※この作品はR-18です。

貞操逆転世界で異能と体質で差別され男性の精液を定期注入されないと動けなくなる ”眠り戦姫” たちを性欲にまかせた婚約セックスで救いまくる話   作:ぽぶきち

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第六話 『過剰返済』(川良メグ・花札ライカ)

 花札ライカ。

 彼女にも警護官として側にいてもらうため、各手続きを少しだけしないといけない。

 あと婚約も正式に書類として提出しないと。

 

 警護官として彼女を教練することになる呉井さんには負担をかけて申し訳ないと謝ったが、首を振って否定された。

 彼女のメグを見る瞳が、前よりも優しくなっている。

 メグの事情を聞いていたのだろう。というよりも、メグが自分の詳細な身の上話を僕に話して良いものなのかどうか呉井さんに事前相談していたんじゃないだろうか。

 

 ライカとメグは積もる話もあるようだったので、少しだけ二人だけの時間を与えた。

 

 頭によぎるのは、ラボラトリのリスト。

 

 僕には、全員を救う力はない。

 聖者でもヒーローでもないから、目の前の女性の涙を拭うことはできても、世界各国で同時多発的に起こる悲劇を解決するような能力は持ち合わせていない。

 

 そもそも、隣の人を幸せにできるのかどうかでさえ自信がない。

 

「──このように、男性の源液には生命を強化する仕組みが組み込まれています」

 

 春風に眠くなった目を開く。

 危うく居眠りするところだった。

 

 いまは授業中だ。

 教養世界史の授業。

 右隣をみると、すでに頬の赤みが引いている委員長の横顔がある。

 

「男性の源液を受けたものは、おおよそ老化が一時的に0.6倍になると言われています。単純な話、ずっと受け続ければ150歳まで生きられますね。無論、源液の着床値は薬剤化や長期保存によって急激に劣化するため、どんな富豪でもそこまで長生きはできません」

 

 どうやらこの授業は学年初期のものということもあり、ほぼ一般常識のようなものらしい。

 それでも僕にとっては知り得ないものばかりだ。

 これを履修しない男子生徒もいるというのだから驚きだ。

 前世との比較ができるからおもしろいと感じてしまう僕が珍しいのだろうか?

 

「しかし、貴方たち眠り戦姫(ソメイユ)においては寿命が伸びることは基本ありません。男性の源液の生命効果は、睡眠負債の解消に消費されます」

 

 左をみると、メグが目を見開いて眠気に耐えていた。

 警護官も机に座って授業を受けることを申し出ると、難なく受理されたのだ。

 彼女は呉井さんと交代で僕の隣の席に座っている。

 

 先生が黒板にチョークをすべらせる。

 

「ですが、過剰返済(オーバーフロー)と呼ばれる現象が存在します。眠り戦姫(ソメイユ)が睡眠負債をすべて解消した状態で源液を摂取すると、一般女性と同じような対老化の効果を得られます。

 そしてさらに、男性のフェロモン、声、容姿、体型のすべてがその眠り戦姫(ソメイユ)にとっての "嗜好" になります。細身の男性を好む眠り戦姫(ソメイユ)であっても、恰幅のよい男性から睡眠負債のない状態で精を注ぎ込まれれば、以降同じくらいの恰幅の男性を好むようになります。そしてさらに注ぎ込まれれば、男性個人への執着や愛が強まり、離れられなくなります」

 

 僕は机の下を見た。

 メグと僕の手がつながれている。

 授業中、手持ち無沙汰にメグの手を握ってしまっていた。

 

「ですが先生、そんなことする男性いるんすか?」

「質問は手を上げて言いなさい。過剰返済(オーバーフロー)を意図的に起こそうとする男性はいますよ。相当少ないですが。この学園にもいるでしょう。

 彼らは自分の限界を理解し、できるだけ多くの眠り戦姫(ソメイユ)を自らに執着させ、社会に対する武力的優位を得る。ですが相当危険とされています」

「ふーん」

過剰返済(オーバーフロー)で男性のフェロモンへの執着が強くなった眠り戦姫(ソメイユ)は、少しのやり取りで簡単にその男性に対して発情するようになります。つまり襲われるリスクが上がるのです。そのため、傾眠周期をはっきりと管理し、過剰返済(オーバーフロー)は一回しか起こさずそれ以降は睡眠負債の解消のみの源液提供を行うというのが定石です」

 

 なるほど。

 以前、洗濯機の前で僕のシャツを嗅いでいる呉井さんをみつけて驚いたが、あれは過剰返済(オーバーフロー)による仕方ない本能のようなものだったのだろうか。そういうことにしとこう。

 

「同じ男性で複数回過剰返済(オーバーフロー)になった眠り戦姫(ソメイユ)はいるんです?」

「手を上げてから言いなさい田中。殺しますよ。

 ……()()()()100年の間にそのような記録はありません。

 ですが、もしそのような眠り戦姫(ソメイユ)がいるのだとしたら、きっとその子は私たちには想像もつかないくらい幸せなのでしょう」

 

 先生の視線が、ちらりと僕に向いた。

 いや、僕のとなりの、メグに向いていた。

 

 授業が終わる。

 うつらうつらとしているメグの肩を抱く。

 

 彼女はビクリと震えて「はっ、す、すいません!」と声を上げたが、そのまま肩を引いて、彼女の頭を僕の膝の上に乗せた。

 

 僕が座っている椅子はなんか不必要に上等だから、横にいる人を膝枕するくらいであれば相手にほとんどストレスを与えずにできる。

 

 メグのつややかな黒髪を撫でる。

 

 口元に指を当てるのがコツだ。

 メグはライカが僕の警護官になってから先輩として振る舞おうとしているが、本当はかなり甘えたがりだ。

 親指を彼女の唇に添え、動かさず待つ。

 

 半眼でうっとりした瞳が僕をみつめ、やがて閉じた。

 

 最初に会ったころの隈も消えている。

 個人的にはかなり睡眠不足になる夜を過ごさせてしまっていると思うのだが、彼女は傾眠性が低ければショートスリーパーなのだろうか?

 

 ふと、顔を上げる。

 

 クラス中の女子が、僕とメグを見ていた。

 

「どうしたの?」

 

 おもわず隣の委員長に尋ねる。

 

「い、いえ、その、なんというか、驚きというか、羨ましいというか」

「委員長も膝枕されたい? 今度するね」

「こ、こんどぉ……!?」

 

 最近、クラスでの立場がよくわからなくなってきている。

 初期はあくまで席を置いており距離感を測りかねている男子という扱いが強かったが、同じ男子の高柳君がクラスにやってきた一連の流れから、なんとなく女子からの目線が変わった気がする。

 

 遠巻きに見られているような感覚があるのだ。

 

 まるで陸上大会で乱入してしまったかのような、

 周囲をクラウチングスタートの選手で囲まれているような、

 それでいて何も起こっていないかのような。

 

「んふ……」

 

 メグが僕の親指を食む。

 眠っているときの癖なのだが、きっと彼女も知らないだろう。

 なんだか僕の特権のようで嬉しい。

 

「ユウキさ……んは、その警護官の方が、その、好き、なんですか?」

「好きだよ」

「うっ…………そうなんだ……」

 

 どことなくダメージを受けたような反応をする委員長。

 だがネガティブな感情によるものというわけではなさそうだ。

 

「委員長のことも好きだよ」

「へっ」

「少なくとも、委員長が僕じゃない男子に源液提供を頼んだら僕は落ち込むと思う。だからさ、委員長が嫌じゃないなら、眠くなったら僕のところに来てほしい」

「…………ッ!」

 

 本心だった。

 委員長は優しいし、かわいいし、エロい。

 授業中の退屈はすべて委員長の横乳によって解消されているのだ。

 

 どうしよう、愚息が起き上がりそうだ。起き上がりつつある。

 

「すん、すんすん……」

 

 眠っているメグが、僕の下腹部に向かって匂いを嗅ぎ始めた。

 過剰返済(オーバーフロー)の影響なのだろうな、と思いながら、僕はなんとか自らの性欲を抑えて次の授業のためにメグを起こすのだった。

 

 

 

 

 ♢

 

 

 

 

 提供室。

 男子がある程度自らの好みに設備を変更でき、なおかつ源液提供のおもな場として利用されるその部屋。

 

 僕の提供室は、校舎別棟の五階にある。

 

 放課後、提供室にベッドの上に僕は座っていた。

 午前から発情しっぱなしだったメグが、僕の首元に顔を埋めている。

 

「ふーーーっ♡、ふーーーっ♡」

「先輩、完全にメスになってるじゃないっすか」

「ふーーっ♡ ふーーっ♡」

「人語も介せなくなってないっすか?」

 

 とてつもない興奮状態だが、一度源液を注げばある程度は鎮静する。

 ライカが呆れた顔で先輩の痴態を見ていた。

 呉井さんは「我慢できなくなりますので」といって部屋の外にいる。

 

 対面座位の体勢になって、僕の肉棒に服の上から股間をぐりぐりと擦り付けてくる。

 

 僕は服を脱いで、そしてぐしょぐしょになったメグのズボンをとっぱらった。

 

「メグ、挿れるよ」

 

 肉棒をメグの秘所に突き入れ、無遠慮に奥に到達する。

 

「あ゛ぁ゛あぅあ゛♡♡」

 

 ゆさゆさと揺らしながらお腹の奥を突いて刺激する。

 メグはよだれを垂らしながら喘いでいた。

 

「メグのイってる顔、かわいい」

「あぅ♡ お゛ッ♡ あッ♡」

 

 メグは何もしていなければ少し大人びた雰囲気のある女性だ。

 それが僕によってここまで乱れているというのは、何度見ても興奮する。

 

射精()すよ」

「あ゛♡ あひっ♡ だひ、だひてっ♡ だひてっ♡ お゛♡」

 

 僕だってメグのせいで午後は我慢しっぱなしだった。

 その分を取り返すかのように、メグの膣内に勢いよく射精する。

 

「おぉぉお゛おお゛お゛ッッ♡♡♡」

 

 メグの体が反り返る。

 何度も腰がはねて、絶頂していた。

 

「ふぅ……♡ はぁ……♡ あぁ……♡」

 

 一度源液で満たされてある程度は正気に戻ったのか、メグは瞳に理性を戻して息をついていた。

 

「申し訳、ありません。私、警護官なのに……」

「大丈夫。かわいかったよ」

「…………もう♡」

 

 僕はメグの耳元に口を近づけた。

 

「ねぇ、気づいてる?」

「な、なにが、ですか……?」

「僕まだ、メグにちゃんと全部挿れたことないんだ」

 

 正直言って、僕の息子は、デカい。

 だから、メグの中にはちゃんと入り切ってなかった。

 これまでは。

 

「そろそろ、ほぐれてきたと思って」

「ほぐれて……?」

「いくよ」

 

 僕は、初めて、

 メグのなかに、

 全力で肉棒を突き入れた。

 

「お゛ッ♡……?」

 

 根本まで、入った。

 

「おぉ♡ ぉぉ゛お゛おお゛おお゛お゛ッッッッ♡♡♡♡」

 

 獣のような嬌声が響く。

 普段のかわいらしい声とは異なる、行為中にだけ聞ける声。

 

 予想通り、彼女の膣は僕の肉棒を呑み込むことができた。

 

 これまで重ねてきたおかげで、僕の形に完全にフィットしている。

 えっちをするごとに気持ちよくなっているような気がするのだが、これも過剰返済(オーバーフロー)というものの影響なのだろうか。真否はわからない。

 

「せ、先輩……?」

「お゛ッ♡♡ おぉぉお゛゛ッ♡♡♡ みなっ、みな゛いでっ♡♡ イく゛♡ イっっぐッッ♡♡」

 

 どちゅんどちゅんと乱雑に突く。

 これまでできなかった、全力のピストン。

 強く引いて、強く挿れる。

 メグの子宮口をしつけるように押し込み、連打する。

 

「ぉおぉ゛おッ♡♡♡ ひっ♡ ひぬ゛ッ♡♡」

 

 髪を振り乱して、メグが叫ぶ。

 それに答えるようにさらに突く。

 

「メグ、出るよ」

「だめっ♡♡ いま出され゛たらッ♡♡」

 

 制止もむなしく、僕の肉棒から精子が大量に放たれる。

 普通の女性であれば、絶対に妊娠していたような量だ。

 

「おぉおぉ゛おお゛お゛ッッッッ♡♡♡♡」

 

 びゅーびゅーと音まで聞こえてきそうなほどの射精をする。

 

「やめッ♡♡ なんでッっ♡♡♡ もう好きなの゛に゛っ♡♡♡ あぁ゛ッ♡♡」

 

 メグは絶頂する際、僕に強く抱きついて快感を逃がそうとする。

 僕の胸板で巨乳が形を変えている。

 

「あぅ……♡ ぁあ……♡ あ……♡」

 

 小さく続く快感の余韻に反応して、メグがよだれを垂らしながら小さくうめいた。

 

 僕は肉棒を抜き、横で僕たちの行為を見ていた花札ライカに向き直る。

 

「あ、えっと……」

「おいで」

「はい……っす」

 

 ライカは、ほぼ無意識に自分の股あたりに手を伸ばし、服の上から甘く双丘を擦っていた。

 僕はその手をとってライカのズボンを脱がし、代わりに自分の指を這わせる。

 

「ライカがどういう目にあってきたのかは、聞いてるよ」

「う、はい……あの、自分、全然耐えれるっす。先輩が心配性なだけで……タフなんで」

 

 悲しいことを言うライカに、僕は困ってしまった。

 どれだけ言葉で伝えても、やはりこの世界や社会通念に根付く意識は強大だ。

 

 だから、行動で思い知らせるしかない。

 

「ライカ、いっつも1人でどうやってシてるの?」

「あぁ、え、えっと……普通に……普通ってか、指を、いれて、その、あれっすよ」

「指入れるだけ?」

「入れるだけって、そういうもんじゃ、ないんすか?」

 

 僕はライカの背に周り、抱きしめるようにして、その太ももを撫でた。

 

「ひゃっ♡」

 

 膝をマッサージするようにさすり、そこから指をなぞるように太ももへと手を移動させ、そのまま、温度を分け合いながら鼠径部に近づく。

 

「や、やぁっ♡」

 

 彼女の耳たぶを甘咬みして、双丘をなぞる。

 

「っひぃあ♡ しらない、しらないっす♡ こんなの♡ やさしくさわらないでっ♡」

「ライカ、かわいい」

「うっ♡ かわいい禁止っす♡! 好きになっちゃうっす」

 

 ゆっくりと、指を彼女の秘部に沈めていく。

 指を迎えいれた媚肉が、僕の指の形を覚えようとしているかのように鼓動にあわせてきゅっきゅと締まる。

 

「あ、ああ……♡」

「ここ、わかる? 君の弱点。少しザラザラしてる」

「あひっ♡ しらないっす♡ わかんないっす♡」

「僕の指なら、届くんだよ。ちゃんと僕の指の形覚えてね。僕の体で君が受けてきたもの全部上書きしてあげるから」

「ふぅ♡ ふぁ♡ あ♡」

 

 意外と言葉責めなどにも弱いのか、まだそこまで動かしていないのに、腰が浮き上がってしまっている。

 耳に音をたててついばむようなキスをしながら、ライカのGスポットを刺激する。

 

 愛液がとめどなくあふれ、指がにちゃにちゃと音をたてる。

 

「僕の指好き?」

「ひゃっ♡ ひっ♡ す、好きっす♡」

「僕のことは?」

「だ、だいすきっす♡」

 

 我ながら難儀なもので、大好きと言われて嬉しい気持ちと、自分のほうが好きだという気持ちがせめぎ合う。

 返答の言葉が出てこないから、手を動かした。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

「ちゃんと潮ふけたら、褒めてあげる」

「は、はずかしいっすぅ♡」

「恥ずかしいところ僕にみせてよ」

「うぅ♡ あぁっ♡」

 

 ぷしぃっ、とライカが潮を吹く。

 浮いた腰から放たれた潮は、部屋の扉にまで飛んだ。

 

「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ、あ……♡」

「偉いね、ちゃんとイけた」

「ユウキ、様ぁ……」

 

 ライカがこちらを見る。

 その口元が、少しだけ、本当に少しだけ、遠慮がちに突き出されているのが見えた。

 

「えっと、その、ごほうびを…………いえ……すいません……っす」

 

 僕は彼女の頬に手を添えて向き直り、抱き上げて上からご褒美のキスをした。

 おずおずと彼女の腕が、僕の首元に回る。

 

 どれくらいそうしていただろう。

 気づけば、ライカは眠っていた。

 

 源液提供にはならなかったが、それは別に家に帰ってからでもできることだ。

 

 




警護官三人のイメージ画像を添付します
呉井マナは白髪、花札ライカは緑髪、川良メグは黒髪です。
https://www.pixiv.net/artworks/141796900
R18ではないので、ログインしなくても見れると思われます。
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