ガヤガヤ...ガヤガヤ...
「東雲ってさ、最近新しい水筒に変えたよね!。透明のボトルで、中に色つきの飲み物入れると動物のイラストが浮き出てくる最近流行りの!」
『おっ、よく気づいたね~。それがね、前まで使ってたタイプの水筒のゴムの部分が劣化しちゃってさ~。家に帰ったら、カバンの中にお茶が漏れてて大変だったんだよ~』
「うわっ、それは災難だね...。教科書とかノート濡れなかった?」
『んーん、部活用のバックの方に入れてたから大丈夫だったよ』
「不幸中の幸いってやつだねぇ~。」
「それでさ...ちょっと気になってたんだけど、この水筒の中のお茶って特殊なやつだったりする?」
「緑茶にしては色が濃いし麦茶ほど濃い訳じゃないから、レモンティーとか入れてるのかな~って。んでさ!もし良ければちょっと味見させてよ!」
『...これはレモンティーでもお茶でも無いよ。ちょっと特殊な私専用のドリンクなの。色んな成分が入ってて...苦くて...しょっぱくて...あんまり他の人にはオススメできないかなぁ...』
「え、そうなんだ。漢方とか健康志向系の飲み物だったりする?青汁みたいな?」
『それともまたちょっと違うけど...まぁそんな感じだと思ってくれていいよ。私は味覚音痴だからこれが大好物だけど...他の人が飲んじゃうと多分戻しちゃうくらいの酷い味だと思うよ』
「うえぇ...想像しただけで飲む気が失せたよ...。いつも美味しそうに飲んでるから、めっちゃ美味しいのかと思ってた...。」
『え...?いつも美味しそうに飲んでるって...私が?』
「うん。休み時間とか体育の授業終わった後に、真っ先に水筒で水分補給して幸せそうな顔してるじゃん!」
「...もしかして無意識だった?」
『...うん。めっちゃ恥ずかしいよ』
「しかもその時の顔、めっちゃエロいというか...艶かしい顔になってるから無意識なら抑えた方がいいよ。クラスの男子がチラチラ見てんだもん。」ボソッ
『ほ、ほんと...? ちょっと気をつけるよ...』
「うん。気をつけよう! ...あ、やばっ!今日の昼休みまでのプリント提出するの忘れてた!ちょっと職員室行ってくるね!」ガタッ
『うん。あんまり慌てて怪我しちゃダメだよ~』
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『...ふぅ、まさか、あの子のおしっこ飲んでる時に無意識に顔が緩んじゃってたなんて...。』ボソッ
『でも仕方ないよね...この味で...幸せを感じるなって方が難しいんだもん...♥』
ゴクッ... ゴクッ ... ゴクッ...
『...♥』