授業のために移動教室で私と北条さんと一緒に歩いていた時、一人の男が話しかけてきた。
「こないだのキモイルカチャンネル見てたぜ。ほら見ろよ。お前らの恥ずかしい姿が全部乗ってる動画保存してあるからな」
「はっ!?」
男はスマホの動画を見せる。あの忌まわしき事件から何日か立ったのに。
北条さんと私が、裸の姿でイルカ男とモグラ男に絡まれている映像はもちろん、アソコを広げて2人の処女膜をアップで撮られている映像だった。
「マンコ晒して処女膜の映像を撮られてお前らよく平気で学校歩いてられるよなーー」
「消してよ。その動画!!」
「は? 誰が消すんだよ。優花はデカいおっぱい揉まれて、北条はアナルに指を入れられて。この恥ずかしい映像ネットにばらまいて一生知らない男どもに残らないオカズになるんだよ」
「やめなさいよ!!」
とっくに忘れたかった事件だったのに。放送は中止させて削除したはずなのにこの男は保存していたなんて。
私は止めようと訴えているのだけど男は調子に乗って止める気配はない。脅しのつもりなのかこいつは。そして男は北条さんに近づき、
「あとさ。北条の裸が一番笑えたよなーー。お前かっこつけてる女の癖に陥没乳首だったんだな。陥没乳首って知った途端お前全然怖くなくなったわ」
「……」
「陥没だぜ。陥没。お前の乳首魅力ねえから、男が寄ってこないからずっと処女なんだろ」
「……」
「おい。何とか言えよ。陥没。おいっ」
馬鹿にされても何も反応しない北条さんを見て男は調子に乗ったのか、突如。
北条さんの胸を手で押し出すように触った。そして乳首の位置を触って確認するかのように胸を揉む。
「ぎゃははは。陥没しててどこに乳首あるのかわかんねーな」
「っ!!」
「がはっ」
女の体を触られるのはさすがに反応した。北条さんは男の顔をビンタする。音が響いた。
「暴力すんじゃねえよ。陥没!!」
「あんたが先に暴力してきたんでしょ。あとその名前で呼ぶんじゃないわよ。殺すわよ」
「へっ。だったらドスケベデュエルで決着をつけようぜ。お前のいままで守ってるくだらねえ処女を奪ってやるからよ」
体を馬鹿にされて北条さんブチぎれているのは私でもわかる。デュエルが始まる。
「わたしのターン。原石竜アナザー・ベリルを通常召喚して原石の皇脈をセット。そしてそのまま発動してデッキから原石の穿光をサーチ。青き眼の祈りを発動して穿光を捨ててデッキから白き乙女と白き龍の威光をサーチ。原石モンスターがあるので墓地の穿光をフィールドにセット。手札の乙女の効果でこのカードを捨てて真の光を発動。真の光の効果で青眼龍轟臨をセットしてそのまま発動。デッキから青眼の白龍を特殊召喚。そして墓地の乙女を蘇生。墓地の祈りを除外して青眼の白龍に青眼の究極竜を装備。そして原石融合を発動して青眼の白龍とベリルをデッキに戻して原石竜ネザー・ベルセリウスを融合召喚。そして究極融合を発動して墓地の青眼の究極竜と手札のブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンを素材に究極竜魔導師を融合召喚。鉱脈の効果でデッキから青眼の白龍を特殊召喚。カードを1枚セットしてターンエンド」
相変わらずの北条さんの綺麗なソリティア。今回はブルーアイズデッキなのか。
フィールドにはベルセリウス、ドラゴンマギア、青眼、乙女。セットカードに、威光と穿光。
ベルセリウスの効果でブルーアイズのレベル8以下のモンスターのすべてのフィールド上の効果を無効にできる効果。
ドラゴンマギアの効果でモンスター・魔法・罠をそれぞれ無効にできる効果。
穿光でなんでもカードを無効にして除外できる効果。
威光のフィールドと墓地のブルーアイズの数までカードを破壊できる効果。相変わらず妨害数が多い。
「さあ先行制圧してやったけど、あんたは超えられるかしら? エロカード使って来なさいよ」
「越えられるか。あほかっ」
男は北条さんのガチガチの先攻盤面を超えられないとわかったのかデュエルを中止させる。
「キモイルカチャンネルの映像消すわよ」
「あっ」
男のスマホを奪い取り、北条さんは削除ボタンを押す。そしてしばらくスマホを眺めて消し終わったのを確認した後、男のスマホを地面に投げつける。
「おいっ。スマホ投げんなよ」
「ゴミでしょそれ」
「あああああああああ。陥没お前、キモイルカチャンネルの動画だけじゃなくて彼女とのハメ撮りの動画消しやがったな!!」
「それ消して何がわるかったのかしら?」
北条さんは男の方へ向かう。そして。
「ぎゃああああ」
「なあっ!? 次、陥没って言ったら殺すから」
男の首を締め上げる。数秒間男の首を絞めつけた後、男は走って逃げだした。
北条さんは相変わらず強すぎる。
デュエルの腕はもちろんデッキもこの世界に合うようにエクストラデッキが融合のデッキを多く持っていて先行制圧が出来るようになっている。
私のエクストラデッキが全部腐ってるマスターデュエルのデッキとは大違いだ。
あと男子に何回かリアルファイトしてるけど、返り討ちにしてて喧嘩の腕もそうとう強い。
私は男に捕まって拘束されてエロい恰好されてばかりだな……。
性欲が強いこの世界の住人に襲われても北条さん一人でも何とかなるんだろうな。
彼氏の為に異世界転生からもとに戻りたい意思が強いのがはっきり私でもわかる。
「キモイルカが言ってたチート能力っていうのが気になるんだけど。何かわかる? 北条さん?」
話を変えて私は北条さんに話かける。
「よくある転生物のアニメみたいに都合よく持ってるってことでしょ。男だけ貰える能力らしいけど。暴力したらこの世界でも普通に犯罪だから逮捕されるけど、チート能力ってやつはこの世界ではエロいことをしても大丈夫らしいけど」
「なんで女の私達はもらえなかったんだろう?」
「この世界の女は人権がなくエロいことをされるためにいるってことでしょ。わたし達はたぶんエロいことをされるためだけに転生された。エロゲーみたいな世界ってことなんじゃない?」
チート能力っていうのがいまいちわからない。
私は過去に異世界転生者を名乗るエロ医者にデュエル前に乱暴なエッチな検査をされたけど、あれもチート能力ってやつで犯罪から守られていたのかしら。
「あとデュエルの効力は絶対とかキモイルカ言ってたけどあれはなんだろう」
「遊戯王の世界だからデュエルは絶対な意味なんじゃない? 優花。遊戯王のアニメ見てたよね? アニメでもよくあった展開じゃん。デュエルで物を賭けたり、世界の命運を賭けたりしてたじゃん」
「うーん」
「それのエロい世界版ってことでしょ。この世界は。デュエルで負けたらエロいことをされたり無理やりセックスさせられたり」
「なるほど。あと、何かされそうになったりエロいことをされそうになったら、とりあえずドスケベデュエルしようって言えば逃げられるから北条さんも言うといいよ。デュエルの宣言は絶対で断れないらしいから」
「ドスケベデュエルしようって。そんな恥ずかしいこと言えるわけないじゃない。優花何があったのよ……」
無理やりエッチなことをされそうになってドスケベデュエルしようって逃げるように自分でも何回か言ってたな。
デュエルの決着がつくまでとりえずこれで自分を守れると。
「相変わらずこの世界はよくわからない。情報が少ない」
「そうだね北条さん。仲間を増やさないと……」
「異世界転生者が他にもいるらしいからもっと接触するべきなんだろうね。女はともかく男は危険だから、悪用されてキモイルカみたいな犯罪に巻き込まれるかもしれないけど」
「処女の女の子にもっと合わないと」
「処女の異世界転生者の女の子ってデュエル強そうだよね。だってデュエルで自衛出来てるわけでしょ、仲間になったら頼もしそうだし」
「そういうことなの? 北条さん?」
この世界の情報を知るために異世界転生者にもっと合わないと。
でもどうやって私と北条さん以外の処女を見つければいいんだろう?
異世界転生者じゃなくてそっちの世界の住民の女の子は性欲が強いことが、この世界に何日かいてわかっている。
誰とでもセックスするギャルの真子。BL大好きな音無さん。そして私と同じ寮でやたらレズセックスしたがる百合。
消去方で処女で性欲が普通の女の子が多分異世界転生者ってわけなんだろうけど。
闇雲に女の子に接触して「処女ですか?」「あなたは性欲が強いですか?」って聞けるわけないし。
「えーー。部活入る人は今週中に入るように」
学校が終わり放課後のホームルームで先生は話す。
部活かー。1年生だから入部する時期なんだろうな。
私は異世界転生する前の数年前の学生時代の部活は何も入らないで、放課後友達と遊ぶか遊戯王が好きだったからアニメを見てただけだったな。
異世界転生して私は15歳に戻った。ぴちぴちの高校生だ。人生2周目なわけで失われた私の青春を取り戻すチャンスなのかもしれない。
私は最初はサッカー部へと向かった。
部室の扉を開けると変な音と女の子の大きな声が聞こえる。
「あんあんあん」
「マネージャーのマンコ気持ち良すぎる。出るっ」
あっ。
サッカー部らしく厳つい髪型をした男とマネージャーらしき女が裸で何かをしている。
どっからどう見てもセックスしてる。そして腰を振ってる男が女の胸を揉みながら、扉を開けた私に気が付いたのか話掛けられた。
「あんたもサッカー部のマネージャー希望なのか?」
「えっ?」
「いやーー。助かるよ。女子マネージャー足りないで男とセックスする人数足りなくてさ。あんたエロい体してそうじゃん。この部活入ったら毎日セックスして体力をつけるんだぜ」
「お、お邪魔しましたーーー。失礼しましたーー」
私は巻き込まれないように急いで立ち去る。
続いて気になるバスケ部にも見学しに行ったけど案の定、男と女がセックスしていた。
アホかっ。ドスケベデュエルアカデミアっていうわけだからここはエロの世界だ。
バスケ部とサッカー部って言ったら陽キャの集まりの部活だ。
陽キャの部活に入ってーー、青春してーーー、マネージャーになってーー。選手と硬い絆を結んで―ーー。彼氏つくってーーー。あわよくば好きな人が出来て処女をあげてーー。
そんな異世界転生した2周目で理想な青春を描いていて好きな人が自然にできると思っていたけど、そんな都合のいい話なさそうだ。
こんな性欲強すぎる陽キャの部活に入ったら、わけもわからずに一瞬で処女が失ってしまうわっ!!
私は次の部室へと向かった。
「スタンバイメイン。何かありますか? パチパチ」
「何もありません。パチパチ」
「烙印融合発動。何かありますか。パチパチ」
「何もありません。パチパチ」
なんで電気をつけてないのかわからないけど暗い部室で男同士でデュエルをしている。
清潔感がまったくない太っている男と、ニキビだらけで体がほっそい地味な男がカードを広げている。
私はカードゲーム部の部室を見学しにいったのだ。
ずっとパチパチ鳴ってるけど、これ手札のカードをシャカパチしている音だ。
シャカパチってなんでするのかよくSNSで口論になっているよな。これなんでしているのか私わかんないわ。
「あっ。優花ちゃんだ。カードゲーム部に入部希望? 女子いないから助かるよー」
「げっ」
私と同じクラスの地牛に話しかけられた。相変わらずキモイオタクだ。
「失礼しましたーーー」
私は速攻立ち去った。
遊戯王がめちゃくちゃ好きな私はカードゲーム部に入ろうと思ったけど、よくあるカードゲーム物のアニメみたいにカッコいい男たちと青春をできるかと思ったけど、そんなことはなかった。
実際は現実と同じ地味で、清潔感がない気持ち悪いオタクが集まっているだけのカードゲーム部。
カードで遊ぶ前に自分をもっと磨けっつーの。
私がこんなところに入ったら女一人の私はオタサーの姫になるのか?
気持ち悪いセクハラされるだろうし、オタクだらけの性欲強い奴らにセックスを強要されるだろう。
「処女部?」
次の日の放課後。学校が終わり私は得たいの知れない部活のパンフレットを見つけた。
処女が集まる部活なんだろうか? 私はすぐに食いついた。そして帰宅しようとしている北条さんに話しかける。
「北条さん。一緒に処女部入らない?」
「そんな名前が恥ずかしい部活入れるわけないでしょ」
「処女の女の子がいっぱいいて、もしかしたら私達と同じ異世界転生に会えるかもよ」
「ごめんね。優花。わたし、空手部に入ることにしたから。リアルファイトの腕も上げて絶対に男どもに処女奪われないように腕上げるつもりだから」
断られた。北条さんこれ以上強くなるつもりなんだろうか。
私は仕方がないので一人で処女部へと向かうとする。
「失礼しまーす」
「あっ」
「処女部入部希望なんですけどーー」
部室に入ると髪型がボサボサでメガネを掛けた女性が一人だけいた。私より大人びているので3年生だろう。
私が急に入ってきたのでその女性は見ていた漫画を隠した。男が男のお尻にアソコを突っ込んでセックスしている内容だった。
この女も音無さんが持っている漫画と同じようなびーえるっていう、男同士で行為をするのが好きな女性なんだろうか。
「帰れっ」
「なんで?」
「お前、見かけからして処女じゃないだろ。お前もまた冷やかしに来たんだろ」
「私、処女なんですけど。入部したいなーって」
「嘘つけっ。どっからどう見ても男受けしそうな女してるだろっ」
「ずっと処女なんだけどっ。モテないわ。あほっ」
「うそつけっ」
処女、処女、処女って2人で喧嘩しているのアホらしくなってきた。
この女の人しかこの部室にはいないけど他の人はどこにいるんだろう。
「部長さんだよね? 他の人は……」
「みんないなくなったわ」
「はぁっ?」
「察しろよ。処女卒業してこの部室からいなくなったってことだよ。男作って彼氏と卒業した子とか、ドスケベデュエルに不意で負けて処女を奪われた子なんていたね」
「部長は?……」
「お前、馬鹿にしてるのか? 未だに処女が卒業できないってことだよ。デュエル何回かさせられたけど全勝した。もう3年生にもなるけどこの見た目だからもうドスケベデュエルすら申し込まれなくなって、意味わからない処女喪失の危機なんてとっくになくなったんだよ」
「はぁ」
部長はそう説明してたけど確かに部長の容姿はガサツすぎて男受け悪そうな見た目をしている。
部長がさっきまで読んでいた漫画は炎の剣士とブラック・マジシャンがセックスするという気持ちが悪い内容だった。
もしかしたらと思って私は部長に聞いてみる。
「部長ってもしかして異世界転生?」
「お前ももしかして異世界転生なのか? 久しぶりにあったわ転生者。お前元の世界だと何歳だった?」
やっぱりそうだったのか。なんか雰囲気からして親しみやすそうな見た目を部長はしている。
BL好きって言ってもそんな派手に性欲はなさそうな感じだし。
「23歳でしたね。私の名前は無糖優花」
「わかっ。その年齢なら処女で悩む必要ないでしょ」
「ほっとけよ」
「ワイは34歳。深川みゆき」
「はあ」
「今笑ったでしょ。遊戯王が好きでBL同人誌を書くのが趣味でね。この漫画も自分で書いたんだ」
「部長って絵。めっちゃうまいですね」
「遊戯王が好きな不気味な女でBLが大好物なワイはモテるはずもなく気が付いたらこの年齢になっちゃった。そしたら34歳処女の完成。婚期のがしてるから結婚なんてもう出来ないよね。ワイのこと笑えよ」
部長のこと笑えねえ。私も遊戯王が好きでマスターデュエルだけやって会社と家を往復するだけの暮らし。
私の10年後の姿がこの部長と姿と照らし合わさる。部長みたいに処女のままモテないで30代なんてあっという間だったんだろうか。
部長は一人称がワイの女だけどなんJ民みたいでそういうところもモテないんだろうと思う。
「部長って3年生ですよね。この世界のこと知りたいんですけど」
「この世界のこと? あまりワイも知らないんだけど知りたい?」
「なんでもいいから知りたいです」
「この学校はね3年で卒業してもまだまだ続くらしいよ」
「えっ?」
「処女を卒業したらもとに戻れるとか3年で処女を守りきったとしても元の世界に戻れるってことはないみたい。学校を卒業してもね。人生は続くらしいのよ。前の部長も処女だったけどそのまま教師になったって聞いたしね」
「部長は?」
「ワイは腐漫画家を目指そうと思う。前の人生も同人作家だったしね」
「はあ」
前に私が接触した異世界転生者のエロ医者も、この世界に何年かいて医者になったって言ってたから、学校を卒業しても人生は続くのか。
私の人生はずっとこのわけのわからないエロい世界のまま?
「この部室には私と部長しかいないんだよね。私、人集めてくる」
「アホか。こんな恥ずかしい部活の部員集めて何するんだよ」
私は部室を飛び出した。
「処女部に入りませんか――」
部室にあった処女部と書かれた旗を持ち、私は校門の前で突っ立って人を呼び込もうと大きな声で言う。
一人で恥ずかしいセリフをいってめちゃくちゃ恥ずかしくなった。
処女部に人を集めて異世界転生者をもっと人を集めようと行動を取ったのだが、自分でも何をやっているのかわからなくて恥ずかしくなった。
こんなわけのわからないセリフを言ってるわけだから通り掛かっている人たちにめっちゃ笑われている。
「あっ優花じゃん」
「げっ」
同じクラスの真子が現れた。ギャル2人を連れて恥ずかしい姿を見られる。3人のギャル仲間が馬鹿にしてきたと思った。
例のごとく処女絡みで馬鹿にされるわけだから今回も馬鹿にされると思った。
「この2人も処女らしいから入れば? 処女部って部活に」
「そんなわけあるかー」
「佳子でーす。うちら処女だからよろしくー」
「千恵です。あっしも処女でーす」
私は突っ込んだけど、見た目はどっからどう見ても男慣れしてそうなギャル2人。
アクセサリー付け捲ってチャラチャラしているし、ピアスもしてるし髪型も派手過ぎる。
「処女部人集めてるんでしょ。手伝ってあげなよ」
「はあっ? ギャルが合わさったら非処女に見えるでしょ」
この世界のギャルなんだから見た目からして処女じゃないだろこの2人のギャルは。
真子が誰とでも男とセックスする女だからこの女たちもヤリマンなんだろうと。
「処女部に興味ありませんかーー。男性未経験者ならだれでもオーケーです」
「新品おマンコならだれでも歓迎でーす」
「セックス経験ない女の子なら大歓迎でーす。一緒に処女部入りましょう」
めちゃくちゃ恥ずかしいセリフで呼びかけるギャル2人。
この世界の学生は非処女の方が多いんだから絶対私達のことは馬鹿にされているんだろうなと。
で、私はあれから1時間かかけてギャル含んで人を5人連れてきた。
5人も処女がいるとは思わなかった。こんだけ人が集まったので異世界転生者の仲間が一気に増えるかもしれないと。
「こんなに処女部の部員が増えるなんて。優花キモ過ぎるでしょ」
「別にいいでしょ」
「ワイは部長の深川みゆきです。自己紹介となんで処女なのか一人ずつ説明してくれるかな。あと最初はそこにいるお前から」
「はい?」
「どっからどう見ても男でしょうが!!」
部長は女性を呼び刺して騒ぎ始める。
言われている通りに見た目は短髪で落ち着いた雰囲気で背が高くて170センチは超えているのだろうか。
部長の言う通りで男に見えるが。クール系の男に見える。
「えーっと。2年の塚本遊樹です。処女の理由は女にもてるからです」
「やっぱ男じゃねえか」
「いや自分女ですよ。触ってみますか?」
「ちょっ」
遊樹と名乗る女は部長の腕をつかんで自分の胸を触らせる。胸はほとんどないように見えるが。
「柔らかいおっぱいしてるけど胸がないと見せかけてほんとうは男なんでしょ」
「じゃあ自分のアソコも触ってみますか?」
今度は部長の指をスカートの中に入れて股間を触らせる。
「気持ち悪い男のチンコの感触しないけどただの租チンなだけでしょ。女なわけあるかっ」
「じゃあ裸になってみます? サラシしているんでおっぱい結構自分ありますよ」
「もうええわ」
部長は体を触って恥ずかしくなったのかここで切り上げる。
遊樹と名乗る女は名前からして男にも見えるけど。私も疑問に思ったけど女のような丸みな体をしているから女なんだろうけど。
脱いだらおっぱいあるって言ってるけどなんでサラシをしているんだ? 男装しているのかこの女は。
「じゃあ次」
「レレでーーす」
「ズズでーーす」
「レレとズズは双子でーす。処女なのは女の子が好きだからでーす。レレとズズはレズでーす」
レレとズズと名乗る双子の女。身長はとても小さくて銀髪の可愛い女の子。
双子というだけあって2人はとても似すぎている。
「レレとズズは仲がいいからよく二人でキスしまーす」
「何してんだお前ら」
「チュッチュ」
双子の女の子は部室に人がいるのにも関わらず2人でキスをし始めた。舌を入れておそらくディープキスをしている。
「もうええわ。じゃあ次はそこのギャル2人。どっからどう見ても処女に見えないけど」
「うちの名前は越智佳子です。うち。最近彼氏できたんだけど彼、セックスしてくれなくて。なので処女なんです」
「帰れ。クソビッチギャル」
「あっしは鈴木千恵です。処女の理由は……」
「お前もビッチなんだろ。自己紹介しなくてええわ」
真子と同じ佳子と名乗る茶髪のギャルは彼氏がいるって言って部長はキレている。
黒髪の千恵という女も自己紹介しようとしたのだが、この女もギャルなのでこいつも同類だと思ったのかすぐ切り上げられた。
今日の部活は自己紹介だけで終わった。これで私達は解散した。
翌日。私は処女部に向かったのだけど、私、部長、レレ、ズズ、千恵、遊樹と数を数えたんだけど一人いない。昨日7人いたよな?
何故かギャルが1人消えている。もう一人のギャルの千恵っていう女が説明をし始めた。
「さっき連絡きたけど、佳子。昨日、彼氏とセックスしたみたいで処女じゃなくなったって。もうこの部室にはいかないってさ」
「はぁっ!? やっぱギャルは処女卒業するのはええじゃんかよ。お前もどうせすぐ処女なくなっちゃうんだろ」
部長はもう一人のギャルもすぐ消えるだろうと千恵を怒鳴った。
何このデスゲームみたいな展開は。処女なくすの早すぎるでしょ。
エロ小説だからキャラの名前はわりと適当
ギャルの鎗田真子→やりたまこ。ヤリマ〇コ
1話で主人公をレイプしようとして逮捕された中田信二→中出し
主人公と同じ寮に住む百合→そのまんまの意味
今回、登場した処女部の新キャラ達
鈴木千恵→すずきちえ。名前入れ替えたりさかさまにしたりして、エッチズキ
越智佳子→おちかこ。おちんこ
双子のレレとズズ→二人合わせてレズ