※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話   作:スターダイヤモンド

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オレと、姉ちゃんと、その親友
その1『拗(こじ)らせた虎太郎』


 

『俺』が『その人』と会ったのは『母親』に使いを頼まれ『にこ姉ぇ』の住むマンションに行った時のことだった。

 

最後にその姿を見てから10年以上の月日が過ぎていたが…一目で彼女だとわかり…俺の呼吸は止まった…。

 

 

 

彼女の名前は…『小泉花陽』さん。

 

 

 

にこ姉ぇと趣味が同じということもあり、何度か家に遊びに来たことがある。

大抵は二人でアイドルのDVDを観たりして時間を過ごしていたようだが、時折、俺たち妹弟(きょうだい)とも遊んでくれた。

折り紙を作ってくれたり、モグラたたき、トランプをしたり…公園へ散歩に連れて行ってもらったこともある。

 

 

 

…とは言え…

 

 

 

具体的に何をして、どうだったか…なんてことまでは、大きな事件があったわけでもないので、細かく覚えてない。

その時に見た光景を脳内で再生することは可能だが、そのほとんどは後から聴いた話が合わさってできた…いわば…脚色された記憶である。

 

ただ…想い出は美化されるというが…俺は彼女と会うたびに、すごくドキドキしていたことは今でも鮮明に覚えている。

 

そしてどういうわけか、花陽さんの傍に行くと、俺の小指にも満たないようなあそこがパンパンになって、無性におしっこがしたくなったことも、よく覚えている。

メチャクチャおしっこがしたくなって、トイレに行くのだが、全然出ない。

 

その当時はそれが男性特有のそういう現象だとは、もちろん知る由もなかった。

 

『母親と3人の姉妹』に囲まれて育った俺だが…今にして思えば、初めて身内以外で『異性』を意識した瞬間だったのかも知れない。

 

 

 

 

花陽さんは…俺の初恋の人だった。

 

 

 

 

………

……

…

 

にこ姉ぇは高校を卒業と同時に独り暮らしを始めた。

狭い我が家と俺たちの今後を気遣って、家を出たのだった。

 

「これからの世の中は手に職を付けなきゃ生きてけないのよ!」とアイドルになる夢を諦め、調理師の専門学校に進んだ。

 

学費は『穂むら』でバイトをするなどしながら稼ぎ、にこ姉ぇは無事卒業した。

 

そしてそのまま『そっちの道』に進むかと思いきや…とある劇団に入り…今は…舞台に立っている。

決して有名ではないが、それでもコンスタントに仕事は貰えているようで、独立してから住み続けていた安アパートを引き払い、数年前にこのマンションへと引っ越したのだった。

 

 

 

 

 

………

……

…

 

にこ姉ぇが独り暮らしを始めてから、花陽さんが家に来ることはなくなった。

 

それはそうだ。

 

わざわざ俺たちのお守(も)りをするために、ここを訪れるほど、暇じゃない。

いや、そもそも、その理由もない。

だから…俺は直接花陽さんに会ってドキドキすることはなくなったし、あそこをパンパンに腫らすこともなくなった。

 

それでも…俺の心の中から花陽さんが消えることは片時もなかった。

 

幸いなこと(?)に、にこ姉ぇは自分のアルバムの類を家に置いていったので、そこを漁ればいつでも花陽さんに会えた。

一緒に過ごした時に見た光景は、色々補正が掛かっているが、そこに写っている姿形は永遠に変わることがない。

キラキラとした眩しい表情で、いつも俺に微笑みかけてくれていた。

 

 

 

 

………

……

…

 

時は過ぎ、俺は小学生になる。

 

 

 

そのくらいの歳になれば、多少、周りの女の子のことが気になり始めたり、アイドル歌手に興味を持ち始めたりするものだが…生憎、俺はそうではなかった。

同級生の女子の会話、遊び、所持品のすべてがガキに見えてしまい、少なくとも彼女たちに恋愛感情のようなものは芽生えなかった。

 

それは上3人が姉という環境の中で育ってきたからに他ならない。

 

俺と『こあ姉ぇ』とは3つしか離れていないが『ころ姉ぇ』とは6つ離れている。

つまり『ろ』は、俺が小学校に入った時には、中学1年生だったわけだ。

そんな『大人な女性』が身内にいれば、同級生が幼く見えるのは、至極当然のことだった。

 

 

 

だが…

 

 

 

にも拘わらず…

 

姉ちゃんたちを女として意識することはなかった。

いや、ゼロとは言わない。

やっぱり裸を見たりすれば、ドキドキはしたし…あそこが大きくなったりもした。

そしてだんだんと、それがどういうことか…を理解するようになっていた。

 

 

 

しかし、姉ちゃんたちには、俺をオトコとさせるに当たって、決定的に足りないものがあった。

 

 

 

胸である。

 

 

 

自慢じゃないが、姉ちゃんたち3人の器量は悪くない。

にこ姉ぇこそ、身長が低くて幼く見えるが、残る二人は細身でスタイルもいい。

 

でも、胸がない。

悲しいほどに胸がない。

 

第一次性徴を迎える頃の男子にとって、顔の次に大事なパーツは胸の大きさである。

 

『大きい』は『正義』なのだ。

 

考えてみれば…花陽さんのことが好きな理由のひとつは、これに起因しているかもしれない。

一緒に遊んでもらっていた頃から、無意識のうちに、にこ姉ぇたちにはない『その魅力』に取り憑かれていたのだろう。

 

 

 

 

………

……

…

 

中学生になってすぐの頃…俺は初めて『大人の男』になった。

花陽さんに触れて、触れられて…気が付いたら発射していた。

 

全ては…夢の中での出来事だった…。

 

だが、自分のパンツが汚れたことは現実に起きたことだった。

以降、俺は独りで自分を慰めるという行為に目覚めていく。

 

当然ながら、相手は花陽さんだ。

 

ありとあらゆるシチュエーションで……ほぼ毎日、狂ったように彼女とことに及んだ。

 

俺はある時、にこ姉ぇのアルバムから、μ'sの夏の合宿で撮った『海の写真』を抜き取り、自分の机の引き出しにしまい込んだ。

そこには、花陽さんの派手さはないが…それでも胸の大きさと形を想像するには充分な…水着姿が写っていた。

 

 

μ'sには他にも胸の大きなメンバーはいる。

しかし実際に会ったことのある人物の方が、妄想しやすかった。

時には、にこ姉ぇたちも登場させて、行為に励んだ。

もちろん、彼女たちは脇役である。

 

 

 

 

………

……

…

 

更に時は過ぎ…俺は高1になった。

 

 

 

ころ姉ぇもこあ姉ぇも、高校を卒業と同時に、にこ姉ぇのマンションに居候している為、今、ここには俺と母親しか住んでない。

仕方がないことだとは言え、随分寂しくなったもんだ。

娘を嫁に出して、夫婦2人きりになった時の父親の気持ち…ってこんなんなんだろうな…なんて思ったりもするようになった。

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

 

 

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