天然ドSな彼女に抱かれ続けた結果、色々あって一緒に暮らすことになりました。 作:桃ノ木ネネコ
『今日の強い雨と風は1日中続くと思われますので、お出かけの際には……』
テレビの天気予報は絶望的な予報をしてくれていた。
「……せっかく二人ともバイト休みだったのに」
そう言ってすみれはカーテンを開けて外を見る。
窓の外には強い横殴りの雨と暴風が吹きすさんでいる。
その様子はとてもではないが外出できるような天候ではない。
「しょうがないよ。こんな天気じゃあね」
ユキヤも諦めたように言う。
せっかくの日曜、しかも二人ともバイトが休みというこんな日に、
天気は思い通りになってくれなかった。
窓や外装に風と雨が叩き付けられガタガタと音を立てている。
今日一日は外に出られそうもない。
「昨日のうちに買い物行っといてよかった……そう思うか」
「そうだね」
二人は朝食を食べながらそんな話をしていた。
「ごちそうさま」
「お粗末様」
「それじゃ、食器洗っておくよ」
「うん。ありがとー」
「いいよいいよ」
ユキヤは皿を重ねてシンクへと持っていく。
スポンジを手に取り洗剤をつけて泡立てると洗い始める。
(ふう~)
水を出すと、勢いよく流れ出る水流に乗って泡が流れていく。
蛇口から出てくる水がいつもより強く感じられた。
(今日は外もこんなだからなぁ……)
そんなことを考えつつ、皿を洗っていく。
その後は二人でリビングでしばらくのんびりしていたが、
外の雨風は弱まる気配がない。
「これ、夜まで止まないかな?」
「どうだろうねぇ。多分無理じゃないかな」
すみれも少し不安そうな顔をする。
「今朝ニュース見たけど、明日の昼くらいまではこの調子みたいだし」
「そっか。う~ん」
***
「風呂の掃除終わったぞ」「ああ、ありがとう。こっちも終わったよ」
午後2時を回ったが雨のやむ気配はない……
この間にいつも休日にやる風呂やトイレなどの掃除も終わってしまった。
「暇だね」
「まあ、そうだよね」
テレビを点けてみたが、大した番組はやってなかった。
適当にバラエティ番組を眺めていたが、それもすぐに飽きてしまった。
結局、今はソファーの上で二人してダラけている最中である。
雨のせいずっと薄暗いのもなんとなく二人を陰鬱な気分にさせていた。
そしてこんな日に限らずヒマな午後というのは眠くなる……
「ふわぁ……」
思わずあくびが出てしまう。
「ユキちゃん寝るならベッド使っていいよ」
「ああ、ありがとう」
ユキヤは立ち上がって寝室に向かうが…………
「……あのさ、お前も来る?」
「え?私?私は別にここで大丈夫だよ」
「でも、退屈じゃないのか?俺だけ行っても仕方ないし」
「そう?じゃあちょっとだけ行こうかな」
すみれも立ち上がる。
「じゃあ一緒に行くか」
ユキヤはすみれを連れて寝室に向かう。
「……」
同棲して数ヶ月になるが、昼間から二人そろって横になってるのは
何とも妙な感じがする。
これまではどちらかがバイトだったりして夜までいなかったり、
今日みたいに2人そろって休みの日は、外に出かけることが多かった。
「なんか、こうしてると新鮮だね」
「確かにそうかも」
普段と違う環境にお互い少し戸惑いつつも、 二人は互いに身体を寄せ合う。
「あったかいね」
「そうだね」
互いの体温を感じながら、ゆっくりと時間が過ぎていく。
静かな寝室に外の激しい雨と風の音だけが響く。
「ねえユキちゃん」
「ん?」
「キスしよっか」
「……いいよ」
ユキヤの顔がすみれの方に近づいていく。
唇が重なる。
「ちゅっ」
「んむぅ」
そのまま舌を入れ合い、絡めあう。
「はあっ」
「はあん」
二人の吐息が漏れる。
「すみれ、好き」
「私も好きだよ」
二人は再び抱きしめあい、身体を密着させる。
「ユキちゃん、おっぱい触ってもいいよ」
「……まだ昼だろ?」
「別に昼だからしちゃいけないわけじゃないよ……」
「そりゃそうだけど……」
ユキヤの手を取って自分の胸に持ってくる。
「ほら、好きなように揉んでみて」
「わかった」
言われた通り、ユキヤはすみれの胸を両手で掴む。
「こうかな?」
「うん、そんな感じで優しく」
柔らかさと温かさが手を通して伝わってくる。
「んんっ……」
思わずすみれが声をあげてしまう……
「痛かったか?」
ユキヤは心配そうな顔ですみれを見る。
「ううん、ちょっとくすぐったいだけだから、続けて」
「分かった」
今度はもう少し力を入れてみる。
「あ……」
またすみれが反応する。「気持ち良いのか?」
「ちょっとだけ、ね」
ユキヤはすみれの乳首を指で軽くつまむ。
「ひゃん!」
すみれの口から可愛らしい悲鳴が上がる。
「ごめん、嫌だったか?」
「大丈夫、続けてくれると嬉しい」
ユキヤはもう一度すみれの乳房に触れる。
「ふふ、なんだかくすぐったいな」
すみれはユキヤに抱きつくようにして、
彼の身体に自分の身体をこすりつけている。
「ユキちゃんの身体、あったかい」
「お前だって温かいぞ」
「ふふ、ありがと」
すみれはユキヤの頬に手を添える。
「ユキちゃん、大好きだよ」「俺もすみれのこと、愛してる」
ユキヤは再びすみれに口づけをする。「ちゅ、れろぉ」
「はむ、はぁむ」
「ぷはあっ!」
「ふう……」
二人は一旦唇を離し、見つめ合う。
「もっとしよっか?」
「ああ」
それからしばらくの間、ユキヤはすみれの
柔らかい肌を堪能していた。
そんなユキヤの油断しきった様子を見て、
すみれは彼の首筋をなぞった。
「ひゃうっ!」
思わぬ不意打ちにユキヤは思わずのけぞった。
「ふふ、ユキちゃん可愛い」
「もう、いきなりはやめてくれ……」
「ごめんね、ついユキちゃんの反応見たくて」
「まったく、しょうがないな」
ユキヤの胸に顔を寄せるすみれ。
「ユキちゃん、私のこと好き?」
「当たり前だろ」
「じゃあもっと……可愛がっちゃおうかな」
「え?」
そう言うと、すみれはユキヤを仰向けに押し倒す。
そして、ユキヤの胸に顔を埋めて、そのまま身体全体を押し付ける。
「ふふ、スイッチ入っちゃった。」
すみれは笑みを浮かべる。
「おい、何すんだよ!?」
「私、知ってるんだからね。最近のユキちゃん
乳首が更に弱くなってるの」
「なっ……」
図星だったらしく、ユキヤは何も言い返せない。
事実ここ数ヶ月ですみれにかなり開発されてしまっている。
感度だけなら以前よりもかなり上がっていた。
「だから、今日はこの前よりたくさんいじめちゃおうかと思って」
そう言うとユキヤの着てるシャツをたくし上げる。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!心の準備がまだ……」
「待たない♪」
すみれはユキヤの左の乳首を摘まむ。
「あっ……」
ユキヤの身体がビクンとはねる。
「ほら、やっぱり弱い」
「そ、それはすみれがいつも弄るから……」
「そうだっけ?でも、こんなにビンビンになってるじゃん」
ユキヤの右の乳首を口に含む。
「んんっ……」
「ねえ、どうなの?」
本音を言ってしまえば、すみれに身体を弄られるのは嫌いではない。
むしろ快感に感じている。
しかし、それを素直に認めるのも恥ずかしい。
「別に、普通だよ」
「へぇ~そうなんだ」
すると、すみれはユキヤの乳首を軽く噛む。
「痛っ!」
「嘘つきにはおしおきだよ」今度は舌で転がし始める。
「くぅ、んっ……」
ユキヤは必死で声を抑えようとする。
「我慢しないで声出していいのに」
そういって指で胸回りを撫でた。
「ひゃうっ」
「ユキちゃん、ほんとは感じてるんでしょ?」
「ち、違う」
「じゃあなんでこんなに硬くしちゃったのかな?」
ユキヤの股間に手を伸ばす。
「ちょ、ちょっとそこは……」
「本当に最近敏感になっちゃったよね」
「そ、そりゃあ誰かさんに毎日弄られてればな」
ユキヤはちょっと皮肉っぽい口調になった。
「ふふふ、素直じゃなくて、可愛い」
ズボンを脱がすとパンツ越しに膨らんでるのが見える。
すみれは膝で股間を突きながら、
「ほら、大きくなってるじゃない」
と楽しげに言う。
「うるさい」
「うふふ、脱ぎましょうね」
ユキヤの下着を脱がせる。
ここまで来たら抵抗しても無駄と悟ったのか、
ユキヤは大人しく脱がされていった……。
そして腕は後ろ手に手枷がされる。
「さあて、どうしてあげようかしら」
すみれがそう言って、ユキヤの身体をいじり始める。
「んん……や、やめろよ……くすぐったい」
「嫌なの?」
「だって、お前……その、俺の身体なんて触っても面白くないだろ?」
「そんなこと無いわ。私はユキちゃんの身体好きだもん」
「……変態」
「ユキちゃんだって変態じゃない。
身体中こんなにキレイにしちゃってるし」
そう言いつつ、ユキヤの腹筋をなぞる。
「うう……」
以前すみれから全身の毛を処理されて以降、その感触が気に入り、
最近は自分から嬉々として処理してしまっているので、
反論できなかった。
「それに、私の事も好きでしょう?」
すみれはユキヤのツルリとしたお腹を触る。「そ、それは……」
「ほら、正直に言わないともっといじめちゃうかも」
「……好きですよ」
「よろしい。よく言えたね」
すみれは再びユキヤの身体を愛撫し始めた。
「あぁ……」
「ユキちゃん、気持ち良い?」
「うん、きもちぃ……」
すみれの責めにユキヤはすっかり蕩けていた。
「それなら良かった。ユキちゃんの身体が敏感で嬉しい」
すみれはユキヤの乳首を舐める。
「あ……あん」
「ユキちゃん、女の子みたいで可愛らしい声出すのねぇ」
「ばか、んなわけあるかい」
思わず関西弁でごまかしてしまう。
「ユキちゃん、やっぱりかわいい」
「だから、んな訳無いってば!」
「ユキちゃんは可愛いし、カッコイイし、綺麗だし、最高だよ」
すみれも徐々にヒートアップしていく。
「はいはい」
逆にユキヤはどんどん冷めていく。
「ユキちゃんは私だけのものだから、誰にも渡さないから」
「……すみれ、お前さっきから心の声が駄々洩れだぞ」
「あ……」
いつも頭の中で考えている事が、
興奮しているせいで口から出てしまっていた。
「えっと……これはその……」
流石のすみれもちょっと口ごもった。
「お前、なんかいつもよりテンション高いな」
「あ、雨のせいかな……」「今日は嵐だけどな」
「でも、ユキちゃんの事、大好きなのは本当だよ」
「はいはい、ありがとよ」
ユキヤは呆れたように言った。
だが、内心では悪い気はしていない。
むしろすみれの愛情を感じて心地よい気分になっていた。
「ねえ、ユキちゃん、またキスしていい?」
「いちいち聞くなよ」
「じゃあ遠慮なく」
そう言ってすみれはユキヤに口づけをした。「んっ……」
最初は軽く触れるだけだったが、次第に舌を入れてきた。
「ちゅぱ、んむぅ……」
「んん……」
「ぷはぁ……」
長い時間、お互いの唇を貪っていた。
「ユキちゃん、今度はおっぱい触っちゃお!」
すみれがユキヤの乳首を揉む。
「うう……」
「あれ?ユキちゃん、もしかして感じてるの?」
「うるさいな、そんな事……ないってば!」
「嘘つきにはこうだ!」
そう言うとユキヤの両胸に吸い付く。
「あっ!やめろって……ひゃうっ!」
ユキヤは必死に抵抗するものの、手足を拘束されているため抵抗できない。
「やめて欲しかったら正直に言いなさい」
「くそぉ……」
「ほら、どうなの?」
「……気持ち良いです」
観念したのか、ユキヤは素直に白状する。
「ふーん、ユキちゃんったら意地っ張りなんだから」
「だって、恥ずかしいし……」
「ユキちゃん、かわいすぎるよ」
すみれはユキヤの頭を撫でた。
つづく