※この作品はR-18です。

エロデュエルの世界で処女を守りたい   作:魔法使い?

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1話「ドスケベデュエル?」

「おい。無糖。この資料違うじゃないか」

「すみません」

「これで何回目だよ。ったく。つかえねーよな」

「すみませんすみません」

 

 私の名前は無糖優花。

 いつも通りの日常。会社にてバーコード頭のハゲ頭の男に説教される。

 私はこれ以上怒られるのを阻止するために感情を出さないようにしてペコペコと頭を何度も下げる。

 

「まったく最近の若い子は。まったく社会に出て役に立たないくせに乳だけ無駄にデカくなりやがって」

 

 ハゲの上司は私の胸に視線を当てる。ちょっと怒りに身を任せようかと一瞬思ったがそれでも私は反応をしない。

 したらしたらであのハゲを喜ばしそうな気がしたからだ。

 このハゲは私がここに入社してから1年間ずっとそうだったが、パワハラだけじゃなくてセクハラまで気持ち悪い。

 

「それにお前はお尻がデカくて安産型だよな」

「………」

「で?お前彼氏いんの?結婚は?」

「いないです」

「なんで結婚しないの?理由は?」

「はぁ…」

「お前モテそうだから出会い系サイトに登録してさっさと男作れよ」

「しません」

 

 思わずため息が出る私。視線はハゲ頭じゃなくて自然にこの男の手にはまっている結婚指輪に目が行く。

 こんな禿げててセクハラだらけの気持ち悪い男でも結婚して奥さんもいて子供もいるんだなと。

 なんでこんな気持ち悪い男が結婚なんて出来るんやら。

 

 

 

 

「あーーーーー。人生だりーー」

 

 自宅に帰宅してからお風呂も入らずにスーツのまま着替えもしないで一目散にベッドに横になる私。

 

 

 

 …

 私の人生。こんなはずじゃなかった。

 

 

 普通の大学を卒業して東京で一人暮らしを始めて普通の人生を送るはずだった。順調に仕事も恋愛もうまくいくはずだったけど。

 でも実際はこんなありさま。ハゲの気持ち悪いおっさんに毎日怒られ、セクハラされ自宅と会社を往復するだけの毎日。

 周りの友達は私と同じく上京したのに大成功したみたいでSNSで仕事の自慢話だったり、結婚して子供と夫の写真ばっかり貼っててうらやましい。

 で、肝心の私は23年間恋愛経験なし。そして処女。 

 自分でも言うのもあれだけど容姿は普通よりいいはずだから東京に上京したら彼氏が自然にできると思っていたのに。

 

 悲しい妄想を考えて暗くなり始めたけど、それを忘れるためにベッドから勢いよく起き上がって机に向かう。

 

 

 

「今日もやるぞー」

 

 PCを起動してマウスを動かし一目散にアプリを起動する。画面にはyu-gi-ohの文字が現れる。

 そう私の趣味は遊戯王マスターデュエルをプレイすること。

 

 

「ドーマウス召喚。誘発ないから私の勝ちーーーww」

「は?なんで後攻の時に限って対戦相手増G毎回引いてんだよ」

「エンゲージでエンゲージ引くの気持ちいいwww」

「昇格した後に連続後攻来て降格すんなよ。ふざけんな」

「うらら抹殺でフワロス増G通りませーんwww」

 

 PCに向かって一人ごとをぶつぶつという。

 スーツ姿でやるのは疲れるので気が付けばスーツはその辺に投げ捨てて私は上と下はブラジャーとパンツで下着だけの姿になっていた。

 堅苦しいことをしなくて済むので解放的で気持ちがいい。一人暮らししかできないこの姿にダメ人間っぷりに歯車がかかる。

 遊戯王が好きな女で家では下着姿でゲーム好きな男なんているわけないよね。

 

 

 私は弟の影響で子供のころから遊戯王のアニメが好きだった。とくに学園ものの遊戯王GXはすごい好きであこがれた。

 遊戯王なんて男の趣味なんだから世間では女がやるものではないって言われたけど私は隠れてコソコソとアニメを見てはまっていった。

 ずっと私は女がやるなんておかしい趣味だと思っていたけどSNSが発展していってからは、遊戯王女子なんて言われるくらいに女子も遊戯王が好きなのはおかしいことじゃないって初めて知った。

 SNSで遊戯王女子が脱いだりして欲を出してるのはちょっと意味がわからなかったけど。

 遊戯王のカードの方も興味があったけど、オタクが趣味にするだけあってアレな直結厨とか気持ち悪い男がグイグイきそうでカードショップには行けないでいたけれど。

 でも最近ではマスターデュエルっていうアプリがリリースされたおかげでこうしていつでもどこでも遊戯王が出来るから女の私でも仕事終わりに気楽にできるってわけ。

 最高ランク到達までこのゲームをやりこむくらいに私はのめりこんでいる。

 

「60デッキのくせに芝刈り墓穴全持ちハンドやめろよ」

「うおっ。制限カードのガンマケアなんて普通しないよねwww」

「ロタリー素引きしてるからどんな手札誘発も効きませんwww残念でしたー」

「その見えないカード手札イズナだよねwずっとケアしてるから手札で腐ってるよねww」

 

 

 現実逃避をするかのように深夜までマスターデュエルは続いた。

 

 

 で。今までPCの前でマスターデュエルをしていたはずなのに。しらない間に世界が変わっていた

 何かが減るトゥルルルルルみたいな音。ガチガチっていう機械音。普段日常生活で聞き覚えがない音だけど何故か私は知っていた。

 ライフポイントが減る音。デュエルディスクの音。遊戯王GXのアニメを見ていたからそれだった。

 私が目を開けるとまさにそれだった。広いドームのような場所に2人1組で向かいあいながら腕に何かを付けている。デュエルディスク?

 実体化されているモンスター。ブラックマジシャンガール?そう。ソリッドビジョンだ。

 

 私の腕にもデュエルディスクを付けている。そして金属部分から反射して私の姿が映っている。

 今まで社会人で短い髪だった自分とは全く別人の長い黒髪。そして今まで適当に薄く化粧してた肌ではなくてぴちぴちの地肌が見える。

 そしてスーツではなくて学生服のようなもので、しかもサイズにギリギリ合わないくらい窮屈で胸が少し協調されているような恰好。

 まさか……。遊戯王GXの世界に異世界転生したの?それも15歳くらいの昔の私の姿になっているし

 

「これでお前のライフは0だ」

「きゃーー」

 

 声の所に目を合わせる。不良のようなボタンをはずした学生服の男と金髪のギャルのような女が向かいあっている。どうやらデュエルに決着がついたらしい。

 これで終わりだと思ったけど

 

「デュエルで負けた罰として好きにしていいんだな」

「はい」

 

 そして目を疑うような光景が行われた。

 男に言われるとギャルの女は制服を脱ぎ始めてブラジャー一丁の姿になったと思ったらそれも脱ぎ始めておっぱいがプルンっと出てくる。

 男の方もズボンに手を当てると思うとチャックをずらして男のものを出し始めた。人生でお父さんのものしか見たことがなかったけどそれは知っている。チン…こだ。

 

「あんあん」

 

 突如ギャルが喘ぎ始める。男が腰を動かすと乳が揺れる。

 は?何が起こったのかわからなかったけどセックスを始め出したのだ。

 私は避けるように目を背けたけどなんとこのグループだけではなくて周りも似たようなことをしている。

 学生同士がセックスしているのが何組かいるのだ。一瞬私は理解が不能になった。

 

「「デュエルで勝ったものは負けた相手に好きにして構いません」」

 

 会場にマイクが響き渡る。男たちの歓喜が聞こえる。

 周りにいたデュエルをしていない女子たちはその恐怖から震えているもの、泣いているもの、目をキラキラしているものもいた。

 ここって遊戯王GXの世界じゃないの?

 

「「次のデュエルは地牛太郎くんと無糖優花さんのドスケベデュエルを行ってください」」

 

 私の名前が呼ばれた。冗談じゃない。よくある遊戯王小説みたいな入学試験みたいな雰囲気だしてそれがこれから行われるってこと?

 私はまだ処女だ。見知らぬ男とセックスして初めてを散らすなんてそんなのあり得ない。

 逃げようとしたけど、先生のような男に腕を引っ張られてデュエル場に移動させられる。それにドスケベデュエルって何よ。

 

「あの女結構いい体してるよな」

「あー俺があのおっぱいを好きにしてー」

「勝てばセックスできるのかよ。あのオタクくんが?」

 

 男たちの声が私に聞こえるような大きな声で話している。ゾッとしたので私は胸を隠すようにデュエルディスクの向きを変えた。

 

「僕、地牛太郎っていいます。ど、どすけべデュエルよろしくお願いします」

 

 地味な男が緊張しながら私に言う。そしてわけがわからないままドスケベデュエルが始まった。

 

「先攻は僕が貰う」

「なんで勝手に…」

 

 先攻後攻はコイントスじゃないの?

 

「手札から僕はパンツ強奪を発動」

「は?」

 

 聞いたことがないカードを宣言され、ソリッドビジョンから白い手袋をした手が出てくると私のスカートめがけて飛んでくる。そして

 

「っ!?」

 

 一瞬の出来事すぎて理解できなかったけど、股のところが風でスース―する。パンツを抜かれた。

 

「僕はこれでターンエンド」

「ハハハ。童貞はパンツを破壊しただけでターンエンドかよ。ウケルー」

 

 ノーパンの私はスカートを周りに見られないように必死で抑える。周りの男子たちが盛り上がってるけど冗談じゃない。これがドスケベデュエル?

 でもここで私が負けたら貞操の危機なんだ。負けるわけにはいかない。スカートを抑えている手をデッキに変える。

 

「私のターンドロー」

 

 手札を確認する。見たことがあるカードばかりで安心した。

 どうやら私のデッキはマスターデュエルで使っている閃刀姫デッキだ。これならあの男に負けるわけがない。

 

「私は閃刀姫-レイを召喚。バトルフェイズに入る。ダイレクトアタック」

 

 白髪の美少女が現れて剣で切りつける。

 伏せカードもないあのオタク相手に1500ダメージが入る。GXの世界じゃないみたいだけど初期ライフは4000見たいであの男のライフの表示は2500になった。

 そしてレイの効果でリリースして閃刀姫=ゼロを呼び出してゼロの効果で閃刀起動-リンケージをサーチすればこのまま連続攻撃で私の勝ちだ。

 

「レイの効果で…。あれ?」

 

 デュエルディスクとか私のポケットを探してるけどエクストラデッキがない。どうして…。

 そして気が付いたけどカードに書かれているレイのテキスト欄に効果がない。ただのバニラモンスターになってる。

 

 

「そのモンスターはただの攻撃力1500のか弱いモンスターだよ。これから始まる僕の餌になるんだよ」

「ターンエンド…」

 

 リンク召喚が使えないせいで手札に腐った魔法だらけの私はこのままターンエンドをするしかなかった。

 この世界はもしかしてリンク召喚がないの?

 

「デュフフフ。僕のターンドロー。いいカードを引いた」

 

 ニヤニヤしながら男にターンが回る。

 

「僕は手札から制服破壊を発動。レイちゃんと優花ちゃんの服を破壊」

「!?」

 

 デュエルディスクにカードが置かれた瞬間刃のようような風が飛んでいき、私とレイの制服がビリビリに破けていく。

 かろうじて制服は残っているが2人のブラジャーははっきりと周りに見えてしまっている。ビリビリになった制服のせいで下着だけの姿より恥ずかしい。

 

「さらに手札から魔法カード婬紋を優花ちゃんに装備」

 

 私のビリビリに破けた制服から見える肌からおへその当たりに不気味なピンク色の模様が浮かび上がる。

 

「なんなのこれ」

「このカードの効果はね。このカードが装備されている間。女の子は感じやすくなる」

「はぁっぁ!?」

 

 よく見たら子宮の形のようなエッチな模様が私についている。

 カードの効果を丁寧に説明したのはアニメ再現みたいで腹が立つ。

 

「さらにマジックカード。ピンクローターを発動。優花ちゃんの乳首に装備する」

「んんんん」

 

 胸はまだ外に出していないのに下着の上から突然異物が私の乳首に装着される。

 

「や、やめ…」

 

 ローターなんて弱いはずなのに振動が気持ちがいい。私は最近は性欲なんてなくてオナニーなんて実に数年ぶりだから違和感がすごい。

 ローターでオナニーなんて物足りないからいけるはずないのに、それなのに

 

「あああああああ」

「どう?感じるでしょ。これが婬紋とローターのコンボ」

「でたーーー。地牛くんのマジックコンボだーー」

 

 外野がマジックコンボっていうどっかで聞いたアニメのふざけたセリフ腹が立つけど、それより乳首の刺激が強すぎる。

 

 

「さらにもう1枚のピンクローターを発動。今度は優花ちゃんのクリトリスに装備」

「んんんんんんんんんぅ」

 

 ノーパンのスカートの中に乳首に続き、また異物が装着される。

 それもまた女の子の一番敏感な部分に。刺激が強すぎてもう耐えられそうにない。

 

 

「気持ちい?ねえ気持ちいでしょ?」

「あ、あ、あ、あ、」

 

 

 あれから何分たったのだろうか。私の足はガタガタに震えて床にぽたぽたと液体が垂れている。かろうじてなんとか立ってはいるけど。

 ローターの振動に耐えきれずにイッてしまった。

 

「ライフが減ってる……」

 

 モンスターの攻撃でダメージを受けていないのに私のライフポイントの表示が1000になっていた。

 ドスケベデュエルってイッちゃったらダメージが入るの?ルールの意味がわからない。

 ソリッドビジョンに移る裸に近い閃刀姫レイもガタガタ私のように震えているけどきっと私みたいにローターでイカされ続けて。

 今思ったけど、前のターンでもこの動きが出来たのにしなかったってことは私のモンスターも巻き込むためにこのプレイングを取ったのね。

 

「なんでまだ私のターンがこないの?」

「なんでってまだ僕。ターンエンド宣言してないから」

 

 は?意味がわからない。もうルールがめちゃくちゃだ。もうあの男の手札は1枚しかないのに。おそらく手札で腐っているカード。

 もうこのターンプレイできるカードがないはずなのに遅延なんてありなの?

 

「ここで僕は手札から胸モミを発動。これでおっぱいを触れる…」

「ひぃっ」

 

 腐っていたと思っていた最後の手札のカードが発動された。抵抗しようとデュエル場を離れる素振りをすると地面からソリッドビジョンの手が生えて生きてる生き物みたいな手で逃げられないようにされる。 

 でもそんなことをしなくても何度もイッてる私はもう逃げる体力はない。

 

「おっぱい触ってもいいよね。いいよね」

 

 おっぱいなんて女友達同士でからかってるときでしか触られたことがないのに。男の人の手でなんて

 地牛って人は私に近づいて

 

「あああああ」

 

 ブラジャーの上からなれない雑な手つきで胸をさわされた。じっくり嘗め回すような動きで。

 筋肉がなさそうな男なのに男特融のゴツゴツした手で触られるのすごい嫌。胸をもまれるのは全然気持ちよくないし

 

 

 

 

 突如バタンと急に大きな音が鳴り響く。地牛はうつ伏せで急に倒れたのだ。しかも床に血まみれで。急に死んだと思った。

 私は理解できなかったけど、回りの人は解説し始めて

 

「童貞にはおっぱい揉む刺激はきつすぎたのかな」

「だっせーー」

 

 デュエルディスクのターン表記は何故か私の番に変わっている。

 これはチャンスだと思った私はデッキからカードをドローして

 

「閃刀姫₋ロゼを召喚。レイとロゼでダイレクトアタック!!」

 

 地牛に止めをさした。

 

 

 運がよかったのかなんか奇跡的にアニメの逆転勝利みたいな感じで勝利をした私だった。

 なんとか貞操を守ることができた。遊戯王GXの世界に異世界転生したと思ったけど違ったみたい。

 ドスケベデュエルっていったいなんなのよ。私は元の世界に戻れるの?

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