※この作品はR-18です。

last night. 【完結しました!!!】   作:夢喰

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R18とまではいきませんが
今回は少し卑猥な表現があります。
苦手な方はお戻りください。


第18話

 

「よ」

 

 

直樹はタオルも巻かず、平然とお風呂場に入ってきた。……まあ私もひとりで入るつもりだったので巻いていないが。私が恥ずかしくて直視できないでいると、直樹は私の体の横に体を乗り出してボディーソープを手に取った。それを何回か押し出して自らの片手に乗せると、ボディーソープを元の場所に戻してそれを両手でこすり合わせ泡立てる。

 

_____と、その瞬間、突然背中に冷たいものがあたった。

 

 

「ひっ」

 

 

思わず声を上げると、直樹は こっちの手だよ、とわらった。

何をする気かと思えば、直樹は私の背中を丁寧に洗い始めた。

 

 

「ちょ、なにして..っ」

 

 

「背中届かないくせに」

 

 

食い気味に言い、くすっとわらう直樹。図星なのでなにも言い返せないが、なんだか自分の手が短いと言われたように感じてとても悔しい。直樹の手が長いから、余計に。

彼のごつごつした大きな手が背中をゆっくりと這う。その手につけられたボディーソープが、私の肌をそっとなぞる。

 

私は仕方なく自分で前を洗う。からだを隠すように、胸に泡をふんわりとつけた。そして腕や太腿、ふくらはぎや秘部、脛や二の腕なども丁寧に洗っていく。

前をすっかり洗い終わると、直樹が言葉を発した。

 

 

「立って」

 

 

言われるままに立ち上がる。なんだか恥ずかしくてうつむいたとき、足に洗い残しを見つけ、上半身を曲げてそこをこすろうとする。

その瞬間、おしりにぬるいものが当たった。驚いてばっと上半身を起こすと、左右のおしりが円を描くようになぞられていった。____また、直樹の手だ。

 

 

「ちょっ……と、おしりぐらい自分で洗えるからっ」

 

 

「え?今のポーズ完全に“洗ってください”って感じだったじゃん」

 

 

くすくす、とわらう直樹の声。その吐息が背中にかかる。確かにさっきのポーズはおしりを突き出してしまっていたし、洗ってください、というポーズに見えたかも……いや、見えない。

 

 

直樹は完全に私をからかっている。いまは背中越しで見えないが、普段友達に向けていた、ひとをからかうような目をしているに違いない。私はなんだか悔しくなって、もういい、というようにお湯でからだの泡を流した。そしてぱしゃん、と音を立てながら、直樹が沸かしてくれた湯船にゆっくりとつかる。

 

 

ちょうどいいお湯加減のなかでほっこりとしていると、今度は直樹が髪を洗い始めた。

先ほどお湯をかけてしまったので髪は既に少し濡れていて、水もしたたるいい男..なんて自分の彼氏に言っていいのかわからないけど、髪から水を滴らせた直樹はまさにいい男のそれだった。

 

 

それでも私は目のやり場に困り、唇までお湯に浸かっていると、直樹は何かに気付いたようにと口を開いた。

 

 

「今度はそらが洗ってね?」

 

 

人差し指を唇に当て、直樹はにたりとわらった。

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