貞操逆転世界で異能と体質で差別され男性の精液を定期注入されないと動けなくなる ”眠り戦姫” たちを性欲にまかせた婚約セックスで救いまくる話 作:ぽぶきち
憲兵隊の氷鬼、呉井マナ。
10人殺し。仲間殺し。
憲兵隊は、徴兵中の
現在は、監査隊という組織に役割を取って代わられているが、呉井マナが徴兵された当時は綱紀粛正の象徴だった。
呉井マナが得たのは、「熱を徴収する異能」──。
氷塊を生み出すのではなく、あくまで熱移動の範疇であり、起こす神秘が少ないため、その分、小さい力で大規模、大破壊的な効果をもたらすことができる。
加えて、彼女の技量。
呉井マナは寂れた剣術道場の長女として生まれた。
幼少の頃から剣術を叩き込まれ、痛みとともに剣の技を覚えた。
彼女にとって手は関節のひとつでしかなく、剣はその先の腕に相当する。
『アナタはこの道場を継ぎ、子種をもらい、家名の繁栄のため生きるのです』
母から滾々と説かれる「使命」に、呉井マナは唯々諾々と従い、反論することもなかった。
幼少期から、口答えすることは痛みを意味していたから。
だが────
『43℃の熱が6日間。
夏風邪を引いて連れて行かれた病院にて下された診断。
そこですべてが変わった。
母親は絶叫し、物を投げつけた。
医者に止められ、一度激情を収めた。
そして帰宅後、まだ熱が引いていない呉井マナを、木刀で滅多打ちにした。
死ね、死ね、と連呼しながら、胴を打ち、面を叩き、鳩尾に本気の突きを放った。
『かひゅっ』
自分以外誰もいなくなった道場。
そこで地に伏す呉井マナは、みじろぎをして、母が投げ捨てていった木刀をとった。
これがなくなったら、自分には何が残るのだろう。
そういう心持ちだった。
彼女の培った技術と授かった力。
それは、最前線を有意に押し上げた。
呉井マナは、戦場を変えたのだ。
彼女の持つ氷結の能力は、
"海を凍らせられる"。
敵の築いた橋頭堡を孤立無援にし、包囲して袋叩きにできる。
迫る敵船を沈めることができる。
ヒノモトの北軍の最前線は、ヒノモトの離島ではなく、敵国のある大陸となった。
そして、大陸戦になってから、彼女の存在意義は薄らいだ。
『君には、第二憲兵隊に転属してもらう』
上司から渡された文書に従い、彼女は最前線から少しだけ下がった駐屯基地に住むことになった。
仕事は減った。
憲兵隊には呉井マナ以外にも10人の凄腕がいたため、そうそう自分に役目が回ってくることはなかった。
だが、ないわけではない。
『違うんです、私は、ただ、源液提供の支払いの先延ばしを頼んでいただけで……』
言い訳をする
その
『ご苦労様。君は確か、親に勘当されて学園での源液提供はすべて戦姫奨学金制度を使って支払っていたんだったね。この仕事であれば、利子だけでなく元金も返せる。
仕事ができないなら、せめて私たちに言ってくれ。でないと隊のみんなが処分されてしまう』
そう言ったのは憲兵団の先輩だった。
実際、仕事の金払いはすこぶるよかった。
報酬は歩合制だが、それでも軍の統制に必須の機関であるから、対価は相応の金額だ。
『親への仕送りがしたくて──』
斬った。
『なんでもする。この子だけは見逃して──』
斬った。
『お前は何様だ。人の命をなんだと──』
斬った。
『ごめん後輩、私はもう、殺せないや。人も、君も。』
斬った。
『あんた憲兵だろ、やってくれ、もう……生きるのが辛い』
斬った。
人を斬って、飯を食った。
呉井マナが食堂にいくと、周りの
遠くからヒソヒソとささやく声があるのを意に介さないかのように、呉井マナは無表情で食事を口に運んだ。
時々食事が腐っているように見える幻覚があった。
だが、実際に腐っていたのか、そうでないのかはわからなかった。
呉井マナはこのとき、極度のストレスで味覚と嗅覚を失っていた。
青みがかった髪は、白くなっていた。
憲兵は最初10人いたが、少しずつ数を減らした。
8人になった。
5人になった。
3人になった。
人数が減った分、仕事の数は増えた。
補充はなかった。
人材が足りないの一点張りだったが、おそらく隊が全滅すればまた再構築されるのだろうと呉井マナはどこか直感していた。
『氷鬼には、血が通っていない』
『他人の血肉をゼンマイに巻き付けて動く機械だ』
『同胞殺しの大罪人』
『閻魔が人を裁くなら、閻魔は誰が裁くのか』
あるとき、呉井マナが定期報告のため先輩の部屋に入ると、足があった。
足がぷらりと垂れ下がっていて、視線を上げると、首をつった先輩の遺体があった。
『……』
剣を顕現。
空に一閃して、ロープを切る。
どうやら膣薬を摂取するときに短時間だけ発生する騎士性による弱体化にあわせ、自死を選択したようだった。
ひどい顔になっている先達の亡骸を掲げ、共用墓地に埋めた。
翌日、その墓地から死体は掘り起こされ、宿舎の前に無惨な姿で磔にされていた。
もう一度、腐りかけた亡骸を抱え、墓地に埋め直す。
呉井マナはその墓地の前でずっと座り込んでいた。
傾眠性が強い時期だった。
呉井マナはゆっくりと眠気に呑まれ、目を閉じ、徐々に首を傾け──そして飛び跳ねた。
足元に光線が走り、地面を抉っていた。
呉井マナは囲まれていた。
憎しみの形相の
数は10人。
『こいつの間合いは2メートル。近づかず、遠距離だ、わかってるな』
『お前は亡霊だ。帰る場所も、往くべき道もない。だからここで朽ちてしまえ』
呉井マナはその言葉に呆然とした。
的を射ていたからだ。
私はなぜ、こうまでして生きているのか。
だが、呉井マナの積み上げてきた研鑽は、感情に構わず合理的に動く。
光線を身をかがめて回避し、迫る異能による樹木を細切れにする。
一人が斬られたという動揺が走る。
その瞬間、呉井マナは全員の視界から消えていた。
『なっ、どこに──』
その疑問の答えは、上だ。
分厚い波のような氷壁を作り、踵に形成した氷をつかってアイススケートのように滑って、呉井マナは一瞬で彼らの真上に移動していた。
天地逆さの呉井マナが、足場の氷を踏み砕いて、垂直に急降下する。
指示を飛ばしていた
そうしてブレインを失った烏合の衆を、呉井マナは冷淡に、そして非情に処理していった。
彼らの死体も、呉井マナは先輩と同じように葬った。
その日、もう一人の憲兵隊メンバーは戻ってこなかった。
呉井マナは第二憲兵隊の唯一の生き残りになり、そしてほぼ同時に、借金の返済が終わった。
その後、男性警護官の武力部門として訓練を積むことになる。
だが、剣ばかり握ってきていた呉井マナに、掃除、洗濯、炊事を、金銭価値が発生するほどの出来栄えでこなすことは難しかった。
そんなあるとき、なぜか呉井マナに指名の男性警護官契約が舞い降りた。
呉井マナは直感した。
自分に恨みを持っているものが、男性を経由して自らに復讐をしようとしているのではないか。
それでも、指名を断る権限など自分にあるはずもない。
荷物を携えて十三階段を昇る気持ちで訪れた東京郊外。
そこで呉井マナは、自分の予測が外れていたことを知る。
兼高ユウキは
彼女のすべてを変え、
彼女のすべてとなった。
♢
とんとん、と野菜を切る音が聞こえる。
僕は、料理をする割烹着姿の呉井さんをじっと見ていた。
「あの……どうかいたしましたか?」
「いや、料理、すごく美味しそうだなって」
僕に与えられた宿舎の部屋は、部屋とは呼べないほど広い。
優雅な地主が作った別邸みたいな広さだ。
着床値A+に対する厚遇なのかと疑っていたが、聞いた感じだと男子生徒はみんなこれくらいの部屋に住むらしい。
その部屋の一つであるトレーニングルームでライカとメグは倒れているようだ。
呉井さんに相当しごかれたらしい。
呉井さんはふっと笑った。
「ユウキ様と、いっしょに学んだので」
「でも、今じゃ僕より呉井さんのほうがずっと上手だよ」
最初の頃はよく二人でキッチンに並んだものだと思い出す。
出会った頃の呉井さんは、どこか痛々しかった。
だからまず、あったかいスープを作って差し出したのを覚えている。
飲むとぽろぽろと涙をこぼし始めて慌てたものだ。
それから、二人で料理をするようになって、
機能していなかった呉井さんの味覚が回復してくるのに合わせてメキメキと腕を上達させていった。
今ではしっかり胃袋を掴まれている。
「ライカとメグ、戻ってくるかな」
「相当時間がかかると思います。足腰を立てなくしたので」
「やりすぎじゃない?」
「まぁ、えっと……」
目をそらす彼女をみて、思い当たる。
「もしかして、聞かれるのが嫌だったり?」
「…………私は、ユウキ様とその、えっちするときは、おかしくなってしまうので」
週によって、誰といっしょに眠るかは分けている。
一人あたり毎週2日で、日曜は休みだけど、溜まっているときは三人のうち誰かもしくは二人に声をかけて行為に及んでいた。
でも、呉井さんとメグもしくはライカでの3Pはしたことがない。
呉井さんは少し恥ずかしがり屋なところがあるのかもしれない。
よくよく考えてみれば、警護官でもっとも
中学時代に専属警護官契約を結んでからは、彼女と毎日えっちしていた。
1年くらい経ってからは、僕の性欲がさらに旺盛になったことと、彼女のほうから誘ってくれることが増えたおかげでさらに盛るようになり、休日ずっと繋がったままなんてこともあった。
途中から流石に自制するようになったが、その分、呉井さんと過ごす夜の密度が上がった気がする。
料理を食べ、他二人の分を冷蔵庫に保存し、
僕は呉井さんをベッドに連れた。
「あの、まずシャワーを浴びさせては……」
「ごめん、我慢できない」
僕は彼女を抱きしめる。
彼女の柔らかい体が、情欲をそそった。
「呉井さんの汗の匂い、好きなんだ」
「へ、変です」
「でも呉井さんも僕の匂い好きだよね」
「そっ、それは、そうですが……」
唇を指でなぞると、彼女の舌がそれをまきとって、ぺろぺろと舐めた。
「呉井さん、最近遠慮してない? なんか、そういうふうに見える」
「それは……」
性欲がなくなったというわけではないだろう。
現に呉井さんの脚はねだるように僕の脚に絡みつき、僕の太ももにカクカクと腰を擦って快感を得ようとしている。
「私以外の女性を知って、その……」
「うん」
「私に、飽きられるのではないかと……思いまして」
そんなことを考えていたのか。
僕が
「本気でそう思ってるの?」
「ですが、私より良い女など、星の数ほど……」
僕は彼女が言い切る前に、その口を自分の口で塞いだ。
「んむっ♡!?」
恋人つなぎにした手を、ぎゅっぎゅっと脈打つように握りながら、彼女の口内に舌を這わせる。
歯の形、舌の根のつくり、口腔の大きさ。すべてを確かめるように、丹念に蹂躙する。
呉井さんはびくりびくりと、のしかかった僕の下で体をはねさせる。
「はっ♡♡ あっ♡♡」
「呉井さん、僕が能力で人を決めていないって、自分であの子に言っていたじゃないか」
「それはっ♡ そうですがっ♡♡」
「僕の童貞と処女を交換したのは、世界で呉井さんただ一人なんだよ?」
「あっ♡♡ あぁあっ♡♡」
「僕がどんな人と関わろうと、どんなことが起ころうと、呉井さんのここにはこれからずっと、僕の源液を流し込むから」
「あっあぁぅっ♡」
まだ挿入していないというのに、呉井さんは軽くイッていた。
僕は彼女の腹部を上から抑え、とんとんと叩く。奥に響かせるように。
「あひっ゛♡♡ や、やめっ♡♡」
「お腹とんとん気持ちいいね? もう二度とそんな遠慮しないって言ってくれたら、挿れてあげるよ?」
「しっ♡ あふっ♡♡ あっ♡」
「どう、言える?」
「しま、しませんッ♡♡ もう二度と、遠慮しませんッ♡♡ えっちしたいですっ♡♡ 白いの欲しいですッッ♡♡ おねがい、おねがひッ♡♡」
よくできました、と言って、
僕は、いきり立った剛直を、どちゅん、と呉井さんの膣内に突き入れた。
「ぉおおぉぉおお゛おぉ゛ぉっ゛゛ッッッ♡♡♡♡」
ぷしぷしっと潮を吹いて、呉井さんが絶頂する。
普段のクールな表情とはかけ離れた顔をみて、思わずその頬にキスを落とした。
こうやって恥ずかしい部分もすべて受け入れるというポーズを取ると、呉井さんはさらに絶頂が深くなる。
生来の警戒心が薄れ、この人の前でなら絶頂してもいいと安心できるようだ。
「マナ、かわいい、めっちゃかわいいよ」
「う゛っ♡♡♡ あっ゛♡ ひゃっ♡♡♡」
連続イキをしている彼女の体に上乗せするかのように、ストロークで快楽を与えていく。
大きくて形のいい胸を揉みながら、すでに自分の体より詳しくなってしまった呉井さんの体の、その弱点をついていく。
「いぎますッ♡♡♡ いぐのっ゛♡♡ イクのみててくださいッッ♡♡♡♡」
「見てるよ。気持ちよくイッちゃえ」
「う゛、お゛♡♡ おぉぉぉ゛゛お゛♡♡♡♡」
反らされた腰に両手を添えて、ぐりぐりと呉井さんの奥に怒張を押し付ける。
ガニ股に脚を開いて顔を大きくそらし、彼女は久しぶりの深イキを体験した。
この世界のディルドは小さいから、定期的に僕が自分の肉棒で刺激して発散させてあげないといけない。
というより、そもそもこの世界に中イキや深イキなどの概念は浸透していないのだ。多くがクリトリスや入口を刺激しての浅イキにとどまる。
「あんまり締め付けると
「
「これからみんなおばあちゃんになっていくのに、マナだけ精液注がれまくってずっと若いまんまだね。
「ッ♡♡♡♡ っ♡♡♡」
「でもずっとえっちするから、仕方ないよね、結婚するんだし」
「けっごんっ゛゛♡♡♡♡ するっ♡♡♡ およめ゛さんになるッッ♡♡」
確かにこれを見せたらメグとライカは幻滅するかもな、と少し思った。
僕にしか見せない、僕にしか見れない姿だ。
「ちゅ゛ー♡♡♡ ちゅーして♡♡ ちゅー♡」
「いいよ」
「はんっ、ん、んむぅ♡♡ んちゅ♡♡」
脚をあげて、いわゆるまんぐり返しのような体勢の呉井さんに挿入しつつ、僕は彼女と口づけした。
女性特有の柔軟な体で、呉井さんは僕の下と、上を受け入れている。
「マナ、そろそろ
「だひてっ♡♡♡♡ びゅーってしてっ♡♡♡ 私のおなか、躾けてくださいッッ♡♡♡」
彼女の頭をかき抱いて、長い射精をする。
胸元で、マナが強く喘いだ。
「お゛ッ♡♡♡ おあ゛っ♡♡♡ おぉぉぉ゛ぉおお゛おお゛ッッ♡♡♡♡♡ たくさ゛んっ♡♡ おおすぎッ゛♡♡」
呉井さんが気持ちよくなっているのが伝わってくる。
同時に、僕が気持ちよくなっているのも呉井さんに伝わっているという確信があった。
「はぁ……♡ はぁ……♡ はむっ♡♡」
呉井さんが僕の耳に甘噛みする。
僕も負けじと呉井さんの耳に息を吹きかけると、体をくねらせて悶える。
「すきっ♡♡ すきっっ♡♡♡ だいすきっっ♡♡♡ あいしてます♡ すきなんですぅ♡♡♡」
「僕も好き。ずっとこうしていようね」
そう言うと、ぎゅうううう、と膣内が締まって、残りの精液が搾り取られる。
「こえもっ♡ においもすきなんですっっ♡♡ おかおもっ♡♡ やさしいところもっっ♡♡ ずっとおかお見てると、えっちのことしか考えられなくなってっっ♡♡♡」
「たまに授業中僕の顔みてたよね。嬉しかったよ」
「すきぃ……♡ すきですぅ……♡♡」
期待するように、呉井さんが舌を出して口を開ける。
僕はその期待に答えるように、自分の舌を尖らせて、やわらかな口のなかに挿し込んだ。
「そういえば、ご褒美なにがよかったの?」
「…………ひかないでくれますか?」
「ひかないよ」
「その、キスマークを首に、つけてほしいです」
「吸引性皮下出血だけど」
「でも、そういうふうに傷つけられるのは、
「なるほど……。っ……と。これでいい? ほら、鏡」
「えへへ♡♡」