※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話   作:スターダイヤモンド

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その69『睡眠欲、入浴、もうひとつは?』

 

「あとね…」

 花陽さんが呟いた。

「今日のことは、全部忘れてね?」

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

「やっぱり、こういうの…お互いによくないから…」

 

「花陽さん…」

 

「わかるよね?言ってること…」

 

「…でも…」

 

「うん、そうだね…さっきはものの弾みであんなこと言っちゃったけど…そこは…ね?」

 

 

 

わかります。

俺だって勢いであんなこと言ったけど、花陽さんとずっとエッチができるなんて思ってない。

 

寧ろ、今日しかないくらいの気持ちで、フルコースを味わったのだから。

 

もちろん、またいつか、やれるなら、それはそれにこしたことはない。

 

 

 

俺は、ひとまず納得するフリをした。

 

 

 

…だがしかし…

 

 

 

今日の出来事を忘れろなんて…それは絶対に出来ない。

それは無茶っていうものだ。

 

だって、俺の初体験なんだよ。

それも、十数年間、想い続けていた花陽さんが相手だ。

 

記憶喪失にでもならない限り、絶対に忘れることなんか出来やしない。

 

 

 

「じゃあ、中に入ろう」

 

「はい!」

俺と…服を抱えた花陽さん…は姉ちゃんたちの様子を伺いながら、忍び足で室内に戻る。

 

 

 

花陽さんはバスルームに直行した。

 

俺はリビングで落としたバスタオルを腰に巻いたあと…彼女が汚した床を拭き、ジャムを片付け、証拠隠滅を謀る。

 

幸い、ここまでは姉ちゃんたちに感付かれることなく、ミッションを終了させれことができた。

 

 

 

そして、クローゼットへ移動。

 

さすがに眠い。

疲れた。

これじゃあ、きっと爆睡するに違いない。

 

横になって目を閉じる。

壁の向こうから洗濯機が回る音が聴こえ、床を伝って振動が響いてきた。

 

 

 

「あっ!やべぇ!」

それで思い出した。

 

乾燥機の中に、俺のパンツと…花陽さんのパンツが入りっぱなしだったことを。

俺のはともかく、花陽さんのは持って来ないと。

 

腰の痛みに耐えながら立上がり、俺はお宝奪還の為、クローゼットを抜け出した…。

 

 

 

 

 

ほんの『出来心』だった。

乾燥機の中の戦利品だけ手に取って、クローゼットに戻るつもりだった。

嘘じゃない、本当だ。

 

 

 

だが…

 

 

 

誘惑に負けてしまった。

 

鶴の恩返し状態。

もちろん…俺は機(はた)を織っている方じゃない。

覗いた方である。

 

 

 

バスルームでは花陽さんが、背中を向けて身体を洗っている最中だった。

 

そんな全身泡だらけの彼女を見て、不覚にも(?)相棒が…

 

オハヨウ、パワフルデー!

モーニンッ!!

 

…になってしまった。

 

少しだけ開けたバスルームの扉から漂ってくる蒸気を浴びて、すっかり目が覚めた。

 

 

 

上を向いて深呼吸する。

そして、何をするか決める。

 

まぁ、何をするって言っても…ナニしかないワケだが…。

 

1日は短いから、あれもこれもしたいワケで…。

 

ヤりたいよ!

ヤりたいよ!

もっと時間が欲しい。

 

あと身体がふたつ、いや、みっつあれば…。

 

…なんて言っても始まらない。

取り敢えず今は目の前のこと…。

 

まだ、挑戦したいね。

やれるね。

 

もっと動いて確かめたい…俺の底力。

 

 

 

狙いを付けて背後から…忍び寄る。

「花陽さ〜ん!!」

俺は彼女に抱き付いた。

 

抵抗するなら、してごらん…。

 

 

 

「ぴゃあ!!」

奇襲を受けて、大声で叫ぶ。

 

 

 

ボディソープで泡々になってるから、お互いの肌がつるりと滑る。

 

 

 

「あん♡」

 

「お〜…スベスベのヌルヌル…」

 

「ちょ、ちょっと、こたろう君…何してるのぉ?」

 

「俺も一緒に洗います」と自分の胸を、彼女の背中に重ね合わせた。

 

「へっ?」

 

「浴場で欲情した…なんて」

 

「う、うそ…どうして…ぅん♡…さっき…最後だって…ふぁ♡…言ったでしょ…」

 

「いやぁ…俺のコイツが『ファイトだよ!』って、また…」と花陽さんのお尻に、力を取り戻した相棒を擦り付けた。

 

 

 

そして…

 

 

 

もう一度、花陽さんと…『愛してるばんざーい!』…をしてしまった。

 

 

 

 

 

こうして俺たちは…最低で…最高のふたりになった。

 

 

 

 

〜つづく〜

 

 

 

 

 

 

 

 

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