元公爵令嬢のTS聖女ちゃんがひたすら犯されたり辱められたり狂気に染め上げられていくだけのお話。 作:東口ゆゆ
静寂が戻った廊下。
扉の向こうからは、こと切れたように眠るガレオス様の寝息だけが微かに聞こえてくる。
俺は扉の横の壁に背中を預け、へたり込んでいた。
その姿は、あまりにも無様で、あまりにも淫靡だった。
豊かな肉付きの太ももは力なく投げ出され、スカートの奥からは、むせ返るような雌の匂いが立ち上っている。
公爵様の精液と、自分のお漏らしで汚れた下着。
汗ばんで張り付いた金髪。
そして何より、牛のように重たく垂れ下がった二つの乳房が、荒い呼吸に合わせてボヨン、ボヨンと波打ち、服の上からでもその暴力的な質量を主張していた。
(……汚い。こんな肉塊、ガレオス様が見たら……)
ガチャリ。
やがて、扉が静かに開いた。
出てきたのは、ガレオス様のシャツを一枚だけ羽織り、素足のままのリリアだった。
「……あーあ。疲れました」
リリアは大きなあくびを一つすると、愛液で濡れた太ももを無防備に晒したまま、俺の前にしゃがみ込んだ。
「……リリア。……貴女、ガレオス様のこと……愛して、いるの……?」
俺は震える唇で、縋るように問いかけた。
あんなに激しく求め合っていたのだ。
せめて、二人の間に愛があるのなら、俺は身を引く理由ができる。
しかし。
「は?」
リリアはきょとんとした顔をして、次の瞬間、柔らかく微笑んだ。
それは、幼い子供を諭すような、慈愛に満ちた笑顔だった。
「まさか。……愛しているのは『お姉様』だけですよ?」
「……え?」
「あんな子豚、ただの道具です。……お姉様のために使える、便利な踏み台」
リリアは俺の頬に手を添え、愛おしそうに撫でる。
「考えてもみてください。お姉様はこのままじゃ、あのジジ豚に壊されるまで犯され続けて、最後はボロ雑巾みたいに捨てられちゃう。……そんなの、わたくしは絶対に許せません」
「だ、だからって……どうしてガレオス様を……」
「力を手に入れるためです」
リリアの瞳が、暗く、熱く輝き出す。
「お姉様を守るには、父豚を排除して、この家の実権を握るしかない。……そのためには、次期当主であるガレオス様を『傀儡』にするのが一番手っ取り早いでしょう?」
リリアは、俺の豊満な胸に顔を埋め、深く息を吸い込んだ。
「すー、はー……♡ いい匂い。汗と、脂と、汚い汁の匂い。……このだらしない身体は、リリアだけの宝物なんです」
むにゅっ、と。
リリアの手が、俺の太ももの内側――たるんだ贅肉を鷲掴みにした。
「ひぅっ♡」
「見てください、このお肉。……男たちに弄ばれて、こんなに柔らかく熟れきって。だらしなくて、卑しくて、最高にエロい身体」
リリアの指が、スカートの奥、アンモニア臭のする秘部へと伸びる。
「ガレオス様がお姉様を『救う』なんて言ってたらしいですけど……あんなの、嘘っぱちです。もし彼がお姉様を連れ出したら、お姉様は『普通の幸せ』を知ってしまう。……そんなの、ダメ」
リリアの声が、甘い毒のように鼓膜に染み込んでくる。
「お姉様は、ここでこうやって、精液まみれで泣いてるのが一番可愛いんです。……だから、リリアが『救われる未来』なんてものを、先に潰しておいてあげました」
「そ、そんな……私の、ために……?」
「そうですよ。全てはお姉様のためです」
リリアは俺の汚れたおまんこを服の上から愛撫しながら、うっとりと語る。
「ガレオス様を落とせば、ジジ豚を殺せます。そうしたら、ここはわたくしたちの楽園です。……お姉様はもう、知らない男に犯されなくていい。リリアだけの、専用の肉便器として、一生可愛がってあげますから」
狂っている。
でも、その狂気は純度100%の「愛」だった。
俺が他の誰かに奪われるくらいなら、他の誰かに救われるくらいなら。
自分が汚れてでも、俺をこの底なし沼に沈めておきたいという、重すぎる愛。
「ガレオス様も、お姉様とお揃いにしてあげましたよ? ……リリアの身体がないと生きていけない身体に」
リリアはガレオス様のシャツの裾を捲り上げた。
その下腹部には、ガレオス様の精液がべっとりと張り付いている。
「あの方、凄かったですよ。『お姉様よりリリアがいい』って、泣きながらイってました。……ねぇ、お姉様。自分の好きな人が、妹のおまんこに負けて堕ちていく姿……興奮しましたか?」
「ぅ……ぅあ……っ」
「可哀想なお姉様。……希望なんて持たなければ、傷つかずに済んだのに」
リリアは立ち上がると、俺の頭を胸に抱き寄せた。
妹の体から漂う、ガレオス様の匂い。それが俺の鼻孔を犯す。
「でも、大丈夫。……わたくしが全部管理してあげます。お姉様の心も、身体も、未来も。全部、全部」
もはや、逃げ場はなかった。
公爵様の暴力よりも、ガレオス様の裏切りよりも。
この妹の「愛」こそが、俺を逃さない檻だったのだ。
「さ、戻りましょうか。……明日は三人で朝食ですよ? お姉様はガレオス様の顔、まともに見れるかしら? ふふっ♡」
悪魔のような、聖母のような微笑みを残して、リリアは自室へと消えた。
廊下に残された俺は、ずっしりと重たい乳房を床に押し付けたまま、ただ無様に涙と涎を垂れ流すことしかできなかった。
その姿は、リリアが望んだ通りの――誰かに飼われることでしか生きられない、哀れで淫らな雌豚そのものだった。
★
あの日から、俺の世界は完全に変質してしまった。
太陽が昇れば、ガレオス様との爽やかな――しかしどこか空虚な――交流を演じ、日が沈めば、公爵様の寝室で肉便器として扱われる。
そこまでは、今までと同じだ。
だが、俺の生活には、もう一つ。もっとも残酷で、もっとも甘美な「日課」が追加されていた。
それは、昼下がり。
公爵様が不在の時間帯に、リリアに呼び出され、西の離れの「隠し部屋」へと足を運ぶことだ。
壁の絵画の裏に仕掛けられた、小さな覗き穴。
その向こう側で繰り広げられるのは、俺の最愛の妹と、俺の唯一の希望だった男の、背徳の交わりだった。
「……ッ、んぅ……」
薄暗い隠し通路の中、俺は今日も壁に張り付き、覗き穴に瞳を押し当てていた。
狭い空間には、カビの匂いと、俺自身の股間から立ち上る、発情した雌の匂いが充満している。
条件反射とは恐ろしいもので、ここに来ただけで、俺の下着はすでに愛液で重たく湿っていた。
向こう側の部屋では、今日もガレオス様の「歪んだ儀式」が――いや、ただの「盛りついた獣の交尾」が行われていた。
「あはっ♡ すごぉい、ガレオス様っ、腰の振り方がお猿さんみたいっ♡」
「うるさいっ、リリアっ、君の肉がっ、肉が吸い付いてくるのが悪いんだッ!」
部屋の中央。
リリアは俺が聖女と呼ばれていた時代に使っていた少しサイズの大きい純白に金の刺繍が入ったドレスを着ているが、その着こなしは冒涜的という言葉では生温いほど乱れていた。
スカートは腰まで捲り上げられ、純白の布地はすでに愛液とローションで透明に透けている。
そして、本来は祈りのために組まれるべき両脚は、ガレオス様の腰にだらしなく絡みつき、M字に大きく開かれていた。
ズプンッ! グチュチュチュッ! パンッ!
部屋に響くのは、高貴な会話ではない。
肉と肉がぶつかり合う破裂音と、粘着質な水音だけだ。
「ほら、見てくださいガレオス様ぁ♡ 聖女様のおまんこガバガバですよぉ? 出し入れするとこ、ちゃんと見てぇ♡」
リリアが自分の指で秘裂を押し広げ、結合部を誇示する。
そこには、ガレオス様の太い肉棒が、ピンク色の粘膜を裏返しながら、ズボズボと卑猥に出入りしていた。
「あぁっ! 丸見えだ! 真っ赤に充血して、涎を垂らして……なんて淫らな穴なんだ!」
「お姉様のはもっと綺麗なんでしょうけどぉ、こっちは使い古しの雑巾みたいで気持ちいいでしょ?♡」
リリアは喘ぎながら、チラリとこちら――壁の覗き穴の方を見て、ニヤリと笑った。
『見てますか、お姉様? お姉様みたいな格好をして、こんなに下品に種付けされてますよ?』
その視線には、明らかな挑発と優越感が宿っていた。
「レイラ……レイラ……ッ! あぁ、君にはこんな野蛮な真似はできない……ッ!」
ガレオス様は俺の名前を呼びながら、リリアの胸――はだけた修道服から零れ落ちる乳房にむしゃぶりついた。
ジュルッ! チュパッ! レロレロォッ!
「ひゃうっ♡ 乳首っ、噛まないでっ♡ ……あはっ、ガレオス様、聖女様の格好した女の乳首吸って、お母さんのおっぱい飲む赤ちゃんみたいっ♡」
「うるさいッ! 君の体が、僕を狂わせるんだッ!」
ガレオス様は理性を完全に手放していた。
聖女の衣装は、もはやただの「プレイ用グッズ」でしかない。
彼はリリアをソファにうつ伏せにさせると、その豊かな尻肉を鷲掴みにし、背後から荒々しく突き入れた。
ドスンッ! ドスンッ! バチンッ!
「あ゛っ♡ ふぐぅっ♡ 奥っ、子宮口っ、叩かないでぇっ♡」
「いい音だっ! リリア、君の尻は最高だ! 肉が波打ってるぞ!」
ガレオス様がリリアのお尻を平手で叩く。
真っ赤に腫れ上がった尻肉。
その中心にある肛門と膣口が、ピストンのたびにパクパクと開閉し、汚い汁を撒き散らしている。
そのあまりに下品な光景に、俺のスカートの中で、指がピクリと動いた。
ぬちょり……♡
(あぁ……ひどい……なんて下品なセックス……)
悔しいはずだった。悲しいはずだった。
なのに、ガレオス様に「清らかすぎて抱けない」と棚上げにされ、その一方でリリアが「ただの肉穴」として激しく扱われている構図に、脳が溶けるような快感を覚えてしまった。
――私は今、公爵様の精液で汚れた身体をしている。
――なのに、ガレオス様の中の私は「触れてはいけない置物」のまま。
――リリアは私の代わりに、あんなにはしたなく腰を振って、あんなに汚い音をさせている。
「はぁっ、んっ、ガレオス、様ぁ……っ♡ もっと、もっといじめて……っ♡」
壁の裏側で、俺は自分の胸を揉みしだき、クリトリスを擦り上げた。
「ねぇ、ガレオス様ぁ♡ 聞こえますかぁ? 壁の向こうで、誰かが見てオナニーしてるかもぉ?♡」
リリアが、よだれを垂らしながら挑発的に囁く。
ガレオス様は腰を振るのに夢中で、うわごとのように答える。
「まさか! レイラは今頃、小鳥と戯れているはずだ! こんな獣臭い部屋になんて近づくはずがない!」
「あははっ♡ そうですね、お姉様は穢れのない天使様ですものねっ♡ 排泄もセックスも、全部リリアの役目ッ♡」
決定的な言葉。
俺は「排泄もしない聖女」。リリアは「排泄とセックスを一手に引き受ける便器」。
ビクンッ……!!
その屈辱的な役割分担に、俺の子宮が歓喜して震えた。
(そう……私は使ってもらえない。……便器扱いの妹の方が、私よりずっと愛されてるんだ……ッ!)
「あっ、あっ、イくっ! ガレオス様のドロドロの精液、全部くださいッ! お姉様の分まで、わたくしの子宮で飲んであげますからぁッ!♡」
俺の指が、限界を超えて動き出す。
リリアの言葉が、俺の理性を焼き切る。
「だずっ! 出すぞッ! その清らかな衣装ごと、君の中身を精液漬けにしてやるッ!」
ガレオス様が叫び、最後のひと突きを見舞う。
ズドンッ!!
ドピュッ! ドピュルルルッ!! ジョボボボボッ!!
リリアの身体がビクンと跳ねる。
ガレオス様は中出しだけでは飽き足らず、抜いた肉棒から残りの精液をリリアの顔と修道服にぶち撒けた。
「あぁっ! 汚れた! 聖女様が精液まみれだッ!」
「ん〜っ♡ 熱いっ、くさいっ、お姉様の衣装が精子でベトベトですぅ♡」
純白の生地に、黄色がかった濃厚な精液がへばりつき、リリアの顔面からもダラダラと垂れ落ちる。
リリアはその精液を指で掬い、ペロリと舐めると、覗き穴に向かって「美味しいですよ、お姉様♡」と口パクで告げた。
そのあまりに下品な「勝利宣言」を目にした瞬間、俺もまた、壁のこちら側で弾けた。
「イグッ! イッ、イッ、イグゥゥゥゥッッ!!♡♡♡」
ブリュリュリュリュッ……♡
大量の潮が、俺の太ももを伝い、床に水たまりを作る。
誰にも触れられていないのに。ただ妹の下品なセックスを見ただけで、俺はかつてないほど強烈に、汚らしくイってしまったのだ。
「はぁ……はぁ……っ♡」
事後の濃厚な精液と栗の花の匂いが漂う中、俺は自分の潮だまりの中でへたり込んでいた。
壁の向こうからは、ガレオス様の「リリア、最高だったよ」という満足げな声と、リリアのクスクスという含み笑いが聞こえてくる。
(もっと……もっと見せて。もっと汚いところを……)
俺の心は完全に壊れ、そして再構築されていた。
「聖女」として棚上げされながら、目の前で「本番」を見せつけられるこの地獄こそが、今の俺にとって唯一息ができる場所になっていたのだ。