ティーパーティー盗撮被害 ナギサ・ミカ・セイアはプライベートビーチで撮られて晒される 作:高牧園
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超巨大学園都市・キヴォトスに男性はいない――というのは、半分は誤りだ。
確かに、日々を過ごす中で生徒たちが人の男を見る機会はほとんどない。しかし、それは人の男が――『先生』と呼ばれる特権階級の存在以外は――誰の目にもつかないように、ひっそりと生きているからだ。
この世界において、人の男は価値も存在感もきわめて低い。
生徒たちが持つあらゆる能力においても感知されない彼らは存在を完全に無視されており、大多数の生徒たちの意識に上ることすらないだろう。
彼・ツトムもまた、そうして無視され続ける男の一人。
トリニティ総合学園の清掃員の職に就き、学園を出入りすることは許されているものの、生徒たちとの接点はまるでない……存在しないもののように扱われるツトムは、その日も校内のゴミを集めて回っていた。
(ガキどもが、うるせぇな……)
耳に心地良いはずの少女たちのざわめきが耳に障る。
彼女たちの笑顔は、ひらめくスカートは魅力的だからこそツトムには忌々しい。ツトムら男たちは少女たちに声をかけることすら許されておらず、絶対に触れることの叶わない輝きは無い方がマシとすら思えるのだ。
(……)
茂みに隠すように突っ込まれたペットボトルを拾いながら、チラリと生徒たちに目を向ける。
学園の生徒たちはみな美少女揃い。笑いさざめく少女たちのスカートの裾がひらめくとつい目で追ってしまう――目で追った生徒が階段を上り始めたと見るや、ツトムは身を屈めてスカートの中を覗こうとするが。
「何をしているのですか?」
不意に、背後から声が降ってきた。
「!」
驚いて振り向けば、冷たい表情の桐藤ナギサが立っていた。
「っ、うお……!」
驚いた拍子に、その場に尻もちをついてしまう。
ナギサたちの倍以上の歳を重ねたツトムは、たっぷりの脂肪を蓄えている。
少女らしい繊細な体つきの生徒たちからすれば、どうしてそんなに太ることが出来るのかと思うような体型だろう。クールな美貌に軽蔑の色を浮かべたナギサの後ろから顔を覗かせた百合園セイアと聖園ミカも似たような表情でをツトムに向ける。
「あまり見ないように」
「気を付けてね~」
セイアとミカの言葉は短く、三人はすぐに去ってしまう。
男ごときに時間を費やす価値はないと分かっている彼女たちは、一言と一瞥を向けるのみ。
しかし言葉は学園の生徒らに向けるものとは桁違いに冷たく、視線を向けられるだけでツトムは嫌な汗をかいてしまう。
(クソが……!)
同じ人間とも思っていないような態度のナギサたちに対する不満など外では言えるわけもない。
ツトムがそれらの不満を言えるのは、同じく清掃員であるソウタの前でだけだった。
「あいつら調子こきやがって……クソっ、クソが……!」
キヴォトス全体にはびこる男性蔑視思想は覆しようもなく、男たちは彼らの間で愚痴を垂れるのがせいぜいだ。
清掃員たちの詰所には男の汗の臭いがこびりついている。ろくに修繕もされないコンクリ壁にはヒビが入り、ツトムとソウタの二人が立つだけで室内はいっぱいだ。
「大体、スカートなんか穿いてたら見るに決まってんだろうが。っクソ、パンツも見れなかったし……」
文句が止まらないツトムに、ソウタはニヤッと笑って。
「そういうことなら、良いモノがありますよ」
ツトムに、一枚の紙を差し出した。
紙にはURLが書かれている。見覚えのないURLにツトムが怪訝な表情になる中、ソウタは愉快そうに目を細める。
「ちょこっとだけ過激かもですが……ま、帰ってから一人で見てくださいよ」
そう言うと、一足先に詰所を出てしまう。
「……?」
渡された紙を怪訝そうに見ながら、ツトムも自宅へ戻る。
手狭な家に帰ったところで楽しみはない。自分の半分以下の歳の少女たちは今も楽しく何かしているのだろうと思うと腹立たしく、ツトムはソウタから知らされたURLにアクセスしてみる。
「――これは……」
表示されたのは、男たちが集う掲示板。
表示されたのは、生徒たちの盗撮画像。
「……!?」
【ゲヘナ風紀】アコ隠し撮り後ろ
【アビドス対策】ホシノ昼寝(腋)
【ミレニアムCC】アスナ パンチラあり
並ぶスレッド名の一つひとつを見渡したツトムは、試しに『【トリニティシスターフッド】マリー着替え』をクリック。
(あのシスターフッドのことか……?)
読み込みが行われる瞬きほどの間に思考は巡る。
スレッドのタイトルに表示された名前は、全てツトムでの知っているような錚々たるメンバーばかり。
そんな彼女たちが隠し撮りされ、男しかいない掲示板で出回っている――信じがたい事実だが、表示された画像はタイトルに偽りのない着替え写真。
「!!」
画像が表示された瞬間、あまりの衝撃にブラウザバックしてしまう。
(な……まさか、本当に……?)
一瞬目に飛び込んだ画像が脳裏に焼き付く。
表示されたのは、間違いなくシスターフッドの一員・伊落マリーの着替えシーン。思い出すだけで心臓が暴れ狂うせいでもう一度画像を確認する勇気が出ず、ツトムはトップページをスクロールしてスレッドタイトルを眺めていく。
――すると。
【トリニティ】ティーパーティー総合
下の方に、そんなページが見つかった。
「!!」
昼間のこともあって、迷いなくそのページを開く。
432:
ちょこっとだけですが今日の分!
今日も楽勝でした!もうちょっと近づいても撮れたかもです
最新の投稿はそんな言葉とともに、何枚かの写真を載せている。
(これは……!)
清掃員のツトムには、撮影場所がトリニティ学園内だと分かる。
ティーパーティーの三人が並んで立つ後ろ姿を低い位置から捉えた写真だ。場所からするに、昼間、ツトムが彼女たちから叱責を受けた現場の近くだろう。
(俺があんな目に遭ってたのに、この写真――)
あの時、まさか近くに別の男がいたのか……と考えてから、ツトムはすぐに同僚の顔を思い出す。
今日、トリニティ総合学園の清掃にあたったのはツトムとソウタだけ。
ならば、この画像の撮影をし、掲示板に書き込んでいるのは間違いなくソウタだろう。
433:
この時に撮ったパンツです
まずナギサから
全体的に画像暗いかもですすみません
続けて投稿主が送るのは、彼女たちのスカートの中の画像。
「……マジかよ……!!」
何枚もの画像を一枚ずつ開きながら、ツトムは勃起が止まらない。
どのようにしてカメラを内側に潜り込ませたのか、画像にはスカートの裏地と中身がばっちり写っている。
(これが……!)
昼間のことが脳裏をよぎる。
ツトムに呼びかけた、冷たい視線をくれたナギサが穿いていたショーツが目の前に広がっている。
素肌が透けない黒ストッキングの下にひときわ黒い布があるらしい。ただでさえ暗いスカートの内側、黒ストッキングもあいまって見えづらいものの、ショーツも黒で揃えているのは間違いなさそうだ。
434:
おー3日連続?で黒パンですね
435:
投稿感謝します!今日もシコれる!!
制服白なのにパンティ黒なの勇気ある ブラもお揃いなんですかねー?
436:
パンツえっちだ、ありがとうございます
こんなエロい下着でお外歩いてレイプされないの感謝して欲しい
昂奮のコメントが連なるのを横目に、ツトムはナギサのスカートの内側を凝視する。
じっと目を凝らせば、ショーツを縁取る黒のレースが見える。装飾はほとんどないようで、シンプルなところがかってナギサの気品高さを表しているようだ。
437:
ミカのパンツこちらです!
スカートの裏地黒いから見えやすくていいですよね
続いて、ミカの隠し撮りが投下される。
「来たっ……!」
即座に画像を開けば、満天の星を思わせる裏地の中、白タイツに包まれた脚が燦然と輝く。
ナギサと違ってタイツが白いからか、それともタイツそのものが薄手だからか。白タイツの股部分に浮き上がるクロッチ部は愛らしいベビーピンクで、セイアの下着よりも生々しく浮かび上がっている。
438:
ミカ感謝感謝感謝
ピンクのパンツに白タイツの相性良すぎか~????
439:
ミカのせいで白タイツ目覚めてきた
お詫びに毎日十発中出ししたい
440:
ガチでエロい
パンツ見られちゃってんのに気付いてないのがガチシコ
リアルタイムで増える書き込みに、ツトムは徐々に男たちの熱狂に引き込まれていく。
441:
セイア
今日の分これで最後です
続いて、セイアのスカートの中身まで。
ストライプの白タイツ越しのショーツは真っ白らしい。布地はツトムの穿く下着と比べても布が小さいように思えて、小ぶりながらも確かな存在感を放つヒップが目に留まる。
(パンツは……無地か……?)
タイツのストライプ模様が邪魔をして、ショーツのデザインはよく分からない。
少なくとも、目立つ柄はない白色のようだ。ナギサのように縁取りのレースも見えないが、タイツの内側でも綺麗な形を保つフロントリボンだけは目立つ。
442:
かわいいぱんちゅ穿いてるねえ
食い込んでえっちだねえ
443:
マン肉ぷにぷになの丸わかりで草
三人分の盗撮画像が出揃って、掲示板に集う男たちは盛り上がる一方。
444:
毎日画像見すぎて透視能力目覚めそう
役に立たない予知(笑)より使える力だな
445:
これ明日も投稿ありますか!??!
446:
生パンも見たいよなあ
でもタイツ越しのムレムレ妄想するだけでかなりシコれる
ヒートアップする書き込みを前に、ツトムも勃起が止まらない。
盗み見るのがせいぜいだと思っていたティーパーティーの三人の、これまで秘められていたスカートの中を見てしまったのだ。
(パンツ撮られてるくせに偉そうに……!)
昼間、ツトムに冷ややかな態度を取った三人の顔と、目の前の下着の画像が重なる。
クラクラするほど強烈な興奮を覚えながらスレッドを見ていると、ソウタは新たな画像を投稿していた。
511:
画像整理してたら上げ忘れあった
3日くらい前?のお着替えシーン
更衣室にカメラ仕掛けるのかなり難しいので今後は撮れないかもです
書き込みとともに投稿された画像群は、トリニティの更衣室内のもの。
「!」
ツトムやソウタが毎日清掃に入るその部屋にティーパーティーの三人は立っている。
カメラは三名をやや見上げる位置にある。静止画ではあるが、ミカがナギサに何か話しかけ、ナギサは静かに返事をし、セイアは二人のすぐそばに佇んでいる。
「っやべ……見えてる……!」
微笑ましい日常風景を前に、ツトムは三人の半裸姿に釘付けだ。
ミカは制服のケープを外し、スカートと白タイツを合わせて脱いだところらしい。いつもより胸の膨らみはよく見えるうえ、ショーツも丸見えになっている。
(白!!)
白地のショーツは光沢を帯びて、見るからに高級そうな雰囲気だ。
サイドに小さめのピンク色のリボンがついたデザインは実に愛らしい。ミカの下半身を過不足なく包み込むショーツは華奢な腰を包み、恥丘の稜線を浮き上がらせている。
盗撮されているとも知らない晴れやかな笑顔はナギサに向けられている。ツトムがミカの視線を追ってナギサを正視した瞬間、ツトムの股間がドクッと脈打つ。
「……っ……!!」
ナギサは、上下ともに下着姿だった。
淡いパープルのブラジャーとショーツの上下には、草のツルを思わせる刺繍が施されている。
刺繍糸は黒――にも見えるが、目を凝らせばわずかに色味が見える。濃い紫の縫い取りはナギサの大人びた雰囲気によく似合い、胸のボリュームにもマッチしている。
(谷間、見えてる――)
ハーフカップブラジャーから見える胸の谷間を見てしまえば、もうそこから目を離せない。
トリニティ総合学園の制服は露出度が低いからこそ、視界に飛び込む二つの膨らみの衝撃は計り知れない。しっかりと形作られたバストは見ているだけで柔らかそうで、服の上から夢想したものよりもいくらか大きく見える。
「……ヤバ……」
下着姿で手に体操服を持ったナギサのショーツも同じデザイン。黒タイツも脱いだナギサの生足はまばゆく、ツトムは肉棒を取り出してシコシコとやりだしていた。
(こんな……ずっと、ずっと見たかったヤツ……!!)
興奮のあまり頭がどうにかなりそうだった。
ツトムらとは無関係の場所で輝かしい日々を送る少女たち――彼女たちに抱いた劣情は、ずっとツトムの中で燻っていた。
『先生』ですらないツトムが彼女たちに近づくことなど不可能なのだ、その柔肌を見る機会もない……そう思っていたからこそ、盗撮画像には頭をぶん殴られたような気持ちになってしまう。
「っは……すげえ……!!」
興奮したまま視線をわずかにスライドすれば、すぐそばにはセイアの姿。
セイアも上下とも下着姿。ナギサと同じく体操服を手にしたセイアの視線は傍らのシマエナガに向けられており、幼い体躯は無防備にさらけ出されている。
「全部ちっちぇえ……」
ツトムがそう零してしまうのも無理はないほど、セイアの体は小さい。
ナギサとミカと比べると控えめな体の凹凸を包むブラジャーはスポーツタイプ。布面積が大きいブラジャーは色気こそ薄いものの、胸の真ん中にはコルセットのように薄青色のリボンが編み込まれていてノーブルな雰囲気を高めている。
ショーツにも薄青のラインが入っている。ナギサ・ミカと比べてもずっと薄い体は見ているだけでインモラルな気配が強く、ツトムのサオをしごく手は自然と早くなってしまう。
「っエロい……」
何枚も投稿された写真の中には、ミカのブラジャー姿も。
ショーツと同じく純白のブラジャーはストラップだけピンク色。あらわな谷間はもっちりと柔らかそうで、純白の下着にも負けないほど色の薄いバストが蠱惑的だ。
「エロい……っ、エロい、エロい……!」
瞬きも忘れてそれらの盗撮画像を見るうち、ツトムは射精に至る。
自分でも驚くほど大量の精液が溢れ出る――絶頂感はなかなか収まらず、ようやく吐精を終える頃には、大量に引き出したティッシュはもれなく精液まみれになっていた。
「くそ、手にもついた」
悪態をつきながら拭き取ったツトムは、改めて画面に向き直る。
射精したばかりだというのに、ティーパーティーの盗撮画像を見れば即座にサオが膨らみだす。自分でも驚くほどの精力に衝き動かされて掲示板に戻ると、掲示板は先ほど以上の盛り上がりっぷりだ。
865:
ヤバイヤバイヤバイヤバイ
射精止まんないって!
866:
更衣室にまでカメラ仕掛けられるとかトリニティのセキュリティガバガバかよ笑
いや~~いいもん見させてもらいましたわぁ笑笑笑
867:
オカズ提供感謝です
ティーパーティーってオナペット集団だったんだな
ツトムが感じている苛烈な淫欲は、この掲示板にいる男たち全員が感じているのだろう。
彼らのコメントはどれも容赦なく彼女たちをこき下ろすもの。あのティーパーティーがそんな扱いを受けている事実に辛抱たまらず、ツトムもキーボードに手を置く。
888:
普段はすまし顔のクセにブラもパンツも丸見えでエロすぎるw
こうなったらオマンコも見たいなw
889:
それ
てかセイアつるぺただと思ってたけどちょっとはあるんだ
揉んでやらねーとな
890:
んじゃおいらはミカかな^^
おっぱいモミモミしながらおまんこハメハメしたらどんな顔するのかな?
891:
やべえな
てか調べてたけどナギサミカのブラってメーカー同じじゃね
一緒に買いに行ったのかな
892:
じゃあナギちゃんとミカってお互いのBサイズ分かってるってことぉ?!
夢いっぱいじゃん
俺にも教えろよ
愚劣な書き込みが増えれば増えるほど、ツトムのサオは熱くなる。
過去ログも漁れば、どうやらソウタはかなり前からトリニティ生徒の――特にティーパーティーの盗撮に勤しんでいたらしい。三人の、何日分ものスカートの中の画像が上がっており、それらを保存するツトムの顔には嗜虐的な笑みが浮かぶ。
(あんな態度取っておいて)
今日だけで、昼間の一件を何度思い出しただろう。
冷ややかな無関心とでも言うべき態度の彼女たちは、きっとすぐにツトムのことなど存在ごと忘れ去ってしまっただろう。キヴォトスにおける男とはそういう存在なのだと分かっていても、当事者のツトムは怒りと苛立ちを覚えてしまう。
(――こんな恥ずかしい写真が出回ってるなんてな)
だが、そうやって澄ました態度を取る彼女たちは、知らない場所でショーツも着替え姿も撮られているのだ。
「……ざまァみろ……!」
自分の声とは思えない、低く暗い声が出た。
ほとんど無意識に動く指は、これまで考えたこともなかったはずの苛烈な言葉を吐き出している。
912:
偉ぶってるティーパーティー様(笑)のブラとパンツ見れて最高かw
あんな態度取ってるとこがマヌケでマジ抜けるw
913:
それな笑
気付かないとこでシコられちゃってますよ~笑笑
男しかいない掲示板だからこそ、性悪そのものの書きぶりが止まらない。
内に秘めていた欲望を吐き出すような書き込みをいくつも繰り返してから眠れば、ツトムはいつぶりかも分からないほど深い眠りに落ちるのだった。
●
それからは、仕事へ行くのが俄然楽しみになった。
トリニティでのツトムの扱いは変わらない。生徒たちからはいないものとして扱われ、華やかな少女たちの笑顔も歓声もツトムにはまるで遠い――しかし、家に帰ってあの掲示板にアクセスさえすれば、そこには乙女の秘密が咲き乱れているのだ。
(今日もティーパーティーのパンツ上がってるな……アイツ、よくやるよ)
驚くことに、ソウタはほぼ毎日のようにティーパーティーの隠し撮りをしていた。
スカートの中にカメラを差し込み、更衣室にもカメラをセット。そうして撮られた写真は惜しみなく掲示板に貼られ、ティーパーティーの三名は下着のローテーションから体つきまで、何もかもを晒されてしまうのだ。
(今日はミカがピンク……お、新しいパンツか?)
新しい盗撮画像をオカズに何発か抜くのが日課となったツトムは、夜遅くまで掲示板に入り浸るようになっていた。
●
210:
そいやティーパーティーの三人がどっかいくみたいな話聞いたけど詳しいこと知ってる人いる?
ある日、そんな書き込みがあった。
その日も掲示板は、ソウタの貼ったスカートの中の画像で大盛り上がり。盛り上がりの中で飛び出た話題に、すぐに新たなレスがつく。
215:
>>210
ビーチ行く話な
日時と場所は知ってるんだが現地行けない。。誰かカメラ仕掛けられたりしない?
216:
きたか
ステルスカメラなら任せろ
217:
盛り上がってきたな
リアルタイム配信なんてどうよ もちろん可能ならだが!!
続けて、ビーチと日付が書き込まれる。
この掲示板には多種多様な男たちがいる。情報通も多く、ティーパーティーに邪な思いを抱く彼らはトントン拍子にビーチでの盗撮計画が組み立てられてゆく。
250:
ここまでまとめ
ティーパーティー バカンス盗撮計画
日付:~
場所:~
ステルスつき高性能カメラで配信
設置場所は――
251:
水着なら着替えもってくよな?
現地の荷物漁りてえけどさすがにリスキーか
情報通が流した情報をもとに、ガジェットに強い男がステルス機能付きの高性能カメラを提供し、事前に現地に行ける者がカメラをセットし、配信の準備もする――役割分担が着々と進む中、ツトムはわけもなく焦燥感を覚えてしまう。
(俺も……俺も、何か……!)
トリニティの清掃員として、ティーパーティーのすぐそばにいる自分にも出来ることはあるはず。
そう考えるツトムは、三人がビーチに行く日は自分の休日でもあることに気付く。
252:
当日現地はやばくね
253:
見つかったら終わりだろ
危なすぎる
254:
いや~正直生パンとか見れたら最高ではあるけどね笑
まあ無理寄りか
諦めが滲む書き込みにいてもたってもいられず、ツトムはこう書き込んでしまう。
255:
現地凸なら任せろw
当日行けるから荷物漁ってやんよw
256:
>>255
マジで言ってる?
危ねえぞ
257:
ほんとにやめといた方がいいと思う
何かあったとき俺ら責任取れないし
258:
潜入兵ひとりに背負わせるリスクでかすぎるからな
かといってリスク分散もできないし無理しないほうがいいぞ
259:
任せとけってw
俺一人で行くし絶対見つからないようにするw
お土産期待してろよw
書き込んで、レスポンスを待つ短い間に興奮が滾る。
バカンス中の三名がいるビーチに行くリスクは承知の上だ。見つかってしまえばどうなるかは分かったものではないが、いけすかないティーパーティーに復讐する格好の機会を捨てるつもりはない。
260:
うーんやめたほうがいいと思うけどな
261:
まあやりたいって言ってるならやらせれば?
カメラ配信あるのは確定したし、凸失敗しても俺らにデメリットないでしょ笑
262:
心配ではあるけどねー
とはいえソロ潜入了解!ご武運を
掲示板の連中は、ツトムの潜入がうまくいくとはあまり考えていない様子。
しかし、ツトムは完全にその気になって止まれない。連なる書き込みを眺めながら、ツトムはその日に思いを馳せるのだった――。