クラスメイトのダウナークールなシャチ獣人さんに憧れる人間くんと、人間くんをぶち犯そうと思ってるシャチさん 作:何処伊豆湖
放課後の教室は、夕焼けで赤く染まっていた。
窓際、一番後ろの席。そこにはいつも通り、イヤホンを片耳にだけつけたシャチ獣人の女子――白波レムがいた。
黒と白の入り混じった、肩にかかる程度にきれいに切りそろえられた髪。背中の中ほどから突き出したつややかな背びれと、髪ごしに見える眠たげな半目。腰あたりから生えた太くしなやかな尻尾が机の脚にゆるく巻きついている。
委員会の仕事で週に決まった数日この時間まで学校に残っているあなたは、教室に置いていった荷物を持ち帰るためにここに来るたびに、彼女に見とれていた。
「……また見てる」
ふいにかけられた低い声に、あなたはびくっと肩を揺らした。あなたは嫌われたりしてはたまらないと慌てて否定する。
「み、見てない!」
「見てた」
「……ちょっとだけ」
レムはため息をつく。だが怒っている様子はない。あなたは彼女のそんな姿に胸をなでおろす。
(見てた)(また見てた)(今日だけで七回目くらい)(好き)(なんでそんな子犬みたいな顔でこっち見るの)
あなたは、彼女に憧れていた。
別に恋愛とか、そういうのではない。そのはずだ。
授業中に教師へ鋭い正論を投げるところ。運動は圧倒的なのに、面倒くさがって本気を出さないところ。群れないところ。でも、校舎裏に住み着いた猫にだけは妙に優しいところ。
全部に、心をうばわれた。
対してあなたは、平凡で、気弱で、特別な才能もない。正反対だと自覚しているからこそ、気づけば目で追ってしまう。
「……そんな見られると、食べたくなるんだけど」
ぼそりとレムが言った。
「えっ」
「冗談」
無表情だった。
(半分くらい本気)(いや食べるっていうか囲いたいっていうか)(毎日部屋で飼いたい)(だめだなに考えてんの私)
あなたが固まっていると、レムは立ち上がてあなたに歩き寄ると、ぐっと顔を近づけてきた。
シャチ特有の鋭い歯が少し覗く。人間とは明らかに違うそれに、あなたは妙に興奮して生唾を飲み込む。
「ねぇ」
「は、はい」
「無防備だよね、あなたって」
「え」
「知らない? シャチって、気に入った獲物は逃がさない」
夕焼け色の瞳が細くなる。
なんだか背筋が多るような思いがして、あなたは反射的に後ずさった。だが壁に阻まれてしまいそれ以上下がれない。
レムはその様子を見て、初めて少しだけ笑った。それは海のギャングにふさわしい獰猛な笑顔……というよりは──
(びびってる)(かわい)(もっと困らせたい)
「……その顔」
「な、なに」
「かわいい」
「!?」
耳まで真っ赤になるあなた。あなたはうぶな童貞であった。
レムは満足そうに小さく笑うと、満足したのかすっとあなたから引いた。
(やば、かわいすぎる)(なんでそんな反応素直なの)
「まあ安心して。今はまだ食べないから」
「“今は”って何!?」
「さあ」
彼女はまた窓の外を見る。夕焼けの海みたいな空を眺めながら、静かに呟いた。
「……でも、いつか丸のみにするかもね」
(というかもうかなり好きなんだけど)(いつ告白しよう)
あなたには、その言葉が冗談なのか本気なのか、最後までわからなかった。
そして、また別の日の放課後。誰もいなくなった教室で、レムは頬杖をつきながら窓の外を見ていた。
……ふりをしていた。
(来た)
廊下の足音だけで分かる。一定じゃない、少し遠慮がちな歩幅がドアの前で一瞬止まる。
あなただ。
ガラ、と扉が開く。
「れ、レムさん。ノート返しに来ました」
「ん」
レムは気だるげに振り返る。クールに。眠そうに。なるべく余裕そうに。あなたは女性の機微に疎いので、そんなレムの努力に気づかない。
(かわい)(無理。好き。なんでそんな小動物みたいな顔してんの)(食べちゃいたい)
「……そこ置いといて」
「う、うん」
あなたが近づくたび、レムの尻尾が無意識に揺れる。
完璧にクールなクラスメイトを演じ切れていると思っている本人は気づいていない。
女性経験はないが実家で犬を飼っているあなたは気がついた。
「……尻尾、揺れてる」
「は?」
レムは即座に尻尾を押さえた。あまりの速さに風が起こり、カーテンがかすかに揺れる
「別に、気のせいでしょ」
(やば。見られた。終わった)(いや違うし。シャチは尻尾揺れるし。生態だし)
レムのそんな姿を初めて見たから、あなたは少し笑った。その笑顔を見た瞬間。
(あっ無理)(好き)(その顔で笑うな)(脳が“抱きしめたい”でいっぱいになるから)
レムはごまかすように机に肘をついた。
「……あんたってさ」
「え?」
「危機感ないよね」
「またそれ?」
「海の皇帝を舐めてると食われるよ」
低い声。鋭い目。まさに、キラーホエールといわれるにふさわしいクールな姿。
しかし内心は──
(“食う”って言い方アウトかな)(いやでもかっこいいし)(実際は毎日“かわいい〜……”って見てるだけなんだけど)
「……レムさん?」
「ん」
「顔赤くなっ「夕焼けでしょ」」
食い気味に即答だった。
(終わった)(近い近い近い)(顔良)(匂い良)
レムは咳払いして、無理やりクールな声を作る。
「……あんま無防備だと、そのうち襲っちゃうから」
あなたの肩がびくっと揺れた。
レムは満足そうに目を細める。
(決まった)(今のめっちゃ強者感あったんじゃない?)
「……っじゃ、じゃあ俺もう帰るね!?」
あなたは慌てて荷物を抱える。あなたは臆病でもあった。
レムは一瞬固まった。
(えっ帰るの!?)(待って!!)(もっと喋りたかった!!)
だが表情は崩さない。鉄仮面である。
「……ん。おつかれ」
「お、おつかれさま!」
あなたは逃げるように教室を出ていった。
静かになった教室で、レムは数秒沈黙し――机に突っ伏した。
「…………はぁぁ……」
尻尾がベチベチ床を叩く。悶々としながらレムは考える。
(好きすぎる)(なんであんなかわいいの)(むしろ襲われてるの私では?)
さらに、別の日。
レムの部屋は、本人の性格そのままに妙に静かだった。照明は暗め。水槽のライトだけが青白く揺れている。
「……適当に座って」
「お、お邪魔します」
人間のあなたは、借りてきた猫みたいに縮こまりながら座った。種族はヒトなのに。
一方でレムは冷静な顔を保ったまま、内心で大暴れしていた。あなたといるときはいつもそうだと言われればその通りだが。
(来た)(家に来た)(終わった)(無理、好き)(本当に連れ込めちゃった)
もちろん表向きの理由はただの勉強会だ。
「赤点回避したいなら教えてあげる」
というあまりに自然な流れ。実際、あなたは英語が壊滅的だった。そしてレムは学年上位。完璧な作戦である。ふつうは異性に家に誘われるときは警戒するなり意識するなりするという点を除けば。そしてあなたはふつうに異性との交遊関係がなさ過ぎて、憧れのクラスメイトと勉強という点では緊張こそしているが、異性として意識はしていなかった。
つまりふつうじゃなかったのでこの作戦は成功した。
(いや別に変な意味じゃないし)(……半分くらいしか)
「レムさんの部屋、なんか水族館みたいだね」
「……落ち着くから」
(“レムさんの部屋”って言った)(やば)
レムにとってはいつも通りだった自室が、急に“異性を招いた女子の部屋”におもわれた。
そんなレムをよそにあなたは本棚を見て目を丸くした。
「うわ、難しい本ばっか」
「別に普通」
「これ読めるのすご……」
尊敬の眼差しに、レムは表情を変えない。……だが尻尾がぶわっと揺れた。
本棚の本を見ていたあなたは、今度は気づいていない。
(好き)(そういう素直な顔するのずるい)(頭撫でたい)
「……で、どこ分かんないの」
「ここ」
ノートが差し出される。レムは覗き込み──しかしその中身を確認するその瞬間、数秒固まった。
(近)(顔近)(シャンプーの匂いする)
あなたは完全に無防備だった。そもそもあなたは、何度も言うが“自分が異性として見られている”という発想がほぼない。
まして相手はレムだ。
クールで強くてかっこいいシャチ獣人。そんな存在が、自分なんかを狙うわけがないと思っている。だから普通に距離が近い。──普通か?警戒心がなさすぎるのではないか?
レムのベッドにも普通に座る。──これはあまりマナー的にもほめられたことではないが、あなた相手ならレムは気にしない。
冷蔵庫を見て「プリンある!」とか言う。──これもそうだが、しかし以下略
無防備すぎる。シャチ獣人基準だと。
(危機感ゼロ!?)(いや嬉しいけど)(そんな簡単に懐くな)(私だからいいけど)
レムは咳払いして気持ちを落ち着ける。
「……ねぇ」
「ん?」
「人間のくせに人の家でそんな油断するな」
「え?」
「普通もっと警戒する」
あなたはきょとんとしたあと、少し笑った。
「でもレムさんだし」
レムの思考が停止した。
(でもレムさんだし)(何それ)(信頼?)(好きになっちゃうだろそんなの)(もう好きだった)
「……レムさん?」
「……別に」
レムは顔を逸らす。耳が少し赤い。
そして次の瞬間。
「わっ」
レムの尻尾が、無意識にあなたの腰へ巻きついていた。部屋が静まる。
レムは固まった。
あなたもさすがに固まった。
数秒後。
「……ごめん」
レムが珍しく小さい声で言った。
(終わった)(本能出た)(キモいと思われた)
だがあなたは、巻きついた尻尾をおそるおそる触りながら、
「……ひんやりしてて気持ちいいですね」
と言った。レムは天井を仰いだ。
(好きすぎる)
──────
勉強会のはずだった。
少なくとも、レムはそう自分に言い聞かせていた。なのに。
「レムさんって体温低いね」
「……」
「尻尾もちもちしてる」
「……ねぇ」
「なに?」
「人の尻尾を抱き枕みたいにするな」
あなたはレムの尻尾を抱えたまま首を傾げる。あなたを楽しませるために大量にレムのよういしたお菓子を食べて眠くなったあなたは、いつも以上にぽわぽわしていて、マナーどころの騒ぎじゃないこともしてしまっていた。
レムは喜んでいたのでさして問題でもなかったが。破れ鍋に綴蓋。
さておき無防備。
圧倒的無防備。
あなたの行動は獣人基準では、もはや求愛か挑発のどちらかである。
(無理)(なんでそんな自然に触るの)(好きな相手にそんなことされたら終わるんだけど)(こっちはずっと我慢してるのに)
レムは深呼吸する。
冷静に。
理性的であるために。
「……あんたさ、だめだよ」
「んー?」
「異性の部屋でその警戒心のなさは危ない」
「でもレムさんだし」
またそれだ。レムのこめかみに青筋が浮いた。怒りでなく、興奮のせいで。
(“でもレムさんだし”で全部突破してくるな)(信頼されてるの嬉しいけど)(だからって膝に頭乗せるな)
あなたは完全にくつろいでいた。ベッドに寝転がり、レムのクッションを抱え、
「なんか落ち着く……」
とか言っている。
おねむなあなたはもはや赤ちゃんであった。
レムは限界だった。
(落ち着くのはこっちじゃない)(心拍数が戦闘態勢なんだけど)(かわいい)(抱えて深海に隠したい)
「……ねえ、こっち向いて」「……あんたさ」
「ん?」
レムはじっとあなたを見る。逃げ場を塞ぐみたいに、尻尾がゆっくりあなたを囲った。
あなたはきょとんとしている。しっかりしろ。
「私、結構我慢してるから」
「?」
「これ以上あおるな」
「え、あおってたの?」
あなたは当然、煽るの意味を取り違えている。しかしあなたが煽っていたのは──
「無自覚なのが一番タチ悪い」
レムはそう言って、あなたの額を指ではじいた。
あなたは「いたっ」と笑う。
レムはじっとあなたを見つめたまま、ゆっくりと息を吐いた。
その深海色に深く暗い瞳は、半眼の奥で怪し気に揺らめいている。普段のクールな仮面が、わずかにひび割れ始めていた。
彼女の太くしなやかな尻尾は、あなたを囲むどころか腰にゆっくりと巻きつき、ひんやりとした肌の感触が服越しにじんわりと伝わってくる。逃げられない。逃がさない——そんな強い意志が、締め付けの強さからはっきりと感じ取れた。
「……もう、限界」
レムの声は低く、かすかに掠れていた。いつもよりずっと熱を帯びていて、シャチの本能が表面に浮かび上がっている。
あなたが、怖くなって「レムさん……?」と小さく名前を呼んだ瞬間、彼女はあなたをベッドに押し倒した。
柔らかくも重みのある体が覆い被さり、黒と白の混じった髪があなたの頰をくすぐる。ふわり、とシャンプーの匂いとかすかな潮の匂いが香った。
鋭い歯が耳元に近づき、あなたの赤くなった軽く息を吹きかけるだけで、背筋にチリチリと甘い痺れが走った。
「無防備すぎる……本当に、食べちゃいたくなる」
彼女は囁きながら、あなたのシャツのボタンを一つずつ、わざとゆっくり外していった。シャチは狩りを楽しみながらすると聞いたことがあった。これもそういうことなのだろうかとあなたは混乱の中考えた。
全てのボタンが外れ、あなたの素肌がさらされる。冷たい指先が触れるたび、あなたの体がピクリと跳ねる。
レムはその反応を一つ一つ観察するように目を細め、満足げに息を吐いた。
(かわいい……この震え方)(もっと見たい)(全部、私のものにしたい)
彼女の大きな手があなたの胸を撫で、乳首を指の腹で優しく円を描くように転がす。
じわりじわりと、あなたの熱が下腹部に集まっていく。さすがにあなたも現状に気が付いた。
ああ、自分はこの憧れのかっこいいクラスメイトに、種族としての強さの違いを教え込まれて、じっくり愛されてしまうのだ、食べられてしまうのだ、と。
ピクッ……と、ズボン越しにもわかる程に"獲物"は跳ねた。
レムの美しい片手は腹を這い下り、ズボンの上から硬くなったものを優しく押さえる。
「ん……もうこんなに熱くなってる」
しばらくの間、さわさわとズボンの上からそのふくらみと反応を楽しむ。
さす、さす、さわ、さわ。
あなたが暴発してしまわない程度にやさしく。時に興奮をあおるように激しく。
なで、なで、ぎゅっ、ぎゅっ
あなたの怒張はもう限界に達していた。訳が分からなくて、気持ちよくて、怖くて。涙目になったあなたを見て、レムは満足したのか手の動きを止めて、今度はベルトに手を伸ばした。カチャカチャと金具が外されていく。そうして振動が肉棒に伝わるたびに興奮が高まっていく。
レムはその様子を楽しみながら、ゆっくりとズボンを引き下ろしていった。
引っかかて、そしてレムがぐいと力を入れると、ボロンと肉棒がまろび出る。外気に触れたそれは血流で脈動しながら、高くそり立った。
初めてソレを見たレムはわずかに目を丸くすると、目を細くし、暗く笑みを浮かべながら露わになったあなたの肉棒を、冷たい掌が包み込んだ。
ゆっくり、根元から先端までを扱きながら、親指で先端の小さな穴を優しく擦る。
しーこ、しーこ
透明な先走りが溢れ出すのを確認すると、彼女は小さく笑った。
「ほら……こんなに硬くしてる」
レムはあなたの耳元で囁く。
「シャチの雌は……海水が入り込まないように、膣圧がすごく強いんだよ……知ってた?」
あなたが息を呑むのを見て、彼女は小さく笑った。獰猛で、しかしどこか甘い笑み。
「しかも、ひだがたくさんあって……一度入れたら、絶対に逃がさない。オスが出しても、出し切るまで搾り取る……それが、私の本能」
あなたが恥ずかしさで顔を赤らめると、レムは上体を倒し、首筋に唇を押し付けた。
キスではなく、軽く歯を立てる。シャチの鋭い牙が皮膚を浅く刺激し、甘い痛みと快感が混じり合う。
彼女の舌がゆっくりと首筋を舐め上げ、耳たぶを甘噛みする。
息が熱く、耳の中に直接吹き込まれる。
その間も、手は決して休まない。
肉棒を優しく、しかしたしかに扱き続け、先端を親指で円を描くように刺激する。
あなたが腰を浮かせて快楽をにがそうとすると、尻尾が腰を押さえつけ、逃がさない。
「動かないで……今は、私が気持ちよくしてあげるから」
レムは自分の服もゆっくりと脱ぎ捨てた。
なめらかで湿った美しい肌が露わになる。背びれが興奮で微かに震えている。
あなた以外誰も見たことがない憧れの彼女のまたぐらに、既に熱く濡れた秘部がはっきりと見えた。
彼女はあなたの脚を尻尾でゆっくり広げ、自分が跨がる体勢になる。
そして、熱く湿った秘裂が、あなたの亀頭に触れた。
もう、誰にも止められない。
「……入れるよ」
レムは腰をゆっくり沈め始めた。
ズブ……
ゆっくりと、しかし確実に。
「うっ……!」
あなたは思わず声を上げた。
想像を絶する締め付けだった。
入口の時点で、異常なまでの圧力が肉棒を締め上げる。
海水の侵入を防ぐためのシャチの特性——強靭な膣圧が、まるで生き物のようにあなたを捕らえる。
さらに奥へ進むにつれ、無数の複雑なひだが波打ち、肉棒全体を包み込む。
一枚一枚の襞が独立して蠢き、亀頭を吸い付き、尿道を刺激し、根元まで逃がさない。
「あ……はっ……入ってる……あなたが、全部……私の奥に……」
レムも声を抑えきれず、肩を小さく震わせた。
彼女の内壁は熱く、しかし表面を覆う粘液は冷たく、異様な温度差がさらに快感を増幅させる。
完全に根元まで飲み込んだ瞬間、子宮口が直接亀頭に吸い付くような感覚があった。
妊娠を確実にするための構造——複雑なひだが精液を搾り取り、子宮へと導くように設計されている。
レムは腰を動かさず、そのまましばらく繋がった状態であなたを見つめた。
内部ではひだがゆっくりと蠕動し、肉棒を優しく、しかし容赦なくマッサージし続けている。
「どう……? 私の、中……」
彼女の声は甘く掠れていた。
「……きつい……すごい、締め付けてくる……」
あなたが喘ぐように答えると、レムは小さく笑った。
「まだ本気出してないよ……これから、ゆっくり搾り取ってあげる」
彼女は腰をゆっくり前後に振り始めた。
パチュ……パチュ……と、湿った音が静かな部屋に響く。動きに合わせて膣内が波打ち、肉棒を全方位から刺激する。
複雑に折り重なったひだが、螺旋を描くように擦り上げ、締め付けながら回転する。
あなたが我慢できずに腰を突き上げようとすると、尻尾が強く腰を押さえつける。
「まだだめ。動かないで……今は私が、全部コントロールする」
レムの腰の動きが徐々に大きくなっていく。浅く、深く、ゆっくりと角度を変えながら、あなたの反応を一つ一つ確かめるように。
膣圧がさらに強まり、肉棒を根元から先端まで一気に締め上げる。ひだが全ての方向から吸い付き、精液を誘うような動きで蠢く。
「あっ……レムさん……気持ちいい……」
「ん……知ってる……」
彼女は上体を倒し、あなたの胸に豊満で柔らかい乳房を押し付けた。
あなたは抱きしめようとして、背中に回した手が背びれに触れる。冷たく滑らかな感触に、レムがビクンと震え、膣内がさらに強く収縮した。
「触って……もっと、私を感じて」
あなたが背びれを優しく撫でると、レムの動きが中外ともに激しさを増した。
ピストンが深くなり、子宮口が亀頭を直接叩く。
ひだが波打ち、肉棒全体を包み込み、搾り続ける。
射精を促すような、容赦のない内部刺激。
あなたは限界を迎えていた。
「レムさん……出そう……」
「出して……中に出して。私の子宮に、全部……」
レムはとろけた目であなたを見下ろし、腰を激しくグラインドさせた。
ドクッ、ドクドクドク……!!
熱い精液が勢いよく放たれる。
しかしレムは離さない。むしろ膣圧を最大まで高め、複雑なひだが精液を一滴残らず搾り取るように蠢いた。子宮口が亀頭を吸い、精液を奥へ奥へと導いていく。
「まだ……まだ。全部出して……シャチは、獲物を逃がさない……」
彼女は微笑みながら腰を振り続け、射精が終わってもなお肉棒を内部で刺激し続けた。
陰嚢に残った精液を、強制的に引きずり出す。
内部のひだが波打ち、精液を最後の一滴まで搾り取り、子宮へと送り込む。
レムは何度も絶頂を迎えながらも、あなたを解放しなかった。
部屋は二人の荒い吐息と、肉がぶつかる湿った音、尻尾がベッドを叩く音で満ちていた。
「はぁ……はぁ……かわいい……あなたの顔、えっろ……」
レムはあなたの唇を奪い、舌を深く絡めながら、なおも腰を動かし続けた。
「今夜は……朝まで、丸のみにしてあげる……」
彼女の内壁はさらに強く収縮し、複雑に折り重なったひだが再び波打つように蠢く。
まるで海の中で獲物を捕らえたシャチが、逃がさないために牙を食い込ませるように。
「はぁ……はぁ……まだ、足りない……」
レムの声はさっきよりも甘く溶けていた。
彼女は上体を少し起こし、あなたの顔を半眼で見下ろす。瞳が、興奮と独占欲で濡れ輝いている。
尻尾があなたの腰をより強く巻きつけ、逃げ場を完全に塞ぐ。湿った冷たい感触が、熱くなったあなたの肌に心地よい。
内部では、まだ硬さを保つ肉棒を、無数のひだがゆっくりと、まるでマッサージするように包み込んでいる。
入口付近の強靭な輪状筋が根元をキツく締め上げ、膣圧が、血流を促す。
奥の方では、子宮口が亀頭に吸い付いたまま、小さく収縮を繰り返し、注がれた精液をさらに奥へ押し込もうとする。
妊娠を確実にするための、シャチ特有の複雑な襞構造が、精液を搾り取り、子宮壁に密着させるように働いていた。
「ん……熱い……あなたの精液、子宮に染み込んでくる……」
レムは小さく腰をグラインドさせながら、内部の感覚を味わうように目を細めた。
ひだが肉棒の表面を一枚一枚丁寧に擦り、尿道を刺激し、再び射精を誘うような動きを始める。
あなたがビクンと体を震わせると、彼女は満足げに息を吐いた。
(かわいい……この反応)(もっと、たくさん出して)(私の子宮、全部あなたので満たしたい)
彼女はゆっくりと腰を上げ始めた。
しかし完全に抜くことはせず、亀頭だけを入口の狭い部分に残した状態で止める。
レムの秘所の入口が敏感になったカリ首を執拗に締め付けた。冷たい粘液が混じった愛液が、結合部からトロリと溢れ、あなたの肉棒を濡らす。
「……もう一回、味わわせて」
あなたは快楽でおかしくなった頭で、しかし弱弱しくうなずいた。レムを満足させるための、強がり。その無謀な勇気がレムの嗜虐心をおおいにあおった。
レムが再び腰を沈めていく。
ズブズブ……と、精液と愛液が混ざり合った淫らな音が響く。
今度は少し角度を変え、肉棒の裏筋を複雑なひだが重点的に擦るように動く。一往復ごとに、ひだが波打ち、螺旋を描くような刺激が加わる。
ゾリゾリっ……ゾリゾリゾリッ
性交渉とは本来隙をさらす……命を危険にさらす行為である。野生のシャチは、その隙をできるだけなくすため、早く確実に孕んで行為を終えることに特化している。
つまるところその膣内は、ただ締め付けるだけでなく、獲物を逃がさず確実に妊娠するための、完璧な快楽の器であった。
「あっ……レムさん……また、きつい……」
あなたが喘ぐと、レムはあなたの胸に顔を埋め、乳首を舌で優しく舐めながら腰を動かし続けた。
背びれが再びあなたの手に触れるようになり、あなたがそれを撫でると、彼女の膣内がビクビクと痙攣する。
「触って……もっと……私の背びれ。もっともっと感じながら……っ」
じゅぽ、じゅぽ
中の動きが徐々に激しくなっていく。
しかし腰の動きは速くはならない。
レムはあえてゆっくり、深く、じっくりと腰を打ち付ける。パチュ……パチュ……という湿った音が、部屋の静けさを淫靡に染め上げる。
奥まで貫くと、子宮口が亀頭を直接ノックし、ひだが肉棒全体を包み込んで搾り上げる。射精後の敏感な状態でこの刺激を受け、あなたはすぐに再び限界に近づいていく。
狂おしいほどの快楽。あなたに逃れるすべはない。
「レムさん……もう、出そう……」
「いいよ……今度は、もっと奥に……」
レムはあなたの耳元で甘く囁き、尻尾であなたの身体をさらに広げて固定した。
彼女自身も絶頂に近づいていた。膣内が激しく蠕動し、ひだが全ての方向から肉棒を締め付ける。
強烈な膣圧が、精液を最後の一滴まで搾り取ろうとする。
どぴゅどぴゅ……びゅるる〜ッ!!
二度目の射精が、勢いよく子宮口に直接叩きつけられた。
レムは「んっ……!」と甘い声を上げ、体を仰け反らせた。
内部のひだが激しく波打ち、精液を一滴残らず吸い上げ、子宮へと送り込む。妊娠のための構造がフルに働き、子宮壁が精液をしっかりと受け止める感覚が、彼女に強い快感を与えていた。
しかし彼女はまだ終わらせない。
射精が収まるのを待たず、ゆっくりと腰を振り続け、敏感になった肉棒を内部で刺激し続ける。
「まだ……まだ出して……シャチの膣は、獲物を何度も搾り取るの……」
彼女の声は獣じみて甘く、目が完全に蕩けていた。
快楽はまだ続く。
レムは体位を変え、あなたを覆い被さったまま、深く繋がった状態で横に体を倒した。
尻尾があなたの背中を優しく、しかし逃がさないように巻きつけ、密着度を高める。
この体位だと、より深く奥まで届き、子宮口が直接亀頭を押し潰すような圧迫感が生まれる。
彼女はあなたの首筋に歯を立て、甘噛みしながら腰をゆっくり前後に振り続けた。
部屋は二人の荒い呼吸と、結合部から溢れる愛液と精液の音、そして尻尾がシーツを叩く音で満たされていた。
レムの背びれが時折震え、冷たい肌があなたの熱い体に密着する。
ひだが休むことなく蠢き、肉棒をマッサージし、搾り、刺激し続ける。
「あなた……私のもの……」
レムは繰り返し囁きながら、長い長い時間をかけてあなたを貪った。
四度目、五度目の射精まで、彼女の膣内は決してあなたを解放しなかった。
容赦なく甘い捕食行為。
ようやく長い絶頂の波が引いた頃——
レムはあなたを深く抱きしめたまま、額に優しいキスを落とした。
膣内はまだ小さく痙攣を繰り返し、残った精液を丁寧に搾り取っている。
「……はぁ……かわいすぎて……本当に、丸のみにしちゃった」
彼女は満足げに微笑み、尻尾であなたの体を優しく包み込んだ。
「ねぇ、まだ朝じゃないよ……?」
男と女のフェロモンの充満した甘い部屋で、
クールなシャチ獣人の少女は、無防備な人間の少年を、
じっくりと、深く、濃厚に、愛情と欲望の両方で貪り続けたのだった。
その夜、二人は何度も繋がった。レムの異常な膣圧とひだの蠢きは、あなたを何度も限界まで追い込み、精液を搾り取り続けた。
朝方、あなたが完全に力尽きた頃——
レムはまだ繋がったまま、あなたの胸に顔を埋めて甘く囁いた。
「……もう、逃げられないよ。毎日……こうして、全部私にちょうだい」
彼女の尻尾が、満足げにゆっくりとあなたの背中を撫でていた。
もしもシャチさんがもうちょっと純情で、人間くん(今回の場合はあなた)がシャチさんに恋をしていたらって感じ。個人的にはこっちのが好きなんですが皆さんはどうでしょう?