気の強い女はホントにアナルが弱いか、金髪ツインテールのツンデレ(クソザコ)幼馴染で確かめてみた! 作:クリームパイ太郎
「だからなんでそうなるのよーっ!?」
む、まだ判らないのか?
「よし、阿呆のオマエにも理解るように
「自分のカノジョにアホっていうなーっ!」
「オマエが阿呆でも俺は大好きだぞ?」
「あ、う、ワタシも……」
ちょっとチョロすぎて不安になるが、もう俺のカノジョにしたので問題あるまい。
「でだ。
なぜオマエのアナルが弱いか確認せねばならないのかというと」
「確認しなくていいからっ!」
俺は喚く幼馴染を無視して先を続ける。
「婚前交渉をするわけにはいかない」
「婚ぜ……なに?」
「要するに結婚するまではしないということだ」
「うん、それはわかったけど」
「しかし、俺もオマエもその手のことに興味津々な十代だ!」
「う、それは否定できない」
そうだろう。
この幼馴染はたまに俺のPCを借りに来るんだが、検索履歴を消去するという知識がないから、いろいろ丸わかりなのだ。
検索ワードにエロ単語の多いこと多いこと。
「そうなると、何かしらの方法で発散せねばなるまい」
「べ、別にワタシはアンタと
「オマエは本当に阿呆だな?」
「また自分のカノジョにアホっていったー!」
俺はそんな阿呆なオマエが好きなのだ!
「学生のうちはダメだ。
万全の対策を行っても可能性は0じゃないんだ。
ゴム製品はやぶけるかもしれない。
オマエとは幸せな家庭を築きたいからな。
おばさんにも心配かけたくないし」
どっちかというとおばさんは推奨派というか、俺の背中をやたら押してくるんだが。
だからと言って俺は俺の責任を果たさねばならない。
「か、家庭って……
新婚家庭よね。
えへへ、だったらワタシは若奥さんだ」
なにやらうっとりとした顔をしているが、それは構わん。
「オマエはどうすればいいと思う?」
「え?
どうするって……なにを?」
「この抑え難い青い衝動をどう処理するかってことだ!」
「青い……って。
あ、う、そ、それは……」
コイツへの告白が成功したのだから、正直な所すぐにでももっと
目の前の幼馴染も顔を真っ赤にしてはいるが、否定も拒否もしてこなかった。
「えっと、えっと、あ、そうだ!
こほん!」
なぜか咳払いをして、幼馴染が居丈高に言い放った。
「アンタがどうしてもっていうなら手でしてあげてもいいわよ?」
「却下だ。
全然足りん!
だが、その言質は受け取っておこう」
「うー、贅沢ね。
だったら、その、お口で……」
「阿呆!
そんなことされてしまったら、それこそ我慢できなくて押し倒してしまうわ!」
「なによそれ!
そこまで我慢しなくたっていいじゃない!!
アンタとワタシはつ……つ、つ、付き合い始めたんだからね」
ケジメはキチンと付けないと、なし崩し的にズルズルと行くところまで行ってしまう。
そもそも俺は決して我慢強くない。
目の前に美味そうな餌がぶら下がっていたら、即座に齧り付くぞ。
その自覚はある。
「もう!
じゃあ、胸だったらどう?」
「胸~?」
俺は金髪を揺らして胸を張る、幼馴染のその胸部をまじまじと眺めた。
思わず涙がでそうになる。
「なんでそんな哀れそうな顔するのよーっ!」
「だってオマエ……胸って」
アレは大きいからできるんであって、薄い胸板に擦り付けるだけじゃ……
「きーっ!
アンタが思ってるより絶対大きいんだからね!
あと、友達からはすごくきれいって羨ましがられてるしっ!」
「……ほう」
思わず目を細める。
慌てて胸元を隠そうとする幼馴染だったが、拘束されているせいでそれも叶わない。
「ちょっと!
いい加減この手枷外してよ!」
「後でな」
「なんでよーっ!」
それはさっきから言っているだろう?
「まぁ、オマエの意見はよく判った。
なかなか悪くない」
「でしょ?
まずは手で……かしらね?
ワタシの白魚のような指で昇天させてあげるわよ!
まぁ、アンタがどうしてもって言うならだけど?
……あ!
でもでも、別に嫌々ってわけじゃないからね?
カノジョとしてはそれくらいしても良いって思うし。
ワタシも興味ないわけじゃないし……」
「だが、大きな欠点がある!」
「なによ!?
ワタシがアンタを気持ちよくしてあげるって言ってんのよ?
どこに欠点があるっての?」
「それだよ」
「どれよ?」
「だから、気持ちよくなれるのは俺
「いいじゃない、それで。
アンタの言う、青い衝動とやらは治まるでしょ?」
「俺はオマエにも気持ちよくなって欲しいんだよ!」
「オマエにもって……
わ、ワタシは別に……」
「ダメだ。
俺が一緒に気持ちよくなりたいんだ」
「あ、う、そりゃ、ワタシも興味は、その……」
何かを言いかけて、顔を真っ赤にした幼馴染は金髪を揺らして顔を伏せた。
「これで判っただろ?」
「え?
なんのこと?」
「だから!」
幼馴染が勘違いしてしまっているのはしょうがない。
辛抱強く事細かに説き伏せるぞ!
俺の素晴らしい考えを聞けば、この幼馴染も考えを改めるはずだ。
「気の強い女はアナルが弱いってことを確認できれば!
オマエと一緒に気持ちよくなる算段が着くだろうが!」
「いーっ!?」
「気の強い女……つまりはオマエのことだ!
気の強い女はアナルが弱い=オマエはアナルが弱い!
わかったか?」
「わかったけど、わからないわよっ!」
「なぜだ!?」
「
「俺だってまだ
「なんか、なんか釣り合ってない!?」
まぁ、男と女の初めてだったら、どっちの価値が高いかなんて議論するまでもない。
「うぅ、カレシの言うことはなんだって叶えてあげたい気持ちもあるけど。
やっぱり、その、お尻なんて……
でも、せっかく付き合い始めたんだし、カノジョとしてカレシのしたいことはなるべくしてあげたいし。
でもでも、やっぱり恥ずかしいよーっ!」
「ふむ」
何やら一人でヒートアップしてるが、コイツは俺が聞いていないとでも思っているのだろうか?
まぁ、いい。
目の前の幼馴染は重要なことを示唆してくれたぞ。
すなわち!
「うぅ、困っちゃうよー!
絶対強引にワタシを説得しようとしてくるし。
強く迫られたらワタシ……」
本気で嫌がっている訳ではないのだ。
手探り感のあった説得も、突破口が見えてきた!
要は幼馴染に
「なぁ、聞いてくれるか?」
「……はっ!?
な、なによっ!
べ、別にワタシはアンタのために悩んでるわけじゃないん、だか……ら……」
ツンデレムーブは無視して、俺は真剣かつ深刻な表情を作り上げて、幼馴染を力強く見つめた。
「ふぁ……」
頬を染め、小さく口を開いて、何も言えなくなる幼馴染。
「俺、このままじゃ不安なんだ」
「え?」
「やっと好きだったオマエと恋人になれた。
本当は今だって嬉しくって踊り出したいくらいなんだ」
「あ、えっと、それはワタシもだけど……」
「でも、やっぱり不安なんだ」
「ど、どうして?」
「オマエにいつか嫌わちまうんじゃないかって」
「そんなことないっ!」
「ほら、俺ってついオマエのこといじめちゃうだろ?」
「それはデコピンをやめるとか、朝起こすときはもっと優しくするとかすれば……」
「うん。
でも、オマエのことが好きでつい意地悪しちまうんだ」
「それって、好きな娘をイジメちゃうっていう……」
「あぁ、そうだ。
子供っぽくてごめんな?」
「あ、う、ちょっと可愛い……かも」
ボソッと呟いただけだったが、俺は聞き逃していないぞ!
「オマエを俺のモノにしたい」
「う、わぁ……」
幼馴染の目の色が変わった。
悪い意味ではない。瞳は潤み始め、呼吸を浅く繰り返す。
まるで夢見る乙女のようではないか。
「初めてはさ……
俺がちゃんと責任を取れるようになってからにしたいんだ。
万が一があったらやっぱり一番負担になるのは女の子の方だから」
「うん」
「でも、オマエとは確かな繋がり……みたいなモノが欲しいんだ」
「ワタシも……欲しい」
「オマエと一つになりたい」
「うん、ワタシもアンタと……」
「いいよな?」
何が、とは言わない。
幼馴染は、こくりと小さく頷いた。
俺は心の中でガッツポーズした。
歯の浮くようなセリフを、全力で言い切ったぞ。
生まれた時からの付き合いだ。この幼馴染に刺さるセリフ、仕草、カッコよさは理解しているのだ。
常日頃から練習していた甲斐があった!
脳内シミュレーションで何度も行ったリハーサルを完璧にやりきった。
結果は、熱に浮かされたような色っぽい表情で、俺を見つめ返す幼馴染を見れば一目瞭然だ。
「…………」
「どうしたの?」
……やってることは鬼畜の所業なのでは?
いや。コイツのことは大切だし、言った言葉は全て本心だ。
だから良いのだ!
「なんでもない。
オマエが可愛くて見惚れてたんだ」
「もう、バカ……恥ずかしいこと言うな」
「……ぐはっ!?」
伏し目がちに照れながら言い返してくる幼馴染に、完全にノックアウトされた。
ダメだ。
もう我慢できそうにない。
目の前にいる幼馴染も俺のことを待ってくれているのだ。
良い雰囲気も十分に作り出せた。
流石の俺もこの状況を反故にはできない。
だから心の中だけで言うことにしよう。
(気の強い女はホントにアナルが弱いか、確かめさせてもらうぞ!)
つづく