【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話 作:スターダイヤモンド
「ねぇ…こたろう君は彼女はいないの?」
突然の質問。
「えっ?」
「さっき、私も訊かれたから」
「あぁ、そうでしたね…えっと…恥ずかしながら、いないです。いない歴15年です」
「へっ?15年?」
「はい」
「モテそうなのになぁ…」
「花陽さん一筋ですから…」
「私、一筋?…それは…ちょっと信じられないよぉ」
「どうしてですか?見た目も、性格も…花陽さんを超える人いないんです…。…今のところ、そういう人に出会わなかったので」
嘘じゃない。
俺の理想は高い。
もちろん、そんな人がそう簡単に見つかるとも思っていない。
仮に可愛いと想う娘がいたとしても、花陽さんと絶対に較べてしまう。
故に…どこかで何かの基準を下げて妥協しない限り、俺に彼女など出来るハズがなかった。
「私が…基準?」
「はい。俺の…理想の女性です」
「でも、私より可愛い娘なんて、世の中にいっぱいいるし…」
「いないですよ!そう簡単に花陽さん以上の人がいるわけないじゃないですか!!」
「ひゃあ!!」
「…あ、すいません…つい熱くなっちゃって…偉そうに言える立場じゃないですよね…」
「ううん、なんか、こっちこそ…私のせいで、こたろう君に迷惑を掛けちゃってるみたいで…」
と花陽さんは恐縮した。
「迷惑だなんて、そんな!…勝手な話だとはわかってます。でも…そんなこんなで欲望が抑えきれなかった…ってことだけわかってもらえれば、それで充分です」
「そっか…私のことをそんなに…そうなんだ…う〜ん…そっか…そうなんだ…でもなぁ…うぅん…」
表情はわからないが、明らかに花陽さんは動揺している感じだ。
好きだから襲った…。
それを許していいのかどうか…。
裁判になれば、確実に俺は負ける。
少なくとも、俺はわかってる。
許されるワケがないと。
すると、しばらくして「それで…私はどこまでされちゃったのかな?」という質問が飛んできた…。
「もう一度訊くね?…私は…どこまでされちゃったのかな?」
「どこまで…って…」
「えっと…その…エッチなこと…」
「えっ…あ、いや全然、全然…なんならまだ始めたばっかで…エッチの『エに字』にも差し掛かってないというか…」
「…」
きっと疑いの目で俺を見ている。
「いや、マジです!これから…って時に、目、覚まされたので…って…こんな言い方も変ですが…嘘じゃないです!本当なんです!信じて下さい!」
「…本当に本当?…」
「はい!さっき、あんなに恥ずかしい話ししたんですから、この期に及んで嘘なんかつかないです!」
「そうかなぁ…う〜んと…とにかく、二度とこんなことしちゃダメだよ!」
「は、はい!わかりました!」
納得はしてないみたいだが、一応は許してもらったみたいだ。
〜つづく〜
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