※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話   作:スターダイヤモンド

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その27『大ピンチ!…からの…』

 

花陽さんの言葉も止まった。

 

それはそうだ。

そこまで、拒否しておいて、やっぱり「していいよ」なんて言う訳もなく…かと言って、この雰囲気の中、続ける話しもない。

 

 

 

だが…

 

 

 

「どうしました?」

 

俺は彼女の異変に気が付いた。

少し、呼吸が荒くなっているように感じた。

 

ヤバイ!

マジで酸欠状態になったんじゃ…

 

 

 

「…ううん…なんでもない…」

 

でも、その答えに力強さはない。

 

 

 

「いや、正直に言って下さい!死ぬ前にエッチとか…そんな話しは忘れて下さい!マジで酸欠なら、何か考えないと…」

 

 

 

「本当に…大丈夫…だから…心配…しないで…」

 

 

 

「花陽さん!!」 

 

 

 

「…えっと…その…おトイレ…行きたくなっちゃった…」

 

 

「花陽さんもオナニーですか?」

その答えにホッとしたのか、つい馬鹿なことを言ってしまう。

 

 

 

「…」

 

 

 

「な、ワケないですよね…じゃあ、おしっこですか?」

 

 

「…だから…そういうことは…ハッキリ言わないで」

 

 

「すみません…」

自分の責任とは言え、謝ってばかりだ。

 

 

 

「…うぅ…どうしよう…」

 

 

 

「ペットボトルとか持ってないんですか?」

 

「…仮に持ってたてしても…ここでできないでしょ?」

 

「まぁ、そうですね。女の人が、そこを目掛けておしっこするのって難しそうですもんね」

 

「そういう意味じゃないんだけど…」

そう言うと花陽さんがスマホを翳して、エレベータ内を照らした。

 

「…ないか…」

 

「何がです?」

 

「最近のエレベータには非常時用のおトイレがあったりするんだけど…」

 

「あぁ…そういえば、このエレベータにはないですね…」

俺も自分のスマホを翳して、確認してみた。

 

 

 

「…はぁ…うぅ…」

 

「我慢できないですか?」

 

「我慢…するしか…ないよね?」

 

「してもいいですよ、おしっこ」

 

「…大丈夫…我慢するよ…」

 

「生理現象なんだから、仕方ないじゃないですか」

 

「それはそう…なんだけど…」

 

「我慢しして漏らしちゃったほうが、よっぽど恥ずかしいですよ」

 

「わかってるけど…」

 

 

 

「じゃあ、一緒にしません?」

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

「おしっこ」

 

 

 

「!!」

 

 

 

「俺も一緒にしますんで。そうすれば恥ずかしくないですよね?」

 

エッチより、変態プレイが先になりそうだ。

 

 

 

「しない!…大丈夫…我慢するから…」

 

「でも…このまま動かなかったら…本当に漏らしますよ?」

 

 

 

エッチするのと、人前でおしっこするの…どっちが恥ずかしいことなんだろう?

女性にとって、ある意味究極の選択かも。

 

 

 

「うぅ〜…誰か助けてぇ!!」

花陽さんは、大声で叫んだ。

 

 

 

 

 

花陽さんの、天への叫びが通じたのだろうか…。

 

 

 

「あっ!」

 

「おっ!」

 

 

 

「点いたぁ!」

 

「点きましたね!」

 

 

 

誰にでも起こりうるピンチに陥っていた俺たちに、一筋の光が差し込む。

いや一筋の光どころか、エレベータの照明が回復したので、室内全体が一気に明るくなった。

 

 

 

「だけど、まだ喜ぶのは早いですよ。エレベータが動き出すまでは、油断できませんよ」

 

「確かに…」

 

「逆にこれで動かなかったら…明るくなった分だけ、花陽さんのトイレシーンがバッチリ拝めちゃうワケですから」

 

「…もう…意地悪なこと言わないでよぉ…」 

 

 

 

だが、女神は花陽さんに微笑んだ。

 

程なくして、停まっていた箱が動き出した。

 

 

 

「助かったぁ…」

安堵の声が漏れる。

 

 

 

それは俺も同じだ。

口では強気にあんなことを言ってみたものの…ギリギリ変態に、ならずに済んだ…という想いがある。

正直、俺にはまだ放尿プレイは早すぎる。

 

 

 

エレベータが1階に止まり、扉が開いた。

しかし、俺たちはそのまま降りずに、にこ姉ぇたちの部屋へと舞い戻った。

 

 

 

「助かってよかったですねぇ…」と…少し眠たげな目で対応したこあ姉ぇ…の横をすり抜け、花陽さんはトイレにダッシュした。

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

 

 

 

 

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