天才幼馴染のヒモ生活 作:猫屋敷てん
腕を組み、大きな胸を押しつけられながら、俺達はショッピングモールを歩いていた。
それは客観的に見てベタベタなカップルのデートである。
「せっかくだしここで遊んでいこっか。ずっと家の中だと息が詰まるもんね」
「あ、ああ。そうだな」
にこやかにそう言う琴葉と、声が上ずっている俺。
まだ俺の中で恐怖というか、急に現れた琴葉に対する驚愕が抜けていなかった。
琴葉の箱庭から脱却しようとした俺は、三枝さんという協力者を得たと思った次の瞬間に全てを琴葉によって壊された。
結局俺は、琴葉の手のひらの上で踊っていたのだろう。
なぜ俺のいる場所がわかったのかといえば、GPSしかない。
多分俺のスマホがいつの間にかそういう設定になっているのだ。
琴葉の過保護さや愛は、俺の想定以上。そんなことを考えていれば、ふと琴葉の強い声が聞こえてくる。
「ねえ、聞いてる?」
「あ、ああ。聞いてるぞ琴葉」
「へへ。今日の服装はどうでしょうか? 家ではだらしなくても、外に出ると結構しっかりするでしょ」
そう言って琴葉、すっと俺から離れると全身姿をアピールする。
いつものTシャツとショートパンツという隙だらけの姿から一変し。ボルドー色のブラウスとハイウエストのワイドパンツという大人っぽいお洒落な服装だ。
特にレースのついたブラウスはハイウエストのワイドパンツと合わせることにより、琴葉の胸を強調している。
細い腰と、Hカップの大きな胸は男の視線を誘うのだ。
特に今日はヒールを履いたことで身長が上がり、視界に胸部が入ってくる。
これを計算しているなら恐ろしい少女である。
「ふふっ。目は口ほどにものを言う。なお兄からの高評価、ありがとうございます」
「……似合っている。それは間違いない」
琴葉に対して思うことはあれ、それは素直に言った。
学生時代から良くモテていたらしいが、大人になることでぐっと魅力的になっている。
俺がそう言えば、琴葉は嬉しそうに顔を綻ばせた。
「じゃあデートに行こうか、なお兄」
ぴょんっと琴葉は俺の腕に抱きついて、グイグイと引っ張る。
大きな胸が腕で押し潰れるほどに押しつけられたことで男としてビクッとしながらも、なるべく平静を装って俺はそれに付き合う。
琴葉はかなり、黙って町に出て三枝さんと会っていたことに怒っている。
こうして明確に怒っている様子を見せないのにキレているときの琴葉が一番恐ろしいのだ。
故に俺はその怒りが爆発しないように、今は琴葉の言葉に従いご機嫌取りだ。
それが子供の頃から肝に銘じている琴葉との接し方である。
◇
そのデートは、恙無く進んでいった。
途中までは琴葉に対し慎重姿勢だった俺も、その笑顔を見ていると次第に楽しくなってくる。
俺も別に琴葉が嫌いではないのだ。好きだから、こうして脱却しようとしている。
そう思えばデートも楽しくなってきた。
「んー。これってさ、絶対取れないようにできてるよね」
「まあ素人には難しいよな」
ショッピングモールに併設された巨大なゲームセンターにて、琴葉はクレーンゲームに文句を言っていた。
そこにはkotoがOPを担当しているアニメの人形があり、琴葉はそれが取りたいらしい。
このふてぶてしい顔の巨大なマスコット人形は、確かに女子に人気がありそうだ。
「ねえ、なお兄取ってよ」
「俺も別に上手くはないぞ」
「いいのいいの。いくらかかっても良いから!」
「さすが金持ち」
通帳に九桁が刻まれている琴葉にとっては、クレーンゲームにいくら使っても構いやしないのだろう。
投入口に大量の硬貨を投入した琴葉は、さあさあと俺をクレーンゲームの前に連れてくる。
「こういうのは確か位置関係を十分に理解することが大切だと聞いた事がある」
「さすがなお兄」
そう言って琴葉は、ぎゅっと俺の背中に抱きついてきた。
大きな胸が背中でひしゃげて、俺の肩に琴葉が顎を乗せてくる。
俺達は頭一つ分ほど身長が違うのだが、今日はヒールを履いているためそれが埋まっていた。
「こ、琴葉?」
「んー?」
「……何でもない」
服越しでも柔らかさがわかるおっぱいをグリグリとこすりつけられながらの操作は、無論のこと上手く行くはずがない。
行きすぎたり手前で止めてしまったり、俺の動揺が伝わるような操作だった。
男の子はおっぱいに勝てないのだ。もう慣れたと言える琴葉の巨乳にも簡単に敗北してしまう浅ましさがあった。
おっぱいを押し当てられながら、俺は何度も何度もやり直す。どれだけ金を溶かしても、琴葉は気にすることなくチャリンチャリンだ。
失敗するたびに、クスクスという楽しげな笑い声が耳元で聞こえる。
「な、なあ琴葉。離れたりは?」
「……また三枝さんの所にいきたいの?」
「いえなんでもありません!!」
底冷えするような囁き声が耳元で聞こえて、俺はビシっと背を伸ばすとクレーンゲームに集中する。
キレた琴葉に逆らえるほど強い精神は持ち合わせていなかった。
何度も何度もやり直し、その度に琴葉が金をいれる。
人形がようやく取れたのは、およそ一万円分ほど使った後だった。
「ほ、ほら。取れたぞ」
「わーい。なお兄ありがとう」
俺が何かを訴えるように琴葉に渡せば、気にすることなく笑顔で受け取る。
そう言って人形を抱きしめながら笑う姿は、とても可愛らしかった。
「へへー。頑張ってくれたなお兄には、ご褒美を上げないといけないね」
「……ご褒美?」
「そ、何やらおっきくなっている様子」
そう言って琴葉は、そっと俺の股間を触る。
外見以外はまったく可愛らしくない琴葉である。
あれだけおっぱいを押しつけられ、耳元に熱い吐息をかけられて、男が勃起しないわけがないのだ。
「琴葉、ここは外だぞ」
「わかってるって。だからこれからラブホに行きます」
「なっ!?」
「だけどそんなに大きくしていると歩くのも大変そう。そこでー」
琴葉は人形を脇に抱えると、空いたほうの手で器用にブラウスのボタンを一つ外す。
その巨乳のせいで苦しそうだった真ん中のボタンが外れると、開かれた天使の小窓を指二本で開いて琴葉は笑った。
「おっぱい大好きななお兄のために、おっぱいオナホを使ってからラブホに行こうね♡」
ブラウスのボタンを一つ外せば、そこには魅惑の谷間があった。
どうやら身につけているブラジャーは真ん中が空いているらしく、そこが男を誘う色香を放つ。
それに男という性が逆らえるのだろうか。
朝と昼で散々出したというのに、俺の雄の部分がグググと持ち上がる。
「では物陰に行きましょうか。なお兄♪」
男とはなんと浅ましい生物であろうか。
◇
ショッピングモールの隅にある、重い扉を開けた先には、非常時にしか使わない階段があった。
誰でも入ることはできるが、誰も入らない場所。そんな階段の踊り場に俺達はいる。
「ショッピングモールでおちんぽおっきくしちゃうような、駄目ななお兄にはお仕置きをしないといけませんね」
「こ、琴葉が胸を押しつけてくるせいだぞ」
「私は何もえっちなことしてないよーだ」
そう言いつつ、跪いた琴葉はジジジと音を立てながら俺のズボンのジッパーを下ろす。
そして器用に大きくなったちんぽを取り出すと、ニヤニヤと笑っていた。
「こんなおっきくして、いけない子。苦しかったのかな~♡ んーちゅっ」
「うっ」
じっとちんぽを見つめていた琴葉が、不意打ちのように亀頭にキスをする。
それにより最後の切っ掛けだとばかりに、俺のちんぽはフル勃起した。
少し声を出せば響いてしまうような非常階段の踊り場で、俺はフル勃起して下半身を露出する。
そして琴葉はそっとブラウスの小窓を指で広げながら、アピールした。
「はい、いつでも入れて良いホカホカおっぱいまんこだよー♡ 今日の下着はパイズリ穴付きなので、遠慮なくいれてね♡」
「っ!」
ブラウスの隙間か見える柔らかそうな谷間は、雄を誘う色香を放つ。
俺はそれに逆らえるはずがなく、蝶が花に降り立つように、そっと亀頭を谷間に押しつけた。
「はい♡ 唾液をれーっとたらひてー♡ にゅぷぷ~♡♡」
上から垂れてきた唾液がちんぽに纏わり付き、俺はそのまま腰を前に動かす。
そうすれば、極上の柔らかさを持つおっぱいに、ちんぽがぷにゅっと包まれた。
ローションつきの極上おっぱいおまんこ。これほど素晴らしいオナホはないだろう。
「うおっ……。気持ちよすぎる」
「パイズリってあまりやったことなかったよね。なお兄おっぱい好きなのにごめんね♡ いくらでもおっぱいおまんこに射精して良いよ♡」
そんなことを言われて、ここから止まる男がいるか。
ぐっと琴葉の胸を掴むと、乱暴に俺は腰を打ち付ける。
いわゆる縦パイズリという真の巨乳しかできぬプレイ。その資格を十分に持つ琴葉のおっぱいまんこは、ふわふわで温かくて男の精を搾り取るのに特化していた。
「んぅ♡ なお兄激しいなぁ♡ そんなに気持ちい?」
「あたり、前だろ」
「そっかー。夢中になってるなお兄可愛いなあ♡」
ニヤニヤと俺を見上げる琴葉の目は、俺を下に見るように可愛がる目だ。
おっぱいに簡単に負ける男を馬鹿にしているのだろう。そしてそれは否定できない。
ブラウスの上から柔らかおっぱいを掴み、オナホのように使う。
大切な幼馴染のおっぱいを、こんな非常階段の踊り場で使うという背徳感。
多くの人が知る天才kotoをおっぱいオナホにしている優越感。
そんないろいろな感情が俺の中でグチャグチャになる。
ただ一つ言えるのは、気持ちよすぎるということだ。
「もし誰かが入って来たらどうなっちゃうかな~♡ 女の子のおっぱいに夢中になって腰振ってるなお兄は逮捕されちゃうかな」
「っ!」
その言葉に、俺も周囲に神経を尖らせる。
しかし人の気配は一切無く、俺達の音だけが反響していた。
「ふふ♡ 怖いのに必死になってる♡♡ 可愛い♡ ほら、おっぱいに出そ。見つかるかもって背徳感で気持ちいよね♡♡」
「こと、は♡」
「いっぱい出して歩けるようになったら、ホテル行こうね。そこで、いくらでも使わせてあげる♡」
俺の理性がとかされる。全てが琴葉で満たされる。
柔らかおっぱいでちんぽをしごき、俺の射精感は込み上げる。
「だーせ♡ だーせ♡ びゅるるる~♡♡」
「出るっ」
――ドプッ♡♡ ドプププ♡♡♡
今日何度目かの射精なのに、とても濃いザーメンが琴葉のおっぱいに放たれた。
天才kotoの大切なおっぱいを、汚い精子で汚すあまりの快楽に、俺の頭は真っ白になる。
柔らかおっぱいはグニグニと形を変えると、俺の残滓すら一滴残らず搾り取ろうとした。
「あーあ、出しちゃった♡ こんな場所で幼馴染のおっぱいに射精しちゃう駄目ななお兄」
「うっ……すまん」
「ううん。良いんだよ。私は全部許してあげるし、なんでもやってあげる。謝ることなんて何もないの」
そう言いながら、琴葉はおっぱいからちんぽを抜いて立ち上がった。
「だから、もうどこかに行こうなんて思わないでね。三枝さんのことも全部忘れて、おっぱいで暮らそう♡ それがなお兄が壊れないために大切なことだよ」
じっと俺の目を見て、琴葉はそう言い聞かせる。その瞳は吸い込まれるほどに深くて、俺を屈服させるような光を放つ。
誰もそれには逆らえない。ただそれに、傅くしかなかった。
「ふふ。じゃあホテルに行こっか♡」
俺が言葉を発せずにいたら、にこっと微笑んだ琴葉はブラウスのボタンを閉めると何もなかったように人形を手に取る。
おっぱいの中には大量の精液が入っているというのに、何食わぬ顔だ。
「……ね、なお兄」
「あ、ああ。行こうか」
琴葉に浸食されている。抜け出そうとしたのに、俺は結局手のひらの上でしかなかった。
三枝さんという協力者を得たと思ったところで引っくり返され、こうしておっぱいに射精だ。
俺はどうすれば良い。どうすれば琴葉に勝てるのだ。
ああ……無理だ。
すでに俺達の格付けは、琴葉が最初に音楽を作ったときに終わってしまったのだから。