※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話   作:スターダイヤモンド

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その39『夢』

 

「そう言えば花陽さん…って、実はバイだったりします?」

俺は一旦攻撃をやめ、ウェットティッシュを取りに立ち上がった。

 

「へっ?バイ?」

突然の…まったく脈略のない質問…に、花陽さんは目を丸くする。

 

「男の人も、女のひとも、両方ともイケる!…っていう意味のバイです」

 

「あぁ…そういう意味の…って、どうして私が?」

 

「寝言でいろんな人の名前が出てきましたよ。μ'sのメンバーばっかり…」

キッチンシンクの傍で目当ての物を見つけた俺は、そう言いながら、花陽さんの元に戻った。

 

「そ、そうなんだ?寝言で?…う〜ん…えっとね、それは今でも仲がいいし…夢に出てくるくらいのことは、あると思うな…」

 

「その夢は…希さんたちにおっぱい揉まれる夢ですか?」

 

「!!…ち、違うよ…」

 

「図星ですよね?」

 

「な、なんのことかな?」

 

「そう言ってましたもん『揉まないで』とか『ここじゃダメ』とか…あっ、遅くなってすみません…身体、拭きますね?」

話の途中ではあるが…俺が汚してしまった彼女の胸元…を、持ってきたウェットティッシュで拭こうとした。

 

「自分でやるよ…」

花陽さんが手を出す。

 

俺は箱から数枚引き出し、彼女に手渡した。

 

「じゃあ、俺は背中拭きますね?」

 

「えっ、背中?…背中は大丈夫だよ…」

 

「でも、床に寝転んでたから…汚いっすよ」なんてことを言って、勝手に拭き始める。

 

「うぅ…スースーするよぉ…」

 

「寒いですか?」

 

「少し…」

 

「アルコールで熱を奪っちゃいましたかねぇ?」

 

「そうかも」

 

「…ですよね。だったら、俺が温めてあげますよ」

俺はまた、彼女の隙を衝いて、後ろから抱き付いた。

 

 

 

「あっ…」

 

 

 

「『冷え』は女性の敵ですからね」

 

 

 

「そうだけど…」

 

 

 

作戦成功。

極々自然に、花陽さんとくっつくことが出来た。

そしてエレベータの時のように、後ろから彼女の腰に両手を回しホールドする。

 

 

 

「それで…どうなんです?」

彼女に密着したまま、再び問いか掛ける。

 

「なんの話だっけ?」

 

「寝言の話ですよ。エッチな夢、見てましたよね?しかもμ'sのメンバーに犯られちゃうような…」

 

「み、見てないよ、そんな夢」

 

「どうですかねぇ?まぁ…夢って起きた瞬間、忘れちゃったりするしますもんね」

 

「うん、確かに…でも、そんな夢は…」

 

「いや、ハッキリ言ってましたよ。『希ちゃん、ダメだよ…』とか『海未ちゃん破廉恥だよ』とか…『ことりちゃん、もっとしてぇ』とか『真姫ちゃん、花陽の事を好きにしていいよ」とか」

 

 

 

前半は本当。

後半は嘘。

 

 

 

「な、なんと!?そんなエッチな事を…あり得ないよぉ…いやいや…さすがにそんなことは…」

 

花陽さんは半信半疑って感じだ。

全否定しない…ってことは、それなりに自覚があるってことか…。

 

 

「これが花陽さんの願望からくるものなのか、実体験からくるものなのかわからないですけど…どっちにしろ、嫌いじゃないですよね?こういうことされるの」

俺はそう言い放つと、お腹にあった手を乳房へと移した。

 

 

 

「ひゃあ!!」

グッと力を入れ、花陽さんが身体を硬直させる。

 

 

 

「もし、花陽さんが…本当は女の人とそういうことしたい…って思ってるなら…俺が替わりに『女の人』になりましょうか?」

 

やりたい一心で、自分でも訳がわからないことを言い出した。

 

 

 

「替わりに…なる?」

 

 

 

「目を瞑ればわからないでしょ?エッチの相手が男か女かなんて」

 

「普通わかると思う」

 

「俺が東條希さんになりますよ!」

 

「えっ?…の、希ちゃんに?…えっと…それはだいぶ無理があるよね?」

 

「あぁ…確かに…俺と希さんじゃ、胸のサイズが、ちょっとアレですもんね…」

 

「いや、そういう意味じゃ…」

 

「では、さっき名前が出てきた人の中だと…海未さんなら、どうですか?胸のサイズも気にならないですよね?はい『園田海未役の矢澤虎太郎』ってことで」

 

「う〜ん…どこかで聴いたことあるフレーズ…」

 

花陽さんは苦笑した…。

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

 

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