オーサリーは翌日の昼に馬車に拉致された。
馬車の中にはダスラン卿
「やあ、先生。ご機嫌麗しゅう。」
「ダスラン卿もご健勝そうでなによりですわ。」
「先生は1日で、とおっしゃられたが、もう我慢できなくてがまんできなくて。おわかりでしょう?」
「昔から変わらず、こらえ性のないことですこと。まだ茶色いかわいいもの、私はもっていますことよ。」
「昔はアレ、どうしてもうけつけなかったのだけど、ここ数年で、老境にはいってしまったのか、アレもまたいいものだって思うようになりましてね。」
-この下衆が。下衆ぶりに磨きがかかった-
オーサリーは上品に微笑んだ。
ダスラン邸に到着し、見覚えのある一室に通される。
「ダスラン様。上衣は脱がなくてよろしくて?」
「老境でね。最近は上も下も脱いでもらうことにしているのですよ。」
「左様ですか。」
オーサリーは優雅に上下の服を脱ぐ。下着を外し、豊かな胸を、あでやかな下半身をあらわにし、ベッドに腰かけた。
中年女性としては破格に肌がきれいで、体も締まっている。
全裸のダスランが現れた。みごとに引き締まった体。端正な顔立ち。
かつてこの男に騙された若かった自分を恥じた。
「私がご奉仕すれば、ここら一帯は平和で、ということでよろしくて?」
「うーん、それがまあ、オーサリー殿には申し訳ない。謝るのですけどね。」
オーサリーは不吉なものを感じた
気づく。このにおい。鉄、いや血。
「まさか!」
「そのまさかなんだよ。」
奥の部屋に続く扉を開けると、そこには全裸のフランゼが倒れていた。
背中と股間が血塗れだった。顔は体とねじれ、不自然に上を向き、うつろな目は天井を見上げている。
「フランゼ!!」オーサリーは悲鳴を上げた。
「この肛門、いままでで一番いい赤をみせてくれました。むかし「ファセナ」殿がみせてくれた深紅のような、実に味わい深い色でした。」
オーサリーは絶句し、わなわな震えて動けなかった。
「そうそう。赤いと言えば、いつぞやのあなたの知己。お母さんと赤ちゃん。あれもたいそう赤かった。お母さんの肛門は本当に感動するほどに赤かった。」
「・・・手を出さないと・・・手を出さないと言った。」
「だから謝っているではないですか。この謝罪を受け入れてくれなければ、そこに転がっている肛門のご学友の赤も確かめることになりますよ。」
ダスランは困ったなあ、とばかりにオーサリーに弁明する。
震えが止まらない。
震えが止まらない。
「いいですねえ。肛門にペニスを入れるまでもない。殺意の臙脂色。見事だ。」
ダスランのペニスは最高潮に怒張している。
「なにか勘違いしてませんか。オーサリー殿。あなたは被害者ではないのですよ。あなたが教会にいた時分、なにをやったかお忘れか?」
オーサリーは顔を背ける。
「あなたは、私のペニスを肛門に迎え入れることくらいしか生きる価値がない人間なのですよ。」
オーサリーの震えは止まらない。
やがてオーサリーはダスランのペニスを肛門で迎え入れた。
かつてと同じ場所、位置、同じ姿勢。
「赤いなあ。赤い!」
同じ色。
枕に涙が滴る。
「いつか報いが。」
「来ないんだよ、肛門!ぼくはね、さる高貴なお方と懇意なんだよ!なにをやっても彼女がもみ消してくれるのさ。肛門、残念だったな!」
「高貴な方?ふふ。あははははは!!」
「笑うな肛門!」
「ダスラン様。あなたさきほど、フランゼの学友がどうのこうのとおっしゃいましたね。」
「しゃべるな。しゃべるな肛門!」
「あの子をご存じない!!お笑いだわ!!」
オーサリーの背中にナイフが突き立った。
「肛門、動くなよ。しゃべるなよ。もう18年前のおまえじゃないんだ。身分が違うんだ。肛門」
オーサリーは痛みにたえてつづけた。
「あの子の父をご存じない。」
「肛門、なんで赤じゃないだ!なぜ歓喜の黄色なんだ!絶望しろ、殺意をあらわせ、命乞いをしろ!」
ナイフをなんどもオーサリーの背中に突き刺す。
「アハハハハハ!どのような報いが来るでしょうね、ダスランさ」
オーサリーの脳天にふかぶかとナイフがささった。
上あごからナイフの切っ先が出る。
オーサリーの上半身がベッドに沈む。豊かな胸がシーツに押しつぶされる。
動かなくなったオーサリーをその後ダスランは犯し続けた。
3時間後
オーサリーの肛門からペニスを抜くとペニスはうっ血して真っ黒だった。
ベッドは命乞いの赤にそまっていた。