Wplaceのハワイみたいな島に漂流した『あなた』の物語 作:生牡蠣
あなたが最初に出会ったエロ―ラ島の第一島民です。
天真爛漫な性格で面倒見がよく、誰とでも仲良くできる特技を持っています。
普段は黒のヒモビキニを好んで着用しており、スタイルの良さはモデル顔負け。正直股間に悪い子です。
実は島内に複数の姉妹がいるようですが、今後登場するかは気分次第です。
「えっと…コレとコレと…あっ、あとタオルとかも必要だよね……」
ビーチに建てられた小屋の前で悩んでいる様子のシャワーズを尻目に、あなたはビーチの上に立っていたパラソルの下に座っていた。
小屋の中にはタブンネと思われるポケモン人間(?)が立っており、シャワーズと色々とやり取りをしている様子である。……タブンネのスタイルは他のポケモン人間と比べて低身長で、少しぽっちゃりとしているのが見て取れる。肥満とまではいかない、程よい肉付きでちゃんとおっぱいもお尻も大きい。品のない言い方をすれば、抱き心地が良さそうな身体という奴だとあなたは思った。
『ご主人?』
そんなあなたの視線を咎める様にあなたの隣で浮かんでいたロトムが口を開く。
また、やってしまった。あなたは何度目かの後悔の念を抱いた。
しかし、この島のポケモンが一番悪いとあなたは思った。何故なら、この島に生息するポケモン人間……略して【ポケ
『だからって別種の雌に性欲全開なのは正直引くロト』
ロトムから凶器の様に鋭い正論パンチが放たれる。
こうか は ばつぐんだ!
……ぐぅの音も出ないあなたは落ち込みつつ、現実逃避をするかのようにここまでの事を振り返った。
『じゃあ、今日から
邂逅の結果、アシレーヌに無事島の一員として迎えられたあなた。
そんなあなたに対し、シャワーズはそう言いながらあなたの手を引いた。
アシレーヌへ軽く会釈したあなたはシャワーズについていく道中、彼女からショップについて聞いた。
ショップとは、ポケ人たちが“とりひき”をする場所であり、島の様々な場所へ点在しているらしい。島での生活でどうしても自分で手に入れる事が困難なものがあれば、基本的にショップを頼れば解決するとの事だ。
特に通貨は必要なく(そもそも通貨の概念がない様だ)、物々交換が基本となる。だが、この島に住むポケ人は温厚な性格の者が多く、そんなに物に執着がないので交換できるものがなければタダで譲ってくれる事も多いらしい。
『…それは取引として色々と崩壊していないか?』と思い、大丈夫なのかシャワーズに聞いたところ
『う~ん…みんな“とりひき”がしたいだけだし、とりひきが出来なかったら『まぁ、いいや』で済ませる子が多いかな?』
らしい。どうやらこの島での取引は遊びの延長線上。言わばお店屋さんごっこをしているのだとあなたは理解した。
……理解はしたが、元の人間社会では考えられないゆるさに、あなたとロトムは強い頭痛を感じた。それはビーチに位置していたショップに着いてからも続いており、その様子を見かねたシャワーズより『私が必要そうなものを貰って来るから、オスちゃんは休んでていいよ!』というありがたい言葉により現在に至るというわけだ。
ちなみに、シャワーズの中であなたの呼び名は『オスちゃん』で確定したようだ。
この島にオスはあなたしかいないため、固有名称として雄と呼ばれているらしい。
実に滑稽な名前だが、シャワーズには恩があるあなたは、彼女の好きに呼ばせることにした。……決して、あんまりネーミングに訂正するのも馬鹿らしくなったわけではない。
そんなわけであなたは今、シャワーズが戻って来るのを待っているのである。
しかし、本来ならばこれはあなた自身の問題であり、あの場にはあなたもいる必要があるのだろう。
先程は頭痛などが重なりここで休ませて貰っているが、頭の整理が出来た為か今では問題なく動けそうではある。ならばやる事は一つ。シャワーズと合流し、何か出来る事はないか確認すべきであろう。
「ねぇ、君が噂の漂流者くん?」
「ふぅ~ん…確かにママの言ってた通り、あーしらとはちょっと違うみたいねぇ」
あなたが立ち上がろうとした丁度その時、後ろから何者かの声が聞こえてきた。
あなたは思わずその場で振り返る。すると、あなたの視界に2人のポケ人が映り込んだ。
「えっと…確かママが……オス?って言ってたよね?」
「きゃはは!変な名前~!じゃあ、あーしらもオスちゃんって呼ぶね~」
あなたを置いて話を進める2人のポケ人。そんな2人に、あなたは見覚えがあるのにすぐに気が付いた。
それもその筈、2人は先程アシレーヌの所へ向かう時にすれ違ったポケ人―――ミミロップとマスカーニャであったのだ。
「え~、それよりオスくんって呼んだ方よくない? なんかそっちの方がしっくり来るし!」
そう言ったのはミミロップだ。
ミミロップは元々が2足歩行で比較的人間に近い見た目の為シャワーズと比べるとぱっと見では普通のポケモンに見える。だが、こうして普通に言葉を話す事からも分かる通りこのミミロップもポケ人なのだろう。
それに、身体つきも普通のミミロップとは違う。胸は大きいし、正面から対峙していても分かるくらいにお尻の肉付きも良い。この島特有のナイスバディな身体つきだ。
そんな彼女の格好も刺激的である。なんと金ビキニだ。何処となく下品な輝きの水着がミミロップの茶色の体毛によく映え、その身体の魅力をより強調させていた。
「オスくん……確かに、なんかピッタシな気がするじゃんね!というわけでアンタんことオスくんって呼ぶわ。ねぇ、いいっしょ?」
ミミロップの言葉に賛同しながらマスカーニャがあなたに聞いて来た。
マスカーニャもミミロップ同様、比較的人間に似た見た目のポケモンの為、彼女もまた普通のポケモン寄りの見た目だ。しかし、当然の如くマスカーニャもまた胸もお尻も大きく、とても触り心地が良さそうな立派なものをお持ちであった。
おまけに格好はシャワーズやミミロップの比ではないくらいに刺激的だ。下半身は水色の花柄パレオを巻いて露出は少なめだが、上半身は何も身に着けていない。言わばトップレスだ。マスカーニャの首周りから生える襞襟の様な体毛で胸は辛うじて隠れてはいるが、少し動いてしまえば簡単に乳首が見えてしまうであろう。
そんな痴女の様な格好である為か、パレオの下も何も身に着けていないのではないかとあなたは妄想を掻き立てられた。
「…? どしたん?さっきからあーしらの事ジッと見つめちゃって」
「さぁ…? あっ、こっちはロトムちゃんでしょ?よろ~♪」
『あっ、こちらこそよろしくロト。…ご主人、いつまでも見つめてるのは失礼ロトよ』
あまりにもいやらしい姿に思わず見惚れていたあなたは、ロトムに声を掛けられてようやく彼女たちにおずおずと挨拶をし返す。
「あははっ!なに、その堅苦しいあいさつ~! もっとこう…フランク?に行こうよ~!」
「そーそー! この島に来たなら、もうウチらマブダチじゃん?」
そんなあなたに対し、目の前のポケ人たちは大層おかしそうに笑い始めた。
誤解の内容に細くするが、あなたは初対面の相手に波風を立てぬようにと当たり障りのない挨拶をしただけである。だが、それがどうやら彼女たちにとっては他人行儀過ぎて逆におかしく感じてしまったらしい。
『いやいや、まだ出会ったばかりで他人ですやん…』とあなたは思ったが、シャワーズも初対面時はこんな感じだったし、多分この島の住民はデフォルトで他者との距離を結構詰めて来るタイプが多いのだろうとあなたは密かに仮設を立てた。
「オスちゃ~ん、お待たせ~!とりあえず色々貰って来たよ……あっ!ミミロップちゃんとマスカーニャちゃんだ!はろはろ~!」
あいさつが済んだと同時に、両腕にタオル等の日用品を抱えたシャワーズが走り寄って来た。シャワーズはあなたの目の前に居たポケ人たちを見た途端親し気に声をかけ、2人もそれに対して『はぁ~い♪』軽く手を振った。
「なになに、何か御用時?……あっ、分かった!早速オスちゃんとお友達になりに来たんでしょ!?やったねオスちゃん、早速島の人気者だよ!!」
シャワーズは2人が来た理由を尋ねた。…いや、尋ねたというよりかは、決めつけたと言った方が良いのかもしれない。
シャワーズの言った言葉に流石に「違う」とあなたは思う。
ただでさえ自分は新参者であり、おまけにこの島では存在の概念すらない生き物だ。こんな得体の知れない者といきなり良い関係を結ぼうと思える者は余程の物好きか度の超えた楽観主義者くらいだろう。
「いや、それもあるんだけど…」
そんな事を思っていた矢先、マスカーニャから放たれた言葉にあなたは頭痛がするのを感じた。流石にないと思っていた事が、まさかの大正解であった為である。
どうやらこの島の住民は何の疑いもなく「生物みな兄弟っ!」という性善説を信じているらしい。……それはそれで外敵とかが攻めてきた場合、最悪滅んでしまうのではないかとあなたは少し不安を覚えた。
そして、あなたが頭痛を考えている間も、彼女達の話は続いていたのであった。
「これからさぁ、あーしら『なかよし』しに行くんだけど、シャワーズも一緒にどうかなって」
「そーゆー事♪ ウチらって最後にシャワーズと『なかよし』してから、結構ご無沙汰じゃん? こうしてせっかく会えたし、今からどーよ?」
ミミロップとマスカーニャの言葉に、あなたは違和感を覚える。
『なかよし』。その言葉の意味自体はあなたも知っている。複数の個体について互いの気が合って、良い関係を築けているという間柄の事だ。これは人間同士はもちろん、ポケモン同士でも、他の種族間でも成り立つ状態である。
それは時に『友情』『愛情』『絆』と様々な言葉で表され、その形や種類も豊富である事はあなたも理解していた。
しかし、理解していてもなお、あなたは彼女たちの言葉に違和感を覚えたのである。
『なかよしをして―――』
彼女たちは確かにそう表現をしていた。
なかよしを
あなたはこれまで、仕事で様々な地方へと赴いたことがあったが、「仲良し」という言葉を動詞として使う場面とは初めて出くわした。
「おぉ、いいね♪ 私も2人と一緒に『なかよし』した~い!!」
だが、その言葉に違和感を持っているのはあなただけなのか、シャワーズはその言葉を特に気にする事なく使っている。
あなたはシャワーズの反応で、ますます分からくなってしまった。
はたして彼女達の言う『なかよしする』とは何の事を示しているのだろうか?
言葉のニュアンスやシャワーズの反応から苦痛などは伴わない、多分両者のメリットになる行為の事を指しているのだろうが…いくら考えてもその具体的な内容はあなたには分からなかった。
「…でも、ごめんね。今日はオスちゃんに着いて回りたいからやめとくよ。誘ってくれてありがとね」
「そっか~ なら仕方ないねぇ」
「またの機会に誘うわ~」
ノリノリな様子のシャワーズであったが、あなたを一瞥した後すぐに2人の提案を断った。どうやら『なかよし』という行為よりもあなたの案内を優先したようだ。
全くそんな気はないのだが、楽しみにしていた様子にもかかわらず、断らせてしまった形となってしまい、あなたは少しだけ申し訳ない気持ちになった。
「それじゃ、ウチらもう行くわ~」
「じゃあねシャワーズ~。オスくんとロトムもまた今度ね~」
そう言ってミミロップとマスカーニャはあなた達に背を向けて何処かへと向かった。互いに手を繋ぎながら歩いており、2人が本当に親密な関係なのだという事が見て取れた。
あの2人は本当に仲がいいらしい。しかしこの『仲が良い』という事と彼女達の言う『なかよしする』という事は、きっと違う意味合いを持つのだろう。
あなたは自分の頭がこんがからる感覚を覚えた。きっと所謂『こんらん』状態という奴であろう。
「えっと、何の話だっけ?……あっ、そうそう!オスちゃんの為に色々貰って来から、寝床で広げてみようよ!」
シャワーズは再び両手いっぱいの品物を見せながらあなたに話しかけてきた。
そんな彼女に対し、あなたは最初に謝罪の言葉を述べた。自らのせいで彼女達の誘いを断らせてしまって申し訳ない、と。
「えっ? そんな事気にしなくていいよ。それより、オスちゃんはエロ―ラに来たばかりなんだからサポートしてあげないと」
シャワーズの言葉に、あなたは目頭が熱くなるような気がした。
この子、本当にええ子や…。こんなええ子、絶対元居た場所にはおらへんで……
あなたはシャワーズが輝かしい存在に見えた。
「う~ん…でも、最近ご無沙汰だったし、なかよしはしたかったかも……」
あなたが感動を覚えていると、シャワーズが考え込むように下を向いた。
そして、何かをブツブツと言った後、良い事を思いついたかのようにとある事を叫んだ。
「そうだ! オスちゃんと『なかよし』すればいいんだ!!」
どうやら、あなたは『なかよし』なる行為をする事となった様だ。
〇あなたの漂流メモ④ ~とりひき~
エロ―ラ島で何かを手に入れたいのであれば、まずは島のあらゆる場所に点在しているショップへ行くことをおすすめします。
ポケ人たちにとって取引とはあくまでも”とりひきごっこ”という遊びの範囲である為、店員役のポケ人がいるかどうかは運次第です。どうしても手に入れたいものがある時は根気よく訪れるといいでしょう。
エロ―ラ島では通貨の概念がない為基本的に物々交換です。ポケ人によってはその辺の綺麗な石やペットボトルのゴミですら交換の対象となりますので積極的に集める事が推奨されます。
謎の言葉『なかよしする』
いったいナニをするんでしょうねぇ…(迫真)
詳細について次回こそは書きたいよね。そろそろR18タグ君を働かせなぁ。
最近バンギラスとかニドクインとかのかいじゅう系におっぱい付けるのにハマってる。
かっこいい怪獣が見せるエッチなギャップがめっちゃ捗るのん…
その内今作にも出したいかも…
ここまでご拝読ありがとうございました