貞操逆転世界で異能と体質で差別され男性の精液を定期注入されないと動けなくなる ”眠り戦姫” たちを性欲にまかせた婚約セックスで救いまくる話 作:ぽぶきち
目が覚めた。
なんだかとんでもない夢を見ていた気がする。
なんだったかは思い出せない。
ぼんやりと靄がかかっているような感覚だ。
寝ぼけ眼を開く。
心臓が跳ねた。
そこにいたのはアジサだった。
あれ、寝る前はライカといっしょだったような気がする。
でも、ずっとアジサといたような気もする。
「あ、起きた」
アジサと目が合う。
どうやらずっと前からこちらを見ていたようだった。
同じベッドに入っていた。
少しツリ目で、でもすごく包容力がある。
ニセモノアジサじゃない、本物だ。
……?
ニセモノアジサってなんだろう。なんだっけ。
「おはよ。よく眠れた?」
「アジサ……なんで……?」
「今朝、ライカさんがなんか唸りながらきたのよ。めちゃくちゃ恥ずかしそうだったけど、何したの?」
昨日、確かライカを後ろから抱きしめながら眠ったのだったか。
「溜まってるはずだって言ってたから、横にいたほうがいいかなって」
「……ありがとう」
「朝から……しちゃう……?」
考える。
なぜかアジサとは既にえっちしまくった後の気分だ。
「もうちょっとこうしてたい」
「そうね、私も」
「でも挿れたい」
「……どっちなのよ」
僕の向かいで同じシーツを被っているアジサは、全裸だ。
その裸体に身を寄せて、太ももの間に肉棒を挟む。
目を閉じて嬌声を堪えるアジサを見ながら、ずぷ、と挿入した。
「うっ♡ ん……♡ っぅ♡」
長い髪ごと、アジサの身体を抱きしめる。
動かず、じっとアジサの快楽がおさまるのをまった。
「ふ♡ う♡ ……こんなに幸せで、いいのかしら」
「僕のセリフだよ」
「もう……♡ 女たらし♡」
動いてないから、アジサの
肉襞が、アジサの鼓動に合わせてぎゅっぎゅと締め付けてくる。ざらざらとした部分が裏筋に当たってくる。子宮口が迎えるように、亀頭に食みついてくる。犯罪級の名器だ。
じっとしていないと今にも
「その、ん♡ 私ね、体技大会に向けて、学校に行こうと思うの」
「夏休み、の話?」
「うん。ユウキが許してくれるなら、明日にでも。ミコといっしょに」
そういえば、アジサは
学校なら試せるものが多様にあるだろう。
数種類くらい買ってトレーニングルームに置いておくのもいいかもしれない。
だけど、明日か。
昨日ライカに婚約指輪を渡して、今日はアジサ、明日はミコの予定だった。
長引いて数日ずれることも考えたが、ミコとアジサがこの寮を空ける可能性は考えていなかった。
「私も、役に立つって証明してみせるから」
「そんなことしなくても、アジサは僕に必要だよ。
でも、応援してるね」
アジサを腕枕する。
これまで、腕枕の意義がよくわかっていなかった。
けれど、最近は頭を抱きしめたまま眠ろうとすると自然と腕枕になることに気づいた。
「ユウキには騎士性があるし、このままじゃ、私ただの身体の強い女じゃない」
「すごいじゃん」
「すごくないの。ちゃんと鍛えるから」
アジサの額を撫でる。
まるで猫のように頬を手にすりつけてくる。
おそらく半ば無意識だ。
「アジサ、これ以上すごい人になってもらったら困るよ」
「どうしてよ」
「すでに美人さんなのに。髪が綺麗で、もふもふしてて、目が勝ち気で見られるとぞくぞくするし、体ぜんぶやわらかくて、僕のぜんぶ受け入れてくれて、いい匂いがして、つむじが──」
「いいから、そういうの、いいから!」
慌てて手で口を塞がれる。
その手にキスをした。
「くっ♡ ふ、ふっ♡」
アジサが、少し悶えながらこちらを見上げた。
「も、もう限界なんだけど、
翡翠色の瞳が僕を見上げる。
股間に血流が集まるのを感じた。
「ね♡?
僕の胸元をさわさわとさすりながら、アジサが射精をねだってくる。
我慢できるはずがなかった。
静かに射精した。
アジサはイッてもなお、僕と目を合わせたままだった。
「おぉ゛おッッ゛♡♡♡♡ う゛っあ゛♡♡♡ っっあ゛♡♡♡」
正面からイッている表情を見る。
すごくかわいい。
目を離したくないと思った。
「っ……っお゛♡ っぉ゛♡♡」
アジサが、Oの口で、低く喘ぐ。
その声がひどく股間に悪かった。
それから僕は、アジサともう少しだけお話を続けた。
学校のこととか、お義母さんのこととか、ミコのこととか。
話して、たまに射精して、また話す。
腰をぴったりとくっつけたまま、僕たちは向かいあって過ごした。
‐‐‐
アジサに頼まれて、僕はアジサの部屋に移動した。
どうやらメグの部屋で僕とメグが寝たことを聞き出したらしい。
指輪のことまでバレていると思ったがそれは依然として秘密にされているようだった。
指輪をもっていくかどうか迷ったが、アジサとともに移動したためクローゼットに置いたそれらを取り出すのは無理だった。
アジサの部屋は一見して真面目な参考書類の並んだ部屋のようだが、よく見ると各所に動物のキーホルダーやおしゃれな飾りがある。
写真が枕元に立てかけてあった。
花見のときのミコとアジサとお義母さんの集合写真と、もう一枚。
僕の写真だ。眼鏡をかけているときのものだ。
「これは違うから!」
アジサが焦りつつ二つの写真をとってどこかにしまっていた。
それはそれとして、みんな部屋が綺麗で驚きだ。
僕も部屋が汚いというわけではないが、こういう相手の部屋を訪ねるときというのは、何かしら理由をつけて相手が部屋を片付ける時間を設ける必要があるのではと思っていた。
もしかして、最初から僕が来ることを想定してたとか?
そもそも、この部屋のベッドは大きい気がする。
メグの部屋のベッドもここまで大きくはないが小さいわけでもなかった。
思えば、警護官のみんなも初任給でベッドを買っていたような気がする。
いや、考えすぎだろう。
ふたり一緒に、ベッドに座る。
しっとりとした表情のアジサに、やさしくベッドに倒された。
「はーーーぷっ……」
肩を食まれる。
「ん……」
「噛み跡つけていいよ」
「……」
「マーキングしたくないの?」
逡巡したようだったが、しばらくすると、僕の肩をがじりと噛んだ。
あんまり痛くなかったので痕があるか怪しかったが、見てみるとちゃんと歯型がついていた。
こういうのはつけたほうが満足するタイプだと思うのだが、僕も若干嬉しさを感じていた。
呉井さんの気持ちが若干わかった気がする。
「ん」
アジサが、僕に自分の肩を向けてくる。
察して、今度は僕がアジサに跡をつけた。
歯型は少し遠慮してしまうので、キスマークだ。
この位置なら、服を着ていたら見えないだろう。
アジサの部屋は、ロッカー室ほどではなかったが、少し暑かった。
エアコンをつけるタイプではないのかも知れない。
だから当然、汗だくになった。
メグのときにも思ったが、好きな人の匂いというのは猛毒だ。
ただでさえ、アジサの部屋なのだ。
そこでアジサの汗の匂いに脳がやられて、腰が止まらなくなった。
連続で六回ほど射精した。
「お゛ぉ゛おォォっッ♡♡♡♡♡ っっほ♡♡♡ っっぁ゛っ♡♡♡」
後背位で犯しながら、背中の汗を舐める。
びくりとアジサの背筋が震えた。
汗で濡れたお尻が、こちらの鼠径部にぴったりと張り付く。
引き剥がすように腰を引いて、もう一度突き入れる。
尻肉が波打って、アジサが低く喘ぐ。
「姉ちゃんいるー?」
七回目の射精中、そんな声が聞こえた。
アジサが横を見る。
どうやらミコがやってきていた。
でも僕の意識は、ほとんどアジサに吸い込まれていた。
なにか言おうとするアジサに、射精中の肉棒をぐりぐりと押し付ける。
「ひゅっ゛♡♡♡♡ ぅオっぉぉっ゛♡♡♡♡」
本能のまま吐精する。
濃いのが出る、という俗な表現があるが、僕にとってのアジサはその対象だと思う。
出し終わって初めて、僕は部屋の扉側を見た。
イヤホンをつけたミコが、勉強道具を持っていた。
多分、アジサに教わろうと思ったのだろう。
僕たちを見て、呆然としている。
おもわず尋ねた。
「ミコも、する……?」
正直、ミコが加わるとは思っていなかった。
ミコはおそらく僕とえっちするのをあんまり他人に見られたくないタイプだと思う。
特に好き魔になるのを姉に見られたら恥ずかしがるんじゃないかと思った。
だから、
こくん、と静かに頷いた彼女をみて驚いた。
僕はミコを迎えるために、肉棒を抜いて、近づく。
彼女を抱きしめながらも、手を伸ばして扉を閉めようとした。
しかし、扉を閉じる寸前、物音が聞こえた。
「……?」
手を止めて、一度廊下の方を覗き見る。
そして、そこにいた人の姿を捉えた。
「…………お義母さん?」
「あっ……」
アジサとミコの母、山田ミコトさんが、部屋着姿でそこにいた。
読んでいただきありがとうございます。
当作、現在ノクターンノベルズでの先行公開で四章が終了し、年間ランキング3位となっております。
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↓次話「第六十五話 山田家①(山田アジサ・山田ミコ・山田ミコト)」
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