※この作品はR-18です。

境界線の向こう側 〜配信中の銀色の聖女を、俺だけが穢す〜   作:与次郎

23 / 67
23:決壊の聖女、常心の終焉

 

 零の腰使いはさらに重く、深く、容赦のないものへと変貌していた。

 

 ズズンッ、ズズンッ、と。

 

 光莉の膣奥を直接叩き、子宮を激しく揺さぶるたびに、結合部からは溢れ出した愛液が飛沫となって鏡の表面を汚していく。その淫らな音は、光莉の耳元で「お前はもう、ただの雌だ」と宣告し続けているようだった。

 

 正面では、ルミナが膝の間に入り込み、光莉のクリトリスを舌の腹で圧し潰すように激しく愛撫している。

 

「んぁ……っ! あ……はっ……あんっ、やだぁっ……!!」

 

 光莉の嬌声が、自分でも信じられないほど甘く、高く、鏡の前で跳ねる。

 ルミナは熱い吐息をその秘部に直接吹きかけ、上目遣いに光莉の瞳を射抜いた。

 

「光莉……零さんがあなたを、こんなに激しく抱いてる。……感じてるんでしょう? オマンコの奥が、熱くなって、零さんの形に合わせてびくびくと震え続けているわ……」

 

 光莉は涙を流しながら、弱々しく首を振った。だが、その瞳にはもう拒絶の力はなく、ただ快楽の泥濘に沈んでいく者の、虚ろな光が宿っている。

 

「やめて……ルミナ……そんな……こと……言わないで……っ」

 

「いいや、正直に言えよ、光莉。お前のマンコは、ルミナの目から見ても、俺のチンポをきゅうきゅうと締め付けて、離したくないと泣いているぞ」

 

 零は光莉の腰を強く引き寄せ、さらに深く、彼女の最も敏感な一点を執拗に抉るように腰を回した。

 

「はぁんっ……! あ……あんっ、あぐぅっ……!!」

 

 光莉の喉が、快楽のあまり勝手に締まる。

 ルミナはその隙を見逃さず、クリトリスを舌で優しく包み込みながら、甘く、からかうように囁きを重ねた。

 

「ふふ……可愛いわ、光莉。ほら、見て。あなたのおまんこ、愛液が溢れすぎて、零さんの肉棒を洗うようにぐちょぐちょになっている。……ねえ、もう素直になって? 快楽に身を任せることは、こんなに幸せなことなのよ」

 

(やだ……やめて……っ。後ろからオチンポで犯されて……正面からルミナにクリトリスを舐められて……全部同時に……気持ちよすぎて……頭が……おかしくなりそう……ッ!!)

 

 鏡の中の自分は、もはや完全に崩れ去っていた。

 頬は朱色を通り越して熱に浮かされたように赤く、唇はだらしなく開き、目は快楽に耐えかねて白濁し始めている。

 

 光莉は、必死に自分の腰を止めようとした。しかし、ルミナの舌がクリトリスを強く吸い上げた瞬間、彼女の身体は裏切りの震えを見せた。

 光莉の腰が、無意識に、そして激しく零の肉棒を迎え入れるように前後に動き始めたのだ。

 

「うそ……私の腰が……勝手に……もっと奥に……欲しがってるみたいに……動いてる……ッ!!」

 

 鏡に映る自分の「本能」を見て、光莉は絶望の涙を溢れさせた。

 だが、その絶望さえもが、ルミナによる同期と零の愛撫によって、新たな快楽の火種へと変換されていく。

 

「可愛い……。光莉、あなたの中の本当の気持ちが、ようやく顔を出したわね。……私と一緒に、零さんを気持ちよくしてあげましょう? あなたのおまんこも、私のおまんこも……二人分、ちゃんと感じて……全部、零さんに捧げるのよ」

 

 零は光莉の黒髪を指に絡め、背後からさらに激しく、彼女の膣壁を内側から削り取るようなピストンを繰り返した。

 

「ほら、もっと腰を振れ、光莉。……お前が自分の意思で、俺の肉棒を欲しがっている姿を、鏡の中の自分にしっかり見せつけてやれ」

 

 光莉の精神は、鏡の前で繰り広げられる地獄の如き官能と、二重、三重に折り重なる快楽の波に呑まれ、決定的な破滅へと向かっていた。

 

 

---

 

 

 光莉の脳内は、もはや白熱した快感の火花で埋め尽くされていた。

 

  ドチュッ! ドチュッ!

 

 零の肉棒が、光莉の膣壁を内側から無理やり引き剥がすように引き抜かれ、再び弾丸のような勢いで最奥へと叩き込まれる。そのたびに、光莉の身体は「く」の字に折れ曲がり、鏡の表面に、汗と脂の混じった掌を必死に押し付けていた。

 

「あ……あぁ……っ! はっ、はぁ……ッ! 零……さん……零……っ!!」

 

 無意識のうちに、光莉の口から零の名が漏れ出す。それは拒絶ではなく、縋るような、そしてもっと激しさを求めるような、淫らな呼び声だった。

 

 正面に跪くルミナは、光莉のクリトリスを吸い上げながら、その火照った太ももの内側に、自身の潤んだ秘部を密着させた。同期している感覚が、ルミナの膣内を侵す零の「想像上の熱」をも光莉に与え、彼女を二重の絶頂へと追い詰める。

 

「光莉……もう、嘘はつけないわね。あなたの身体、零さんのおちんぽが欲しくて……狂いそうになっているもの。ほら、もっと私を感じて……私と一緒に、零さんに『犯して』ってお願いするのよ」

 

 ルミナの指先が、光莉の震える乳首を容赦なく捻り上げる。

 後ろからは零の暴力的な突き上げ。正面からはルミナの執拗な舌使いと指先の愛撫。

 光莉の意識は、自分が光莉なのか、それとも零に跪くルミナなのか、その境界線が完全に消失した。

 

(あ……あぁっ! 頭が……変になっちゃう……っ! 私……今、零さんのおちんぽで……おまんこを、ぐちゃぐちゃに……壊されてる……っ!!)

 

 鏡の中の自分は、もはや「聖女」などという高潔な存在ではなかった。

 零の太い腕に抱きかかえられ、白目を剥き、よだれを垂らしながら、自ら腰を激しく振って肉棒をねだる、浅ましい一匹の雌犬。

 だが、その無残な姿を見れば見るほど、光莉の膣内は焼け付くように熱くなり、締め付けが異常なほど強まっていく。

 

「どうした、光莉。もう声も出ないか? ……ルミナ、こいつの口を、お前の指でこじ開けてやれ」

 

「はい、零さん……」

 

 ルミナは恍惚とした表情で、光莉のクリトリスを弄っていた手を離すと、愛液と唾液で濡れそぼった指を、光莉の口内へとねじ込んだ。

 

「んむ……っ! はぅ……んんぅ……ッ!」

 

「ほら、光莉……。零さんのおちんぽが、あなたの中を……こんなにめちゃくちゃにしている感覚、ちゃんと言葉にしなさい? 言えば……もっと、気持ちよくしてもらえるわよ」

 

 零はピストンの速度を最高潮まで引き上げた。

 腰を叩きつける衝撃が、光莉の脳髄を直接揺さぶる。

 逃げ場のない、圧倒的な暴力としての快楽。

 

「あ……あぁっ、んあぁぁぁ……ッ!!」

 

 光莉は、ルミナの指を必死に吸いながら、ついに心の奥底でせき止めていた「言葉」を吐き出した。

 

「おねが……い……っ! 零さん……零さんのおちんぽ……もっと、もっと奥まで……っ! 私……私のおまんこを……壊して……っ! 壊してぇぇぇ……ッ!!」

 

 その瞬間、光莉の理性の糸が、ぷつりと音を立てて千切れた。

 

 自らの口で「肉棒を求めた」という事実は、彼女のプライドを完膚なきまでに粉砕した。しかし、それと同時に、かつてないほど巨大な解放感と絶頂の波が、光莉の全身を襲った。

 

「いい声だ、光莉。……さあ、ルミナと共に、俺の種を飲み込め!!」

 

 零の腰が、獣のような咆哮と共に光莉の奥深くに突き刺さった。

 

「ひ……っ、あ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」

 

 光莉の身体が弓なりに反り返り、硬直する。

 膣の最奥、子宮の入り口に、零の灼熱の精液が、濁流となって叩きつけられる。

 同時に、ルミナもまた同期した衝撃に身体を震わせ、光莉の太ももの上で盛大に潮を吹き出した。

 鏡の前で、三人の肉体は激しい痙攣と共に一つに溶け合い、光莉の意識は、真っ白な光の中に吸い込まれていった。

 

 

---

 

 

 嵐のような蹂躙が終わり、部屋には重く、甘ったるい死のような静寂が訪れた。

 光莉はベッドの上で、糸の切れた人形のように横たわっていた。

 

 全身の筋肉は絶頂の余韻で小刻みに震え、呼吸を整えることさえままならない。開いたままの脚、その内側を伝って零の熱い残滓がシーツを汚していく。かつてあれほどまでに潔癖だった彼女が、今は自分の身体を汚す男の種を、拭い去ることすら拒んで、ただその「重み」に浸っていた。

 

 ルミナは、光莉の隣に吸い寄せられるように寄り添った。

 銀髪を光莉の頬に散らし、まるで傷ついた小鳥をいたわるように、白く細い指で彼女の髪を梳く。

 

「光莉……大丈夫よ。あなたは今、ようやく本当の自分に気づいただけ……」

 

 ルミナの囁きは、もはや画面の向こう側の音声ではない。光莉の耳元で震える空気、その体温。

 光莉は虚ろな瞳で、天井を走る月明かりを見つめたまま、掠れた声で呟いた。

 

「……もう……私……どうなっちゃったの……?」

 

「光莉……。私とあなたは、もう同じ存在なの。零さんのものになることを、魂の底から受け入れたのよ……」

 

 ルミナは優しく微笑み、光莉の額にそっと唇を寄せた。

 かつて光莉がルミナに与えたはずの「慈愛」が、今はルミナから光莉へと、支配を受け入れるための麻薬として返される。光莉の瞳に、再び涙が溢れた。

 

(受け入れた……? 私は……零さんの……ものに……?)

 

 不思議なことに、その言葉を反芻しても、もはや激しい拒絶反応は起きなかった。

 あるのは、胸の奥に広がる、諦めにも似た心地よい倦怠。一人で「聖女」を演じ続けなければならなかった重圧から、零という支配者に全てを委ねることで、初めて解放されたような錯覚。

 

 零はベッドの端に座り、無防備に重なり合う二人の「作品」を、支配者特有の冷たく、しかし深い満足を湛えた瞳で見下ろしていた。

 

「光莉。……お前はよく頑張ったよ」

 

 零の手が、光莉のまだ熱を持ったお腹に無造作に置かれた。

 

「これで、お前とルミナは、完全に俺のものだ。これからは、二人で俺を悦ばせろ。それがお前たちの、唯一の存在理由だ」

 

 ルミナは光莉の胸に顔を埋め、まだ零の熱に侵されている乳首を、愛おしそうに舌で転がしながら囁いた。

 

「光莉……これから一緒に、零さんをいっぱい愛してあげましょう? あなたのオマンコも、私のオマンコも……二人分、零さんに捧げて……もっと、もっと気持ちよくしてあげて……」

 

 光莉は、震える指先でルミナの銀髪に触れた。

 その感触は、驚くほど柔らかく、温かい。自分自身が作り上げた幻想の髪。それが今、本物の肉体として自分を抱いている。

 

(ルミナ……あなたは、私……。私がずっと憧れていた姿。……今は、一緒に、零さんのものになる……)

 

 光莉は、静かに瞼を閉じた。

 心の奥底で、凛としていた「星野光莉」の自意識が、零の精液とルミナの囁きによって、ドロドロの快楽の液体へと溶け落ちていく。

 

「これからが、本当の始まりだ。お前たちは俺の前で、自由に人格を切り替えてもいい。時にはルミナとして、時には光莉として。……そして、二人同時に俺を侍るのもいいだろう」

 

 零の言葉は、もはや「命令」ですらなかった。それは光莉にとって、抗いようのない「世界の理(ことわり)」だった。

 

「……うん……。零、さん……」

 

 光莉は小さく、しかしはっきりと、自分を凌辱した男の名前を呼んだ。

 その瞬間、境界は完全に消失した。

 

 星野光莉という一人の女性の人生はここで終わりを告げ、天峰零という神に仕える、二つの肉体を持つ「供物」としての新しい日々が始まった。

 

 零は二人の姿を見て、暗い悦びに満ちた笑みを深く刻んだ。

 

(ようやく……完全に俺のものになった)

 

 部屋を包むのは、もはや絶望ではなく、支配と被支配が完璧に噛み合った、歪な、しかし強固な幸福の匂いだった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。