【ラブライブ μ's物語 Vol.7】 にこ姉ぇの親友に手を出した話 作:スターダイヤモンド
………
「ありがとうございました!!」
事(こと)が済んで頭を下げた俺。
「もう…せっかく身体を洗ったのに…」とぼやきながら、花陽さんがシャワーで、身体に付いた泡と股間から滴り落ちた汁を洗い流す。
そうだ!
乾燥機の中の『タカラモノズ』を回収しなければ!
「じゃあ、俺、先に…」
そう言って、一足早く、バスルームから抜け出した。
しかし、その先に待ち受けていたのは…
「のわっ!!」
「おはよう、こたろう♡」
脱衣場に、背の低い女性が立っていた。
「に、にこ姉ぇ…」
呆然とする俺。
次の言葉を失う。
「こ〜んなところで、何してたのかしらぁ♪」
かつて彼女が目指していたアイドルのような微笑みで、俺に問い掛けてきた。
「えっ…あっ…ね、寝汗を掻いたから…サッパリしようかと…」
「へぇ…花陽と一緒に?」
バレてる…。
マンションの狭いバスルームだ。
彼女もすぐ、その異変に気が付いた。
「に、にこちゃん!?」
「アンタねぇ…」
「ごめんなさい!!悪いのは、こたろう君を許しちゃった花陽の方で…本当にごめんなさい!!」
花陽さんは、俺が謝るより早くそう言うと、その場で土下座した。
「あっ…いや…俺が無理矢理…その…花陽さんにお願いしたというか…なんというか…」
「まぁ、いいわ。取り敢えず先に服を着なさい。裸のままじゃ、風邪ひくでしょ」
俺は慌てて身体を拭くと、乾燥機に入れておいた自分のパンツを取り出し、急いで履いた。
もちろん、花陽さんのもパンツも忘れずに…気付かれないよう手に持った。
「こたろうは…着替えたらリビングで待ってなさい」
「えっと…シャツがまだ洗濯中で…」
「そのバスタオルでも、引っ掛けてれば?」
「あ、はい…そうします…」
言われた通り、指示に従う。
「花陽は…着替えあるの?アンタ、パンツは?」
「えっ?…えっと…」
「洗濯中?だったら、パンツはこれ使いなさい。まだ、卸(おろ)してないヤツだから…」
「あ、ありがとう…って…ちっちゃい…これじゃあ、お尻に食い込んじゃうよ…」
「文句言わない!」
「ご、ごめん…」
「上は?ブラトップで良ければ貸すけど…」
「えっと…さすがに、そのサイズは…入らないかと…」
「花陽のことは好きだけど、そう言うとこは嫌いだわ」
「にこちゃん、これは不可抗力だから…」
「そう思って、アンタが脱いだヤツ持ってきたわよ!」
「さすが、にこちゃんです!」
「上下バラバラになるけど…」
「この際、贅沢は言ってられないです」
「そうね。服はこころのヤツを持ってきたから…きついかも知れないけど、これで我慢しなさい!」
「う、うん…ありがとう」
花陽は、それを着たら『胸の標高差』がもっと強調されるであろうシャツを手に取った。
〜つづく〜
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