※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話   作:スターダイヤモンド

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その23『バレた!』

 

しかし、甘かった…。

 

 

 

「ぴゃあ!?」

 

花陽さんは叫び声と共に体を強く捻った。

その勢いで、彼女の両腕が俺の脇腹を捉える。

 

 

 

「痛っ」

 

 

 

「えっ?こ、こたろう君!?…大丈夫?どこかぶつけた?…」

 

 

 

花陽さんの後ろで、横に倒れた俺。

一瞬、呼吸困難に陥りながらも「…へ、平気です…」と答えた。

 

 

 

「ご、ごめんね…誰かに襲われた夢を見てたみたいで…ビックリしたよね」

 

 

 

「い、いえ…大丈夫です」

 

俺にエルボーを喰らわせた自覚は無いようだ。

自分がいきなり大きな声を上げたから、俺が驚いた…そう思っているのだろう。

 

 

 

「…って…あれ?…えっ?えっ?…」

 

花陽さんはニットの中に手を入れた。

音と気配でそれがわかる。

 

「えっ、なんでブラが…」

 

最後の方は聞こえなかったが『外れてるの?』と言ったに違いない。

 

「あれ?…どうして?…』

 

明らかに混乱している。

この状況を把握できていない。

それは当然のことだった。

 

 

 

「…こたろう君…」

 

「…はい…」

 

「ちょっと、目を瞑っててくれないかな…」

 

「はい…って、開けてても何も見えないですけど」

 

「そうなんだけど…気分的な問題…かな」

 

「はぁ…まぁ…いいですけど…何かするんですか?」

…ちゅー?…なワケないか…

 

「ちょっとね…はい、じゃあ、目を閉じて」

 

「閉じました」

俺は言われるまま、目を瞑る…フリ…をした。

 

 

 

何も見えないが、花陽さんが何をしてるか、なんとなくわかった。

一旦、服を脱ぎ、ブラのフックを留め直していたようだ。

そして、再び、服を着た。

 

環境に慣れたというか…五感が研ぎ澄まされてきたというか…その動作の一部始終が見えた気がした。

 

 

 

 

 

「さて…こたろう君…」

 

「…はい…」

 

「説明…してくれるかな…」

表情は見えないが、口調は穏やかだ。

 

「…えっと…」

 

「今、何をしてたの?」

 

「…」

 

 

 

「もしかして…エッチな事?」

 

 

 

「す、すみません!!」

 

俺は…土下座をして謝った。

でも、花陽さんは見えていない。

何故なら暗闇の中だから。

 

 

 

「…ふぅ〜〜…そっかぁ…」

大きな溜め息と共に、そう呟いた。

 

 

 

「本当に、本当にすみません!」

 

「う〜ん…そっかぁ…う〜ん…ダメだよねぇ…そういうことしちゃ」

激怒されるかと思いきや、子供を諭すかのよかうに、俺を注意した。

 

「はい、すみません!」

こっちとしては、もう、ひたすら謝るしかない。

 

「こたろう君もそういう歳になったんだねぇ」

 

「まぁ…はい…」

 

「う〜ん…お年頃だし…こういうことをしたくなる気持ちはわからなくはないけど…でも、やっぱり…一方的にしちゃうのは良くないと思うな…」

 

「…はい…」

 

「…女の子はね…傷つきやすいんだよ…」

 

「はい、すみません」

 

「こういうことして捕まっちゃたりしたらどうするの?…にこちゃんも、こころちゃんも、ここあちゃんも、みんな悲しむよ」

 

 

 

「はい…」

 

 

 

「今回の事は…黙っててあげるけど…」

 

「あ、ありがとうございます!!」

 

「…でも、参ったなぁ…あのこたろう君がねぇ…大きくなっちゃたんだねぇ…」

 

「はい、そうなんです!花陽さんと一緒にいたら…大きくなっちゃって…」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

「その…花陽さんと一緒にいたら…チン○ンが大きくなっちゃって、我慢できなくなっちゃって…」

 

「ゲホッ…し、下ネタ?…え、えっと、私は大きくなった…ってそういう意味で言ったんじゃ」

 

「いえ、俺はそういう意味で言いました」

 

 

 

「へっ?」

 

 

 

「正直に言います!…ずっと…ずっと…ずっと花陽さんのことが好きでした!!」

 

 

 

「ぴゃあ!?」

 

 

 

人生初の告白だった。

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

 

 

 

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