ハリポタオタクがホグワーツに入学したというお話 作:海鼠の唐揚げ
この度は、数年前にピクシブに投稿したハリポタ二次創作小説をハーメルン用にリメイクし、投稿しようと思い、やってきました!初心者すっぽんぽん丸出しな方を見たいという方はぜひピクシブをご覧ください!
どんなコメントも大歓迎です。感想をお願いします!
畜生…なぜワイがこんな目に合わなくちゃいけないんだ…
どうも、紳士淑女の皆さん。わたくしこそがこの世界の夢主「中村紅音」であります。以後お見知りおきを。
ワイはハリポタオタクです。自称北海道イチのハリポタオタクと呼んでくれれば幸いです。ハリポタのことを教えて!と聞いたら、疲れも知らないAIのようにハリポタの魅力について余すことなく話すことができます。
ええ、最初からお前はなにしでかしたんだと思っているでしょう?題名に書いているではありませんか。どうしてこうなった!?ですよ本当に。まあワイの回想を見てくだされば何が起こったのか分かりますよきっと。
「まったく…あの〇SJで「スネイプ先生に質問があるんですけど」っていえば、あの麗しゅうスネイプ先生の部屋の前に行けるというデマを流したのはどこのどいつなんだか…」
父「え?あれってデマなの?」
「ツ〇ッターのある人はそう言っているよ。でもユー〇ューブでは検証動画も出ているんだよね。真偽がわからんのよ」
母「だから「どうせそんなデマに流されるのなら、本場イギリスに行ってやる!」て言った結果、空港にいるんでしょう?」
「そうそう。ぐふふ…ついに…!ついにスネイプ先生の服とウィッグを拝められる大きな第一歩だ!」
母「匂い嗅ぐの?」
「いやいや、それは無理だけど、本物の前で跪いて、崇めるさ。なんてったって推しだからね」
母「変態め~」
これは高校生最後の夏のこと。ハリポタオタクのワイはおばあちゃんの遺したお金(行きたがっていたイギリスに行きなさいって封筒に書いてあった)でこうしてついに夢を実現することができたのだった。飛行機に乗るのはこれが三回目。いや、北海道から東京に国際線に乗り継ぎのために来たから正確には四回目であろう。ちなみに一回目と二回目は中学校三年生の修学旅行の行き帰りの飛行機なんだよね。
さらに言うと、国際線は初めてである。日本の国境から出るというのは少し緊張するが、ワイは幼少期から海外ドラマとハリポタをこれでもかと見てきたので、簡単な英会話ならできる。リスニングなら完璧である。
11時間後、私の乗ったイギリス行きの飛行機は墜落した。原因はわからない。記憶もあいまいだ。ただ唯一頭に残っていることは、飛んできたプロペラが私に迫ってきて、父と母が私をかばったこと。そして、気づいたときには目の前にある二人の亡骸があったということである。
状況の整理はできた?っていうか誰に説明してんだろう…。まあ、これがオタクの性分というやつさ。
そして現在、私は座席シートに挟まれている。全身を強く打ってしまった。しかし、体がひき肉になったわけではない。四肢もちゃんと体にくっついているし、目も見えているし、内臓は…痛い。口からは出血。指先で口元を拭えば、血が付いていた。これは内臓を激しく損傷したかもしれない。まあ知っていたさ。こんなに激しく墜落してしまっては無傷では済まない。
しかし、ワイはここで死んだらいけないのだ。
紅音は鈍痛がする腹部をかばいながら立ち上がった。体中に大粒の雨が降り注いでいた。雨と血と土と硝煙と木のにおいがする。
ここがどこかもわからないが少なくともイギリスであることには間違いない。墜落する直前に見えたのは、目の前にある現在位置を映してくれた画面だった。つまり、飛行機が墜落したのはイギリスのどこか。目の前には垂直に伸びる林。ここは都心部ではないことは間違いなかった。ここにいては雨にぬられて体力を消耗し、行き倒れてしまう。広葉樹も混じってはいるが、家具に加工できそうな針葉樹林が多く生えているということはどこか近くに木材加工を生業にしている集落か、もしくは家がありそうだ。むしろあると願いたい。
紅音は偶然にも自分が放り出されていた場所から遠くないところに自分の荷物があったのでそれを手にした。スマホは奇跡的に無事だった。お母さんがおすすめしてくれた丈夫なケースに守られていたおかげである。生憎電波は繋がらない。ここが山だからだろうか?電波塔など、目立つものが何もない。コンパスは使い物になることが分かったので、とりあえず荷物をもって東側に向かった。東はちょうど山を下りる方向だ。平地にたどり着けば何かがあるかもしれない。
数時間、紅音は凶暴な動物が出るのではとビクビクしながら山を下りた。今持っている荷物にはハリポタ小説の全七巻が入っている。私はこれを捨てて山を下りてはいけないという直感で山を下りている。
そして、坂がなだらかになり、地面はまっすぐになった。木の数が段々と少なくなり、ついに森を抜けた。満天の星空がワイを讃嘆としているような気がした。
そしてワイは気づいた。すぐそこに小屋があるということを!紅音はその小屋を激しい光明だと判断した。これでワイは生き続けることができる!と小屋までダッシュして扉をたたいた。
「すいません!助けてください!飛行機が墜落して…!」
紅音は最後の力を振り絞り、大声で助けを求めた。すると扉の向こうから怒声が聞こえた。
???「Who's that at this time o' night?!」
ヤバい…怒らせてしまったか…?紅音は一歩、また一歩と後ろに下がった。次の瞬間、その扉がバァン!!と開いた。
「うわぁあああッ!!!!?」
紅音は扉から現れたその巨人に怯えた。身長は自分の三倍はあろうその怪物はドスン!ドスン!と歩いてきて真っすぐとこちらに近づいてきた。食べられる!!もうおしまいだ!!怪物の手が顔の目の前まで着た瞬間、紅音は意識を手放した。
・・・・・・
???「Severus…」
だれだ…?
紅音の耳に僅かに優しい声が聞こえた。
???「…this girl… Wound-Healing Potion… would you… prepare it…?」
そこに…いるの…は誰…だ…?
???「…Muggle airplane… in the Forbidden Forest…!」
意識が浮き沈みのする中、野太い声が聞こえてきた。
外国人…?それに何人も…。お医者さんなの…か…?
???「…crashed… right in there… it did…!」
なんか…まずい薬飲まされている…。体が熱い…苦しい…
???「…contact the Ministry… We should inform them at once…」
???「Yes, Minerva. Please do.」
女性の声…?何を話しているんだろう…?
???「Once the treatment is complete, we will modify her memory immediately… and return her to the Muggle world.」
別の声…?なんだろう…聞きなれた声…どこかで聞いたことのあるような…
???「No, Severus. This child possesses magical power.…Minerva, please also submit an application to the Ministry for her admission to Hogwarts」
なんだって?今なんて言った?ホグワーツって言ったか!?待って!!待ってくれ!!
「待って!!イッタァッ!?」
ホグワーツという言葉の意味を疑心から確信に変えたいために、ワイは意識を取り戻した瞬間に飛び起きた。その時、体中に走った激痛によってまたもや横になった。激痛に悶えて格闘すること数分。痛みは治まり、まともに動けるようになった。ワイは驚いた。天井が高くて、アーチ状の西洋風な石造りなのだ。
そして前を見ても右も左も衛生的な色をした仕切りで囲まれている。ワイは今度はゆっくりと起き上がり、自分の服が仕切りと同じような患者服に変わっていることに気づいた。
ここは病院…と言いたいところだが、まるで中世にでもタイムスリップしたかのような風貌の部屋にワイはいるようだった。ベッドの下を覗けば天井と同じく石造りなのだ。でも履いてきた靴はしっかりと横に置いてあった。たとえここが中世でも、服なりプライバシーをみるなり、ここはちゃんとした医療施設のようだ。
「まずは現状把握…ここがどこか調べなければ…」
石造りの建物と来たら!?と最初に思いついたのが異世界転移を思いついた。異世界はほどんどの建物が木製だったり、石製である。仕切りの向こうにはきっとボインなお姉ちゃんがいるのでは!?(一応ワイは女性だぞ?)とワイは勢いよく外に出た。しかし、残念なことにお求めの人物はいなかった。
せめて誰か一人でもいてほしい!むさくるしい爺さんでもいいから!とワイは懇願した。
しかし、それも叶わず。この石でできた大きな部屋には自分一人しかいなかった。
「ベッドがいくつもあって、知らない薬が入った棚…。そうか、ここは医務室か」
ここはどこかの医務室。部屋の釣鐘状の大きなガラス窓からは明るい朝日が差し込んでいる。目の前に大きな両開きの扉があった。どこかで見たことのある扉だが、ここがもし仮にヨーロッパならこういった似たような建物の作りが多いだろう。ここがイギリスではなく、スペインかもしれないし、ノルウェーかもしれない。ワイの頭の中ではあらゆる可能性を考えてはそこから枝分かれをしていた。この両開きの扉を開けばこの可能性の枝分かれは実を結ぶかもしれない。
紅音は、扉の取っ手を掴み、左右に開いた。身長の三倍、四倍はありそうなこの重たい木製の扉を開けた向こう側は、なんとも不可思議な構造をした廊下のようなところに繋がった。向こう側には何個もの巨大な歯車で動いている巨大な時計が動いていた。アカネはその時計に見覚えがあったので近づこうとした。その瞬間…
???「Hey!! Just a moment! You there! Don’t you dare leave this room!」
ビクッ!?
背後で見知らぬ女性から声をかけられた紅音は今にも飛び上がりそうなくらいビックリした。急いで振り返るとそこにいたのは、ザ・19世紀の看護師!!と一目で分かる女性が立っていた。まだ頭ははっきりとはしないが、この女性は何となく「勝手に動くな」と言っているような気がした。
「え!?あ!ご、ごめんなさ…」
???「I’m fetching the Headmaster immediately, so get straight back into that bed and rest quietly!」
即座に謝ろうとしたが、女性はワイの腕を強く引っ張り、すぐそばにあったベッドに強制的に座らせられた。おそらく彼女は看護師で、これから主治医を呼びに行くのだろう。しかし、彼女はたしか「headmaster」という単語を使ったような気がする。校長?なぜだ?ここは学校なのか?
…ん?まてよ、まさか…
頭の中で一つの単語が思い浮かんだ。イギリス、石造りの建物、既視感のある医務室や看護師、医務室とつながる歯車仕掛けの時計。ハリポタオタクのワイにしては遅すぎる推察だった。ここは…!
そのとき扉からこの推察を確固なものとした人物が現れた!
(ここからはすべての会話を日本語にします。)
「ダ、ダンブルドア!!?」
「ほっほっほ…何とも不思議なものじゃの。お嬢さん、勝手ながら君に開心術を使わせてもらったが、なるほど。お主の事情はよーくわかった」
「げっ…さっそく開心された…。まあいいや…。初めましてダンブルドア先生。アカネ・ナカムラと申します。202X年の日本から飛行機でやってきました。故郷では北海道イチのハリポタオタクをやってきました」
「どうやらこの世界について事細かく知っておるようじゃの?さて日本のオタクとやら、ワシが次にいうことは何じゃと思う?」
ダンブルドアにそう言われてワイは目を輝かせた。
「ホグワーツが見えているということはワイは魔法使いとしての素質があるということ!そして、ワイを新入生として迎えるのですね!?」
ダンブルドアはゆっくりと、そして大きくうなずいた。そう!ここは1991年8月1日のホグワーツ!ワイはまさかのハリポタ夢主としての人生を歩むことが決定となった!ここから彼女が予想だにしない波乱万丈な出来事が幕を開けるだろう…!
おはよう。こんにちは、こんばんは。ここまで読んでいただきありがとうございます。もともとはピクシブに投稿していましたこの作品を試しにハーメルンにも上げさせていただきました。もし自分がハリポタの世界に入ったらと妄想して、自分を1000%発揮した結果がこんな感じです。ピクシブはもっとグダグダです。時間があれば、またハーメルンにも投稿させていただきます。