「おいデュエルしろよ」
「へ?」
「へじゃねえよ。優花の処女を奪いに来たに決まっているだろ」
放課後、一人で歩いているところ突然男の人に話しかけられてこんなことになった。
こいつも私の体目当てなのか。この世界の住民は本当にどいつもこいつもエロいことを平気でしようとするからほんとうに嫌。
私の貞操を守るべく、デュエルディスクを構える。
「俺のターンから行かせてもらうぜ。予想GUYを発動してデッキから戦士ダイ・グレファーを特殊召喚。さらに2体目のグレファーも通常召喚。そしてライフを2000払い、同胞の絆を発動。デッキから女王親衛隊とアックスレイダーを特殊召喚する。これでターンエンド」
男のライフがもう2000になった。この展開力からしてここからリンク召喚とかエクシーズ召喚に繋げられると思ったんだけど、この世界では融合しかエクストラデッキは存在しないんだから弱い動きだ。
「私のターン。ドロー」
私は勢いよくデッキからカードを引く。
現代遊戯王を知っている私にとっては弱い展開力なんだけど。
「閃刀空域-エリアゼロを発動。カードを1枚セット。そしてエリアゼロの効果でセットしてあるカードを墓地に送って、デッキからカードを3枚捲り、その中の閃刀カード1枚を手札に加えることができる。閃刀機-ウィドウアンカーを手札に加え、モンスターを裏守備でセット。カードを4枚セットしてターンエンド……」
私はデッキトップから引いた閃刀姫-レイを壁にして盤面を確認する……。
たかが攻撃力1700が4体だけなのに突破できない。
あいつのデッキ弱すぎて、初代遊戯王とかGXみたいなゲームスピードなのになんで、守りを固めることしかできないの。
「守ることしかできないのか。なら俺のターン。ひひひひ。いいカードを引いた」
にやにやと男はデッキのカードを見て、私の体をいやらしくみるような目つきに変わった。
「俺は手札から4545オナニーを発動。このカードの効果で自分はオナニーをすることができる」
「ちょっ……」
男はズボンを脱ぎ、パンツも脱いで男の物を取り出すとそれを自分の手でこすり付け始めた。
「あああああ。これから始まる。最強のコンボで優花の処女を奪えると思うと興奮するーーー」
「はあ?」
男の股間をこする動きがどんどんはやくなっていく。そしてこいつの股間もだんだん大きくなっていく。
つうかこの世界のデュエルで気持ちよくなる行為は自分のライフを削る行為だろ。
「あああああいくううううううう」
こすりつける行為がだんだん早くなり、精子が勢いよくデュエルフィールドの中央まで発射される。
これであいつのライフは減った。もともと同胞の絆なんてカードを使ったわけだからこれでこいつのライフは800まで減ったわけなんだけど。
自爆するつもりなの?
「そして俺は手札から友情 YU-JYOを発動する」
「えーっとなんだっけそのカードは」
初代遊戯王の遊戯と城之内が映っているカードなんだけど、どんなカードだっけあれ。
「カード効果によりこれから相手プレイヤーに握手を申し込む。相手は握手を同意した場合お互いのライフの合計を足して2で割った数値にお互いになる」
「えーっとたしか断れるんだっけそのカード……」
「結束 UNITYを見せることで相手は握手を拒否することができない」
「はあああ??」
堂々と結束のカードを男は見せつける。
まてまてまて。あの状態であの男と握手を今からするってこと?
こいつさっきオナニーしてたから手が精液でベタベタになっているんだけど。
「きもい。きもい。無理無理無理」
「早くしろよ。握手しないとルール違反で負けだぞ」
「わかったわよ……」
カードの効果で仕方がなく握手をする。
本当にありえないんだけど、手がべとべとしてものすごく気持ちがわるい。この状態でまだ私はデュエル続けるって言うの?
「最強コンボが決まった。今から優花を負かすことが出来ると思ったらさらに興奮したぜ。さらに俺は3枚目のグレファーを通常召喚。そしてグレファーでセットモンスターを攻撃!!」
これでモンスターが5体。私のライフは2400になってしまった。こいつの猛攻防げるの?
グレファーがレイを剣で攻撃する。ソリッドビジョンがレイの制服をビリビリに破くような攻撃で、私のこれからを思い知るような演出の仕方で気持ちがわるい。
「女王親衛で攻撃!!」
「禁じられた聖冠を発動。これでそのモンスターは攻撃できない」
「アックスレイダーでダイレクトアタック!!」
「閃刀機-ホーネットビットを発動!! 守備力1500のトークンを特殊召喚する」
「そのままトークンを破壊。次はグレファーでダイレクトアタック!!」
「ウィドウアンカーの効果発動! 墓地に魔法は3枚ある。これでグレファーのコントロールを得る……。ってあれ?」
あああああああああ。プレミしたあああああ。
ウィドウアンカーって効果モンスターにしか対象に取れないじゃん。
しょうがないから女王親衛隊のコントロールを得る。
「グレファーで女王親衛隊と相打ち。そしてがら空きになったな。3枚目のグレファーでダイレクトアタック!!」
「いやあああああああ」
グレファーの剣が私を切り裂く。
その衝撃でソリッドビジョンから制服がいやらしく切り裂かれ、ブラジャーが見える状態になる。
なんで、こんなことになるのよ。
「これで俺のターンは終わりだ。次のターンでお前は敗北するんだよ。ひひひひひ」
やばいやばい。本当にこいつに負けて処女を奪われる。
今思ったけど、聖冠はトークンは対象にとれたんだっけ。これで私のホネビを戦闘破壊耐性つければノーダメージでいけたのに。
頭が回らない。またプレミしたの。
「私のターンドロー」
私はデッキトップを確認する。エルロン……。
このカードⅤジャンプ特典でついたとき弱すぎてSNSで炎上してたな。1期レベルのゴミカードって。
マスターデュエルでもなんでわからないけどSRで実装された。
なんで、私はこんなカードを入れていたんだろう。パック引いたらロイヤル仕様で当たったのいまだに許してないんだけど。
「墓地の錬装融合をデッキに戻して、デッキからカードを1枚ドローする」
前のターンでもドローできたけど、墓地魔法3枚にしたくて温存しておいたこのカード。
今のフィールドを確認する。このドローが失敗してもまだエリアゼロでデッキを掘れるから負けることはない。
あと私の伏せてある閃刀亜式-レムニスゲート。このカードは墓地の閃刀モンスターが2枚ないといけないからまだ発動準備ができていない。
おそるおそる、デッキトップを捲る。これなら……。
「閃刀起動-エンゲージを発動。効果で慈愛の賢者-シエラを手札に加える。このカードは閃刀扱いなので問題なく加えられる。さらに墓地に魔法が3枚あるから1枚追加でドロー。よしっ。手札の魔法を捨ててシエラを特殊召喚。そして墓地のエンゲージを除外してシエラを相手フィールドに送りつけ、墓地のレイを蘇生する」
「何をするつもりだ」
「さらにエリアゼロの効果により、レイを墓地に送り……。デッキから閃刀術式-アフターバーナーを手札に加えてそのまま発動。これで送り付けたシエラを破壊して魔法が3枚あるから追加効果で私のエリアゼロを破壊する。そして破壊されたシエラの効果で墓地のエンゲージを回収してエリアゼロの効果でデッキから2枚目のレイを特殊召喚!!」
よし。デッキが分回っている。
「セットしてあったレムニスゲートを発動。墓地のシエラ、レイ、ホネビ、ウィドウアンカーをデッキに戻して私の場のレイを手札に戻す」
「俺のグレファーではなく、自分のモンスターを手札に戻すだと」
「これでエンゲージの発動条件自分のメインモンスターゾーンがないという条件が有効になった」
この世界リンク召喚ないからなんで遠回しに回さないといけないんだ。
「エンゲージの効果でデッキから閃術兵器-H.A.M.P.を手札に加える。そして追加のドローで引いたエンゲージで閃刀機-アディルセイバーを手札に加える。そしてレイを通常召喚しすぐにリリースしてH.A.M.P.を特殊召喚。そして手札のエルロンを攻撃力400アップ扱いで装備する。バトルよ」
「たかが攻撃力2900のモンスタ―じゃないか。これならすぐに逆転できるぜ」
「いや、これで終わりよ。手札のアディルセイバーを墓地に送り、攻撃力1500ポイントアップ。グレファーに攻撃!!」
「攻撃力4400だと。うわああああああああああ」
2400のライフを一撃で消し去る。そのまま私はその場を立ち去った。
気持ちがわるい…。
女子トイレに移動して、手を洗いながら先ほどのデュエルで精液でぬるぬるになった自分の手を洗っている。
なんで私はこんなことになったのよ。
このエロの世界にきてからもう何か月も立ったのだけど。なんであんなモブみたいな雑魚男にこんなに苦戦しなきゃいけないわけ?
異世界転生者でこの時期にいまだにモブデュエリストに苦戦しているの私くらいでしょ。
もとはとはいえば、この世界は融合しか存在しないからだ。
それなのに汎用カードで強力なデッキを作ったつもりだったのに、私は童貞部とかいう雑魚に手札事故をして負けて、危うく処女を奪われそうになりその過程で精液をぶっかけられてデッキを失った。
それに百合にも負けてD-HERO デストロイフェニックスガイを破かれてフューデス軸のデッキを組めなくなった。
今のデュエルレベルでも大苦戦してるのおかしいでしょ。
シエラ、エルロン、H.A.M.P.とかいうマスターデュエルの閃刀姫デッキで絶対採用されないゴミカードを使っている異世界転生者って私くらいでしょ。
このままだといつか絶対、わけわからないモブ男に処女を散らされるはめになってしまう。
そうだ……。
遊戯王の世界って言ったらカードを買ってデッキを強化できるんでしょ。
カードで何もかも解決するような世界なわけだし。強力なカードくらい売っているわけでしょ。
これで他の異世界転生者のデュエリストみたいに最強デッキを組んで、先攻制圧でガチガチに盤面を固めてエロカードを全部無効にするデッキを組めるでしょ。
私はそれを思い出し、購買へと向かった。
「おばちゃん。カードって売ってる? シングルカードみたいんだけど」
パートっぽいおばちゃんに私は軽々しく話しかける。
カードショップとかリアルで行ったことがないからショーケースに収められたカードとか、ストレージで安く売っているカードを買い漁るのに憧れていたんだけど。
「シングルカードはないわね」
「はあ?」
「あらあら、ずいぶん必死だねえ。そんなに急いで、何を作るんだい?」
「デュエルに使うデッキに決まってるでしょ。強力なデッキ作りたいんだけど」
「シングルでカードは扱ってないけど、パックは売っているわよ。女子に人気のパックあるわよ」
「シングルじゃないとデッキ組めないでしょ……。まあいいけどおばちゃん。そのパック10パック頂戴」
「はいよ」
パック開封ってランダムなわけでしょ。これじゃあテーマデッキなんて作れないよね。
おばちゃんにお金を渡してすぐに開封する。
バキュームフェラチオ……。トリプルパイズリアタック……。
見知らないカードがばかり。これって……。エロカードじゃねえかよ。
「おばちゃん。これ違うんだけど……」
「男を喜ばせるエロデッキを作るんじゃないのかい? あんたみたいなかわいい子だったら男イチコロでしょ」
「はあああ?」
「わたしもあんたくらいの若いころは、エロデュエリストとして男といっぱいエッチなことをして1000人切りをしていたのよね。思い出すわーー」
「帰ります……」
「あらあら」
バカかよ。ここはエロの世界だっていうことを思い出した。普通のカードの方が貴重なんだ。
だったら私が失った、ドラグーンとか、ヴァーチャスとか、クシャトリラとか絶対価値あったよね。
相場なんてみたくない……。いったいいくらしたんだろう。
私はおばちゃんの前から立ち去った。
「あのーーー。部長……。デッキ貸してほしいんですけど。部長ってGX好きでデッキいっぱい持ってますよね。使わないデッキあったら貸してほしいなーーって」
続いて私が向かったのは処女部だった。私は頭を下げてお願いする。
「やだよ」
「えっ」
「そもそもなんでデッキかさなきゃいけないんねん。ワイ。ガチデッカス嫌いなんねん」
馬鹿にしたような口調で部長は言う。
う、うぜえええええええ。
続いて、部室で化粧を堂々としているギャルの千恵に声をかける。
「千恵。お願い。デッキ貸して……。ラビュリンスデッキ興味あったのよね私」
「やだ」
「はっ……。なんでよ」
「罠パカデッキってあっしのこと馬鹿にしたよね。優花。絶対使いたくないでしょ」
「あのことはごめんって。デッキなくなっちゃったから私。罠デッキ使いたくなったのよね」
「ええーー。そういえば前にあっしが、優花にマスターデュエルの汎用カードで作れそうなデッキ教えたでしょ。あのデッキ持っているんじゃないの?」
だからそのデッキなくなったんだって……。
なんで千恵も貸してくれないんだ。処女で異世界転生者っていう共通の仲間になったと思ったわけなのに。
「レレとズズのデッキ貸してあげようかーー」
「えっ。ほんとうにいいの?」
「うん」
双子の女に話しかけられてデッキを渡される。私はそのデッキの中身を確認する。
クンニ……。手マン……。って当たり前だけどエロデッキじゃねえかよ。
「い、いらねえええ」
「ええええ。優花もレレとズズと同じくレズなんでしょ。女の子を喜ばせるデッキ使ってみなよーー」
「このデッキ使ってだれと戦うんだよ……」
これで全員と話しかけたか。処女部のメンバー頼りねえええ。
デッキを貸してくれそうな人は他にはいなそうだ。いったい私はこれからどうすれば……。
「しっかし。こないだ戦った童貞部って雑魚すぎてめっちゃ笑えましたよね。部長。あっしあのあとギャル仲間とあのことについて爆笑してましたよ」
「弱かったよなー。あいつら。あれがクソ雑魚童貞っていうんだよね。あんな雑魚に負ける女、いる訳ないよな」
「きゃははは。あいつら絶対一生童貞ですよねええ。デュエル弱いってデュエルの世界で絶対うまくいきませんよね。きゃはははは」
部長と千恵がこないだ戦った童貞部について笑っている。
私はその雑魚の童貞部に負けてデッキを失って処女を失いかけたんだって。絶対恥ずかしくてこのこと言えるわけがない。
「ちょっとなんで男が入ってくるのよ」
しばらく私はカードを広げてデッキを考えていると、部長が騒いでいる声が聞こえる。
私はすぐにそちらの方を向くと、短髪で長身の男のような人物がいるのに気が付く。
同じ処女部の幽霊部員の遊樹が戻ってきたんだけど、私以外の女子みんな気が付いてないみたいで、面白そうだからこのまま泳がせておくか。
「ねえ。この部活で一番強い女って部長さん?」
「いや、ワイじゃないんだけど……」
「ボクとドスケベデュエルしようよ」
「はあ?」
「断れないからね。さっさと始めようよ」
遊樹と部長のデュエルが始まった。
「ボクの先攻から。まずは背水のエロ契約を発動。このカードはメインフェイズの開始時にしか発動できず、このカードの発動処理として自分の手札、墓地、フィールド、除外ゾーンのカードをすべてデッキに戻す。この効果に自分はカードをチェーンできない。このデュエルに勝利したとき、相手にお願いを2つすることができる。そして自分はデッキからカードを1枚ドローする。さらにこのカード発動後、相手はこのターンカード効果を発動することができない」
「何よ。お願いって」
「うーーーん。そうだな。部長の処女を奪って、この部室にいる女の子全員とエッチしてもらうよ」
「はあああああ?」
エロの世界だからお願いってエロいことに決まってるんだけど、なんで私らまで巻き込まれているのよ。
千恵、レレ、ズズが騒いでいる。部長が全体責任をしなきゃいけないわけ?
「ワイは手札からそれにチェーンしてマルチャミー・フワロスを発動。相手がデッキ・EXデッキからモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする」
「ボクはライフを半分払いヒーローアライブを発動。これでデッキからE・HERO エアーマンを特殊召喚。効果でデッキからV・HERO ヴァイオンを手札に加える」
「フワロスの効果で1枚ドロー」
よしっ。ドロー系誘発が通った。これで何かするたびにドローして追加の手札誘発を引いたとしても使えないけど何とかなる。
それによくわからないオリカのせいで遊樹は手札1枚スタートだ。
これで先攻制圧するわけなんだろうけど、部長の手札が展開するたびに増えるわけだから逆転なんて無理だろう。
部長の手札は私の方から見えるけど、サイバー流デッキか?
未来融合-フューチャー・フュージョン・ノヴァ。これでデッキ融合を可能にして終撃竜-サイバー・エンド・ドラゴンが出せる。
このサイバーエンドはリミッター解除をサーチできて攻撃力が上がると3回攻撃を可能にできる。これが通れば攻撃力8000の3回攻撃は一溜まりもないだろう。
それにライトニング・ストームで伏せも破壊できて、幻魔の扉で相手のモンスターをすべて破壊して奪える。
壊星壊獣ジズキエルで相手のモンスターをコストでリリースできるから制圧モンスターを飛ばせる。
部長は後攻特化すぎるデッキだから、あの遊樹をワンキル簡単にできるだろうな。
「ヴァイオンを通常召喚して効果。デッキからE・HERO シャドー・ミストを墓地に送り、シャドミの効果でミラクル・エクスクルーダーを手札に加える。墓地のシャドミを除外して融合をサーチ。そしてデッキのNモンスターを墓地に送り、エクスクルーダーを特殊召喚。効果でENシャッフルを手札に加えて発動。エクスクルーダーをデッキに戻し、デッキからE・HERO ネオスを融合召喚。そして融合を発動。エアーマンとネオスを融合してE・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュートを融合召喚。効果でデッキからフェイバリット・コンタクトを手札に加える」
相変わらず、ヒーローデッキは分回りすぎだな。GXのアニメじゃ想像付かない展開力だ。
でもこれでフワロスの効果でいっぱいドローできた。部長の手札に禁じられた一滴がドローできたのが見える。
これならどんな展開をしたって増えた手札で遊樹の妨害簡単に超えられるはずだ。
「フレイムシュートの効果。通常モンスターが融合素材になっている場合、このカードをリリースしてE・HERO クレイガードマンを特殊召喚し、効果でデッキからE・HERO スピリット・オブ・ネオスを特殊召喚。効果でデッキから未来の希望-フューチャーヴィジョンを手札に加える。そして墓地のENシャッフルを除外して、墓地のネオスとNをデッキに戻してカードを1枚ドロー。そしてスピリットネオスの効果でこのカードをデッキに戻して、ネオスを特殊召喚。カードを2枚セット。ターンエンド」
「ワイのターンドロー」
遊樹が大量展開して罠を構えてターンを終えたけど、部長の手札はフワロスのおかげで11枚スタート。
これなら簡単に後手捲れるはずなんだけど。
「この瞬間ボクはフューチャーヴィジョンを発動。ネオスが存在するとき、手札を1枚捨てて発動できる。手札、デッキ、フィールドのモンスターを融合素材にして融合召喚を行える。これでモンスター5体を素材にE・HERO ゴッド・ネオスを融合召喚」
「でもゴッドネオスって確かこっちのターンだと意味がないモンスターでしょ……」
「いや、本当の狙いはこっちだよ。フェイバリット・コンタクト。墓地のNモンスター3体とネオスをデッキに戻して、E・HEROコスモ・ネオスを特殊召喚。このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。このターン相手はフィールドで発動する効果を発動できない」
「でも一滴打てるよな…?」
「残念。この効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない」
「はああ? 嘘だろ」
部長の手札ライスト、幻魔の扉、未来融合、一滴っていう最強の手札だったのにカード効果発動できないの?
だからあんなにフワロスをツッパしたんだ。いくら手札があろうとカードが使えないんだったら。
「ワイはコスモネオスを墓地に送り、ジズキエルを相手フィールドに特殊召喚。そして手札から機光竜-サイバー・ドラゴンを特殊召喚する。手札のサイバー・ヨルムンガンドの効果発動。このカードを特殊召喚してデッキからサイバー・ドラゴンを特殊召喚。そしてサイバー・ドラゴン・コアを通常召喚。手札を捨ててサイバー・ドラゴン・ネクステアを特殊召喚。そしてサイドラ、機光竜、コア、ヨルムンガンド、ネクステア、ジズキエルを墓地に送って、キメラテック・フォートレス・ドラゴンを特殊召喚。このカードは融合を使わずに融合できて融合素材の数だけアップし攻撃力は6000になる」
まだ部長は諦めてないつもりなんだ。
カード効果発動できないとはいえモンスターはルール効果だから特殊召喚できる。
それに封じられたのはフィールドの効果だけだから、手札の効果とか墓地の効果は使える。攻撃力は6000なんて。
遊樹のフィールドには伏せカードがない。もしかして。
「バトル。これでワイの勝ちやな。フォートレスドラゴンでヴァイオンを攻撃!!」
「なかなかやるけど、攻撃は通らないよ。墓地からフューチャーヴィジョンを除外してフィールドのカードの効果を無効にする」
「えっ」
「これでフォートレスの攻撃力は0になって返りうちだ」
「いやああああ」
そんな。攻撃通らないなんて。あのカードめちゃくちゃ強いのに墓地効果もついているの。これじゃあ。
「ワイの負けかあああ。いやああワイの処女がああ。34年間守っていたワイの処女がああ」
立っている部長が崩れて床に落ちる。あんなに部長が乱れるの初めてみたよ。
「いや、処女は奪わないよ」
「えっ。なんで?」
「いや、面白そうだからからかっただけだって」
部長まだ気が付かないのか。
「これでこの処女部の中で一番強いのはボクだね」
「へっ?」
「ボクだよ。遊樹だよ」
「え? 遊樹なの?」
今気が付いたのかよ。途中から千恵とレレとズズも気が付いたみたいだったけど面白そうだったからなのか誰も言わなかったし。
「あっ。優花じゃんおーい」
遊樹は手を振って私の方を向いてくる。私は恥ずかしくて目をそらした。
そして遊樹は私の方へと向かっていく。
「なんで振り向いてくれないのかな。セックスした仲なのに」
「はあああああああ?」
部長は大声で驚く。私と遊樹がセックスしたって普通人前でばらすのおかしいでしょ。非常識すぎるだろこいつは。
「やっぱり、優花はレズなんだ。遊樹とセックスしたってやばすぎでしょ」
「はあ?」
「優花って女とセックス何回したの?」
「言うわけないだろうが」
「やっぱ女の趣味あるんだ」
「うっせーーな」
千恵にからかわれる。
「あと部長って異世界転生前は34歳だったんですね。ババアじゃないですか」
「34歳はまだババアじゃないでしょ。売れ残りだと思ったけど、まだワイは若いと思ってるんだけど。この世界だとまだワイは18歳なんだけど」
笑い声が聞こえて部活が騒がしくなったな。
私も今行われた遊樹と部長みたいな現代遊戯王っぽいデュエルがしたいのに。
途中で思い出したけど遊樹にデッキを貸してほしいって言ったら、簡単に貸してくれそうな気がするんだけど、私は出来なかった。
だってなぜなら……。
「お゙お゙っ」
今日も百合とエッチなプレイをされている。
ベッドに足を広げられて、閉められないように恥ずかしい恰好に拘束されている。
ローションを塗られたガーゼを私のクリトリスに当てられてこすられている。
ざらざらしたガーゼがぬるぬるしていて私のクリトリスに当たっておかしくなる。
「ゆうかちゃん。クリトリス気持ちがいい?」
「これだめ……。でちゃうから……」
「我慢しなくていいからねえ。ローションガーゼって気持ちい?」
「いくぅうう」
皮に守られている部分が強制的にクリを広げられる。
弱くて守りたいのに、もっと弱くてイクの止まらない。
「ゴシゴシもっとしてあげるからねーー」
「ん゛っ……ま゛っ゛て゛ぇッ~~~」
「ゆうかちゃん。いっぱいおもらししていいよー」
「ほおおおお」
イッたから逃げたいのに、逃げられない。一番な敏感な部分が磨かれて気が狂う。
ざらざらしたガーゼの部分でクリ虐めるの耐えられない。どくどくいっていっちゃう。
「体ほぐれたから今度は尿道ブシーでおしっこの穴虐めてあげるねーー」
「そこ汚いからやめてよ……」
細かいイボイボがついている細長い棒を取り出してきた。
これを今から私の尿道に入れるっていうの。どう見ても痛そうに見えるのに。
「いやあああああああ」
「これ細長いから痛くないはずなんだけどね。どう気持ちがいい?」
ちょっと違和感あるはずなのに、全然痛くない。むしろ……。
「お゙お゙」
え、今私、イッたの……?
「ねえ知ってる? ゆうかちゃん。尿道って裏側からクリトリスを刺激することができるんだよ。普通では味わえない刺激を根本からクリトリス味わえるんだけどどう? クリって表面より内部の方が神経強いらしいんだよね」
「お゙お゙お゙お゙お゙お゙んんんんん」
こんなの知らない……。ブシーが前後に動かされるたびに潮を吹いちゃう。
おしっこの穴なのにクリトリスに刺激が入って今までにない快感が私を襲う。
体の奥からぶるぶるして、刺激強すぎてイッたまま戻ってこれなくなりそうになる。
「ごしごしやめて、こわいっ。むりむり」
「怖いじゃなくて気持ちいだよね。ゆうかちゃん」
「ゔあああああああああ゙」
体が気持ちいのが止まらない。こんなの戻れなくなりそうなのに。
「~~~ッ!」
言葉にならない喘ぎ声を私は発していたと思う。
これだけで耐えきれないはずなのに、尿道からクリトリスを虐めるだけじゃなくて、デンマから私のクリトリスを直接虐めるのも追加された。
振動が激しすぎる。これ壊れちゃう。
「ん゛ぁあ~ッ」
「ねえ。ゆうかちゃん。クリトリスきもちがいい?」
「んぼぉぉ。こわれちゃうから……」
ブシーをゴシゴシ動かされながらクリトリスを振動が強いデンマで押しつぶされる。
「おしっこの穴のそれ、抜いてください。漏れちゃう……」
「いっぱいぴゅっぴゅしていいよー」
「あああっ! あああああ"っっっ」
身体をのけ反らせ私は大きくのけぞった。
散々イキまくっていろんな愛液をまき散らしていたのに、あまりの気持ちよさに黄色い物をぶちまけてしまった。
私の乱れ具合などお構いなしにまだブシーを動かしている。
尿道責めからクリトリスの裏側を虐められるの壊れちゃう。
「あああああ。戻ってこれなくなっちゃう。だめええええええ」
「いいよー。いっぱいお漏らししちゃおうね。ゆうかちゃん。これでおしっこ垂れ流しの変態女になったらうちが毎日介護してあげるからねええ」
「お゙お゙お゙お゙お゙お゙」
愛液だか、おしっこだか区別が出来ないほど私は汁をベッドのショーツにまき散らした。
今日は百合が飽きるまで尿道とクリトリスの責めは終わらなかった。