※この作品はR-18です。

貞操逆転世界で異能と体質で差別され男性の精液を定期注入されないと動けなくなる ”眠り戦姫” たちを性欲にまかせた婚約セックスで救いまくる話   作:ぽぶきち

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第十六話 泥眠解消えっち(山田ミコ)

 長時間車に揺られていると、眠くなる。

 

 いつのまにか僕は眠っていて、起きたときにはすでに目的地の病院に到着していた。

 

「ほら、起きなさい」

 

 僕はどうやらアジサの肩に頭をのせて眠っていたようだ。

 道理で心地よかったわけだ。

 

「おはよ」

「おはよう。着いたわよ」

 

 見たことがないほどアジサの顔が優しげになっている。

 そのギャップに、少しだけ見惚れる。

 

「なに、その、恥ずかしいんだけど」

「いや、かわいいなって」

「…………なによ。それは妹に言ってあげて」

 

 外の空気は春らしい涼やかなもので、どこかから届く花の香りが鼻腔をくすぐる。

 

 僕は現在、ヒノモトの静岡に来ている。

 このあたりがアジサの故郷であり、ここが妹のミコさんが入院している病院だ。

 

 エントランスに入ると、看護婦と医師から総出で出迎えられる。

 少しぎょっとする。

 

 やはりこの世界では、眠り戦姫(ソメイユ)という存在の前に、男女比1:1000という事実が存在しているのだ。

 

 例えば、この前の僕の書類の貢献値は50040で、警護官の貢献値の合計が8だった。

 基本的に、男性の貢献値の平均は30000、女性の貢献値の平均は10くらいらしい。

 これは「社会の流動性をもたらす行為の累積」から算出されているらしい。

 

 単純に人口比なら、10000:10になりそうだが、貢献値が高いことでさらに貢献値を高めやすくなるというスパイラルが存在しているためにそこからさらに3倍ほどになるようだ。

 

 金が多いところに金が集まるのと同じような原理だろうか。

 

 普通なら男性が成人するまでの期間は将来への投資であり、このときの貢献値はかなり低く、成人してから徐々に上がっていく。

 だが僕の着床値はA+なので、源液提供時の追加分から50040という数字になっているということらしい。さすがにインフレし過ぎでは?

 

 だとしても、眠り戦姫(ソメイユ)は一般女性の1/3も貢献値が稼げていない。おそらく源液提供などでの男性を拘束する時間などが差し引かれているものと考えられる。

 

 メグとライカは隠密部隊的な組織に所属していたらしいが、呉井さんは戦場を変えた英雄なのだから貢献値を5億くらいあげても良いと思う。

 

 やはりこの世界は、難儀だ。

 

 そういった理由から、社会貢献値の暴力で、病院などに対しての権力による圧殺も十分に可能なのだ。

 医者は気が気でないだろう。

 

 できるだけ物腰柔らかに、笑みを浮かべて対応する。

 

「お待ちしておりました。兼高様」

「院長の方でしょうか? 僕らのために貸し切りにしていただきありがとうございます」

「男性からそのようなお礼をいただくことなど何も……!」

 

 物珍しさと期待の混ざった視線を全身に感じる。

 そして、少しだけ侮蔑と嫉妬の視線が、アジサに向かうのを感じた。

 

 僕はアジサの手を握った。

 

「提供の対象となる眠り戦姫(ソメイユ)は、現在専用の病室に移動させております」

「そこで提供を始めて良いわけですね?」

「ええ、そして一つ、ご相談がございまして……」

「ご相談……?」

 

 顔から冷や汗を流しながら、年配の院長の女性が、口元を困ったように歪めた。

 

「国家管理委員会から、提供の記録をしていただけないかと、打診があったのです」

「それって、どういうことですか?」

「その、ですね……」

 

 何か、中間管理職の悲哀のようなものをひしひしと感じながら、僕は院長に問いかけた。

 

「撮影、でございます」

「行為を撮影する、ということですか?」

「ええ。兼高様がご不快でなければ……」

 

 僕は顎に手を当てて考える。

 別に撮られるのが恥ずかしいとかではない。まったく羞恥を感じないといえば嘘になるが、それでも間接的源液提供などで事務的な自慰を行ったときから、そういったものには若干の耐性がついた。

 

 だが、認められるかとなると話は別だ。

 

「申し訳ないですが、難しいです」

「左様、でございますか」

「僕が嫌というわけではないです。僕が提供する相手の同意が得られていないからできないってことです」

 

 僕の発言に、院長が冷や汗と笑顔を浮かべたまま小首を傾げる。

 

「同意?」

「ええ、山田ミコさんの」

 

 そもそもとして、家族の合意は得られているとはいえ、僕はミコさんを襲う立場になる。

 その上それを撮るというのは、何を今更といわれればそれまでだが、したくない。

 

「どうしても、難しいでしょうか」

「難しいのではなく、できないんです」

「ですが、今回の兼高様のお相手は、眠り戦姫(ソメイユ)です」

「……だから?」

 

 ダメだ。彼らは職務上の都合を果たそうとしているだけだ。

 ここで事を荒立てるのはよくない。

 

「とにかく、委員会? の方々には、他の方法であれば是非協力させてください、とお伝えいただけますか」

「…………畏まりました」

 

 院長が指を掲げると、看護師の一人が、こちらですと僕たちの案内役についた。

 

 白い廊下は、どこを見ても患者一人見当たらない。

 この日のために他の病棟に移したのだろうか。

 だとしたら少し悪いことをしたなと思う。

 

「ユウキ」

「なに?」

「私、あなたに会えてよかったわ」

「どうしたのさ、いきなり」

 

 不思議なことをいう婚約者に疑問符を浮かべていると、いつのまにか目的の部屋に到着していた。

 

「ここでございます。失礼します。兼高ユウキ様がお越しになられました」

 

 扉の奥から、「どうぞ」と声がする。

 開けて部屋に入ると、そこには、少し白髪が混じった桃色の髪の女性がいた。

 

「お母さん……」

 

 アジサが思わずといった様子で呟く。

 確かに、似ている。

 そうか、この人がアジサとミコさんの母親なのか。

 

 ばっと女性は立ち上がって、僕に頭を下げた。

 

「アジサとミコの母です。この度は、源液提供を受けていただき、誠に、誠に……」

 

 謝罪のような勢いで涙ながらに感謝するアジサの母に、僕は慌てて手を振った。

 

「頭をあげてください。気にしなくて良いんですよ、僕がしたくてしていることで」

「その、つまらないものですが、これを……」

 

 アジサの母は、紙袋を渡してきた。

 受け取って中を見ると、この地域の名物のお菓子のようだった。

 

 だが少し変だ。

 

 お菓子の箱にしては、分厚すぎる。

 

 呉井さんに目をやると、頷いた。

 

 おそらくこれは山吹色のお菓子というやつだ。

 底のほうにお金が入っている。

 

 僕はアジサの母を見た。

 若い、はずだ。少なくとも40代には見えない。

 だが髪は白いものがある。

 

「申し訳ないですが、受け取れないです」

「で、ですが……」

「お義母さん。聞いていただけますか?」

 

 アジサの母を椅子に座らせる。

 よろめくように座り込んでそれでも立ち上がろうとする彼女を、なんとかなだめて落ち着かせた。

 

「僕は既にアジサさんから対価を受け取っています。だからこれは貰えません」

「対価、とは……」

「アジサさんには婚約してもらいました。それが対価です」

「それが、対価に……?」

「なるんです」

 

 僕はアジサの手をとった。

 頬にもう片方の手を添えると、アジサは母親の前ということもあってか恥ずかしそうに目を背ける。

 

「僕はアジサさんに、ぞっこんなんです」

「そんな、まさか……」

「本当です。他の男子に提供を受けるところに無理やり横槍を入れて奪ったくらいには、好きなんです」

 

 僕は、アジサの母の前に膝をついた。

 そして、正面から顔を見て問うた。

 

「お義母さん。まだミコさんの許可を取れていませんが、もし事が進めば、アジサさんとミコさん、娘さんたちを僕にくれますか?」

 

 信じられないものを見たような瞳が、こちらを射抜く。

 そして、強い母親の顔になった。

 

「娘たちを……いじめないでください、そうであれば……」

「しないわよ。ユウキは、そんなこと」

 

 アジサが断言する。

 同じ視界にアジサとアジサの母が入って、やはり似ているなと再確認した。

 

「お願いします……娘を、ミコを、ミコも、助けてください」

「……わかりました」

 

 看護婦が、アジサの母をゆっくりと立ち上がらせる。

 彼女は紙袋を持って、病室を辞した。

 看護婦もこちらに一礼して去ってゆく。

 ナースコールで、終わりを知らせてくれと言われた。

 

「私も出るわ。ほらあなたたちも」

「見守らないでいいの?」

「そんなことしないわよ。でも、どんな悪口を言っても怒らないであげてね」

「怒らないよ」

 

 病室からアジサと警護官が去る。

 残ったのは、僕と、そして────

 

「さてと」

 

 病床に横たわる、アジサによく似た少女。

 双子の妹。

 

 もう少しでラボラトリ行きになる少女だ。

 山田ミコが、ベッドの上に横たわっている。

 

 シーツをとると、服は脱がされていた。

 形の良い大きな胸と、蠱惑的な臀部。

 

 僕は自分の分身がいきり立つのを感じて、ズボンを下ろした。

 

 以前学習して、ローションを持ってきている。

 それを肉棒に塗布する。

 

 持ってこなかったらアジサに口淫してもらえたのだろうか、などと益体もないことを考えた。

 

 ぴっちりと閉じた割れ目に、亀頭を押し当てる。

 

 ずぶぶ、と、少し強めの抵抗力を感じながら、山田ミコの奥に挿入した。

 

 彼女は、ただ眠ったまま、動かない。

 

 ずっ、ずっ、と腰を動かす。

 膣内が、戸惑うようにざらざらとうごく。

 

 奥の方に入れ込むと、ぎゅっと締まった。

 

 それがトリガーになったのか、まるで異物を番の棒と認めたかのように、断続的な締りで射精を煽ってくる。

 

 僕は、彼女の膣内に吐精した。

 

「ん、んん……」

 

 眉尻を下げて、少女が少しだけうめく。

 

 そのまま再度、腰を動かす。

 昨日はそこまでえっちをしなかったから、十分に再起できる。

 

「あっ♡ んっ♡ あっ♡」

 

 柔らかく揺れる腰に突きこんで、僕は今のうちに彼女の弱点を探る。

 体勢を変えながら、反応を伺った。

 

「ここかな」

「ひっ♡ あっ♡ あっ♡ ぁっ♡」

 

 か弱く、困ったような顔をしながら、眠ったままの彼女は僕の肉棒を受け止めた。

 

 二回目の射精が行われる。

 

 加減を知らない量が、彼女のなかで生命力として取り込まれる。

 

「ん、ふっ……えっ……?」

 

 戸惑ったような声の主が、僕を見つめた。

 

「だ、だれ……」

 

 段々と目を見開き、僕と、病室と、そして結合部を見る。

 

「お、おとこ……?」

「えっと、おはよう、かな?」

 

 うっとりとした視線が、僕を捉えたあと、段々と、それが歪む。

 

「なに、なによっ、なんでアタシと繋がってんの」

「君は泥眠状態(アンアライブ)になってたんだ」

「はっ? なにそれ」

 

 意味を知らないわけじゃないのだろう。

 ただ、意図がわからない、といった様子だ。

 

「私を、殴るの?」

「殴らないよ」

「嘘だし、男なんて、みんな……」

 

 僕は抽挿を開始した。

 彼女の前髪をかき上げるように撫でながら、腰を動かす。

 

「やめっ♡ やめろっ♡ レイプだしッ♡ これっ♡ レイプっ♡」

「そうだよ。君は悪くない。僕がしたくて、やってるんだ」

「きもいっ♡♡ 死ねッ♡ 死ねッて♡」

 

 頬を紅潮させ、僕を罵倒する。

 でもその姿が、自己を防衛するための鎧をかぶろうとしているように見えた。

 

 アジサと同じだ。

 裏切られるくらいなら、最初から傷ついたほうがいい。

 たとえ悲惨な末路をたどるとしても、希望を求めて失望するよりはずっとマシだと。

 

「かわいい」

「嘘つくなッ♡♡ 金でっ♡ 金でやってるくせに♡♡」

「本当だよ。かわいい。大きくてやわらかい胸も、長いまつ毛も、きれいな鼻筋も、意思が強そうな瞳も、全部、僕の好みだ」

「ッ、うざいうざい♡♡ 嘘つきッ♡♡ 嘘つきッ♡♡」

 

 さきほど知り得た弱点を突いて、彼女の身体を解していく。

 彼女は言葉とは裏腹に、僕の腰に足を、背中に手を回している。

 そのせいで、少し動きづらい。

 

「キス、していい?」

「だめにきまっ────んむっ♡ んんっ♡ ……ぅはっ、やめっ、んんっ♡♡」

 

 確認の意味をなさない問いをして、彼女に唇を合わせる。

 膣内が強く締まる。

 

「ごめん、そろそろ射精()そう」

「は!? 射精()すな、ふざけッ♡♡♡ 死ねッ♡ 死ねッ♡」

 

 罵倒を聞きながら、射精する。

 

 なんか変な扉を開きそうだ。

 

「ぁ゛♡ ぉ゛ぉおおお゛゛ッッ♡♡♡♡♡ なっ♡ な゛にこ、り゛ぇっ♡♡♡」

 

 何度も腰を上下させて、彼女が、ミコが絶頂する。

 ぷしっ、ぷしっと潮を吹いた。

 

 そして、

 

 ちょろろろろろろろ……

 

「あっ♡ だっ、だめっ、だめぇっ……」

 

 彼女は失禁した。

 おもらしだ。

 

 僕の腹部にかかる。

 

「…………ぐぅ……ふっ……ぇ……」

 

 涙をこらえる彼女に、もう一度キスをする。

 

「むふ……んぁ……、抜き、抜きなってば、汚いし……」

「汚くないよ」

 

 僕は、彼女の肩を掴んで、肉棒を奥まで入れ込む。

 

「んッ゛♡ ぉお゛♡♡ なんっ♡♡♡ なんでっ♡♡」

「君のなか、めっちゃ気持ちいい」

「お゛゛ッ♡♡ やめっ♡ やめぇ……♡」

 

 顔を背けて快感を堪える彼女の最奥に、容赦なく肉棒を突き立てる。

 

「っく、いっく゛♡♡♡」

「たくさんイケてえらいね」

「やめっ♡♡ やめてよぉ……♡」

 

 目尻に涙を浮かべて、彼女がこちらをみつめた。

 

「やさしく、しないでよぉ……♡」

 

 僕はそれを見て、一度動きを止め、再度、より強い力でストロークを開始した。

 

「お゛ッ♡♡ あ゛ッ♡♡♡ あぁぁあ゛ぁあ゛あッ♡♡♡♡」

「たくさんイってる、かわいい」

「なんれっ♡♡ なんれおおき゛くなッ♡♡ きたないの゛にっ♡♡♡」

「汚くないよ」

「きたな゛いって゛♡♡♡ 嘘っ、つく゛なッ♡♡」

「それじゃあさ、いっしょに汚くなろうよ」

 

 手を握ると、締まる。

 頬にキスをすると、締まる。

 締まるほど僕の射精感が強くなり、そしてそれ以上に、彼女が受ける快感が増大する。

 

「やばい゛ッ♡♡♡ あた゛ま♡♡ なんもっ♡♡ やばいッッ♡♡♡」

「僕も射精()そう」

射精()せって♡♡♡ さっさとッ♡♡ いっぱい♡♡ 射精()して♡♡♡」

 

 背中に回された手が、僕にちゃんと捕まろうとして、少しだけ爪をたてる。それに気づいて手が震え、謝るように背中を撫でてきた。

 

 これまでで一番の量の精液が、どくんと脈打って吐き出される。

 

「あぁぁ゛ぁあぁあ゛ぁぁッッッ♡♡♡♡♡ っっク♡♡ ぁあ゛ッ♡♡♡」

 

 目を見開き、舌を出して絶頂する。

 その舌先を、僕はぱくりと食んだ。

 そのまま、彼女の口内に舌を回す。

 

 口を離して、そのまま彼女と向き合った。

 

 彼女も僕を見つめかえすが、断続的に訪れる快楽に、時折身体を震わせている。

 

「僕と、婚約してくれる?」

「……っん♡ ……ひっ♡」

 

 彼女は、息を整えるようにして、なんとか言葉を紡ぐ。

 

「好きにっ、すればいいんじゃんッ♡ どうせ、断れっ、ないし」

 

 その言葉に反して、目は僕に期待の眼差しを向けている。

 口を半開きにして、そこから舌が、こちらにちろりと伸ばされていた。

 

「よかった」

 

 僕は唇を彼女の舌に落とし、そのまま彼女の横に寝転んだ。

 布団を被って、僕と彼女は、暗闇のなかで今しばらく睦み合った。

 

 

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