【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話 作:スターダイヤモンド
俺の中で『コイズミハナヨ』というアイコンは『エロ』と同意語だ。
自分が犯した所業に対する恥ずかしさ故「この場から逃げ出したい」という気持ちとは裏腹に…意図せず股間のアレが硬くなっていくのがわかった..
条件反射。
パブロフの犬。
まだ何もしていないのに、こんな状態になるなんて…。
我ながら…情けない…と思った。
「花陽お姉ちゃん…ですよね?」
覚えてる?との問い掛けに、俺はつい昔の呼び方で、呟いてしまった。
「よかったぁ!覚えててくれたんだね」
「あ、は、はい…全然、昔と変わってなくて…すぐわかりました」
「ふふ、お世辞が上手だね」
そう言うと、彼女はまんざらでもない様子で微笑んだ。
「ぷっ!『花陽お姉ちゃん』だって」とにこ姉ぇが笑った。
「い、いや…それは別にいいだろ…」
俺を子供扱いしてバカにする姉にムッとしたが、それより先に…今、最大の疑問を優先させた。
「…どうしてここに花陽おねぇ…花陽さんが?聴いてないんだけど」
「なんでアンタに、いちいち報告しなきゃいけないのよぉ」
…そりゃあ、心の準備ってものが…
「ごめんね…びっくりさせちゃって…」
花陽さんは、両の手を顔の前で合わせると、少し首を傾げて俺を見た。
「あ、そういうつもりじゃ…花陽おね…いや、花陽さんは何にも悪くないです!!…えっと…『ろ』と『あ』は?」
俺は慌てふためき、胡麻化すようにして、ここにいない残りの二人の姉のことを訊いた。
「今日はどっちも出掛けてるわ。まぁ、だから花陽を呼んだんだけど…アタシも珍しく休みが取れたからね」
「にこちゃんからお誘い受けて…たまたま空いてたから…」
「そうなのよ、お互い忙しくて…会ったのは久々なのよねぇ」
「半年ぶりくらい…かな。LINEとかは、わりとしてるけどね」
「ね?デカくなったでしょ?」
と、にこ姉ぇ。
「うん、話には聴いてたけど、本当に大きくなったねぇ」
花陽さんは、俺に視線を向けた。
「ま、まぁ…」
「アンタが遊んでくれてたときは、こ〜んなんだったからねぇ」と、にこ姉ぇは自分の顔の前で、親指と人差し指で5cm程の隙間を作った。
「あはは、さすがにそこまで小さくないよぉ」
にこ姉ぇのつまらないボケに、花陽さんが優しくツッコミを入れてくれた。
…チン◯ンの大きさなら、それくらいで間違ってはないけどね…
「今、いくつ?」
「ちん…しん、身長ですか?166cmです」
「えっと…歳…」
「えっ?あっ…15…です…」
と赤面しながら答える俺。
「高1?」
「は、はい…」
「う〜ん…」と
花陽さんは唸ってしまった。
それを見て、にこ姉ぇが
「どうしたの?」
と声を掛ける。
「若いなぁ…って思って…」
「当たり前でしょ」
「私も歳を取るわけだ」
「アンタねぇ、アタシを前にして、それ言う?」
にこ姉ぇがそう言うと、花陽さんは「ん?」と不思議そうな顔をした。
「ん?じゃないわよ。アタシのほうが2つ上なんだから、アンタがそう言ったら、アタシの立つ瀬がないじゃない!…ったく何年経っても、そういうところは、すっとぼけてるんだからぁ」
そう言われた彼女は、へへへ…と照れ笑いを浮かべた。
〜つづく〜
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