※この作品はR-18です。

悪友が憑依した美少女とエロいことをする話   作:べっこう飴02

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 風呂場から上がり、出会った時と同じように、ジャージの上着の前を開け、体操着のシャツを覗かせた格好に戻った愛衣……の身体を使っている、悪友(テツ)は、どこかさっぱりとした、といった風情で、声をかけてくる。

 

「おう、ヒロ坊……風呂借りたぜ。

 改めてお疲れさん」

 

「ちゃんと……身体とか洗うんだな」

 

「まーな。結構めんどくせえけど。

 ……手入れと後始末は、身体返す前にやっとかねえと、余計めんどうな事になるから。

 あ、まだ胸とか尻触るくらいならやっていいぜ。

 また勃っちまったら……もう一回くらいなら、口でしてやるよ」

 

「いや流石にもう無理だよ……根こそぎ持ってかれた」

 

 俺の答えに、どこか残念そうな表情(かお)で、そうか、と答えた愛衣(テツ)は、

 

「で、愛衣(こいつ)の女体(カラダ)……良かったか?」

 

「そりゃ、まあ」

 

「じゃあ、次(・)は制服着てきてやるよ。

 コスプレじゃねえ、本物の……愛衣(こいつ)がいつも着てるやつな。

 ……まだ一回犯っただけだし、犯り足りねえだろ?」

 

「え、またしてくれ……じゃなくて、またするのか?」

 

 そんな俺の言葉に何を思ったのか、瞳を潤ませた、愛衣(少女)の表情(かお)と口調(こえ)で、

 

「処女まであげたのに……お兄さん、私の事捨てるんですか?

 あんなにたくさん膣内に射精してくれたのに……酷いです。

 責任取ってくれないなら、何するかわかりませんよ」

 

「いや、おま……」

 

 唐突な演技(それ)に慌てる俺に、冗談だ冗談、と表情を、悪友(テツ)のそれに戻し、

 

「……少しマジで話をするとだな。

 オレにもメリットがちゃんとあるんだよ」

 

「その……何回か聞いた、ポイントってやつか?」

 

「おう。まあ、ぶっちゃけちまうとだな。

 分魂憑依(これ)は、偶然手に入れたアプリでやってるんだが……

 手に入れたポイントを消費しないと、できないんだよ」

 

「……へえ」

 

 正直、予想できた内容ではある。ここまでは。

 

「こうやって基本的な使い方をする分には……

 消費するポイント数より、入手できるポイントの方が、やや上回るくらい……なんだけどな、

 ただ、応用的な使い方をすると、アシがでるんだ。

 俺(・)一(・)人(・)だ(・)と(・)な(・)」

 

 ……ああ、成程。それはつまり。

 同時に、二人分か、あるいはそれ以上のポイントを確保する手段があるという事。

 

「……ひょっとして、だが。

 お前、同時に複数の相手と、分魂憑依(それ)ができるのか?」

 

「せーかい。

 まあ、その分……ポイント追加しないと、憑依し(はいっ)ていられる時間とかは短くなるんだが。

 今日だって、お気に入りの女体(カラダ)のスケジュールが空きができたから、本体(オレ)はそっちでよろしくやってるはずだぜ」

 

 そこまで答えてから――どこかばつの悪そうな表情で、愛衣(テツ)は、

 

「いや、悪いとは思ってるんだよ。

 本体(オレ)も顔出した方が話は早かっただろうし。

 けどさあ……」

 

 付き合いも長いから、わかる。

 

 悪友(テツ)が一度こうなると……放っておくと長くなりそうだったので、あえて、言い訳のようなそれを遮って、結論だけを先取りする事にした。

 

「つまり、その、お前は……そのアプリで使えるポイントがもっと欲しい。

 その為には、他にも男が要る、ってか」

 

「……付け加えるなら、あんまり無茶しない、信用できそうな男(ヤツ)がお前くらいしかいなかった、ってのもある。

 それとぶっちゃけ、女(・)に(・)し(・)か(・)憑(・)依(・)で(・)き(・)ね(・)え(・)し(・)よ(・)。

 よくある虚構(エロ同人)みたいに、適当な相手(竿役)をとっかえひっかえするような真似してたら……いつかハ(・)ズ(・)レ(・)を引いて、絶対に破滅するからな」

 

 つい先ほども、きっちり女体(からだ)を風呂で洗っていたあたり、まったく考え無しに、分魂憑依(これ)で遊びまわっている訳でもないようだ。

 まあ小心なこいつらしいといえば……らしいか。

 

 ……まあ、俺も似たようなものではあるが。

 

「ああ……まあ、理由は分かった」

 

「最初に言った、おすそ分け、ってのも嘘じゃあないんだよ。

 俺一人で楽しんでるのもどうかと思ったし、後はその、何だ……」

 

「同(・)類(・)がいてくれたほうが、後ろめたさが紛れて、気が楽になる?」

 

「……ヒロ坊にゃかなわねえな」

 

 言い淀んでいた愛衣(テツ)の言葉を補完した俺に苦笑して、愛衣(テツ)は、ぎゅっとこちらに抱きついてくる。

 

 押し付けられる、仄かにボディソープの香る華奢な女体。

 

「いや、もう勃たないってさっき――」

 

「それでも……頭でわかってても、女体(カラダ)が本物だと、どうしても意識しちまうだろ。

 愛衣(こいつ)に本体(オレ)は手を出さない。お前にやるよ」

 

 あどけなさを残した年頃の――美少女の顔が間近にある。

 また、少女の表情(かお)を作り、俺の耳元で、

 

「女体(カラダ)で犯される快楽(の)も、結構クセになるっていいますかね。

 どっぷりハマりこんじゃって、もう止められないんですよ。

 お兄さんは(・)、犯す方だけですけど……そうじゃありませんか?」

 

 甘く脳を蕩かすような、口調(こえ)で、誘いをかけてくる。

 

「いいじゃないですか、お互いに気持ちよくなれるんだから。

 愛衣(わたし)も含めて、いろんな女体(カラダ)で遊びましょうよ。

 お兄さんが好きそうな娘、探してきてあげますから」

 

「……お前、その女体(カラダ)だと、本当にクソ卑猥(エロ)い顔できるよな」

 

 辛うじて、絞り出すような声で皮肉で返す。

 思考を切り替えるのがおっつかないから、不意打ちでこういうのは止めてほしいもんだが。

 

「ま、慣れですよ慣れ。

 脳(アタマ)から読み込んだ記憶とかをベースに……

 どろどろした本体(オレ)の性欲(もの)をくすぐるような媚び方をいろいろ工夫してたら、女体(カラダ)に憑依(はい)ってる時だけ、割とすらっとできるようになっちゃいました」

 

 それで、と。

 耳元に、愛衣の吐息を浴びせてきながら……続けてくる。

 

「お兄さんのお返事、まだ貰ってないんですけど。

 これからも……女体(わたし)達で(・)、ずっと一緒に遊んでくれます?」

 

「答え……判って聞いてるだろ」

 

「女の子は言葉にしてもらえないと不安になるものなんですよ?

 ああ、いえ、今のは愛衣(わたし)の記憶をなぞるなら、こういう時にそういうだろうって演技(ヤツ)で――どうなんだ、ヒロ坊」

 

「する……協力する。

 リアルは趣味じゃないつもり……だったんだが。

 ……愛衣(そいつ)みたいな可愛い娘となら……ヤれるもんなら、いくらでもヤりたい」

 

「……よっし、そう来なくちゃな。

 とりあえず、愛衣(こいつ)と飽きるまで犯りまくろうぜ」

 

 にい、と笑う愛衣の表情(それ)が――また、いつも見る悪友のものにダブって見えた。

 可愛らしい、美少女の顔を、品のない……馴染みのあるそれで染めて、本当に嬉しそうに笑っている。

 

「記憶読んだ感じだと、一番早くて次の日曜、女体(カラダ)が使えそうだけど……どうだ?」

 

「多分……大丈夫だと思う。仕事とか入って駄目になりそうだったら……

 悪友(テツ)のとこに連絡入れればいいんだよな?」

 

「ドタキャンじゃなきゃな。

 もしオレが憑依(はい)っちまった後だったら……どーすっかな、後で決めとくわ」

 

 そこまで言って、愛衣(テツ)は、

 

「そのうちポイント溜まったらさ、ハーレムプレイとかでパーっと遊ぼうぜ。

 3Pくらいなら一回やってみた事あるけど、くっそエロいぜ……あれ」

 

「ポイント、無駄遣いしていいのか?」

 

「遊びたいから貯めるんだ、使い時に出し惜しんでもしょうがねえだろ。

 二(・)人(・)分(・)のポイントだけ残しときゃ、またすぐ貯められるだろうし。

 最悪使いきっちまっても、ログボを貯めれば……何とかならんわけでもない」

 

 ログボとかあるのかよ、と思わず突っ込みを入れてしまう。

 

「いや、本当にふざけてるよな、『分魂憑依アプリ』(これ)。

 本当に……誰が作ったんだか」

 

「性質の悪い……神とか悪魔とか……?

 もっと低級の悪霊(ヤツ)かも知れないけど」

 

「なんか後で酷え事になりそうで、やだなあそれ――

 あ、そうだヒロ坊、次やる時……どんな風にしたい?」

 

 それから、愛衣(テツ)と、彼女自身の身体を、どう遊ぶ(犯す)か、という話題に切り替わる。

 

 とはいえ、愛衣の女体(カラダ)を壊すような真似は、趣味でもなければリスクしかないし、悪友(テツ)だってやるつもりはないだろう。

 

 痴女成分を抜いて、元の愛衣になりきった――いちゃらぶプレイをやってみようかとか。

 今回やらなかった、じっくりねっとりフェラはどうかとか。

 

 思いつくまま、駄目出ししたり、されたりで延々と話し込み……

 

 まあ、それも……そのうち段々飽きてきて、いつも通りの、悪友(テツ)とするような下ネタ交えた、趣味全開の、アニメやら漫画やらゲームやらの――しょうもない雑談に変わり。

 

 それこそ、愛衣(テツ)がタイムリミットに気が付いて、慌て始めるまで……だらだらと、話し続けてしまった訳だ。

 

 いや、最後はなんとも締まらないノリになっちまったが……これから、俺達どうなるんだろうな?

 バッドエンドだけは勘弁してほしい、ってのは虫が良すぎるかね。

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