岡崎泰葉さん、年下の男の子にたくさん感じさせられてしまう 作:ふりーじ屋/家庭内禁書
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泰葉センパイが冷静ぶったり流されてひぃひぃ言うハメになる話です。
ご参考→https://skeb.jp/@freege_affected/works/7
「ぁ……だ、めぇ……も……っお、っ……!」
「だめ、じゃ、ない、だろう……!」
四つん這いにさせられ、セーラー服のプリーツスカートをまくり上げられ、あそこの奥まったところをしつこく刺激されています。腰からうなじにかけて背筋がガクガク震えて、手足が思う通りに動いてくれません。無理に体重を受けているヒジとヒザが痛みます。
それはそれとして、フリーフォールで落っこちっぱなしみたいな、怖いとも心地いいとも言える感覚が激しくなったり収まったりしています。
「お、ねが……とめぇ……えああっ! あ、あっあっ!」
私のあそこに後ろから突っ込んでいる“彼”は、私のお腹の奥のムズムズしてきたところを、捉えたり捉えなかったりしています。中途半端にされて焦らされている気がします。別に私が望んでいるセックスじゃないのですけれど。
「んんんっ……うんっ、んっ……あああっ! あ、あっ、あ、だ、めぇっ」
「ウソつくなよ、泰葉さん、どこが……どこがだめだって? なぁ」
そうです。これはレイプなんです。
私は彼に、セックスしてもいい、なんて言っていません。ほのめかしてもいません。
「っく、く……ぅ……くううう、うゔぅっ……!」
ずちゅっ、ずちゅっ、と水っぽい音が聞こえます。耳から入るというより、後頭部に飛び散ってきてべっとりこびりつく感じです。音とお腹の感覚はだいたい重なっています。腰に打ち込まれて鳴っているときに、自分のあそこが奥から手前までひくひくシてしまっているのを感じられます。
それは心臓の鼓動みたいなんです。心臓は私の体の中にあるのに、私の思いなんてどこ吹く風でとくんとくん拍ったりどきどき跳ねたりしているでしょう。ふだんは気にしないけど、演技で動いちゃいけないとき動きっぱなしの心臓に意識が向かって、この体が勝手に動いているさまを思い出させられます。
あそこまでそうなってしまったらどうしよう。
「んひぃ! あうっ、うぁっ……ひっ……ま、まだぁ……もう、や、あ……」
「泰葉さんのくせに、下手くそなウソ……僕でもわかるよ。うれしがってるじゃないか、おまんこで」
ばかにされちゃってます。彼はそんな子じゃなかったはずなのに。ついさっきまで多少は話せる相手だったのに。
私の頭もそこまでは働いています。
けれど、体は思い通りにならないんです。せいぜい首を横にふるぐらい。感じさせられるばかりになっています。
「くはっ……い、ぃ、ぐっ……ああ、はぅ、ほぁっ、はぁっ……あああっ!」
体がこんな調子だと、頭が働いていたって、どうしたらいいのかわからなくなってきます。こんなのだめ、だめ、って頭が警鐘を鳴らしてるけどどうにもなりません。自分が自分にウソをつかれて裏切られているみたいです。
私を裏切ったのは彼のはずなんですけど。
※
のんきな私は、彼にレイプされ始める寸前まで、彼をまったく警戒していませんでした。
彼は私よりひとつ年下の子役でした。私より少しあとにデビューしてCM中心に名を売って、そのあとここ何年か見ないな……と思っていたら「こんどドラマで共演する」との話を事務所のスタッフさんから聞いて、思わず名前を聞き返しました。
収録前に久しぶりに顔を合わせたら、思わず「きみ、おっきくなったねぇ」と親戚のお姉さんみたいな声音の言葉をかけてしまいました。彼は、背丈が私より頭ひとつ高くなっていました。体つきも大人の男っぽく、まぁ細からず太からずぐらいに成長していました。顔つきには面影がありましたけれど。「もう“泰葉お姉ちゃん”なんて気楽に呼べないですよね」って返事が声変わりしていてさらに驚きました。
彼とは、昔は“泰葉お姉ちゃん”と呼ばれるぐらい親しかったのです。可愛い男の子系の需要を持っていた彼が「子供じゃなくなっていって、いまの自分のファンが離れていったらどうしようか」としおらしく相談されたことがありました。
ただ、私がそういう相談に付き合った経験のある男の子は彼以外にも何人かいました。私は……同業だったから彼らへ理解があって、それでいて彼らと需要がかぶらないから利害関係が薄くて、自分で言うのもなんですが現場だといつも優等生で……と、彼らから見て相談しやすい立場だったのでしょう。
私に相談したころの彼は声変わりしていなくって声がキンキンしていました。それから彼の心配どおり、彼の名前を見る機会が減っていきました。よくあることです(彼らのうち、二次性徴を経て俳優稼業に戻ってくる人は、そう多くありません)。
ドラマで共演する話によると、彼は連続ドラマのレギュラー格で、私は1話だけのスポット出演とのことでした。その話はドラマのメインストーリーからいったん離れたサブプロットで、彼の演じる思春期男子が東北の田舎に行って地元の女子高生である私と出会って恋愛っぽい雰囲気になるけれど……って展開でした。まぁロケ地は房総半島の端っこだったのですが。アクアラインを使えば、本当の東北の田舎へ行く何分の一かの時間でそれらしい田舎の風景までたどり着けるのです。長崎出身の私からすると、画面越しに映っている風景だけだったらたぶん区別がつきません。
彼はどうもこの連続ドラマの役を得て張り切っていたようで、スタッフさんや共演者に細かい注文をつけたり雰囲気をぴりぴりさせたりしていました。行き過ぎて煙たがられていました。私は「気負っているのかなぁ」と思って捨て置いていました。全国ネットで連続ドラマに出ることは、俳優・女優にとっていまでも非常に大きなチャンスでしたし。映画やVODと違って、早回しで鑑賞できないから顔と名前を覚えてもらいやすいとか、視聴者にとってはサブスクリプションでもない無料だから気軽に見てもらえるとか……それだけに神経質になる人も珍しくありませんでした。
ところが撮影が終わりに差し掛かったころ、彼から捨て置けない言葉を聞かされました。子役時代の昔のファンはいなくなったものと思う……とかなんとか。
私は「それはないでしょう」とついお説教してしまいました。確かに、彼の体や声や演じるキャラクターは変わった。でも相変わらず同じ名前で売ってるじゃない。昔とった杵柄ならぬ知名度に頼っていながら「昔のファンはいなくなった」ってちゃんちゃらおかしい。だいたいファンだって私たち子役がいずれ子役じゃなくなることぐらい知ってたはず。とかなんとか。
それを私から聞かされているときの彼は、声変わりする前と同じぐらいしおらしかったんですが。
彼に押し倒されたのは、それから撮影が一段落付いたあと。ロケ地の近くにあった無人駅の待合室でした。
無人駅併設の待合室といっても、ガラス扉で囲ってベンチや自販機を置いたそれなりの構えでした。昔はちゃんと駅員さんが常駐していて、それから鉄道会社の経費といっしょに削られてしまったようでした。空き時間に「人に聞かれたくない相談をしたい」ってそこに呼び出されて、私は彼とベンチに並んで腰掛けていました。4人がけぐらいの大きい木造りで、空き家みたいに古びた駅舎の中なのにそのベンチはニスが明るいままで真新しくて浮いていました。地元の木材を原料にした、ってステッカーが貼られていて「千葉って林業あるんだ」って思いました。
彼に肩をつかまれて、そのベンチに押し倒されました。こんな硬くて冷たいところに寝かされたのは、演技以外では初めてでした。
「ずいぶん殊勝なお言葉をくれてどうも、泰葉さん」
「……手、離してよ」
「昔を思い出したよ」
「はぁ」
「でも昔ほど説得力ないよ。ずいぶんお楽しそうに仕事をするようになっちゃってたから」
仕事を楽しんではいけない、だって軽薄で不真面目だから、って感覚を抱く子役がときどきいます。アイドルに転向する前の私もそうでした。楽しめる案件をうまくこなすのは当たり前で、楽しめない案件をうまくこなせるかというところに俳優・女優としての差が出ます。小さいころ「商人と屏風は曲がらねば世に立たず」ってベテランの俳優さんに教えてもらいました。
子供がなんでこんなストイックな考えに……って不思議がる人もいますが、私からすると不思議ではありませんでした。この考えって「楽しめないことでもがまんしてこなせる自分は“やっぱり”他の子と違う特別な存在なんだ」って自信(あるいはうぬぼれ)につながるので。他の子、というのは素人さんだったり、軽薄で不真面目に見える子だったりしました。
「ちょっと……! 離しなさい、冗談じゃ済まなくなるよっ」
「まだ冗談で済ませてくれるんだ」
私はそのとき、衣装のセーラー服を着たままでした。紺地に白いラインが入った角襟、白い袖と身頃、赤いリボン、紺色で膝丈のプリーツスカート――田舎っぽさを出すための保守的なデザイン。その野暮ったいけど爽やかな雰囲気を私は気に入っていました。自分の高校の制服がブレザーだったので新鮮な気分も味わっていました。
それを脱がされかけていても、私は彼にレイプされ始めている気があんまりしませんでした。私に間近まで詰め寄っている彼の顔は、まだ声変わりする前の面影を残していましたから。体つきも私よりはがっちりしていますが、大人の男……というにはもう一声、といったところでした。
「泰葉さん、細いよね」
「別に……おしりもおっぱいもおっきくないし……」
「首や肩の話だって」
それと、彼に妙な気を起こさせるほど自分にセックスアピールがないだろう、って考えもありました。彼はいま容姿も人気も若さもあるのだから、女の子ほとんど選び放題のはずです。わざわざ私なんて……そのときの私は、女性アイドルの皆さんと自分を比べていました。
「……シャワーも浴びてないのに」
「泰葉さん、僕のことなめてるでしょ。ガキのまんまだと思ってるでしょ」
押さえつけられながら、うっかり「なめてるのはきみでしょ」と返しそうになりました。押さえつけられてみると、私の見立て通り彼の肉体はほとんど大人の男性のようで、私の腕力だとまともな抵抗は無理です。まともじゃなければ……例えば急所に遠慮なくやってしまえばなんとかなりそうでした。すっかり声変わりした口調がなんだか背伸びしているふうに聞こえました。髪の毛が近くて汗の匂いをむわむわ感じて、そこだけは男らしい気がしました。
「あとね、泰葉さんみたいな優等生をめちゃくちゃに犯したいって野郎、けっこういるんですよ」
「その需要はうれしくないなぁ」
彼がしびれを切らしたのか、強引にキスされました。ぎりぎりキスと呼んでいいかなってぐらいの、とにかく口を塞いでやろうって乱暴な所作でした。演技のときとは似ても似つかない不格好さでした。
レイプしようって女にキスする男がいるんですか。それも彼のような俳優稼業が。やっぱりおかしい。思いっきり噛まれて舌が傷ついちゃったら、ちゃんとしゃべれなくなって商売できなくなっちゃうのに。
彼のキスは粘っこい唾液に混じってかすかな清涼感がありました。まさかオーラルケアしてからレイプに臨んでいたんでしょうか。妙なところで分別があってますますおかしい。
「んぷ、んぐ……! ちゅ、れぅ、むぢゅっ、んんぐ、ぁぷ……っ!」
彼の舌がぐいぐいと歯列を押して、開けろ開けろと催促しているようでした――いや、私が口を開けて噛みついたらきみ舌切り雀になりかねないんですけど――なんてセリフが浮かびましたが口を塞がれていたので言えませんでした。
頑固に抵抗してもしょうがないんで少し開けてあげると、それ見たことかと言わん勢いで舌先が入ってきます。上アゴや舌の根あたりをぬらぬらやられてうっかりゾクゾクしてしまいました。
「ぴちゃ、れぢゅ、れぢゅ……ん、く、ん、んっう……んぢゅちゅ……んがっ!? あ、うぐ、えふ……」
彼の舌がますます調子に乗ってかぬちゃぬちゃ我が物顔でディープなキスまでやらかそうとしたんで、いちおう歯を立てておきました。
「はぁ、はぁ……きみ、ねぇ。うかつに舌を突っ込むものじゃないよ。私は、同業のよしみで手加減ならぬ歯加減しておいたけど」
「くそっ……ずいぶん……余裕そう、ですね。泰葉さん」
「きみが余裕なさすぎるせいで、そう見えるだけだよ」
私を押さえつけたままの彼は、無理して笑ったまま目を引きつらせていました。目が黒々、どろどろしていてよどんでいるように見えました。けれどその見え方はきっとこの待合室の光源のせい。彼から見た私の目も似たりよったりだったでしょう。
「ひ、っぐぅ……こら、触るんじゃありませ……っん、うっ、く、っ……!」
いよいよ彼の手が私の胸や腿をまさぐってきました。せっかくのセーラー服がくちゃくちゃにされていきました。シワになっちゃって、あとでどう言い訳したものか。
「んぐっ、く……ぃ、や……こら、やめなさいったらっ……!」
「本当はされたいんでしょう、こういうふうに……」
「……はぁ?」
「いやなら、大声でも出して騒げばいい」
「こんな人気のないとこ呼び出しておいてそれはないでしょ」
自分で言っておいてなんですが、うかつな自分を恨みたくなりました。彼を昔のままだと思い込んでノコノコやってこなければこんなことになっていなかったのに。
「それに、こんな乱暴されても嫌なだけだよ」
「……確かめてみましょうか。手強そうだな。泰葉さん、演技派だったから」
「いや、気持ちよくならないでしょ。確かめないでもわかりなさいよ」
私はなるべく冷静に対応しようとしていました。相手が冷静でないときにこっちまで感情をあらわにすると、それこそ火に油です。それよりしれっとピントのズレた理屈をこねてやるほうが無難です。相手にちょっとでも考えさせてしまえば勢いがなくなります。
けれど私は失敗しました。人気のない待合室にノコノコ来てしまったのに続いて……失敗というものは、重なってほしくないときに限って重なるもののようです。
「きみ、自分がこういうことやられたらって、ちょっとは考え――あっ!? うっ、ぐ、ぅぅぅう……っ!」
私がピントをずらしてみたら、彼の呼吸と手付きがいきなり棘々しく荒々しくなりました。どこか私の知らない傷をえぐってしまったのでしょうか。
まぁ、子役にはままあることです(彼らのうち、二次性徴を経て俳優に戻ってくる人は、そう多くありません)。
※
「は、んっ、あぅ、んっ……ぇう、んんっ……!」
「泰葉さんの好み、僕にもちょっとだけわかってきた気がする」
「……ほかにあるでしょ、わからなきゃいけないことが」
彼の愛撫(?)は、強引でごちゃごちゃとっ散らかった刺激で、それでいて私なんかどうでもいいってほど割り切っていない中途半端なペースでしばらく続いていました。彼はいったいどうしたのでしょう。私を犯したくてたまらなくって頭がおかしくなったから、後先考えずこんな乱暴をしているのではなかったのでしょうか。それとも本当に私を気持ちよくさせたかったのでしょうか。こっちが濡れていないと男の人も気持ちよくなれないのでしょうか。誰にも問いかけたことがないのでわかりませんが。
「ひぅっ! はぁ、あうっ……!」
「声が出てる、くすぐったいぐらいなのが好きなんですね」
「くすぐったいから声が出てるんだってばっ……ふ、むぅっ、んんっ……!」
鎖骨、おっぱいの付け根あたり、脇腹、おへその近く。皮膚が薄かったり神経の近かったりするところをしつこく触られました。彼は私の反応をもっと見たがっているようでした。人の体をおもちゃにして……とかボヤキかけましたが、さっきの二の舞いになりそうなのでやめておきました。
「ひ、ぅ、ぁ……ふぇ、ぁ、あ、く……っ」
「泰葉さん……!」
必要以上に余裕を見せているとかえって彼を煽ってしまいそうな気がして、ちょっとしおらしい声を上げてみました。彼の手が脇腹とかがまんしてもしょうがないところまで触ってくるんだから、と開き直りました。
「あッ、うきゅぅっ!? ひぅ、ぁ、んっぁあっ……」
「きれいだよ、泰葉さんの体……」
「服脱がせる前に言ってほしかったねぇっ」
セーラー服のトップスを裾からべろんとまくりあげられて、彼の視線にさらされていると、肌に変な汗が出てきました。恥ずかしいのはどうしようもありませんでした。子ども扱いしていた後輩に、素肌を好き勝手まさぐられたり見られたりするなんて。子役だったころの面影を残す彼の眼差しが、私の体にじっとりべったり貼り付けられていました。さわやかで甘酸っぱいドラマの内容と真逆でした。
「は……ぁ、あァ……んんぅ、く、ひぅ……」
「ふ、はぁ、ああ……泰葉さんの、おっぱい……」
「もう、子供じゃないんだから……ん、ううううっ……!」
それから胸の先っぽをしつこくいじられました。彼の指先で乳首をあっちへこっちへ動かされ、そこからどうしてもじんわり熱っぽい感じが肌の表裏へとにじんできました。乳房の周りも手のひらでむにゅむにゅこねられました。私ががんばって息や声を殺していると、むしろ彼の息や独り言のほうがよく聞こえました。彼の肌にまとわりつく汗や火照りや興奮が、触れ合っている以上に伝わってきました。
「んぅ、うっ……はぁぁっ……!」
もうこの時点で私は“嫌なだけだよ”“気持ちよくならないでしょ”というほど不感ではいられませんでした。何だかんだで彼が私を感じさせようって気持ちは伝わってきましたし、私の反応をうかがうようすや手付きもまぁまぁでした。彼は少なくともセックス経験済みのようでした。私より年下なのにな。小さかったころのちょっとした思い出をいやらしく汚してしまっている気分でした。私のせいじゃないはずなんですけれど。
「んあ……ふぁ、あ、ぁぁっ……!」
「ちょっと濡れてきたかな、泰葉さん」
「反射だってば……」
「どうだか」
彼は、私のプリーツスカートを無造作にめくって下着に指の2本か3本かを押し付けてきました。テングだけでなくアマノジャクにもなっているらしいようでした。
「きみだって、好みじゃない女の子にキスされて舌入れられてもよだれ出ちゃうでしょ」
「僕、泰葉さんみたいな人タイプですよ」
「私はきみより落ち着きのある人がタイプだねぇ……」
ぬるり、とあそこが濡れていることを実感させられました。心のどこかにじわってきて、冷静ぶるのがちょっとしんどくなってきました。
「っ……はっ、はっ、はっ……」
痛みは感じませんでした。彼の指先、指の根元、手のひら、手首の近くがのそのそ動いて、順々に私の下着とあそこに触れて、しみじみと味わっているようでした。のんきなレイプ魔でした。
「……濡れてるほうがいいですよね」
「誘導尋問しないの。濡れてても濡れてなくてもよくないよ、だめだよ」
「すごいね泰葉さん。襲われてるのに」
彼の笑顔に思いっきり膝蹴りをかましたくなって、かろうじてこらえました。話ができるうちから手(足?)を出すのは危ない気がしたので……。
「私にえーんえーんって泣いてほしい? 得意だよ」
「あんあん鳴かせてみたいなぁ、とは思います」
「鳴くまで待とうよ。天下とるのはそういう人だよ」
「……なんでそこで家康が。泰葉さん、地元でしたっけ……いや、長崎でしたよね」
「私、名字が岡崎だからそのネタでいじられたことあって……んひゅっ!?」
またあそこをいじられました。無意味なおしゃべりでセックスの熱を冷まそうとしましたが、それこそ無意味に終わりました。
「もうちょっと濡れたら、くちゅくちゅって音しそうですね」
「この……ぅく、んんっ……ばかみたいなこと、言わないの……!」
じゅうぶんに濡れていると判断されてしまったのか、私のあそこのなかに彼の指が1本ずぶずぶって入ってきました。指がぐりってカギ型に曲げられたままだからか、私のあそこは彼の第一関節とか第二関節とかがわかってしまいました。
「んっ……はぁ、はぁ、はぁ……あそこ、やめ、てっ」
「声が出てもだいじょうぶですよ。くすぐったいからしょうがないんですよね」
「揚げ足取りを……あ、んっ……!?」
あそこに妙な刺激がきてなんだと思ったら、彼が私のあそこに顔を埋めていました。クンニリングス。いい加減にまずいな、と思いました。私はここまで「いよいよ話が通じなくなったら彼の急所へ一発かましてやればいい」って魂胆だったのですが、2人の態勢がこうなると一発で終わらせるのが難しいのでは。
「あぅっ、うんっ、んぅぅぅっ、うんぅぅぅっ……!」
クリトリスをそっと舐められました。彼の鼻息がおへその舌でぐるぐるしていました。
あそこにキスされた。
声を本気で噛み殺さなければならなくなりました。
「うっ、ぐ、ぅぅぅうっ! はぁっ、ん、ひうぅっ!」
クリトリスが、彼のくちびるで挟まれていました。舌でそろそろ撫でられていました。何度も、ゆっくりと、絶え間なく。もう彼はおしゃべりに付き合ってくれなくなりました。
「はうぅぅっ、んぅぅぅっ……あーっ、あっ、は、うっ……」
不意に、異様な感覚が背筋を走りました。自分がとろけて自分でなくなってしまいそうな、心地よくて危なくて逆らい難い……そんなはずはない、と思いました。私は怖がっていたはずでした。自分が彼に強引にキスされているとき、自分の歯で彼を舌切り雀にしてやろうと考えていて……もし彼が似たことを考えて、私のあそこをめちゃくちゃにしてしまったら。
「んっ、んぶっ! んむ……や、ぁ……お、音、立てちゃ……っ」
怖い、私が無防備過ぎます、だめ、彼と離れなきゃ――クリトリスがどんどん腫れ上がって、そうなるにつれて恐ろしい想像も大きくなって、なのに離れられませんでした。クリトリスのほうに意識が持っていかれて、彼の舌とくちびるの動きに持っていかれてしまいました。私が彼を濡らしてしまっていることまで感じ取れてしまうほどでした。
「やぁ、ぁっ……! だ、め、ぇ……こ、こんなの……あ、ぁぁぁ、あ、やぁあああっ……!」
「ぢゅるぢゅっ、んんぢゅ、は、んっ……! あはは、泰葉さん、こういうの好きですか?」
「ちが、あ、いや……ひぅ、ぁぁああっ、ふあぁぁぁっ! ゃあっ、あっ!」
彼はいよいよ勢いづいてきたようでした。クリトリスをくちびるで挟むだけじゃなく、指先をあそこの浅いところに入れて、裏からクニクニって……お腹や太腿がぎゅうってつい反応してしまいました。何度も何度も繰り返し。そのたびにいけなくて気持ちいい感覚がぱちばち弾けて飛び火して、あそこから頭までぜんぶおかしくなっていきました。
「ふひゅ、そ、そぇ、だめ、だ、めぇ……も、もう、わた、し……!」
あそこがクリトリスを中心にぐつぐつ煮詰まってほどけてしまいそうで、危ない、もうだめ、おかしくなる――そういう気持ちがぐるぐるしてもみくちゃになっているなかで、不意に快感がまっすぐ突き抜けて、止められない何かがあふれていました。
「お、ねが……とめぇ……えああっ! は……ぁ、あァあっ、ゃ、ふぎゅ……!」
「んぶっ!? うぉ、あ……! や、泰葉、さん……っ!」
体があそこごとがくんと震えて、心臓の鼓動みたいに止められなくって、頭を殴られたみたいにめちゃくちゃな快感に何度か襲われて、私は耐えきれませんでした。びしゃ、っと何かがあそこから吹き出しているのを感じました。排尿感に似ていて、でももっと異様で透明で刺すようで焦がれる――
「……泰葉さん、潮、吹いてくれた?」
「くひっ、ひんっ! はぁぁっ、んぅぅぅっ……!」
「おしっこじゃないよね」
彼は顔を私のあそこから離していたようですが、指は突っ込んだままでした。話すかいじるかどっちかにしなさいってしかりたかったんですけど声になりませんでした。
「あ、ひィあッ! ひゃぅぅ、くっ、や、めぇ……!」
クリトリスの快感らしきそれは、生半可ではありませんでした。あそこや背筋どころか、膝裏やらふくらはぎやらまで信じられないほど強張って、ぶるぶると震えて止まりませんでした。
「ああっ、あああ……ああああっ! や、やらぁっ! や、め……はぅ、んっ……んぅうっ……!」
もう自分の口を手で抑えないとだめでした。なんで私が声を殺してあげなきゃいけないのかわかりませんが、そのときはとっさにそうしていました。イキそう……って認めてしまってすぐ、クリトリスとその周りをいいようにされている感じが頭のてっぺんまでひたひた上がって来て、押さえつけようとしても押し返されてしまいました。
「なんでこんなにうれしいんだろう。僕、泰葉さんにむかついてたはずなのに」
「そ、そぇ、だめ、だ、めぇ! も、もう、わ、ぁ……ッ……!」
「ずいぶんてきとうになっちゃったのは、まぁ百歩譲って……なのに、昔みたいにお説教してきてさ……」
彼がつぶやく――だから、話をするなら、あそこの指は動かしちゃ――くひっ、ひんっ! はぁぁっ、んぅぅぅっ――だめ、なんで、どうして。
「もうだめ、んやぁああっ、あああっ……! い、イク、いっちゃうからっ……!」
「なんかすげースケベな女になっちゃってるし……」
耐えられない。
「ひゃ、あめっ、ひゅっ、ひゅっ、ぅぶっ……あ、ぉ……ッ……」
彼の指がどのようにどれだけ動いたかは覚えていません。私はこのおかしな快楽にぶらさがって、逃げるように意識を飛ばしていました。
「起きてよ、泰葉さん」
起こされて目を開いても、悪い夢が続いていました。彼は私の粗相で汚された顔とシャツもそのまま、スラックスとパンツだけ脱いで、大きくなったペニスを私へ突きつけていました。
「あのさ」
「なに」
「顔、ぬぐいなよ。色男だいなしだよ」
「泰葉さんのマン汁で汚れるなんて、むしろ男の勲章でしょ」
彼は真剣そうな顔つきでそう言いました。もう話しても無駄なようでした。それでいて、ペニスにはごていねいにコンドームがぴっちり装着されていました。見て、にへら、とだらしなく笑ってしまいました。まだこのセックスがセーフなつもりだったんでしょうか。
「じゃあ、いいよね。泰葉さん、初めてじゃないだろうし」
「そういう問題じゃ……」
腰が抜けて、ろくに抵抗できなくて、正常位で見下されながらあそこのなかに入れられてしまいました。
「や、だ……! むり、むりだってっ……」
「泰葉さんのナカ、すっげぇシめてくる……これでも気持ちよくないの?」
「だからむりだって言ってるでしょうがっ」
「僕は気持ちいいから止められないや」
「いい加減にしてよこのケダモ――ぉおッ!? ぎゃっ、あ、えぅううっ……!」
最初は先っぽだけ様子見といった素振りだったのに、いきなり奥に突っ込まれて、私は舌を噛みそうになりました。体がぐって重くなって……彼に上からのしかかられているせいだったのか、あそこに突っ込まれてお腹の奥をぎゅうぎゅう狭苦しくさせられていたせいだったのか。圧迫感で頭も舌も回らせてもらえませんでした。
「泰葉さんって男あおるのうまいね。さすが元・名子役」
「っ……っっうぅー……ぅ……!」
「ここまでするつもりじゃなかったんだけどな」
彼は私をレイプしてるくせにしんみりした顔つきと口調でした。まるで恋人とセックスしているような佇まいでした。ほっぺたやくちびるが私の粗相で汚れてかぴかぴになっていてぜんぜんロマンチックじゃありませんでしたが。
そんな彼の顔がジリジリ迫ってきました。ペニスの角度が変わって、足のしびれたような感覚が体の重心にわだかまって、私は首を横に振ったのですがそれまで。
「れぅ、はむ……んくっ、ちゅ、んぢゅっ」
私のがまんもいい加減に限界でした。
「あ゙うッ!? え゙ぎゃっ……ッ!」
思いっきり歯を立ててやりました。はっきりと血の味がしました。異様な感覚が……心地よくて危なくて逆らい難い……もう私は私を演じられなくなっているな、と思いました。
※
それから私は、ベンチの上で彼に四つん這いにさせられて後背位でぐいぐいあそこをいじめられて……ずいぶん、レイプらしくなっています。
「みんな、ウソばっかで、泰葉さんだって……なんとか言ってみろよ、ええ……!」
「ひァッ、あぁ、ふぁぁ……ああッ! あ゙、ぅううぁ、あ、くううう、うゔぅっ……!」
お腹の奥がさっきよりムズムズしています。彼がなんか言ってて耳では聞き取っているのですがうまく返せません。
「はっ……あ、あ、うぁっ、こんな、の、い、や……あっ……あァ……っ……!」
「いまの泰葉さんの姿、ファンに見せてやりたいよ。病んだり自殺したりする人が出ちゃってニュースになりそう」
そういうとこだぞ、と頭でも心でも彼に怒っているはずなのですが――いまのきみだって見つかったら相当ひどいことになるのに――ぱん、ぱんってペニスを打ち付けられて例の感覚を明滅させられているとだんだんどうでもよくなっていきます。
「あ……なに? 泰葉さん、イってる? イッちゃってる?」
「ひ、ぅ、ぁ……ふぇ、ぁ、あふぁ……っ」
「答えろよっ」
お尻を何度か叩かれます。べちん、べちんって下手な打擲。私も彼も汗だくで、叩かれた瞬間に手のひらがずるって滑って、痛いのもなんだか鈍く響きます。
「あっ、うぐ、ぅううっく……こんな、の……!」
それでいてあそこの奥がどろどろとろける感じがします。それでペニスを突っ込まれているあそこの手前をきゅうって締めないと、いよいよ自分がすべてとろけてしまう錯覚までします。
「あ、ぅ……し、シま……す、ご……っ! くふ、うぅ、ふはっ……」
締めたら彼に煽られるってわかってるんですけどしょうがありません。
「……犯されながらケツ叩かれてイクなんて、泰葉さんど変態じゃん」
「ふ、へっ……ぁは、はははっ、きみねぇ……」
いやらしくて恥ずかしくて浅ましい、なんてお小言。笑ってしまいます。ケダモノにヘンタイと罵られるなんて。そうしたらもう一発ぱぁんって、さっきより小気味よく決まる尻叩き。
「優しくして、とか言ってたのに。やっぱりウソつきだ」
「……え、言ってないでしょ。別の人と間違えたんじゃ……んひぃっ、お゙っ、おっぐ、んんっあッ!」
ぱぁん、ぱぁんってお尻を叩かれながら、ペニスを抜いて挿して抜いて挿してって繰り返してきます。あそこの“弱い”ところにこすれると、つい逃げるように腰を右とか左とかに振ってしまいますが、逃げ切れません。
「えぅ、あ、あうっ! は、あっ……あう、あゃ、あ……! い……ックっ……!」
私がいちばん“弱い”のは、奥のどろどろとろけてしまっているところのようです。ペニスを乱暴に叩きつけられると、そこにぎりぎり届いて、響きます。
「んひぃっ、お゙っ……おっぐ……ぅ、ッ……!」
「うぐッ、う、きつ……やっぱり、がんがんシてあげたほうがいいんだ」
そうすると、私のあそこの奥がべしゃって潰されてぐじゅぐじゅになります。痛くて苦しいのがじんじん広がってたまらなくって、とっさに中をキツく締めてしまいます。ますます彼をあおってしまうのにそうなってしまうのです。
「あ、あ、あ、あ゙っ……お゙っ、ひぅ……!」
「ウソつき、泰葉さんのウソつき、謝れよ」
クンニリングスのときと違って私だけが口を塞がれ、彼は私に言いたい放題です。言われながら私は頭を何度も真っ白にされます。ウソ、ウソと何度も言われていると、薄れていくものがすべてウソみたいで、私と彼とがセックスしているだけが現実な気がしてきます。
「……な、さ、ぃ……」
「なんだよ、はっきり言えよ……!」
「ごめん、な、さ、ぃ……」
耐えきれなくって彼からの刺激にすがってしまいます。要求を飲んでしまいます。しょうがなく。ひどいとか悔しいとかそういうの投げ捨てて頭からっぽにしてこんなレイプもしょうがないんだと受け入れると楽になってしまいます。
もういいです。
「謝れよ、泰葉さんっ、この……う、ぐっ……!」
「……め、ごめん、な、さ、ぁ……も……っお、っ……!」
どちゅどちゅ。ごちゅごちゅ。彼に乱暴されて、あそこをオモチャにされて、理不尽に謝罪させられて、体も頭も熱くてぐしゃぐしゃでわけもわからなくて、イッちゃって……どれもこれもしょうがないんです。
「ひぁっ……あ゙ぁっ、あ゙っひッ、いっ、い゙っ、イって、ぅ、ッ……!」
しょうがなくしてもらうために彼に歯を立てたのかもしれません。
どうせ余裕ぶったって力ずくでレイプされちゃってるんですもの。
「気持ちよくならないなんて、ウソじゃないか……!」
「ひゃっあっ、は、はいっ、うそ、ウソです、ごめ……ああっ! ぁはあっ……やぁっ、あぁっ……!」
しょうがないんです。体が言うことを聞かないんですもの。
「僕が、いずれ子供でも子役でもなくなること知ってたってのも、ウソだったじゃないか……っ」
「ひゃ、ぅ……! ひゅっ、ふ、ぅ、あ、はぁっ、はああっ……」
ああ、そうでしたっけ。少なくとも私は、こうされるまで彼を子役のままだと思っていた気がします。
「泰葉さんが、優等生ぶってるのも、先輩ぶってるのも、ぜんぶ、ぜんぶ……っ」
「ひぎゅっ!? ……あぃっ、ひ、ぁ、おぉぉ……っ……!」
「どうせ自分がお利口だから、僕も言うこと聞くだろって思ってた? そういうとこなんだよっ」
膣の奥底をペニスで押したり引いたりされながら、あそこにイケないものを上塗りされていきます。
「も……いぐ、いぐっ……イグ、いっ、ああ、ぁ、あ゙イクぅ゙っ……!」
また、イカされてしまいます。あそこがぎゅーって勝手に痙攣して引き締まって息が苦しくなります。いよいよ頭がくらくらしてきます。目を閉じているはずなのに視界に白い線香花火みたいなものがちらちらしています。
イってて、イクのが、止まらない……本当に、だめかも。
「ぐ、く、ぅあ、ぁう……そぇ、やだ、やめ、ぇ……イクの、やぁあっ……!」
「謝れよ、謝れってば――このっ――」
彼がますます苛立ってきたのか、ぐちゅぐちゅ、どちゅどちゅ、勢いをつけて奥を責めてきます。もっとして欲しいって思ったりもうやめて欲しいって思ったりします。お腹ぎちぎちにされてきゅうきゅうさせられて相変わらず息が苦しい。これ以上おかしくされる前に早く終わってくれないか、わずかばかりの思考さえそんなことに塗りつぶされます。
「もう、もうむぃ、むりぃぃ……んぐひゃ、ぉあっ、ひゅ……っ……」
「わかった? ねぇ」
「……ご、ごめん、ぁ、さ、ぃ……あぎゅっ!?」
もうだめ――ごめんなさい――だからもうイカせないで、ってところまで伝わってしまったらしく、彼の追い打ち。
「ひ、ひっ…あ゙ぉ゙っ……な、ナカ、や、めぇ……!」
「口ではなんとでも言えるよねぇ」
「お゙、んお゙、ぁぅうあ゙ッ」
またあそこの奥から手前までずりゅずりゅいじめられてもだえてしまいます。どうしろと。
「じゃあさ、泰葉さん……」
「ひぃ、ひっ……う、ゔ……ウっ……」
「ごめんなさいしながらさ、潮噴いてよ。さっきみたいに」
「……む、むぃ、ぃ……いっ、っっううーっ!」
「僕はこのままでもいいんだよ」
よくないでしょうが……なんて口には出せないし、頭の中で言えるのも一瞬だけ。
「んぎゃっ、も゙あ゙っ、ぇうっ、おごっ」
四つん這いにさせられ、セーラー服のプリーツスカートをまくり上げられ、あそこの奥まったところをしつこく刺激されています。もう手足どころか発声も呼吸も思う通りにできません。お尻を叩かれる感触もどこか遠くぼやけています。かろうじてヒジとヒザが硬い木にこすれるのだけがわかります。
「噴けよ」
「ぜぇっは、ひ、はっ……や、あっ、そんな、わた、ひ……あ゙っ!? はひっ、おッ……!」
「謝れよ」
「や、め……むり、ぃ……っっっ! や゙っおッ……!」
彼は謝れとかいいながら私に謝らせてくれません。おかしくなってるんですね。
そんなときに私が正気ぶっててどうなるんでしょう。
「や゙ぁ゙ぁ゙ーっ! たしゅけ、ぇ、え……んひぃっ、お゙っ、ほぉぉおっ――ぐ、んんっあ……あ、いっく……ッ……」
「あっ、くっ……ナカ、締めて終わらせようとするな――うぉっ、うぁ、く……!」
もう何を噴いても何が漏れてもいいんで終わってくれないとわたしはだめです。
噴いてください私の体、と思うんですがあそこが勝手にきゅうきゅうしてあそこ以外もきりきり痙攣してどうにもならないだけです。
「あ゙、ッぉお゙ああ……ッ、ひ、んぁア゙ぅっ、ひゅー……ァゔ……ぁ゙……」
ついに手足もおかしくなってベンチにべしゃってうつぶせに潰れます。ヒジやらヒザやらがベンチの座面を滑って肩よりうえがはみ出てしまいます。宙に浮いていて、でも彼に腰をつかまれたまま落ちることもできず。
「う……ぁ゙……ゔ……」
「うぁ、く……も、もう、で、る――」
そこから先のことは覚えていません。
※
気がつくと、私ひとりだけ待合室のベンチに取り残されていました。
臭くて痛くてぐったり疲れている私の体と、めちゃくちゃになったセーラー服がそこにありました。
まともなふりをする甲斐はなさそうでした。
(おしまい)