魔法少女チハル 敵の組織に囚われ凌辱を受ける少女達 作:錫鹿とらちよ
激しい絶頂のあと――。
二人は、もはやほとんどその形を残していない媚薬グミからどろどろに溶け出した最悪に甘く熱い粘液を互いの口内で行き来させ、口いっぱいに纏わりつかせながらクリトリス並の狂暴な感度に改造された舌をなおも深く絡み合わせ、重苦しく接吻に没頭していた。
引き伸ばされ、舐めしゃぶられ続けたチハルの舌の根元はジクジクと熱く痺れ、ただマリノの肉厚な舌に されるがままになっている。
(チハル先輩……この完全に溶けちゃった媚薬……。うっかり胃の中に落としちゃったら……本当に大変な事になっちゃいますよ……?)
マリノはねちっこく、チハルの舌の裏側の最も敏感な筋を自分のベロでねぶるように動かしながら、思考の念話を脳内に直接響かせて伝えてきた。
そんなことを脅されても、一体どうすればいいというのか。
たしかに、これほど高純度な媚薬の塊が溶けた液体を胃袋から直接吸収してしまったら、今度こそ脳の神経が一本残らず焼き切れて完全に自我の崩壊したメス犬にされてしまう――それくらいのことは、チハルにだって容易に理解できた。
だが、この悍ましい毒汁をどこかへ吐き出そうにも、彼女の出口は完全に可憐な後輩の柔らかくも強固な唇によって塞がれており一滴の隙間すら残されていなかった。
(んっ……だめっ……お願い、一回離して……吐き出させて……っ)
チハルも涙混じりの念話を必死に返答する。
しかし、そんな先輩の懇願に対して、マリノの脳内から返ってきた思考の返事はあまりにも残酷で、倒錯しきったものだった。
(ダメですよ……そんな、床にペッて吐き出すなんて、はしたない真似……。ね? 先輩……このまま、お互いの舌と口内の粘膜だけで、ぜんぶ残さず吸収しちゃいましょ……?)
一体何を恐ろしい、狂ったことを言うのだろうか、この子は。
チハルは絶望に目をみはったが、たしかにグミから溶け出したはずの濃厚な媚薬の液体は二人がこうしてドロドロのキスを続けているうちに、徐々にその物理的な体積を減らし口の中から少なくなってきていることに気づいた。
それほどまでに、クリトリス化された彼女たちの口内組織の薬物に対する吸収性が異常なまでに早いのだろうか。
胃に落としたら身体が壊れてしまう――マリノのその狂った言葉の説得力に、チハルはただ恐怖のままに納得せざるを得ず、生き延びるために自らその毒の粘液を粘膜へ擦り付けるようにしてキスを続行した。
やがて――。
口内で完全にすべての媚薬を粘膜から吸い尽くし、吸収し終えるまでの果てしない時間の中で、仕掛けた側のマリノでさえ5〜6回は激しく絶頂を迎えていたようだった。
一方、チハルにいたっては20回を超えたあたりから数えるのを完全にやめていた。
恐ろしく、気が遠くなるほど長い間、お互いの口内という熱い密室を貪り合っていた二人の魔法少女は、どろりと長い糸を引かせながらようやくその唇を離した。
もはや、二人の口内は最初に魔法をかけられた舌のエリアだけに留まらず、唇の裏も、頬の肉も、上顎も、その全体がジクジクと熟れきった肉塊のように疼き脈打っている。
「はあっ……はあっ……ああっ……! ~~~~っっ」
久しぶりに口から取り込んだ、冷たい尋問室の空気を飢えた魚のように肺の奥へと流し込む。
そんな、完全に調教されかけたチハルの無様な姿を見つめながら、マリノはどこか意地悪くそして妖艶に笑った。
「チハル先輩……ごめんなさい。……さっきの、私、ちょっと間違えちゃいました」
「……ぇ……っあ……?」
いまだに激しく上下する荒い呼吸が全く収まらないまま、チハルは視界を涙で滲ませて聞き返す。
「一般的にお薬ってね、胃で消化して吸収するよりも……口内の粘膜から直接、毛細血管に吸収させちゃう方が……何倍も、効き目が強いんですって……。あはっ」
そう言って、マリノは両手の指を自らの唇の端に引っ掛け、グイと自分の口内を左右に広げ、中を見せつけるようにして大きく開いてみせた。
彼女の口内は、ドクドク、ズキズキと、肉が脈打つ不快な音がこちらまで聞こえてきそうなほど真っ赤に充血した舌が小刻みに震えている。
それだけでなく、頬の内側の柔らかい粘膜も、上の口蓋も、喉の奥の肉壁にいたるまで、全体がまだ僅かに吸収しきれていない赤黒い媚薬の残滓を纏ってぬらぬらと光り、恐ろしいほど卑猥な性欲を貪るための「穴」そのものへと変貌を遂げていた。
「なっ……!! ……マ、マリノっっ……!! あなた、最初から……っ!!」
騙された。
最初から胃に落とさせないためではなく、より最悪な形で自分を媚薬漬けにするために口内にとどめさせたのだ。
そう気づき、目の前でニヤニヤと淫らにあざ笑う彼女を厳しく非難しようとした、まさにその途端だった。
ズクンッッ!!!!
「あぅっっ……!!!?」
言葉を発しようと顎を動かした瞬間、チハルの舌だけでなく今や薬液を完全に吸い尽くした口内全体の粘膜という粘膜に今までに経験したことのない重く、甘い、激烈な疼きが一斉に走った。
(こ、これ……っっ!! 体の中が……口の中が、全部……っ!!)
マリノの言う通りだった。
あの大量の媚薬グミから出た劇薬を、すべて逃げ場のない口内の粘膜だけでダイレクトに吸収してしまったため、チハルもまたまるで股ぐらのすべての器官が顔面へと引っ越してきたかのように、口全体が狂ったように自律的な脈動を見せ疼きに悶えることしかできなくなっていた。
「そんなに怒らないでくださいよ、先輩……。私だって、ほら……同じようにこんなに酷い有様になってるんだから……」
マリノは自身の充血してぽってりと腫れ上がった唇を、自らの指先でいやらしく弄りながらイタズラっぽく囁く。
もうその指が触れるだけで、彼女の唇もとてつもない感度に変えられているのは明白だった。
口全体が……ただ呼吸を皮膚に感じるだけで、気が狂いそうなほど気持ちいい。
舌も含めた、口腔内のすべてが、たまらなく疼いている。
チハルは、口内から頭蓋骨の裏へとダイレクトに広がる圧倒的な快楽の波動に、ただガタガタと身体を打ち震わせるしかなかった。
「な……なんで、こんな……こんな酷いこと、するの……っ?」
私だけではなく、同じように口内で吸収した自分だってとんでもない状態になっているはずだ。
チハルは溢れ出る唾液を飲み込み、必死に快感に耐えながら途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
しかし、もはや最初に舌だけに魔法をかけられた時とは比べ物にならない。
一文字、言葉を発する度に、摩擦によって気を抜いたらその場で白目を剥いて絶頂に襲われそうなほど、頭部全体が濃厚な快感の霧で包まれていく。
「なんでって……。私たちのこの可愛いお口を、気持ちいい『穴』にするためですよ……」
マリノは完全に紅潮しきった、熱病に浮かされたような顔でそう言うと、床に転がっていた尋問室の電子リモコンを慣れた手つきで操作した。
ピピッと無機質な電子音が響いた途端、部屋の最奥にある普段は閉ざされていた重厚な鋼鉄の扉がゆっくりと左右に開き――そこから、大勢の男たちが卑しい笑みを浮かべながらゾロゾロと中に入ってきた。
組織の、悍ましい肉体改造を施された人間たち。
チハルをこれまでに何度も蹂躙し、そして目の前の可憐な後輩マリノをこのような無残な快楽の奴隷へと完全に堕としきった、憎むべき敵の男たち。
彼らの、人間の規格を遥かに外れた様々な異形の形状に改造された男根によって、チハルは何度も自らの秘所を貫かれ狂わされてきたのだ。
様々な異形の形状に――。
チハルはハッと気づき、脳裏に一瞬浮かんだその最悪な拷問のフラッシュバックを必死に頭を振って振り払おうとした。
「あ、気づいちゃいました? 先輩……。あは、それ、多分……大正解ですよ」
マリノが、その様子を見てクスクスと愉しそうに笑う。
「先輩、喜んでください。今日は、下のみだらな場所を犯されるのは、無しですって……。今日はみなさん、『口だけでいい』そうですよ。本当によかったですね、先輩」
口だけで。
この、口だけでいい……?
この部屋を埋め尽くすほどの大勢の男たちの改造された醜悪極まりない陰茎を、今日はいつものように股ぐらで受け止めるのではなく、この媚薬で疼ききった「口」で奉仕しろと言うのか。
チハルは自らの口内に広がる耐えがたい疼きを感じ、己の肉体の裏切りに絶望する。
「ほら、見てください、あの右側の人の……すごい、イボイボがびっしり付いてる。こっちの真ん中の人は……あは、中を削り取るみたいに、いっぱい硬いエラが付いてる……。ねえ見て先輩、あっちの奥には、細い触手みたいなのがウゾウゾ蠢いてるおちんちんもありますよ……っ」
マリノは恍惚とした表情でその異形の質量を指差しながら言い、チハルのすぐ隣の床へと陣取ると綺麗に正座をして、自らおねだりするように小さく口を広げた。
ニヤついた男たちが二手に分かれ、地面に縛られたチハルと、自ら跪いたマリノの前にそれぞれ列を作るようにして楽しげに並び始めた。
「先輩……。今日は、お腹の中にドロドロを受け止めなくていいから、とっても楽ですね……。さあ、このお薬で気持ちよくなったお口で、この人たちをたくさん気持ちよくしちゃいましょう?」
気持ちよくなるのは……奉仕させられる、こっちの口の方だ。
あなたはそれをすべて分かっているくせに。
チハルは必死に、そんな男たちの奴隷に成り下がった後輩へ非難の声を上げようと思った。
快楽に堕ちてしまった哀れな彼女を、一縷の望みをかけて、かつての先輩魔法少女として叱り飛ばそうとも思った。
ジリジリと間合いを詰めてくる、悍ましい男たちを汚い言葉で罵倒しようと思った。
でも――そのすべてが、今の彼女にはできなかった。
なぜなら彼女は、あと一音でも喉を震わせて口内を動かしたら、その僅かな組織の擦れ合いという刺激だけで、男のモノが挿入される前に一瞬でイってしまいそうなほど口内の媚薬の疼きが限界の限界を迎えていたからだ。
「あ、ーーーん……」
隣のマリノは、すでに蕩けた目で大きく口を開け、最初の男の凶悪な質量を咥え込もうとしていた。
彼女の小さな口に本当に収まるのだろうかと思うほど太く逞しく、表面に無数の肉のイボが浮き出た醜悪な男根だ。
そして――チハルの目の前へと、影を落とすようにして突き出されたのは。
先ほどマリノが愉しげに解説していた、先端から無数の細い肉触手がウゾウゾと蠢く見るだけで吐き気を催すほど醜悪極まりない凶悪極まる男根だった。
「ああ……っ、あ……っ」
嫌なのに。
こんな悍ましいモノを、自分の身体の一部に迎え入れるなんて絶対に嫌なのに。
チハルもまた、ボロボロと涙を流し、酷く怯えた泣きそうな顔をしながら自らその唇を大きく開けてしまった。
彼女の口内粘膜の隅々にまで染み込んだ、媚薬による暴力的なまでの疼きはもう一秒の猶予も許さないほど限界だったのだ。
どんなに醜悪なものでもいい。
後悔しそうなほど、中をズタズタに刺激してくる怒張でも構わない。
とにかく、今この疼ききって狂いそうな熱い快楽の「穴」を――激しく擦って、突いて、力任せに押し潰して、この昂ぶりを鎮めてくれるなら。
最低な本能に完全に屈服しながら、彼女は諦めと、そして抗えない快感への恍惚の表情をその顔に浮かべ。
無数の触手が蠢く陰茎を、その熱く熟れきった口内の穴の奥深くへと深々と挿入させたのだった。
読者の皆様、いつもお読みいただきありがとうございます
魔法少女チハルシリーズ、とりあえず勢いで書いた前中後編でした
このシリーズは短編のつもりでしたが、今後もちまちま書いていこうかなと思っています
2026年4月より執筆活動というものを始めてみましたが、とにかく孤独で、皆様からの「いいね」やブックマークが本当に嬉しく支えになっています。ありがとうございます。
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