朗報:調子こいた間男くん、巨乳JK彼女に「ネトラセ」をさせた結果、クラスのオタクくんとの純愛に発展され涙目ネトラレ敗走w 作:緋枝路 オシエ
――無かった。
「私の本当の彼氏は……んっ、ちゅっ♡ はぁ……進くんで~~す♪」
「ご、ごめんなさい荒釜さん! 舞桜さんは僕の彼女ですっ!!」
「…………っ!!???? て、てめぇクソオタク! ま、舞桜もどういうことだッッ! どうしてそんな野郎とキスしてやがんだよッッ!!」
「……うるさいなぁ!」
太蔵は「絶対に舞桜は、自分の下に戻って来る」
確信があったから、ネトラセを提案し、さっきまで腕を広げていた。
ギャルな舞桜が、そこら辺にいる陰キャオタクを好きになる筈がない。
何度身体を重ねようが所詮演技、オタクに好意を抱くなど、ありえないのだと。
しかし、現実はどうだ?
「彼氏とキスしてるんだから、邪魔しないでよばぁぁぁか!!」
「ッ゛!! てめぇ゛ぇ゛舞桜ぁ゛ぁ゛裏切りやがってッ゛!!!」
「うるせぇんだよっっデブッ!!」
スクールバッグの中に入れていた参考書を、太蔵のたるんだ腹肉へと狙いすまして投げた舞桜。
鋭利な物が突き刺さった腹を抑えながら、情けなくベッドでうずくまり「痛ぇ痛ぇぇ!」と、悲鳴を上げている太蔵は、完全に頭の中がパニックに陥ってしまう。
戻って来る女が戻ってこず、オタクとキスをし、参考書を投げてきた。
(俺の命令は何でも聞いた……舞桜が俺に反抗するなんざァ……)
何かの間違いだ……
思った以上に痛手を負った太蔵は、涙目のまま舞桜と進を睨みつける……が――
「んぢゅぢゅっ~~♡ レロレロレロぉ~~♡ んっ♡ ぢゅずずずぅ~~ぢゅずるるるぅ~~♡ 進くぅん……♡」
「舞桜さん……舞桜さんっ! 大好きですよっ!」
「~~~~♡♡ 私もぉ♡ 大好きだよぉ♡ ぶぢゅぐっ♡ んぐんぐっ♡ れりゅぅぅ……ずっ♡ ずぐっ♡ しゅきぃ♡ ずずりゅりゅぅ……れろんっ♡ レロレロ……しゅきしゅきぃ~~……らいしゅぎっーー♡」
「ま……舞桜……お前マジで……どうして……そんな奴と……」
「彼氏」とキスをしている時は、トロ甘く瞳をハート模様にさせていた舞桜は、「元カレ」である太蔵の方向へ振り向く。
「…………ふんっ♪ ちゅっ……んぢゅっ♡ ぐりゅぐりゅっ……おとなのきひゅっ♡ おいひぃね……♡ ちゅばぁ……んれろぉぉ……ぢゅぢゅっ♡」
真に勝ち誇った顔を作れたのは――舞桜だった。
「私、昨日進くんに全部話したの」
「バッ……ネタバレしやがったのかっ……!?」
本来のプランなら、最終日、太蔵の前で全てを暴露する……
予定だったが、一日早く進へ「ネトラセ目的で近づいた」、「太蔵に命令され、承諾してしまった」など、この三ヶ月の裏側を嘘、偽りなく打ち明け、心からの謝罪をした。
結果はあの通り。
進は全てを許してくれ、進とは偽りの恋人から、本当の恋人へとなれた。
「これからも進くんと一緒♪ 何があっても手を離さないからね♪」
「僕もです! これから先の未来もずっと! 舞桜さんと居ます!」
「お、オイオイ……俺はナニを見せられてんだ……??」
太蔵はまるで、ムセかえる程に激甘な恋愛映画、たった一人の観客になった気分であった。
「タイちゃん、ううん……荒釜太蔵! ずっとそこで見てなさいよ! 私と進くんの『イチャラブ』を……ずっ~~~~~~とッ!! 朝までねッ!!」
やっとキスを止めた二人。
唇は唾液の糸で繋がり、「これから」の二人の生末を示唆している。
「…………あっ♡ いつもより角度凄いね♡」
(な゛ァ゛!? なんだあのバカでけぇチンポ……)