※この作品はR-18です。

エロデュエルの世界で処女を守りたい   作:魔法使い?

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※この小説は男と女の恋愛要素はありません


16話「男子寮でエッチ」

「これから俺たちは童貞を卒業するチャンスだったっていうのに」

 

 何が起きたの?

 私は童貞部に敗北し、制服を淫らにされこれから3人の小太りの男たちに処女を散らされそうとしていたその時、部室の扉が空いて一人の男が入ってくる。

 

「ボクがデュエルで勝ったらこの子を解放して」

「そもそもなんでお前とデュエルしなければいけないんだよ」

「デュエルの申し出は絶対だよ」

「そもそも俺ら童貞。デュエル勝ったことがないくらいに最弱なんだよ」

「だったら3人まとめてかかってきて。ハンデだよ」

 

 散々あいつらにおもちゃでイカされ続けて意識がもうろうとしている中、短髪で背が高い人物が私の視線に入る。

 私はこの人に助けてもらえるの?……。

 

「いや、もっとハンデが必要だ。俺らは童貞でデュエルについて赤ちゃんなんだよ。だったら俺たちの初期ライフは3人とも8000。お前は2000でデュエルでいいかい?」

「いいですよ」

「あとお前の初期手札3枚でいいか。もちろん俺らは手札5枚から始めるけど」

「かまわないよ」

 

 こいつら……。デュエルが勝ったことがないくらいに弱いからってそんな理不尽な条件で始めるなんて。

 短髪の男は返事をするだけ。いくらこの人が強くてもそんなの無理に決まっている。

 

「俺たちの先攻から行かせてもらう。手札から切り込み隊長を通常召喚し、効果で2体目の切り込み隊長を特殊召喚。これでターンエンド」

「俺のターン。俺も手札から切り込み隊長を通常召喚し、効果で切り込み隊長を特殊召喚。これでターンエンド」

「俺のターン。俺も切り込み隊長を通常召喚して、切り込み隊長を特殊召喚」

 

 6体の切り込み隊長が並ぶ。童貞の3人は同じ戦法を取るだけ。

 相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できないのをお互いの切り込み隊長の効果が有効になっているから、結果として全員攻撃ができなくなる。

 それでもそれだけのロックだ。現代遊戯王では物足りない戦法。

 私はこんな雑魚にデュエルに負けてしまったのを改めて知る。手札事故しただけで。

 

「切り込み隊長を立てるだけの行為ってやられ役の戦法じゃん」

「うるせー。なんで、お前らそれしかやらないんだ?」

「初手におっぱいを揉むカードが3枚来たけど、こいつ男だろ? 使えるわけねえだろうが」

「俺も初手にマンコを触るカードと指入れるカード来たけど、手札で腐ってる」

「なんだ。おまえら使えないな」

 

 男同士のデュエルだから手札が腐るってことあるんだ。これ男同士でドスケベデュエルしているわけなの?

 

「でも俺はちゃんと男でも使えるカードがあるぞ。手札から金的を発動。これでお前の股間を蹴る!!」

「っ!!」

「なんでそんなカード入っているんだよ。男はわかるけど、女に金的って痛いのか?」

「童貞の俺が知るわけないだろ」

 

 一人の童貞が短髪の男に向かって、サッカーボールを蹴るがごとく下半身に向かって勢いよく蹴りを入れる。

 

「はははは。痛そうだな」

 

 短髪の男は下半身を押さえながら地面についてうずくまってしまう。声を出していないけど我慢しているのだろうか。

 私、女だからわからないけど男の人ってなんでそんなに大げさにしているんだろう。

 

「おまえら。見てないでこいつが落としたカードを拾わせるな」

「いいねー。その戦法。乗った」

 

 アソコを蹴られたときに、持っていたカードを手札から落としてしまう。

 それを別の男が足で踏みつけて拾わせなくさせる。

 3人ってだけでも不利なのに。こんな盤外戦術。許されるの?

 

「これでターンエンド。手札は全部なくなってお前の初期手札は0枚だ。それに俺たちのライフは全員ライフ8000。てめえのライフは残り500。もうこれは勝ったのも当然だろう。この中で一人でもライフが残れば次のターンで終わりだ」

「……。ハンデはこれでちょうどいいかい? ならデッキトップのカードだけでボクは勝って見せるよ。ドロー」

「いいカードを引いた。1枚で君たち3人のライフ8000を削りきれそうだよ」

「そんなの不可能に決まってるだろ」

 

 股間を蹴られて痛そうなのに短髪の男は顔に出さずに立ち上がる。

 卑怯な手を使われているのにいくらデュエルが強そうな人でもこの状況から勝てるってことあるの?

 

「ボクは手札からフュージョン・デステニーを発動。デッキのD-HERO デスドグマガイとD-HERO ディアボリックガイを素材にD-HERO ドレッドノートガイを融合召喚。特殊召喚時にデッキからD-HERO デビルロードガイとD-HERO ドレッドノートサーヴァントをデッキから手札に加える」

 

 私の当たり前はフューデスから出張ギミックで使われているデスフェニ。

 見慣れないカードが私の視界に入っていく。

 

「ディボリックを除外して同盟を特殊召喚。デビルロードガイを通常召喚して効果でD-HERO ディナイアルガイをデッキから墓地に送り、幽獄の時計都市-ダーク・シティを手札に加え、そして発動。効果でD-HERO Bloo-Dを手札に加える。デビルロードガイの効果で切り込み隊長を除外する。そしてフィールドのカードをすべてリリースしてBloo-Dを特殊召喚。これで君たちのフィールドのモンスター全てを無効にする。そしてBloo-Dの効果で切り込み隊長を攻撃力600アップの装備魔法扱いで装備」

「ぐっ。だが、切り込み隊長はまだ4体いる……」

 

 見知らないカードがいっぱいだ……。

 そういえばこれまだマスターデュエルで未実装のカードじゃなかった?

 

「ドレッドノートサーヴァントを手札から特殊召喚し、フィールドの時計塔を破壊してデッキから融合を手札に加える、時計塔が破壊されたことによりデッキからD-HERO ドレッドガイを特殊召喚。効果で墓地のディナイアルとデビルを蘇生」

 

 ソリッドビジョンの美しい時計塔が崩壊していくのを私は釘付けになっていく。

 現れたのは鎖を両腕に巻いているHERO。原作と同じ展開だ。

 

「融合を発動。ドレッドノート、ディナイアル、デビルを素材にV・HERO トリニティーを融合召喚。効果で攻撃力は5000になり、3回の攻撃を可能にする。そして墓地の闇属性を3体除外してデスドグマガイを墓地から蘇生。それとディナイアルも自身の効果で蘇生。レベル8のモンスターが特殊召喚に成功にしたことで、墓地のドレッドノートを除外して切り込み隊長をデッキの一番上に戻す」

 

 フィールドに5体のモンスターが並ぶ圧巻の展開力に私は惚れ惚れとしている。

 Bloo-D、ドレッドガイ、デスドグマガイ、トリニティー、ディナイアル。手札フューデス1枚からこんなに展開が伸びるなんて。

 これってもしかして。

 

「バトルフェイズに入るよ。トリニティーで3体の切り込み隊長に攻撃!!」

「うわああああ」

 

 童貞A LP8000→400 童貞B LP8000→4200

 

「Bloo-D、デスドグマガイ、ディナイアルでダイレクトアタック!!」

 

 童貞A LP400→0 童貞B LP4200→0

 

「ドレッドガイはフィールドに存在するすべてのD-HEROの数値を足した攻撃力になる。攻撃力は6900。ダイレクトアタックだよ」

「あああああああ」

 

 童貞C LP8000→1100

 

「でも、これでバトルフェイズは終わりだ。次の俺のターンで……」

「次のターン来るけど、もう君の負けは決まっているよ」

「は?」

「D-HEROは運命を司るヒーローなのは君は知っているかい? ドレッドノートの効果でデッキトップは切り込み隊長で固定されているし、それにデスドグマガイの効果でスタンバイフェイズ時に2000ダメージを受ける未来は決まっている。ここから逆転なんてできないよ」

 

 あんな不利な状況でデュエルが始まったのに、ここから勝ったんだ……。この男の人、かっこいいかも……。

 

「大丈夫かい?」

「は、はい。ありがとうございます」

「立てる?」

 

 裸の恰好から私はすぐに制服を着替え、さらに男の制服を上にかぶせてくれた。

 男の人に手を刺し伸ばされて、起き上がろうと私はしたけど、足が動かない。

 あいつらに散々エッチなことをされて腰を抜かしてうまく立てなかったのだ。

 

「えっ。ちょっと……」

 

 短髪の男に膝を抱えられてそのまま持ち上げられて童貞部から出ていった。

 私、初めてされたけどこれってお姫様抱っこ?

 

 

 

 

「今日はここで休むといいよ」

 

 お姫様抱っこから解放されて私は自分で立ち上がる。連れていかれたのは寮だった。

 私の女子寮とは反対側方面に進んでいったので、男子寮だろう。いくら遅いからってこんなところに連れていかれるなんて。

 

「体汚れているでしょ。お風呂入っておいでよ」

「は、はい……」

 

 お風呂に案内させられる。

 男子の部屋のお風呂なんて入りずらそうだと思ったけど、私は童貞部の人達に犯されて精子の匂いが体に染みついてて気持ち悪いので入らないわけにもいかなかった。

 

 

 私は服を脱いでシャワーを浴びて考え事をする。

 助けられた男の人。

 特徴は身長が170センチは超えていてデカくて、見た感じ優しい性格でチャラそうじゃないし、髪型も遊んでいる感じはしないでまじめな短髪。

 ちょっとだけ前髪が掛かってて女みたいに見えるのが気になるけど。私のタイプの男性。

 

 ……。お姫様抱っこされてからさっきからずっと心臓がどきどきしている。

 私、あの人に一目惚れしちゃったんだ。

 だって犯されそうになったときに間に入ってきて、デュエル強くて一瞬で全員をケチらして、私を助けに来てくれて。

 こんなことされて、女は惚れるに決まっている。それに私好みのタイプだし。

 

 男子寮に来たっていうことはそういうことよね。それにここはエロの世界だし。

 私、今日でここで処女散らされるんだ……。この人だったら別に構わないかもと思う自分がいる。

 

 

「おやすみなさい。また明日」

 

 お風呂から入り、食事もごちそうしてもらって寝る時間となった。

 2人とも離れたベッドにいる。

 ジャージも貸してくれたけど、男の身長がデカいだけあってブカブカだ。でもその感触が気持ちがいい。

 この男の人の匂いがちょっとしないかなと思って嗅いでるけど、柔軟剤の香りしかしない。

 照明が消えて真っ暗にされてしまった。

 

 え?

 この状況で何も起こらないってことあるの?

 ここエロの世界でしょ。男と女が同じ部屋だっていうのに。

 この男は私とエッチする目的で助けたわけじゃないの? 期待した私が馬鹿みたいじゃない。

 

「何もしないんですか?」

「してほしいのかい?」

 

 なんなのこの男は。シャイなの? 女の私の方から行かなきゃだめなの?

 

「怖いんで、一緒に寝てもいいですか?」

「ああ構わないよ」

 

 私は男のベッドの所までいって、同じ布団の中に入る。

 そしてぎゅっと正面でぎゅっと抱きしめる。胸が硬くて暖かい感触がする。それにいいにおい。

 

「なんで助けてくれたんですか?」

「部室に女の子が男の人何人に連れ去られたって同じクラスの女の子に言われてね。心配になって助けたんだ」

「そうだったんですか」

 

 改めてお礼を言う。

 この男が助けに来なかったら今更男たちに犯されて処女を失っていたのだろうか。

 でもこうして私が一目ぼれした人にこれから処女を奪ってもらえればと考えていた。

 

「キスしていいですか?……」

「構わないよ」

 

 自分から言うのは恥ずかしいけど、男の唇に向かって唇を合わせる。

 

「んぐぅ……」

 

 舌と舌を合わせられる。これやばい……。気持ち良すぎる。

 直接気持ちがいい感覚が伝わる。好きになった男の人にキスされるのってこんなに気持ちがいいものなんだ。

 

「さっきから胸が心臓バクバクしているんです……。おっぱい触ってくれませんか?」

 

 キスを終えるとすぐに私は恥ずかしいお願いをする。

 私の大きい胸を乳房をジャージの中に指入れて沈めるような触り方をされる。

 

 童貞部に乱暴にされたときと違って触られただけなのに気持ち良すぎる。

 あの人がうまいとかそういうのではないと思うけど、幸福度が違うっていうか。

 

「あぁああん」

「エッチな声を出すんだね」

 

 抱きしめられながら私の耳元で男がささやいた。

 恥ずかしいことを言われたのに、耳に響く低い声が幸せすぎる。

 

「んぐぅ……」

 

 幸せを感じながら、今度は男の口が胸元へといった。

 ジャージを脱がされて上半身は隠せなくなった。この人なら別に見られてもいいんだけど。

 そしてすぐに私のおっぱいを男に吸われる。

 敏感な乳首が吸われる感触が気持ちがいい。

 

「もうこんなになっちゃったんだね」

「恥ずかしいです……」

 

 私のジャージの中からパンツを上でなぞられてびしょぬれになった愛液を見せつけられる。

 まだ前戯しかしてないのにこんなに濡れちゃうんだ。

 

「だーめ」

「あっ」

 

 恥ずかしさのあまり手で顔を隠すけど、すぐに男にどかされてしまう。

 

「どうしてボクとエッチをしたいと思ったのかい?」

「好きなんです……。あなたのことが好きになっちゃったみたいなんです」

 

 人を好きになる初めてのことで自分でも困惑している。

 今まで私は恋愛経験したことがない処女だった。それなのに異世界転生してこんなところで私の王子様に会えるなんて。

 ずっと胸の高まりが止まらない……。顔がずっと熱を持っているような。

 これが人を好きになるっていう感覚なんだ。

 

「今度は私が気持ちよくしていいですか?」

「かまわないよ……」

 

 私は男の人の下半身の方へと頭を近づける。

 この人のおちんちんを舐めてみたくなった。

 どんな形をしているんだろう。好きな人のおちんちんってどんな味をするんだろう。

 そう期待を込めながら、ジャージの上から触るのだけど。

 

 え?

 さっきからずっとおちんちんを探そうとジャージを触っているのだけど、硬い感触がしない。

 私はこの世界にきてから男にはめられてチンコなんて何回も触ったり、舐めたりしたから感触なんかわかるはずなのに。

 立たないってことあるの?

 私のおっぱい気持ちがいいっていろんな男に触られていろんな人に言われいるのに。

 

 ジャージを脱がし、ボクサーパンツが見える。そしてそのパンツの中に指を入れるのだけど。

 

「は?」

 

 待て待て待て、待て待て。この男。チンコないんだけど。いや、こいつは?

 

 

 男は見せつけるかのようにジャージを脱ぐとサラシのようなものがあらわになる。

 私は急いで、そのサラシをぐるぐると剥がすとこいつの大きなおっぱいが出てくる。

 

「お、女???????」

「女なんだけどわからなかったのかい?」

 

 男子寮に来て、男とエッチすると思ってたのに。

 私が男だと思ってたこいつは女だったの? 私は困惑する。

 それになんで、私は女同士でベッドでエッチしているの?

 今思ったけど、童貞部にデュエル中に股間を思いっきり蹴られてそんなに痛がってなかったのは女だったからだと思うと納得した。

 男の人って体硬いはずなのにこいつの体はそういえば柔らかい感触いっぱいしてたのを思い出した。

 

「優花。ボクのこと忘れたのかい?」

「え? 誰? なんで私の名前知っているの」

「誰って塚本遊樹だよ。ほら同じ処女部の」

「は? えっ? 遊樹なの?」

 

 私と同じ処女部の部員で幽霊部員でずっと部活なんて来なかったからすっかり忘れてた。

 最初にあったときと違って、髪の毛がさらに短くなってたし、一人称もボクになってるし、雰囲気がちょっとだけ違うし。

 確かに言われて見ると遊樹だ。ずっと気が付かないなんて。

 

「さて、エッチなことの続きをしようか」

「いや、私。女同士は興味ないので」

「自分から誘っておいて、急にやめるなんて」

「だ、だって。女ってこと知らなかったんで……」

「今更、止めるなんて許されないよ。好きになったって君は言ったよね。ボクだってその気になったんだから」

「や、やめっ。ああああああああああぁ」

 

 止めようとしたのに遊樹ベッドに押し倒されてしまう。逃げ場なんてなく。

 私は一晩。遊樹とセックスをした。

 

 

「おはよう」

「………」

 

 目が覚めたら裸の遊樹が隣にいた。

 結局次の日の朝までこいつとセックスしてしまった。

 なんで、また私は女同士でセックスしてしまったんだろう。

 それに遊樹。エッチうますぎなんだけど。

 

 毎日私は同じ寮の百合と女同士でしているけど、あの女は乱暴にされて無理やりイカされたり、噛みついたり、拘束されて痛いことしかされない。

 それに比べると昨日の遊樹のキスは優しかったし、おっぱいを触るのも優しくしてくれて気持ちよかったし。

 アソコを触るのもその……。よかった。

 

「今日は学校休みだからゆっくりするといいよ」

「いや、止めておきます」

 

 こいつ、女にもてるとか自己紹介の時言ってたよな。

 やたらエッチがうまいのも女慣れしているからだろう。

 今の私みたいにホイホイ女と遊んでそうだよな。私がこいつに惚れちゃったみたいに他の女も。

 

 今日は土曜日で学校は休みとはいえ、これ以上こいつの好きにはさせたくなかった。

 すぐに昨日のお礼を言って、ジャージから制服に着替えて男子寮から飛び出した。

 

 

 

 やばいやばい。急いで女子寮に戻らないとやばいってことを思い出した。

 百合に昨日のことはなんて説明すればいいのか。移動しながらずっと考えている。

 前に寮に帰るのが2分遅れただけで、浮気してるって言われお仕置きされ、手足を拘束されて一晩中イカされた。

 今日は一体何をされるのだろうか……。いや、エッチなこと期待しているわけじゃなくて。

 

 昨日はいろんなことがありすぎた。童貞部にデュエルに負けて犯されそうになって、遊樹に助けられて一晩中あいつとセックスして。

 

「ただいま……」

「おかえり」

 

 女子寮の扉を開けると百合がすぐに出迎えてくれた。

 すぐに荷物を私の机の上に置くのだけど。

 あれ? 百合の様子がおかしい。何もしてこないし言わないなんて。

 

「ゆうかちゃん。うわあああああん」

「ちょっと百合……」

 

 百合にベッドで押されて抱きしめられた。

 

「ゆうかちゃん。ずっと心配したんだよ……。昨日ずっとかえってこなかったから」

「ごめんね。百合。昨日、ドスケベデュエルに負けちゃって男の人に犯されそうになっちゃって」

「いやあああああああああああ。うちのために大切に取っていたゆうかちゃんの処女があああ」

「いや、処女は別に奪われてないから……」

 

 私の胸元に飛び込んで大泣きして百合は叫んでいる。

 涙と鼻水で制服びしょびしょになっちゃったんだけど。一晩いなかっただけなのにそんなに心配してくれるのは嬉しかった。

 

 これ……。本当は遊樹とセックスしてたってこと言えないな。

 別の女としてたってことを言っちゃったら何されたかたまったもんじゃない。

 これが浮気っていうやつだよね。罪悪感すごい。

 

「ゆうかちゃん。すきー。すきーーー」

「うんうん」

「ゆうかちゃんも言ってよ」

「ゆり。すきー」

 

 甘い口調でさっきからずっと百合は言っている。

 この女。どんだけ私のこと好きなんだよ。

 好きじゃないけど反感されたくないので、私は棒読みで好きという。

 

「ぐぅーーー」

 

 百合寝ちゃった?

 まだ昼の9時なのに。きっと昨日は寝ないで私のことを待ってくれたんだよね。

 そう思うと可愛く見える。いや、いつもやってるこいつの無理やりのエッチ全然可愛くないんだけど。

 

 ……百合の抱きしめている手をどかしたいのに百合の力が強くて、どかせない。

 今気が付いたけど、百合の手は私の胸を揉んでいるような位置になっているし。

 私もいろいろ片づけをしたりして、休みたいのにずっとこのままの姿勢なんだけど。

 

 昼の時間までずっとこのままだった。

 

 

 

 

 ピンポーンとチャイムを鳴らす。

 

「優花じゃないか」

 

 遊樹がすぐに出迎えてくれた。

 

「部屋入れてよ」

「へーー。昨日のエッチそんなによかったんだ」

「違うわよ……」

「今日もボクとエッチするかい?」

「だから、私はエッチしに来たんじゃないんだけど」

 

 結局また男子寮に来てしまった。こいつには確認したいことが山ほどある。

 こいつの部屋に入り2人きりになる。

 

「いくつか質問するけど、あんたなんで男装なんてしている?」

「これ? この学校は女だとバレると無理やりエッチなことされるだろう。だからボクは男装しているんだよ」

「はぁっ? あとここ男子寮だけど、学校では男子って偽っているの?」

「そうだとも。だから男子寮にいるんだ。あとは男装はボクの趣味だね。あと女の子大好きだし」

 

 男装して学校騙して男で暮らせるって可能なの?

 この学校すぐに女は服脱がされるし、エッチなことされるし。男はそんなことされないんだろうか。

 

「じゃあなんで。処女部なんて入ったの? 男って偽っていたんでしょ」

「だって君が処女部の歓迎したときに、ちょっとだけ面白かったから。それに優花。可愛かったしね」

「何よそれっ」

 

 処女部に入ったの冷やかしかよ。遊び感覚で入ったの腹が立つんだけど。

 

「あと遊樹は異世界転生者?」

「異世界転生者。うーーん。ボクは違うかな?」

「じゃあマスターデュエルって知ってる?」

「何それ」

 

 反応が悪い。この世界では珍しいエロデッキじゃなくて普通のデッキだったからそうだと思っていたのに。

 マスターデュエルで未実装なカード使っていたからたぶん、違うんだろうか。

 

「優花は異世界転生者なの?」

「そうだけど」

「異世界転生者って知っているよ。ボクに前に合った女の子も異世界転生者って名乗っていたね」

「え? 遊樹。何か知っているの?」

「まあある程度のことなら」

 

 まさかこんなことでこの世界のことを聞き出せるなんて。

 処女部を作って遊樹に合えてよかったと思う。

 

「だったらこの世界から戻れるの?」

「うーーん。わからないけど。可能だとボクは思うな」

「なんでそう思うの?」

「だってこの世界に来たってことは戻る方法はあるはずでしょ。そうしないとつり合いが合わないでしょ」

「そうだけど……」

 

 異世界転生物って私は詳しくないけど、元の世界に帰る展開なんて聞いたことないけど。

 いや、調べれば出てくるのかな。

 最後の記憶だと仕事終わりにマスターデュエルをして、そこから記憶がない。

 死んでないよな……。いや、転生ってわけだから死んでいるのか。どっちだ?

 

「ボクも協力するよ。元の世界に戻れるように君の力になりたい」

「ありがとう」

 

 手を差し伸べてきたので、私は遊樹と握手をする。

 こいつの手が暖かくて気持ちがいい。相変わらず私は意識をしてしまう。こいつのこと、私は好きになったんだよな。

 いや、こいつ女だったわけだから騙されただけなんだけど。

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