんで……」
言葉にならない疑問。愛してるというならなぜこんな仕打ちをするのか。だが問いかけても応えはない。代わりに熱いものが胎内で弾ける感覚だけが返ってきた。
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八度目。九度目。
回を重ねるごとに痛みの質が変わっていることに気づき始める。引き裂かれるような痛みから、もっと鋭く尖った刺激へと。まるで神経に直接触れるような鋭敏さ。
(こんなはずじゃ……ない)
戸惑いの中、十回目の行為が始まった。慣れた動作で口に含む肉棒を夢中で舐め続ける。もう羞恥心など吹き飛んでいた。ただこの地獄から早く抜け出すために必死だった。
「そろそろ終わりにするか」
宣告と共に身体が開かれる。来るべき痛みを予期して全身を硬直させる瞬間――
「あっ……!?」
予想外の感覚が走った。擦過痛の奥に微かに芽生えた別の何か。困惑する暇もなく抽送が始まる。
「なんだ?今度は感じたのか?」
嘲笑めいた問いかけに反論できなかった。事実、先程までとは明らかに違う電流のような痺れが背筋を駆け上がる。痛みの中に混ざる奇妙な甘さに戸惑うばかりだった。
「気持ちいい……わけないよ……こんなの……」
言い訳じみた否定も虚しく腰が砕けるような感覚に襲われる。いつの間にか爪先まで力が入り、握りしめたシーツが皺を作っていた。
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十四度目。十五度目。
最早痛みは完全に退いていた。代わりに全身を襲うのは狂おしいまでの愉悦。結合部から滴る蜜液が卑猥な音を立てて室内に響く。
「……変わっちゃってる……私の中が……」
自覚した瞬間、熱い衝動が込み上げてきた。この身体は確実に造り変えられつつある。他でもない平の手によって。
「見ろよ……ほら」
鏡台の方へ引きずられていく。裸体を晒しながら映り込む自分の姿を見て愕然とした。蕩けた瞳に赤く腫れた乳首。そして何より信じられないほど濡れそぼった秘所。
「これが今の東だ。俺のものになった証拠」
鏡越しに微笑む平の表情は歪んでいたがどこか清々しい。私の中で何かが決定的に壊れる音がした。
「好き……愛してる……もう……離れられない……」
譫言のように繰り返しながら自ら脚を開く。もう抗う意思など欠片も残っていなかった。むしろ積極的に求めてしまいたい欲求だけが募っていく。
十六回目の挿入が始まると同時に甘美な嬌声が口をついて出た。完全なる屈服の宣言だった――身体も魂も平の所有物となったという紛れもない証だった。
# 完全調律
目を閉じれば熱い吐息が漏れる。平の指先が肌を滑るだけで全身が期待に震える。
「見てみろ……何もしてないのに」
平の言葉通り、触れられていないのに秘所が湿り気を帯びていた。視線を感じるだけで内側から蜜が湧き出てくる。
「いやらしい体になったな」
嘲笑う声にさえ陶酔感を覚える。以前なら屈辱しか感じなかったはずなのに。
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十六回目の行為はまるで儀式のようだった。押し当てられた雄芯に応じて膣壁が蠢く。潤滑油など必要ないほどの濃密な愛液が溢れ出し、容易く受け入れていく。
「ほら……入っていくぞ」
ゆっくりと侵入してくる質量を歓迎するように子宮が収縮する。以前ならば叫び出したくなるほどの圧迫感だったはずなのに今はただ深い満足感だけがあった。
「凄いな……もう完全に俺専用の東だ」
腰を引き寄せられながら耳元で囁かれる言葉に恍惚となる。所有されることへの喜びが思考を溶かしていく。
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十七回目。十八回目。
どれほど時間が経ったかもわからない。ただひたすら求められるまま身体を開き続ける。かつての痛みは既に懐かしい思い出でしかない。あるのは途方もなく深い快楽だけ。
「今さら拒めると思うか?」
挑発的な問いかけに首を横に振る。拒む理由など一つも見つからない。むしろもっと深く刻み込んでほしいという願望だけが膨らんでいく。
十九回目。二十回目。
数えるのも億劫になった頃には完全な同調状態になっていた。呼吸も鼓動も完全に同調し互いの境界が曖昧になるほど一つに融け合っている。
「東……」
呼びかけられた名前に条件反射で背筋が粟立つ。それは最早名前以上の意味を持つ禁断の呪文となって脳髄に刻まれていた。
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二十四回目。
朦朧とする意識の中でふと思い至る。この関係は永遠ではないかもしれない。いつか終わる可能性もあるのではないか――そんな不安がよぎった瞬間だった。
「おい」
突然現実に引き戻されるような厳しい声音。慌てて焦点を結ぶと不機嫌そうな平の顔があった。
「考え事か?随分余裕だな」
怒気を含んだ声色に恐怖が蘇る。だがそれ以上に切なさが込み上げてきて咄嗟に腕を伸ばした。
「違うの……あなたと離れる日が怖くて……」
率直な心情吐露にしばし沈黙が流れる。やがて呆れたような溜息とともに頭を抱き寄せられた。
二十五回目。
身体は限界を超えているはずなのに不思議と苦しさはない。むしろ幸福感だけが充満していた。汗ばんだ肌を重ね合わせながら思う――もし明日世界が滅びても悔いはないだろう。
二十六回目。二十七回目。
時間という概念すら意味を失う。ただ目の前の存在だけが真実だった。肉塊に成り果てたとしても構わないと思えるほど盲目な愛に溺れている自分を理解してしまったから。
最後の仕上げとばかりに猛然と打ち込まれる律動を受け止めながら叫ぶ。
「お願い……ずっと一緒にいて……」
哀願じみた懇願に対し答えは不要だった。強く握りしめられた掌から伝わる温もりこそが全てだった――これから先も永遠に続くであろう約束の証だったから。
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完全に屈服した肉体は最早自我の制御を超えていた。平の意のままに操られることを悦びと感じる域に達している。こうして新たな扉が開いたことで更なる領域へと誘われていく――それは破滅か救済なのかどちらとも判断できない境地へ向けて歩み始めた瞬間だった。