※この作品はR-18です。

強化人間がSEEDの世界で活躍します   作:ナラティブ

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オリジナル編23話

アーガマでの補給と修復が急ピッチで進む中、ミレニアムの格納庫でも一つの希望が産声を上げていた。

「キラ准将! フリーダムの最終調整、すべて完了しました!」

整備員からの力強い報告を受け、キラ・ヤマトはコンソールに映し出される愛機のオールグリーンのステータスを見つめ、静かに頷いた。

「ありがとう。これで……僕も戦闘に参加できる」

キラの瞳には、傷ついた仲間たちを護り、狂った野望を打ち砕くための強い決意が宿っていた。

同時刻。暗礁宙域に潜む組織「ユーリカ」の巨大な秘密本部。

「ジ・オの修復を急がせろ。サイコフレームの調整も完璧に仕上げるのだ」

パプテマス・シロッコは、格納庫で無数のアームに取り囲まれ修復作業を受けるジ・オを見下ろし、冷徹な声で技術官たちに命じていた。先の戦いで受けたダメージは決して浅くはなかったが、彼の表情に焦りはない。

(あのインフィニットジャスティスやストライカーエウレカ……そして新たに現れるであろう邪魔者たち。既存のままでは少々手間取るか。ジ・オの更なる強化改修、あるいは新兵装の追加も進めさせる必要があるなシロッコは、自身の専用機を限界以上に引き上げるための新たな改造案を脳内で巡らせながら、ゆっくりと踵を返した。

巨大な集会ホールには、シロッコの号令によってユーリカの全兵士が集結させられていた。その数は優に1500名を超えている。

そこに集ったのは、かつての地球連合軍に属していたブルーコスモスの残党たち、そして反ナチュラルを掲げる過激派など、思想の壁を越えて破壊を求める者たちだった。

壇上に立つシロッコは、彼らを睥睨し、甘く、強烈なカリスマ性を帯びた声で演説を打ち上げた。

「同志諸君。忌まわしき世界を浄化する時が来た。我々の最終作戦……それは10日後、大規模小惑星『アクシズ』を地球へ落下させることにある!」

巨大なスクリーンに、地球へと迫る巨大な岩塊の軌道図が映し出され、ホールに凄まじいどよめきが走る。シロッコは両手を広げ、声を張り上げた。

「すべては、青き清浄なる世界のために!」

ブルーコスモスの象徴的なスローガンが響き渡ると、集まった兵士たちは熱狂し、狂信的な歓声を上げて彼を讃え始めた。

だが、熱狂の渦を見下ろすシロッコの心の中は、どこまでも冷え切った傲慢さに満ちていた。

(……愚鈍な駒どもめ。青き清浄なる世界だと? くだらん。私の目的はただ一つ、この私が絶対的な支配者として君臨するための『世界征服』。貴様らは、私の覇道のための単なる踏み台に過ぎんのだよ)

己の野望のみを胸に秘め、シロッコは熱狂する兵士たちへ向けて、作戦に投入する圧倒的な戦力を発表していく。

「我々の刃となるのは、量産型モビルスーツであるウィンダム、および105ダガー。さらに、最新鋭の量産機ギラ・ドーガの部隊だ。先陣を切る特務部隊には、15機のデナン・ゾンを配備する!」

次々とモニターに映し出される凶悪な機体の数々に、兵士たちの士気は限界まで跳ね上がっていく。

「さらに、ブルーコスモスの所属に関わらず、部隊内で『ドラグーン・システム』に対する適性を持つすべての者には、専用機ヤクト・ドーガを与える! そして、地球連邦とプラントの愚者どもを蹂躙する圧倒的な力として……大型モビルアーマー、ザムザザー、ゲルズゲー、そしてデストロイを全機投入する!」

狂気に満ちた大歓声が、巨大なホールを激しく揺るがす。

「全軍、直ちに戦闘用意を始めよ! 10日後、我々の手で旧き世界を破壊するのだ!」)それから5日後。

リンたちが駐留するアーガマ、ミレニアム、そして地球連合の各拠点へ向けて、一本の通信動画が一斉に送りつけられた。

スクリーンに映し出されたのは、パプテマス・シロッコの姿だった。彼は微かな笑みを浮かべながら、大規模小惑星『アクシズ』を地球へ落下させるという狂気の作戦を、全世界へ向けて堂々と宣言したのだ。

「ふざけるな……! こんなこと、絶対にやらせるかよ!」

シンの激しい怒声が響く。キラとアスランもまた、地球そのものを破壊しようとする非道な宣言に対し、ギリッと拳を握りしめて静かな、しかし確かな怒りを燃やしていた。

一方のリンは、小惑星をそのまま地球へ叩きつけるという規格外の作戦と、そのあまりのスケールの異常さに言葉を失い、ただ驚愕するしかなかった。

同時刻、オーブ連合首長国。

行政府の執務室で同じ映像を観ていたカガリ・ユラ・アスハも、信じられないというように大きく目を見開いていた。しかし、すぐさまオーブ代表首長としての気丈な顔を取り戻すと、強く机を叩いて将校たちへ指示を飛ばした。

「地球を壊させるわけにはいかない! 直ちにオーブ軍の戦力をまとめ上げろ、アクシズへ向かわせる!」

リンの視点。

アーガマのブリーフィングドームでは、地球連合の高官たちを交えた緊迫した作戦会議が開かれていた。

高官たちの口から出た作戦は、接近するアクシズを物理的に破壊するために『核』を使用するというものだった。本来であれば忌避すべき兵器だが、質量兵器であるアクシズが地球に落下した場合の壊滅的な被害範囲を考えれば、背に腹は代えられない。リンたちも苦渋の決断として、その作戦を了承するしかなかった。

「シロッコのことよ。当然、アクシズの周囲には核を迎撃するための強固な防衛ラインと、多数の護衛モビルスーツが配備されていると想定しなければならないわ」

マリュー艦長が厳しい表情でモニターを見つめながら語る。連合の核搭載部隊をアクシズまで到達させることが、第一の目標となる。

「ただ……万が一、核による破壊が失敗した時のことも考えておく必要があるわね」

マリューは真剣な眼差しをキラ、そしてリンへと向けた。

「キラ准将には『マイティーストライクフリーダム』で。そしてリンは、νガンダムに新たな追加武装を装備して出撃してちょうだい。あなたたち二人は、このアクシズ破壊作戦における……私たちの『最終手段』よ」

 




モビルスーツ解説!!  

CE世界のヤクトドーガ、
宇宙世紀のヤクトドーガとほぼにているが、肩についているドラグーンが、レジェンド並みにデカく4機までしかドラグーンを飛ばせない、、

ギラ・ドーガ
ザクウォーリアの改修版であり、武装にビームマシンガンとビームトマホーク、グレネードランチャーなどがある

νガンダムHWSロングレンジフィン・ファンネル装備
対アクシズ用装備でありHWS装備を導入し、アクシズの内部破壊を進めるためにロングレンジフィン・ファンネルを搭載、そしてシールドには大型2連装ビームキャノン兼大型スラスターを接続し、全身にミサイルが搭載されている前方のスカートアーマーにはビームサーベルが搭載されたフロントアーマーを着ており、近距離戦でも制圧可能にされている
武装一覧
シールド搭載型大型2連装ビームキャノン
胸部4連装バルカン
胸部搭載炸裂式ミサイル
肩部搭載誘導ミサイル
膝部搭載型火炎誘導ミサイル
ビームサーベル搭載型フロントアーマー
腰部変形式レールガン
ハイパーメガランチャー
ビームライフル改
ロングレンジフィン・ファンネル✕2
フィン・ファンネル×2
腕部搭載型ビームサーベル
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