※この作品はR-18です。

貞操逆転世界で異能と体質で差別され男性の精液を定期注入されないと動けなくなる ”眠り戦姫” たちを性欲にまかせた婚約セックスで救いまくる話   作:ぽぶきち

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第十四話 古傷愛撫えっち(笠屋舟クタシ)

 部屋を出ると、落ち込んでいるライカがいた。

 呉井さんが背中をさすっている。

 

「私はゴミっす。大事な人の怪我も肩代わりできないっす。役立たずっす」

「今回だけです。それに私も、ユウキ様が怪我をしてしまう状況を作ったという点では同じ役立たずです」

「呉井さんは違うじゃないっすか。呉井さんがいないとあの子は助からなかったっす」

 

 僕はライカの前にしゃがんで目線を合わせた。

 

「ライカの価値は、怪我を治すことじゃないよ」

「で、でもっ、力があるはずなのに、それが役に立たないのは、つらいっす……」

 

 ボロ泣きで僕にしがみつく彼女に手を回し、持ち上げて椅子の上に座る。

 対面座位の状態になる。

 

「あの、あの子への異能行使を、認めてほしいっす」

 

 あの子、とは山田さんのことだろう。

 山田さんの傷を、ライカが肩代わりすると言っているのだ。

 異能を拒絶する能力が高いから難しいのではと思ったが、どうやら可能らしい。

 でも流石に、いくらライカの自然治癒能力が高いといっても……。

 

「役に立ちたいっす。ご迷惑かもしれないっすけど」

 

 少し小柄なライカが、僕を上目遣いでみつめる。

 

「…………」

「ダメっすか……?」

 

 目の前のライカと、いまは疲れて眠ってしまっている山田さんに思いを馳せた。

 ここでの会話は聞こえていないはずだ。

 

「……半分だけの肩代わりなら、いいよ」

「……ぁ、ありがとう、ございますっす」

「傷を自分が背負うんじゃなくて、傷を分かち合う手段の一つとして、その能力を使ってほしい。あと、ライカの傷が治ったら、君を三日三晩抱くからね。学校を休んでも」

「あぅ……♡」

 

 ぽすんと、僕の胸元にライカの頭がぶつけられる。

 これ以上こうしていると、お互いに我慢できなくなりそうだ。

 

「どこかに向かわれるのですか?」

「うん。着いてきてくれる?」

「当然です。さぁ花札、行きましょう」

「……っす!」

 

 僕は山田さんの病室を後にして、そのまま病院を出──ずに、同じ病棟の別の部屋に向かった。

 病棟は同じ、つまり症状も似通っている人が、このあたりには集まっている。

 

 事前に教えられていた番号の部屋に着いて、呉井さんたちに目配せをする。

 何かあればお声掛けください、と、呉井さんたちは少し離れた廊下の椅子に待機した。

 少し心配そうにする花札を、呉井さんがひっつかんでいく。

 

 がらりと扉を開けると、そこには茶髪の女性がいた。

 

 頭には大きく包帯が巻かれていて、露わになっている片方だけの瞳で、窓の外を見つめている。

 その瞳が僕に向いて、わずかに揺れた。

 

 笠屋舟クタシ。

 高柳の専属男性警護官だ。

 

「笠屋舟さん、その、調子はどうかな?」

「外傷は機能を損なうほど深刻ではないそうです。目下の問題は泥眠状態(アンアライブ)ですね」

 

 彼女は手を掲げる。

 それは経口薬剤の離脱症状で震えていた。

 

「どうして、高柳……君に、従っていたの?」

「……」

「その包帯の下、高柳君につけられた火傷があるんだよね。それにその……異能を使って……いや、ごめん」

「いいのです。『犬に化ける異能』を使ったのは私の意思でもあります。そうでないと、捨てられていたでしょうから」

 

 ふっ、と笠屋舟さんは自嘲気味に笑った。

 

「ですが、結局、お役御免になってしまいました。高柳様は生活省管理地区への移動となり、私はついていけません」

「……じゃあさ」

 

 僕は彼女の顔を見た。

 

「僕の警護官になってほしい」

 

 彼女の唇がわずかに震えた。

 包帯を少しずらして目元を隠すようにして、彼女は返答する。

 

「できません」

「どうして」

「私は今でも、高柳様の専属男性警護官です」

「……」

「おそらくあなたと高柳様の境遇が逆だったとしても、彼女たちは私と同じことを言うでしょう」

「……」

 

 僕の貢献値であれば、彼女を無理やり警護官の席に置くことは可能だ。

 基本的に男性の決定に対しての拒否権は、女性にはない。眠り戦姫(ソメイユ)であればなおさら。

 そのために男性どうしの権利拡張が発生し、それがぶつかった地点で、"決闘" が起こるのだ。

 

「わかった」

「……」

「僕は自分勝手だからね、少なくとも笠屋舟さんの泥眠状態(アンアライブ)は解消させてもらう」

 

 驚愕の表情の笠屋舟さんの腕を掴む、そのまま、馬乗りになるようにゆっくりと押し倒した。

 

「えっ、あっ」

「さっき女の子の一人えっちを手伝って、僕も溜まってるんだ。悪いけど、笠屋舟さんの睡眠負債はここでぜんぶ解消させてもらう。もちろん、責任もとる。病院代とか、お金の心配はしなくていい」

 

 笠屋舟さんの視線が、徐々に熱を帯びたものに変わる。

 僕は、ゆっくりと彼女の病衣を脱がした。

 

「あっ」

 

 彼女は少し恥ずかしそうに、というよりは焦った表情を浮かべる。

 

 あらわになった肌。そこには、いくつもの古傷があった。

 山田さんのような火傷こそ首から下にはないが、それでも痛々しい痕が肩、腹部、胸元に広がっている。

 

「ご失望、なさいましたか」

「……」

「無理もありません。このような体を、抱けるものなど──」

 

 僕は、彼女の包帯をとった。

 火傷の痕が外気にさらされる。

 

「なにを──」

 

 その火傷の痕に、小さくキスをする。

 

「え、」

「綺麗なままじゃないか。笠屋舟さんは、僕にはとても魅力的な女性に見える」

「そんな、虚言を……」

 

 僕は、ズボンを下ろして、いきりたった肉棒を取り出した。

 それを見た笠屋舟さんが目を見開く。

 

「嘘……」

 

 僕は彼女の火傷の跡に触れながら、秘所に肉棒をあてがう。

 そこは、体の傷に反して驚くほど綺麗だった。

 

「はぁっ♡ はぁ♡」

「挿れるよ」

 

 ずぷり、と彼女の大事な場所に肉棒が侵入する。

 狭かった。

 おそらく処女膜だろうものに当たって、驚いた。

 

 笠屋舟さんが、両手で僕の二の腕をゆるく掴んで、口を結んでいる。

 

 ゆっくりと、その膜を破って、最奥へと進む。

 

 痛みがある様子はなかった。

 ただ、呼吸を整えながら荒い息を吐く笠屋舟さんに、上から抱きついて、体勢を整える。

 

「あっ♡ お顔がっ、近くにっ♡」

「笠屋舟さん、すごくかわいい」

「ッ♡ あっ、す♡ す……ぅ……うぅ……」

 

 笠屋舟さんは僕になにか言おうとして、留まっていた。

 好き、と言いたいのだろう。

 だが、専属警護官としての彼女が、それを許さない。

 

「わかってるよ、僕は笠屋舟さんのことが好き、それでいいじゃないか」

「い♡ うあっ♡ ん、んむッ!?」

 

 彼女にキスをして、右頬を撫で、抽挿を始める。

 キスを続けながら下半身を動かすのにも慣れてしまった。

 できるだけ彼女に負担を与えないように、体を揺らさないようにして、突きこむ。

 その分の力がダイレクトに彼女の膣内に伝わり、肉棒が強く子宮を押し上げていた。

 

「笠屋舟さん体おっきくて安心する。でも、膣内(なか)はとても小さいんだね。ここ、届いてるのわかる?」

「おぉ゛ッ♡♡ うあッ゛♡♡♡ くっ♡♡」

「週一でえっちしにくるからね。笠屋舟さんは何も悪くないから安心して? ただ僕が好きな女の人を権力をかざして犯してるだけだから、ほら、力抜いていいよ」

 

 腰をなでると、彼女の腹部から力が抜ける。

 その無防備な下半身に、容赦なく強いピストンをぶつける。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ゛♡」

 

 彼女の絶頂が近いのを感じ取る。

 彼女自身もわかっているのか、腕で顔を隠すようにするが、その腕を掴んでベッドに倒す。

 

「なんっ♡♡♡ なんれっ♡♡」

「笠屋舟さんのかわいい顔みながら射精()したくて」

「くぅッ゛♡♡♡ まってまって♡♡♡ ひらないのくる♡♡♡ へんッになる゛♡♡」

 

 彼女の肉感のいい足が振り乱され、よだれをたらして弛緩した口が喘いでいる。

 その目が、僕から拒絶されることを怖がるように、こちらをとろけながら見つめている。

 それに真正面から目を合わせる。

 笠屋舟さんの顔が紅潮するが、それでも目は反らさない。僕も反らさない。

 

 ぎゅっと手を恋人つなぎに結んだ。

 

 散々我慢して溜め込んだ精液が放出され、彼女の膣内を蹂躙する。

 

「あ゛ぁあぁあ゛あああ゛゛ああッッ♡♡♡♡♡」

 

 ずっと禁欲してきたのだろう。

 彼女の乱れようは、過剰返済(オーバーフロー)を重ねた警護官のみんなと遜色ないレベルだった。

 

 僕は、彼女の顔を一通り観察し終わると、目元の火傷に舌を這わせた。

 これがコンプレックスではなく、個性なのだと証明するために。

 

「今度からは、負債解消だけじゃなく、過剰返済(オーバーフロー)も起こすから。僕のこと好きになってもらうよ」

「はっ♡ ひっ♡ んっ♡ ぁあっ♡ ……も♡ もう……」

「ほら、ぎゅっとしようね」

 

 彼女はずっと一人だったのだろうか。

 メグとライカのように、信頼に足る仲間はいたのだろうか。

 少なくとも、彼女が寂しがっているように、僕には見えた。

 

「……ぐすっ……うっ、ぇう…………」

「……」

 

 僕を腕と足で強く抱きしめながら泣く彼女。

 その鎖骨にある古い切り傷に唇を落としながら、僕は体温を彼女と分け合う。

 

「笠屋舟さんの……クタシの誇りは、すごく尊敬してる。だから君は僕から逃げ続けていいんだ。ずっと高柳君の警護官でいい。僕はずっと君を追いかけて、いつか絶対に、君を僕のものにする。わかった?」

 

 彼女が、僕のほうをみて、少しだけ口元を小さくした。

 僕はそれを察して、再度、唇を落とした。

 

 

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