貞操逆転世界で異能と体質で差別され男性の精液を定期注入されないと動けなくなる ”眠り戦姫” たちを性欲にまかせた婚約セックスで救いまくる話 作:ぽぶきち
「ちょっと、やることがあるから」
田中ラグナさんが消えて、
月読ウタゲさんがいなくなって、
他の僕の婚約者たちと蓮顕寺さん、亜欧堂君に僕はそう伝えて、病院の下階へ向かった。
エントランスは多少戦闘の余波があるものの、それでもほとんど設備の損傷はない。
踏み荒らそうとした異能制御下の暴徒も、その大半をアジサとメグが制圧していた。
僕はまるでいつもと変わらないかのような病院を、バッグを抱えて歩いていた。
さっきまでルティエといっしょにいたが、血で濡れた服は呉井さんによって半ば強制的に着替えさせられている。
呉井さんが気を利かせてくれたのか、警護官は周りにいない。
でも多分、あの呉井さんの目を見る限り、あとで相当怒られる。
マスメディアや気絶した市民への対処なども、国家管理委員会とその傘下の下部組織が対処するらしい。
むしろあまり関わるなとも言われた。
僕や亜欧堂君のような男性や、襲われた府中市に住む眠り戦姫などは、報道にとってかっこうの獲物らしい。
テレビに映って普段の生活に支障が出ても困るので、僕としては有難い限りだ。
病室の扉を開く。
そこには、胸元で手を合わせ、心配そうな瞳でテレビを見るクタシの姿があった。
僕のほうに振り向いて、動きが止まる。
手元のガラス玉を、ぽとりと落とした。
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「なんっ♡ で♡ 逃げなかったんですか♡♡!」
僕は捕獲された。
事情を話した。
ある程度趣旨は避けるつもりだったが、どこか芯を突いたクタシの質問に、僕がクタシを生き残らせたくて戦闘をしたことがバレてしまった。
本当は亜欧堂君との契約内容がうまかったからとかにする予定だったのに。
それがバレた瞬間に僕はクタシにベッドへ押し倒された。
ベッドが、ギシギシと音を立てている。
今は、手を繋いで、騎乗位のクタシに襲われている。
「きいて、るんですか♡♡ ユウキ様♡♡」
たん、たんと腰を弾ませながら、息を少し切らしてクタシが責めてくる。
手は握られているものの、怪我をしている方の手は手首を軽く触られる程度で、その触れ方にクタシの地の優しさがにじみ出ている。
「ごめん、クタシに強い感情を向けられるのが、ちょっと幸せで」
「…………ぐっ、このっ……」
必死に、僕をわからせようとするように、僕に折檻するように腰を振る。
だがそれに反して、膣内は、僕を労るように愛撫してくる。
「ツヨオスのくせにっ、わたし、わたしなんかのためにっ♡」
リズムが変わる。
限界が近いのか、絶頂にしないようにスピードが少し落ちた。
「クタシ」
「なんですか、観念しましたかっ♡!」
「
「……っ、
やばい。
クタシに責められると、なんだかゾクゾクする。
僕が背中に上ってくる射精感に逆らうことなく、大量の精液をクタシのなかに
「あ……ぉ゛♡ お゛お゛おぉ゛おお゛゛ッッッ♡♡♡♡!?!?」
病衣の前が完全に開いて、そこから結合部も、豊かな胸も、艶めかしい汗も、すべて見えていた。
「な゛♡♡ なんでっ♡♡♡ いつもより、多ぉっ゛♡♡♡♡」
収縮する膣内と連動するかのように、手がぎゅーっと握られる。
少し下からクタシの体を腰を使ってゆさぶって、下半身を落とさせる。
それを迎えるように下から突き上げて、より深くに射精する。
「お゛おおおぉお゛お゛♡♡♡♡ あ゛っ♡♡ ぁああ゛ッッッ♡♡」
よだれを垂らして、のけぞって、クタシが絶頂する。
僕は握られても自由の利く親指で、クタシの手の側面を撫でながら、絶頂が収まるのをまった。
「はぁ……ぁ……ふ……♡♡」
手を握ったままだから、クタシも僕も、最初から体勢はほとんど変わっていない。
改めてクタシが僕に向き直った。
「反省、してください……」
「嫌だ。僕は同じことがあったら同じことをする」
「……私に、返せるものなど」
「じゃあ、婚約してよ」
手をやわらかく解いて、
僕はバッグから指輪のケースを取り出した。
クタシは、それが何かわかっていないようだった。
三日襲われると言われていたが、それならそれでもいいと思う。
いまは、クタシに婚約をとりつけるのが最優先だ。
ケースを開いてもなお、クタシは意味がわかっていないようだった。
「これは……?」
「婚約指輪。」
「……誰の……?」
「見てみてよ」
クタシが、おそるおそる指輪に触れる。
「これは、おそらく、相当高価な……」
どこか見惚れるように眺めながら、指輪の裏側の印を見た。
そこには、
「兼高……クタシ……?」
首を傾げ、
そして次第に理解する。
首元から顔にかけて、真っ赤に染まった。
「え、わた、わたし、わたしがっ、なに、なんで」
「僕と婚約してほしい」
繋がったままなのでかっこうはつかないが、僕は精一杯の誠意を込めて見つめた。
「だめです、だめですよ……」
「ダメじゃない」
「私、弱いです」
「弱くてもいいよ。それに、クタシは弱くない」
口を引き結んで、堪えるような顔でこちら見る。
「私、裏切ってユウキ様の警護官になったら、また……裏切るかもしれませんよ?」
「僕は、裏切るかどうかじゃなくて、裏切られてもいいかどうかで選んでるよ。
僕はクタシになら、裏切られてもいい。」
直後、クタシの膣内が、すごい勢いで締まった。
強く、絶対に離さないとでも言うかのように。
「ちょ、クタシ、締めすぎ」
「ちがっ、なんで、なんでっ♡♡」
ほぐそうとするかのように腰を動かすが、さらにそれが強い刺激を僕にもたらした。
射精したばかりだと言うのに、二回目の射精感が上ってくる。
僕はクタシに、精液を無理やり引き出された。
「くっ」
「う゛ぁ♡♡ あ゛♡♡ あ゛っあぁ゛あ゛♡゛♡゛♡゛っっ!!」
快楽が脳を支配する。
報酬系が、クタシの体は気持ちよくなって良いものだと、気持ちよくなるために使って良いものだと脳内回路を組み替えていく。
でもそれ以上に、クタシの絶頂も凄まじかった。
潮を吹きながら、脚を病状と見まごうほどガクガクと震わせ、豊満な胸が大きく揺れている。
僕に向かって倒れる。
やわらかな胸部が、僕の胸元に押し付けられる。
「んっ♡ くっ♡ ふ、はぁ♡」
快感を堪える艷やかな声と、熱い吐息が僕の耳に吹きかけられる。
それで、残った精液もあえなく放たれた。
クタシが形の良いお尻を弾ませる。
「鬼畜、過ぎますっ♡♡ 婚約指輪渡した女に、そのまま
クタシが僕の体を強く抱きしめながら、ささやき声で叱りつける。
「そもそも、挿れたまま告白とか、断れるわけないじゃないですかっ……♡」
僕はクタシの耳を舐めながら、尋ねた。
「婚約、してくれる?」
「……………………する」
敬語が外れたクタシに、僕は嬉しくなると同時に、少し欲情した。
クタシを下に、今度は僕が上になる。
「じゃあちゃんと、僕のものだってマーキングするね」
「……もう、されてますよ」
下腹部に手を当てながらこちらを熱っぽく見つめるクタシに、僕はこの後数回、源液を搾り取られた。
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「牧近、現状は?」
「SNSなどを媒介に、海外との交流が活発化しています」
「情報統制はできそう」
「可能ですが、完全には難しいでしょう」
月読ウタゲはネクタイを投げ捨てた。
結局、田中ラグナを捕まえることは出来なかった。
何らかの認識阻害の異能を模倣していた可能性が高い。
「始まりの
「的確に心臓を抜き取られていました。他の収容されていた
「そのものたちに外傷は?」
「ないです」
不幸中の幸いだと、月読ウタゲは息をつく。
もし他のグレーアウトの
「田中ラグナが他者の異能を模倣できるという件、間違いではないように思えます」
「根拠は?」
「田中ラグナが申請していた『つむじ風を起こす異能』ですが、これはおそらく、同クラスの楠木ハナサトが持つ『風を起こす異能』を模倣したものだと考えられます」
「変装は、里村シズの『人に化ける異能』ね。ということは、条件は触れることかしら」
「……ウタゲ様は、触れられたことが?」
「ないわね。わからないとも言えるわ。だって、変装ができるのでしょう?」
「…………」
現状は最悪だ。
もし触れることで異能を無制限に模倣できるのだとしたら、『人に化ける異能』があるかぎり、その異能ストックの増大を止めるすべはない。
現時点で自分と同格。
少なくとも自分から逃げおおせるだけの戦闘能力は持ち合わせているのだ。
「こちらも対干渉系を揃える必要があるわね。それに……」
「学園、ですね」
牧近が、書類を机に置く。
1-21クラス名簿と書かれたもの。
「泥眠状態から一時的に解放された
「……精神系が多いわね」
「始まりの
これは、マズい。
どこに紐がついているかがわからない。
この半数が、他国のスパイである可能性も十分にあり得る。
あり得るということに、なってしまった。
「学園の校長に圧力はかけたのでしょう?」
「はい、ですが『来るもの拒まず』と返されました」
「あの権力どぐされ女っ!!」
ライターをカチカチカチカチと苛立たしげに鳴らし、口元のタバコをがじがじと噛む。
次会ったらボコボコにしてやると、月読ウタゲは内心で決意した。
「ダメだわ、ちょっとチェインスモーキングしてくるわ」
「このあと、総理幕僚長との会合が待っていますが」
「それまでには戻るわよ」
厄介な時代に生まれたものだ。
屋上で、月読ウタゲはタバコに火をつける。
まさか自分の代で、始まりの
始まりの
しかし、もっとも最初に、広範囲の異能を用いたことは確実だ。
そして始まりの名に恥じぬほどに、その身のうちに神秘を内包していた。
そのまま安置しても、老化しないほどに。
ただでさえ、現状、もっとも脅威度の高い
そして大陸戦に移行してから反乱分子が強まっている。
そこに言語統一が起こった。
「潰し合わせるのも、策かもしれないわね」
明確に複数人の顔を思い浮かべながら、月読ウタゲは紫煙を吐いた。