「ネ、ネロ?!」
「うむ、余であるぞマスター♥️」
そう藤丸に元気に名乗ったのは水着姿のネロ・クラウディウスだった。
ネロは藤丸の近くで精液にまみれながら気を失っている3人を見て満面の笑みで言った。
「既に3人もメスを従えているとは流石だなマスター♥️」
「安心せよ、この特異点では戦闘は厳禁、その3人はそこのビーチチェアにでも寝かせておこう」
そうネロが言うと何処からともなくローマ兵が姿を表し、3人をビーチチェアに寝かせて個別にパラソルを立て、手元に飲料の入ったペットボトルを持たせて去っていった。
「ずいぶん手際が良いね」
ポカンとしながら藤丸が言葉を溢すとネロは胸を張り自信満々に答えた。
「当然であろう、あ奴等は余が愛したローマの民、あの程度の仕事など朝飯前である」
「それよりもマスター♥️このルルハワ風ビーチから出たければ余と仲間達との勝負に勝ってからにせよ♥️」
そう言ってネロが指をパチンと鳴らすと辺りが光に包まれる。
眩しさから目を瞑っていた藤丸が目を開けば眼前に広がっていたのはビーチを囲むコロッセオだった。
「紹介しよう!マスターと余の勝負を盛り上げてくれる8人の強者を!」
何処からともなくトランペットやドラムの音が鳴り響きコロッセオを盛り上げる。
「二天一流!宮本武蔵!」
「イエーイ♥️」
星条旗柄のビキニ姿で武蔵は藤丸にピースする。
「ロシアの三勇士!ドブルイニャ・ニキチッチ!」
「勝てるぞ♥️」
黒いビキニにコートを羽織ったニキチッチは藤丸に投げキッスをして見せる。
「平安京の神秘殺し!源頼光!」
「母は勝って魅せましょう♥️」
紫の眼帯ビキニ姿で頼光は藤丸に見せ付けるように自身の胸を揉んで見せた。
「剛力の女武者!巴御前!」
「イエー待ってください剛力はやめて下さいと…」
スタイリッシュな競泳水着姿の巴御前は2つ名に関し涙目で苦情を叫んでいる。
「ビーチのヤンキー聖女!マルタ!」
「後で〆るわ…」
白い水着姿で拳をゴキゴキとならしながらマルタはネロを睨み付けている。
「暴れん坊天狗!牛若丸!」
「主殿~♥️」
紺色のビキニにパーカーを着た牛若丸は元気に藤丸に手を振っている。
「空飛ぶ人斬り!沖田総司!」
「沖田さん大勝利~♥️」
白いビキニ姿の沖田は藤丸を見つめてニコニコと笑っている。
「真夏の天威星!呼延灼!」
「マスター大好き~♥️」
昨年と同じ水着姿で呼延灼は藤丸に手を振っている。
「以上8人が余とマスターの勝負に携わる強者達である!」
ネロが高らかに宣言すると再び何処からともなく大歓声が鳴り響いた。
歓声が収まるのを待ってから藤丸はネロに質問した。
「それでネロ、勝負って?」
「うむ♥️余達が申し込む勝負は"真夏のトーナメント勝者当て勝負"だ♥️」
最上段のV.I.P.席に座りながら藤丸とネロは会話する。
「これから8人によるトーナメント戦を行い、マスターには1試合毎に勝者を予測して貰う」
「当たっていたらマスターの勝ちで敗者のサーヴァントは無条件でマスターに服従するメス奴隷となる♥️」
「外したなら敗者は余の配下となる♥️」
「そうして予測の命中数が多い方が勝ちというシンプルなルールだ♥️」
「この特異点は戦闘出来ないんじゃ無いの?」
藤丸は不思議に思い質問する。
「勿論特異点のルール上マトモな戦闘は出来ぬが抜け穴を使ったのだ♥️」
「キャスター達の協力によりコロッセオ内で発生する戦闘のダメージはすべてサーヴァントの水着に向かい少しずつ水着が破損していく♥️故に三回の被弾で全裸になり敗北となる♥️お主と余の目を楽しませる娯楽よ♥️」
そう笑うネロを見ながら藤丸はどうにか勝ち筋は無いかと考える。
「ちなみにこの特異点はマスターにも1つだけルールが課されているのだ」
「えっ?!」
全くの新事実に藤丸は驚いた。
「マスターの禁則事項は"自ら敗北を選ぶ"だ♥️故に勝てる勝負を捨てるなどの行為は反則としてペナルティが課されるから気を付けるのだぞ♥️」
「残った解説は試合中にでもするとしよう♥️」
「今から第一試合が始まるゆえな♥️」
『それでは第一試合、宮本武蔵VS呼延灼、試合開始ー!!!!!!!!!!!』