【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話 作:スターダイヤモンド
「お客さんがいるなら…やっぱ、俺、帰るよ…花陽さん、どうぞ、ごゆっくり…」
「何も逃げていかなくてもいいじゃない。お菓子持ってきてくれたんでしょ?折角だからお茶していきなさいよ!」
と、にこ姉ぇ。
「あ…でも…邪魔しちゃ悪いし…」
「いいの、いいの。今日は花陽、ご飯食べて帰るんだから。時間は全然あるのよねぇ…」
「あ、いや…だけど…」
「それとも、久々に花陽と会って…照れたりしてる?」
にこ姉ぇが、メチャクチャ意地悪な顔をして、俺を見てきた。
「べ、別に…そんなんじゃねぇよ…」
流石、姉ちゃん。
痛いところを突いてくる。
でも…
この場から逃げたい気持ちはその通りなのだが、照れてる…というわけじゃない。
むしろ…これまで妄想の中であれこれしてきた人を目の前にして、心が落ち着かないだけだ。
2人には気付かれないようにしているが、つい、彼女が着ているサマーニットの…こころなしか、水着の写真の頃より、大きくなっている胸元…をチラ見してしまう。
俺の見立てでは、当時がCかDカップなら…今はEかFカップ。
この10年あまりで成長したのは、どうも俺だけじゃなかったようだ。
果たして…
その豊かな胸を包み込むブラは、どんな色なのだろうか。
履いているパンツは…どんな感じのものなんだろうか。
ずっと頭に思い描いてきたのは、いわゆるパステルカラーだ。
水色や黄緑…そして薄い桃色…。
赤とか紫とか…派手な原色は似合わない。
黒も違う。
花陽さんのイメージではない。
だが、あの写真から10年以上も経っている。
今、目の前にいる花陽さんは、メッチャ大人の女の人になっていた。
だから…
もしかしたら、その服の下は…俺の想像を遥かに越えたものを身に付けているのかもしれない。
ひょっとしてTバックとか履いてたりして…。
姉ちゃんたちの下着なら、それこそ、幼い頃から腐るほど見てきた。
洗濯だってした。
あまりに日常過ぎて、それを以て興奮するなんてことは、まず、ない。
しかし…相手が花陽さんとなれば、話は別だ。
姉ちゃんたちのそれとは、まったく異質なものになる。
見たい!
スゲー見たい!
目を細めたら、透けて見えるんじゃないか…なんて、バカなことを考えた。
花陽さんを目の前にして、俺の感覚全てが、自分の股間へと全集中していく。
ある意味、健全な男の反応だ。
こうなると…この場から逃げたい…というよりは、早く帰って『したい』という意識の方が強くなる。
履いているパンツが、少し、ぬるっ…としてきた。
このままの状態だと、暴発しかねない。
それは不味い。
「ごめん…ちょっと…トイレ借りる…」
俺は事前に手を打つことを決めると、足早にそこを目指したのだった…。
…
「うっ!…」
にこ姉ぇにバレないように、花陽さんと隠れてエッチ…というシチュエーションでしてしまった…。
応急処置ではあるが、これでなんとか一息ついた。
しばらくの間、収まってくれるだろう。
それにしても…
「最悪だ」と思って家を出たが、まさかこんなサプライズに遭遇するとは。
おふくろもいい仕事をするじゃないか。
〜つづく〜
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