【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話 作:スターダイヤモンド
「…それじゃあ…私の…パン…を返してくれなかなぁ…」
「えっ?…パンですか?」
「パンじゃなくて…その…パ…ツ…」
「はい?」
「もう…盗ったでしょ?…私の…パン…ツ…」
「あっ…気付いてました?」
バレていた。
「やっぱり、こたろう君が?」
「えっ、あ…鎌(かま)かけました?」
「自分で脱ぐハズないもん」
「バレちゃったのなら仕方ないですね…」
「じゃあ、早く返して」
「パンツ…ですよね…」
「うん、パン…ツ…」
「花陽さんのパンツは…」
「?」
「俺が汚しちゃいまして…」
「汚し…ちゃった?」
「…はい…その…一回、パンツに出しちゃったので…」
「出しちゃった?」
「花陽さんのパンツに…射精しちゃいました…」
「びゃあ!!」
「だから…これじゃあ、返しても履けないかと…」
「うぅ…酷いよぉ…」
「すみません。なので、これは…俺が責任取ってもって帰ります!!」
「も、持って帰るのぉ?」
「だって、こんなの花陽さんに返しても捨てるだけですよね?洗っては使わないですよね?…だったら…」
…持って帰って、親にバレないように花陽さんの使ってる柔軟剤で洗濯して…また利用させてもらいます!…
「確かに…その状態じゃ、そのまま渡されてもたけど…うぅ…困ったなぁ…」
「あの…花陽さん…」
「はい」
「ひとつお願いがあります」
「…う〜ん…悪い予感しかしないなぁ…」
「花陽さんは見えないかもしれませんが…さっき言った通り、途中で終わってしまったので…俺の相棒が…硬いまんまなんです」
「俺の相棒?」
たぶんだけど、花陽さんは首を傾げた。
「言わせないでくださいよ…チン○ンです、チン○ン」
「あひゃあ!…わ、わかったから!2回も言わなくていいよぉ…あっ、でも、さっき出ちゃったって…」
「1回で治まるハズがありません」
「そうなのぉ?」
「花陽さん相手なら、何発でもいけますから」
「そんなこと、自慢しないでぇ!」
「いえ、花陽さんに対する誉め言葉です」
「う〜ん…素直に喜べないよぉ…えっと、えっと…それで…その相棒くんが?」
「鎮まるように、さっきの続きがしたいです!!」
「や、やっぱり…そうなるんだ…」
…はい、そうです!…
「なので、お願いします!」
花陽には見えないかもしれないが、再び、土下座。
「そんなことお願いされても…う〜ん…困るなぁ…」
「花陽さんは…その…経験済みかもしれないけど…俺はまだしたことなくて…」
「経験済み…って…そういう言われ方、したくないなぁ…」
花陽さんの言葉に少し怒気が含まれていた。
彼氏いない歴1ヶ月とか言ってたし…悲しいけど花陽さんが処女のハズがない。
逆にこの歳まで未経験とか言われたら、それはそれで引く。
今まで何人の男とつきあって、どれくらいエッチしてきたんだろう。
どんなエッチをしてきたんだろう。
こっちは未経験者だ。
だから、出来れば優しくリードしてほしい。
そんな気持ちがつい、口から出た。
「気を悪くしたなら、すみません…言葉が過ぎました」
慌てて謝罪。
「…でも…未経験のまま、俺、死んでいくなんて…悲しすぎるとは思いませんか?」
同情するなら…ヤラせておくれ。
「死ぬことが前提なのぉ?」
「はい。閉じ込められてから随分経ちますけど…未だにウンでもなければ、スンでもないじゃないですか。このままいたら…酸欠で『俺たち』…死んじゃいますよ」
と、悲壮感たっぷりに訴える。
「そうなのかなぁ…」
「仮に助け出された…としてもですよ…それまでの時間…ただ待ってるよりは、お互い気持ちいいことしてた方が良くないですか?」
「さっき、体力温存してよう…って言ってたよね?」
苦笑してる。
「じゃあ、激しくしない方向で…」
「くすっ…」
おっ?この反応は?
「俺、間違ったこと言ってないですよね?」
「…すごく間違ったことを言ってるよ…」
あっさり否定された。
「現実は厳しいんだよ。そんな漫画みたいなお話、あると思う?」
「ないですかね…やっぱり…」
「こたろう君の気持ちは…嬉しくないって言ったら、嘘になるけど…それでも、こんな感じでそういうことするの…って違うと思うんだ」
「…」
「ちゃんと、好きな人同士でしなきゃ…ね?」
「花陽さんは…俺のこと、嫌いですか?」
「ズルいなぁ…その質問は…こたろう君と会ったのは10年ぶり位だし…好きかどうかって言われても…」
「俺は好きです!」
「う〜ん、じゃあ、逆に聴くけど…こたろう君は『久々にあった男の子と簡単にエッチしちゃうお姉ちゃん』ってどう思う?…私がそんなに軽い人に見えるのかな?」
「いや、そういうわけじゃ…」
確かにその質問は難しい。
花陽さんがメチャクチャどスケベで、いやらしくはあって欲しいけど…ヤリマンではあって欲しくない。
そのバランスはチョー難しい。
「…」
「…」
さすがに俺も、これ以上、攻略する手だてが見つからない。
強引に…とはいけなかった。
〜つづく〜
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