今日はいい夫婦の日ですねw
この夫婦の夜を見てみましょう(ぉ
暗がりの中、ベッドの上でコーが横座りをしてこちらに背を向けている。
「コー。本当にいいの?」
私はコーを後ろからそっと抱きしめた。
今日、私はコーにプロポーズをして彼女はそれを受け入れてくれた。その後、第26層の食堂で食事をした後、購入したばかりの新居で夜を迎えた。
私はコーにプロポーズメッセージを送り、彼女はそれを受託した。これでシステム上、私たちは夫婦になった。ずっと一緒にいたい。その思いが一つのはっきりした形になって私は嬉しかった。
その時、彼女はいたずらっぽく笑ってこちらに背を向けてベッドの上に座ると「明かりを消したらいいよ」なんて言った。
私はその意味を瞬時に理解した。コーが言うところの「一緒にいる」にあたっての二つのおまけ。≪結婚システム≫と≪倫理コード解除≫。結婚した今、残されているのは倫理コード解除設定だけだ。
でも、コーの事だ。このまま近づいて行ったら「なーんちゃって。期待しちゃった?」などとおどけてみせるかも知れない。後ろ姿なのでコーの表情がまったく読み取れない。
私は明かりを消してみた。コーはまったく動かない。本当に本気なのだろうか? 私はちょっと怖くなってコーの正面に回る事ができず、後ろから抱きしめた。「本当にいいの?」って尋ねながら。
コーの身体が小さく震え、彼女の耳にかかっている髪が私の頬をくすぐった。
「そういう事、言わないでよ。決心がにぶるじゃん」
コーは少し咎めるような口調でつぶやき、右手を振り下ろすとメインメニューを立ち上げた。
どうやら、コーは本気らしい。私はとっさに彼女の右手を取ってその行動を止めた。正直なところ、私としてはかなり迷っている。
結婚を申し込むにあたって、私はこの世界では男として生きて行こうと決意したし、コーを守って行こうと決意した。けれども私は本来女性なのだ。この事がきっかけになって本当の私がばれてしまうかも知れない。いや、それよりなにより女性同士でこんな事をしていいのかという思いもある。散々キスをしているのでその方面のハードルはだいぶ低くなってきている面は否定できないが、やはりこれはまずいだろうという思いがいまだに強い。
コーが私の手をほどいた。
「ジークの悪い所だよ。考えすぎ」
コーは自分に言い聞かせるようにゆっくり言って、奥深い階層に眠っている倫理コード解除設定を呼び出した。そして、装備プロパティの操作を始める。≪衣服全解除≫≪下着全解除≫と迷いなく選択し、輝くエフェクトが消えるとコーのすべての白い素肌があらわになった。
確かにコーの言うとおり、考えすぎなのかも知れないけれど……。コーは私の本当の性別を知っても同じことが言えるのだろうか?
私がなおも逡巡していると今度は逆にコーに右手を取られた。
「僕だけっていうのはナシだからね」
コーはそう言うと私の手を縦に振ってメインメニューを立ち上げて倫理コード解除設定画面を開いた。
「待って」
私はコーの右手を振りほどいた。「自分でやる」
すべては自分の責任だ。これをコーに操作してもらって、それを言い訳にしたくはなかった。
私は倫理コードを解除すると≪衣服全解除≫≪下着全解除≫を選んでメニューを閉じた。
一気に私の皮膚感覚が研ぎ澄まされた。コーの長い髪が私の腹部をくすぐり、私は思わずコーを力強く抱きしめた。
「んっ……」
コーが小さく声を漏らす。
素肌同士の接触がこれほど心地よいものだとは思わなかった。私の鼓動は今までになく高まり、思考力が失われていく。
首筋に唇を這わせると、コーはびくっと震えながら小さく逃げて私に顔を向けた。
「くすぐったい」
はにかむように笑った。
コーがとても愛おしい。儚げな顔も、つややかで黒い長い髪も、腕も背中も足も。
私は小さいコーの唇に私をかさねると、優しく丹念に彼女の一つ一つを撫でた。
顔、首筋、背中、わき腹、腰、太もも、ふくらはぎ……。私の両手はコーの身体をさまよった。
コーは呼吸を荒げてぐったりと私に寄りかかった。
私の両手がコーの二つのふくらみを撫で揉みあげる。リアルの私の胸よりかなり小さいが手の中にすっぽりと収まるサイズがとても心地よい。丹念に揉みしだくと彼女は歯をかみしめて小さく震えた。
「ひょっとして、声出すの、我慢してる?」
コーは首を振った。
私は直感で嘘だと思った。同時にそんなコーがとても可愛らしかった。
「かわいい」
思ったままを耳元で囁いてから耳を甘噛みした。
「あっ……」
コーが小さく鳴いた。
間髪入れずに両方の手で胸の先端を責めたてるとコーの声が徐々に大きくなっていった。
「あ、あぁぁっ、あ、はあ、あぁっ」
鳴き声と共に乳首が硬く鋭く尖った。私はそれを指ではじくとコーはそのたびに体を痙攣させた。
後ろから抱きしめているこの状況は私にとって都合がいいのかも知れない。リアルで自分を慰めていた時のようにコーの身体に触れる事ができる。
「コー。大好き」
耳を責めながら囁いた。
「僕もだいす……あぁっ!」
私の右手がコーの下腹部から下の唇に滑り込んだので彼女は言葉を最後まで紡ぐことができなかった。
人差し指と薬指で唇を開き中指を差し入れるとすでに充分潤っていた。その潤いを唇全体に塗り広げ、硬さを増した女性の核に優しく塗った。
「だめっ、それっ……ひっ!」
否定の言葉とは裏腹にコーは私の右手の動きに合わせて腰をなまめしく揺らした。
私は左腕でしっかりと抱き寄せコーの右乳首を責めたて、右耳を舐めあげ、右手の中指を揺らした。
「ジーク……ジーク」
うわごとのようにコーは私の名を呼んだ。そして時おり、喘ぎ声を上げ身を震わして、徐々に呼吸の間隔が短くなり浅くなっていく。
絶頂が近いのが感じられ、私は激しく右手を揺らし、左手を広げて両方の乳首を責めると、コーにその時が訪れた。
「 あぁぁっ! ジーク! ごめんなさいっ。あ、あぁっ」
コーはひときわ高く嬌声をあげると全身を硬直させ背中をそらし、ガクガクと足を震わせた。途端に私の右手があるコーの股間から暖かい液体がじわりと吹き出し、指だけでなく手全体を濡らした。
私は脱力して身体を預けてきているコーを優しくベットに寝かせた。
「なんでそんなに上手なの?」
うつろな瞳でコーは私に問いかけた。
(そりゃあまあ、女の子ですから)
と、心の中で呟きながら、口ではまったく別の事を言った。
「そんなによかった?」
いまだに荒い呼吸を繰り返しているコーの髪を優しく撫でた。そんなコーを見ていると彼女を支配できたような不思議な幸せを感じた。
そして、もっとコーを可愛がってあげたい。めちゃくちゃにしたい。そんな相反する事を考えながらコーを見下ろしていると、私は股間に張りを覚え視線を向けた。
13センチほどのそそり立つ自分の物を見て、私はなんてグロテスクなんだろうと息を飲んだ。
学校の授業などで断面図を見た事はあるし、デリカシーのない父親がたまに全裸で歩いている時につい見てしまった事はある。しかしこんなに張りつめた状態を目にするのは初めてだ。
(これをコーに?)
これからする、というよりやらなければならない行為について、私は分かっているつもりだ。私なんかにそんな事ができるのだろうか? そう考えると怖くなって先ほどまでの熱い気持ちが急速に萎えていった。
「何を考えてるの?」
いつの間にかコーが起き上がり、私の顔を覗き込んでいた。
「な、なんでもな……」
私はコーに唇を重ねられそのまま押し倒された。
コーの舌が私の口の中に侵略してきた。彼女の積極的な行為に戸惑いながら私は口を開くと情熱的に舌が絡み合った。
萎えていた気持ちが再び火がついた。
互いの舌が求め合い、口を責め合うと熱い吐息がお互いの口でぶつかり合う。
ふいにコーの両手が私の乳首を撫で上げた。全身に電撃が走って震えた。
「あうっ、んんっ」
私の喘ぎ声がコーの唇にふさがれる。
男の胸なんて飾りだと思っていたのにこんなにも感じるなんて。私はコーから受ける刺激に頭がしびれるほどの快感を感じた。これではまるで私がコーに犯されているようだ。
私はシーツを掴んでいた手をコーがしてくれるのと同じように彼女の胸に移して撫でて揉んだ。
「ん。はぁぁっ」
ようやくコーが私の唇を解放して快感に身を震わせる表情を見せた。
「コー。かわいいよ」
そんな表情のコーが愛おしくなって私は彼女の頭を撫でた。コーの長い髪が私の肩や体をくすぐった。
「ジーク。だいすき」
いつもと違う妖艶な笑顔を見せると、コーはいきなり私の乳首を転がすように舐めた。
「あっ」
再び私の頭に電撃が走る。そんな私の反応を楽しむようにコーは私の胸の先端を交互に口で責めた。
コーの右手がゆっくりと移動して私の男性の部分を優しく握り、ゆっくりとしごき始めた。
「コー。それっ、うあぁっ。んんっ」
今まで感じた事のない快感が背筋を駆け抜け全身が震えた。
コーの右手の動きが徐々に激しくなっていった。
もう、何がなんだか分からない。首を左右に振るたびに快感が蓄積しあふれ出そうだ。
ふいにコーの口が私の胸から離れた。
「あ……」
(もっと続けてほしい)
私は吐息を漏らしながら、その言葉を飲み込んだ。こんな恥ずかしい事は言えない。
目を閉じて先ほどの快感を思い起こそうとした時、コーが私の竿の先端を口に含んだ。先ほどとまったく違う快感がそこから背筋、そして脳天に突き抜けた。
「あっ」
コーがしゃぶり上げた途端、尾骨のあたりから何かがはじけた。
「だめっ!」
咄嗟に私は叫びながらコーの頭を掴んで引き離した。その途端、先端から勢いよく液体が飛び出したのを感じた。それが吐き出されるたびに頭が空白になるほどの快感が全身を襲う。
「うそ……」
自分の身体に何が起こったかわからない。これが男の子の感覚なの?
呆然としているとコーが満足げな表情で微笑みかけてきた。
その顔が白いどろりとした液体で汚れていた。
それを見て、私の頭の中で何かが切れた。私は湧きあがる欲望に身を任せ強引にコーの両手を握り押し倒した。
「ジーク?」
コーが驚きの声をあげた。「ちょっ」
コーがあわてて身をよじらせて逃げようとするが腕をねじ伏せ、彼女の胸にしゃぶりついた。
「んんっ」
苦しそうに眉間にしわを寄せる顔を見て、私は可愛いコーを壊したくなった。
コーの乳首を舌で激しく責め、歯を立てた。そして、もう一方を指で激しくつまみつぶすようにするとコーが悲鳴を上げた。
私はそれに構わず、股間の怒張をコーのぬかるみに押し当てて一気に貫いた。今までと比べものにならない快感が性器全体から体中に突き抜けていった。
「いやぁぁああっ」
コーが叫びながら首を左右に振った。その両目から涙がこぼれるのを見て、私は正気に戻った。なんてことをしてしまったんだ。
「ごめん。コー。私、どうかしてた」
「ジーク? ジークだよね?」
涙を瞳いっぱいにためてコーが問いかけてきた。
私がコーの両手を解放すると、その手が恐る恐る私の顔を撫でた。
「ごめん」
私はコーから身体を離そうとすると、コーの両足が私の腰に絡みつき、その両手が肩を抱きしめた。「コー?」
「ジークならいいんだ。さっきは別人みたいで怖かったよ」
コーの声がわずかに震えている。
「ごめん」
私はコーの頭を撫でながら、優しく唇を重ねた。
「よかった。ジークが戻って来てくれた」
コーはにっこり微笑んで両手で私の乳首を優しくつまんだ。
「「あっ」」
突然訪れた快感でコーの中に納まっていた肉棒がピクリと動き、それがよかったのかコーの声と私の喘ぎ声が重なった。
「いいよ。ジークも気持ちよくなって」
コーがはにかみながら私の胸を撫で、彼女の柔筒がきゅっと私の竿を締め付けた。
「コー。愛してる」
私はコーの頭を撫でながら耳元で囁き、ゆっくりと腰を揺らした。
「うん。僕も愛してるよ。……んぅぅ……あぁぁ」
コーの声が甘くとろけるように嬌声に変わっていった。
「あっあっあっ、あっ!」
私の動きのリズムでコーが高い声で鳴き、結合部ではぐちゅぐちゅと私たちがつながる音が淫靡に響く。
性器なんて体の全体から見ればとても小さい部分なのに、そこからあふれ出す快感が全身を包み込んで頭が真っ白になって行く。
ゆっくりだった抽送が徐々に早く激しくなり夢中になってコーを突き上げた。
「あっ、あんっ、あんっ、んあっ、ああああぁぁ!」
コーが頭をのけぞらせて震えた。「すごいっ。すごいぃ!」
下半身に再びあの弾けそうな感覚が襲ってきた。
「コー。私、もう」
限界が近い事を感じてそれをコーに告げるとコーがうっとりとした表情でこくこくと頷いた。
「いいっ、いいよぉ」
コーは私の腰に足をからませて局部をこすりつけ、私の剣を震えながら締め付けた。そして、両手を私の背中に回して抱きしめながら乳首を舐めはじめた。とどめを刺されたように全身に快感が駆け巡り、下半身へ突き抜けた。
「あっ」
再びあの感覚が下半身を襲い、一気にそれを解き放った。股間が脈打つたびに頭の中が白く輝いた。
「きたっ! ジークの! あったかいの、ああぁぁ!」
コーは再び頭をのけぞらせ、ガクガクと激しく震えた。そして、電池が切れたように脱力して四肢をベッドに投げ出した。しかし、股間の柔肉だけは別の生き物のように震えながら私を奥へ奥へといざなうように妖しくうごめいていた。
激しくあがった息を落ち着かせながらコーの背中に手を回してしっかりと抱きしめた。
このまま溶け合って身も心も一つになればいいのに……。
「もっと、抱きしめて。もっとキスして」
うつろな瞳でコーが呟いた。「身体が一つになればいいのに」
「うん」
コーが私と同じことを考えてくれたことが嬉しかった。
もう、性別なんて関係ない。私はコーが好きだ。愛してる。
私はつながったまま唇を重ね抱きしめた。
「えいっ」
唇を離すとコーがニコリと笑いながら寝返りを打つように私と体の位置を入れ替え、私の上に乗った。
さらさらとしたコーのつややかな髪が私の顔全体をくすぐった。
「今夜は寝かさないぜ」
コーが男の子のようなセリフをいたずらっぽく笑って言った。そして、優しく私の頭や頬を撫でまわした。
「なあに、それ」
私もクスリと笑って手をコーの頬に伸ばす。コーがその手を両手で包んで頬ずりした後、唇を這わせた。
「これからもずっと一緒にいてね」
「うん」
私は愛しいコーをもう片方の手で抱き寄せた。「ずっと一緒だよ」
私たちは時を忘れてお互いの瞳に姿を映しあった。やがてお互いの手や唇が相手の急所に絡み合い、甘く弾む吐息をかわし始める。
――今夜はまだ始まったばかりだ……。
俺は人間をやめるぞぉ~~~っ!
鏡の黒歴史がまた1ページ。もうR18は書かないw 鏡のヒットポイントはもうゼロよ!
これを読んだ君たちに開発者からの伝言がありまする。
茅場「これはあくまでも仮想世界での肉体の反応だ。現実世界でも同様の反応があるとは限らない。十分留意してくれたまえ」
うん、現実じゃこんなことねーからな。夢を壊すようで悪いが……w