※この作品はR-18です。

の【日の丸の国史上最悪の猟奇殺人事件がきっかけで始まった物語】   作:桃色ぴんく

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第57話

7月11日午前0時

 

1人の若い男性が、夜食を何にするか真剣に考えていた。

 

冷凍庫にはお弁当用の冷凍食品とアイスが山ほど入っていた。だが、冷蔵庫にはお茶、水、豆腐、納豆、魚肉ソーセージ、わさびのチューブしか入っていなかった。野菜室に至っては、もやしとカットスイカだけがポツンと入っていたのだ。

 

「この時間だと日の丸コンビニかサニーランドしか開いてないからな……。はぁ……。今から車で行くのはちょっとしんどいな……」

 

夏の暑さにやられた男性は、さっき開けた冷蔵庫の寂しさにため息をついた。

 

「冷奴だけじゃ足りないな。とりあえずおひさまレシピでも見るか」

 

スマホを手に取った男性は、日の丸の国のレシピ投稿・検索サイトで今すぐ作れそうなものを探した。

 

レシピ検索欄に、

 

 

夜食 簡単 もやし 魚肉ソーセージ わさび

 

 

と入力した。

 

「魚肉ソーセージともやしの炒め物、おすすめの味付けはわさび醤油……。確か醤油がテーブルにあったな」

 

男性は早速フライパンを手に取り、魚肉ソーセージともやしの炒め物を作り始めた。

 

午前0時10分

 

「あ、おいしい。これお気に入り登録しよう。……ん?」

 

夜食を楽しんでいたはずの男性は、首を傾げながらスマホの画面を見た。

 

「おいおい、リクエスト欄おかしいだろ。怖えよ……」

 

そこには、

 

 

ゆうちゃんの肉を使った料理を教えてください!食べてみたいです!

 

鶏肉はゆうちゃんの肉で代用してもいいですか?www

 

ケチャップをゆうちゃんの血に変えた方がおいしいんじゃないですかー?

 

 

など、恐ろしいを通り越してもはや気持ち悪いコメントが大量に書かれていた。

 

「ただの荒らしだよな?それか、ゆうちゃんを食べるってエロい方の意味なのか……?そういうのはSEXY SUNNYに書けよ……」

 

男性は呆れながら日の丸の国のアダルトサイトを開いた。

 

「やべ、急にムラムラしてきたw早速オカズをリクエストしちゃお♪胸元の生クリームを俺に舐め回されるゆうちゃん……。ふふふ……。見た目は芋だけど喘ぎ声はめちゃくちゃ可愛いだろうなぁ……。あ、イチゴシロップを下半身にたっぷり垂らされて恥ずかしがるゆうちゃんもそそるなぁ……」

 

一方その頃……

 

別の若い男性が、ニヤニヤしながらスマホを見ていた。

 

画面に映っていたのは、イチゴ味のかき氷の上に乗せられたゆうちゃんのファンアートだ。

 

「ふふ、30万もいいねがついてる。嬉しいなあ……」

 

男性はゆうちゃんのファンアートを何枚も描いてはSNSに投稿していたが、ここまでバズったのは初めてだったのだ。もちろん、他の人のファンアートを見たりゆうちゃんと男の二次創作マンガを読んだりするのも楽しんでいた。

 

「それにしてもこのR18マンガ最高だよ。男がそうめん色の白いロープでゆうちゃんを縛って、それから麺つゆとネギを添えて犯す……。ちょっと変わったシチュエーションだけど興奮するね。はぁ、はぁ……」

 

精力絶倫状態の男性は、半ズボンとパンツを脱ぎ始めた。それだけでは物足りないのか、ラブドールの手首を白いタオルで縛り、首筋にそっとキスをしながら下半身同士を擦りつけ始めたのだ。

 

ラブドールがめるへん♡らんどのマネキンよりもずっとゆうちゃんにそっくりだったのは言うまでもない。

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