※この作品はR-18です。

3分後   作:すりーみにっつ

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マチハバには冒険者ギルドがある。
この世界には凶悪なモンスターがところどころに生息している。
古代の遺跡や峻険な山奥。
人間の武力には軍隊が対応するが、人間以外が乱す治安。その隙間を埋めるのが冒険者と呼ばれる職業人たちだったが、たいていはならずものがつとめる。
庶民は、必要悪とわりきって彼らとは距離をとり、国家は悪ふざけがすぎない限りは黙認していた。



3分後のヒューリ

とある大都市の冒険者ギルド。

そこでは、特S級冒険者パーティー「灼熱の鷹」の4人が、いつものように悪質な債権者いじめを行っていた。彼らは屈指の実力を持つ英雄でありながら、その裏ではあくどい高利貸しを営む、傲慢極まりない強者たちだった。

まあ、実力のありなしはともかく、平均的な冒険者と言えた。

 

「おい、母ちゃんよ。話はシンプルだ。金を返せって言ってんだよ」

 

大柄な戦士ハロボロが、目の前で身を縮める貧しい母子を凄む。

「返せるはずですよ。私たちはこれでも相場よりかなり融通してあげたのですから」

糸目でインテリの風体、僧侶のナフタクが、聖職者らしい微笑をたたえながら冷酷に母子を追い詰める。

 

母親は、怯える幼い娘をかばいながら、床に額をこすりつけて必死に懇願した。

「すみません、どうか……来月まで、来月まで待っていただけないでしょうか……!」

「返す方法なら、いくらでも考えましょう、おかあさん」

ひげ面の錬金術師のワズラが、ねっとりとした視線で隣の娘を見つめながら皮肉っぽく笑う。

 

その時、床に伏せる母親の背を、容赦なく踏みにじる者がいた。

魔法使いのヒューリである。若く美しい彼女は、最年少にしてこの都市最強と謳われる天才魔導士だったが、その性格は極めて傲慢で残虐だった。

彼女の貪欲さ邪悪さには、同じパーティーの男3人でさえ、さすがに時折鼻白むほどだった。

 

深紅の髪の毛を魔術家に独特の三つ編みでまとめ、幾多の冒険をこなしてきた体は豊満ながら引き締まり、端正な顔に濃い朱の口紅を引いた唇。

笑顔は屈託ないが、吐き出す言葉はえげつない。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ねえ、娘を売ろっか」

 

ヒューリは、ゴミを見るような目で母親を見下ろした。

「それなら、今すぐ元金も利息もチャラにしてあげるよ?」

「それだけは……それだけはご勘弁を……っ!」

ヒューリには5歳ほどの年齢の幼女を高く買う金持ちとコネがある。

もともとこの母子に金を貸したのはこれが狙いだった。

 

母親が泣いて許しを請うと、ヒューリは忌々しそうに鼻を鳴らし、今度は母親の頭に泥靴を乗せ、ぐりぐりと踏みにじった。

「あんまりさあ、ゴネるとさあ。」

ヒューリは幼い娘の髪の毛を優しい手つきで撫でた。

「この子のためにもならないんだよ。」

 

ギルドは酒場を兼ねているが、受付もほかの客も皆、目を背ける。

この世界の倫理観に照らしても「灼熱の鷹」のやり方は目に余るのだが、いさめる者はいない。

「やるならほかでやれよ・・・」

ぼそっとひとりごちた酒客を戦士ハロボロがぶん殴った。

 

「俺たちは正当な権利を主張してんだよ!」

ハロボロの怒声が店内に響く。

 

そのとき。

ギルドの扉が静かに開き、浮浪者が入店してきた。

冒険者ギルドには似つかわしくない客だった。

 

ワズラが横目でその男を一瞥し、不快そうに吐き捨てる。

「ちっ、汚い男だな……」

ナフタクもまた、冷淡な声を浴びせた。

「浮浪者さん。ここはあなたが来るところじゃありませんね・・・消えた方がみのためかと。」

 

しかし、浮浪者は彼らの言葉を完全に無視し、足音も立てずにカウンターへと向かう。

受付の男は、突如現れた異様な浮浪者と特S級パーティーの険悪な空気の板挟みになり、困惑を隠せない。

「な、なにか用かアンタ。」

浮浪者は黙って椅子に座った。

 

この浮浪者の態度に、最も激しい怒りを覚えたのは、ヒューリだった。

母子との話の腰が折られた。商談の邪魔をする奴は何者だろうが許せない。

みればフード付きのぼろをまとった貧相な奴だ。金になりそうにはないが、母子の前で浮浪者にお仕置きをしてやれば、この母親もおとなしく子供を差し出すだろう。

「ねえハロボロ、アイツむかつくね。あんたもそう思うだろ。」

「ヒューリもムカつくのか。ははは、同意だ。おい、そこの浮浪者!」

 

ハロボロが下品な笑いを浮かべながら浮浪者の肩を掴もうと手を伸ばす。

「3分くらいは楽しめるかな、アンちゃんよ、っと」ハロボロは拳を固めた。

 

3分後

 

ギルドの中では、静寂の中に肉と肉がぶつかるいやらしい音だけが響いていた。

 

特S級冒険者として名を馳せたハロボロ、ナフタク、ワズラの3人は、自慢の武器や魔法を使う暇さえなく、徹底的に打ちのめされて床に転がっていた。骨を砕かれ、肉を抉られた彼らは、床にへばっていた。

顔は殴られ鼻血まみれ。かろうじて目線は動かせた。

3人は浮浪者の男とヒューリを眺めていた。無力だった。

 

「……あ、あ、あああぁっ……!」

 

彼女は浮浪者の身体に無理やり馬乗りにさせられ、自らの意志とは無関係に、みだらに身体を激しく上下させていた。

ヒューリは、自身が誇る最強の防御魔法も攻撃魔法もすべて一瞬で破られた。

ハロボロが投げ飛ばされ、それに気づいたナフタクとワズラが即座に浮浪者に攻撃するが、浮浪者は片手ですべて払いのけ、カウンターで二人は吹っ飛ぶ。

ハロボロが立ち上がり組み付く。ナフタクとワズラが魔術で浮浪者を再び襲う。

ヒューリもまた詠唱し、致死魔法を練った。

が、ヒューリは意識を失う。再び目覚めたときはすでに半裸で寝そべる浮浪者の腰の上で踊っていた。

 

【意に沿わぬセックスをする魔法】をかけられ、体を無理やり動かされていたのだ。

-なんという強力な精神魔法!-

 

どれほど脳が拒絶しようとも、身体は強制的に快楽を貪るように命じられ、自分から浮浪者の陰茎を秘所にくわえこみ、腰を激しく振らされている。

-解除できない!抵抗すらできない!-

 

「殺す……っ、絶対に、殺してやる……あんたなんか、絶対に……っ」

 

ヒューリの屈辱はかつてない。乱れた前髪の間から覗く双眸に激しい憎しみを込める。

小声で呪詛のように「殺す・・・絶対に殺す・・・」

無力な呪詛を呟き続けていた。

呪詛を吐きながら彼女の肉体は浮浪者の陰茎を締め付け、愛液は飛び散る。

 

浮浪者は、後頭部で両手を組んだまま横たわっている。

腰の上で(少なくともはためには)楽しそうに気持ちよさそうに跳ねるヒューリの姿を無表情に眺めているだけだった。

 

ギルド内にいた野次馬たちは浮浪者の威圧に完全に呑まれ、誰も声が出せない。

助けに入るどころか、ただ息を潜めてこの狼藉を見ることしかできなかった。

 

ヒューリはさきほどから違和感を感じていた。もう絶頂がきてもいいはずだ。

おかしい。こない。いやおうなく感じる気持ちよさだが、いつもならここで果てるはずというタイミングが一向に来ない。

狂おしかった。はやく果てたかったがなぜか、その時は来なかった。

 

浮浪者が指をパチンと鳴らす。

「ひ、あぅ……あ、あああぁーーーっ!!」

ヒューリの身体が大きく弓なりに反り、激しい絶頂を迎えた。頭が真っ白になり、最強の魔導士としての尊厳が完全に崩壊していく。

イくもイかぬも浮浪者の指次第。自由自在に彼女は浮浪者に絶頂させられるのだ。

ーそれすら自分の体の自由はないのかいー

 

浮浪者は表情のない目でようやくその重い腰を上げた。今度はヒューリの身体を強引に組み敷くと、体位を変え、彼女の奥深くへと容赦ないピストンを叩き込み始めた。

膣から湯気があがる。摩擦熱だ。浮浪者は指をぱちんぱちんと面白半分に鳴らす。そのたびにヒューリは体を反り、絶叫に近いよがり声をあげる。

「やめて、もうやめて!アゥ!」

「ヴゥ・・・」

自分の体が自分の体ではない。勝手にイくのだ。それも回を重ねるごとに快楽が深くなっていく。

これ以上の快楽は恐怖だった。

 

「やめてー!もうやめて!」ヒューリは涙とよだれと鼻水ともうなんだかわからない液体まみれで懇願するが、浮浪者は彼女の体液を丁寧に舐め、少々とがり気味の胸をなぜ回す。

乳首をこねくり回されたところで絶頂した。指がなったわけではない。ヒューリはただただ悔しかった。

 

ピタッと浮浪者は交合をやめ、陰茎をヒューリの膣から抜いた。

ヒューリは解放されたと安堵した。

 

ヒューリに興味を失ったのか、浮浪者はおもむろに立ち上がり、ヒューリを見下ろす。

そして懐から光沢を放つ大粒のビーズを取り出すと、遠巻きに見ていた野次馬の中から、一人の男を鋭い眼光で指名した。

そして、涙と愛液まみれで転がっているヒューリの豊かな尻を顎で示し、ビーズを床に放った。

浮浪者は男にそれを挿入するよう無言で促した。

 

ヒューリは震えあがった。

助けて、助けて!と叫ぶが仲間の3人は虫の息。

もとより人望はない。浮浪者の圧倒的な力を見せつけられ、動くものはない。

机にすがり、ヒューリは後ずさる。床に愛液と精液の跡が引いた。

 

指名された野次馬の男は震えながら近づくが、その目が次第に暗い歓喜へと変わっていった。

この男は、かつてヒューリに全財産をむしり取られ人生をめちゃくちゃにされた被害者だったのだ。

 

男は床に転がるビーズを拾い上げると、浮浪者を見つめ、下卑た声で尋ねた。

「だんな。お、俺も……こいつを犯していいですか? ずっと、こいつに復讐したかったんだ……!」

 

浮浪者はまるでなにも興味がないようだ。何も語らない。ただ、目線だけで『好きにしろ』と男に告げた。

 

「嫌……っ、嘘でしょ、ジャコフやめて、後で殺すわ!殺す殺す!」

 

ヒューリが狂ったように叫ぶが、【意に沿わぬセックスをする魔法】に縛られた肉体は、ジャコフの無骨な手が近づくだけで、女の穴は屈辱的な歓喜の蜜を溢れさせてしまう。

 

ジャコフは積年の恨みを晴らすかのように、大粒のビーズをヒューリの最も汚らわしい窄みへと、一粒ずつ容赦なく、力任せにねじ込んでいった。

「まずは旦那のオーダーをね、と。ははは、くっせえな!」

「あ、ぐ、ぅあッ……! はぁ、はぁっ!」

異物が直腸を押し広げていく激痛に、魔法使いは無様にのたうち回る。

 

約束を果たした男は浮浪者にウインクし、ズボンを脱ぐ。ヒューリの液体で汚れ切った女の穴を蹂躙し始めた。かつて自分を虫ケラのように見下し、財産を奪った美女が、今や自分の陰茎を膣にくわえこみ、涙と涎を垂らしながら悦びに体を躍らせている。昏い快感はジャコフに何度も何度もヒューリ激しく突かせた。

ヒューリの女の穴は浮浪者が突いた後だからか、摩擦熱で熱いくらいだった。

 

「殺す……殺してやる……っ、あ”っア”!」

呪詛の言葉は、ジャコフの容赦ない抽挿によって次第に甘く切ないよがり声へと変わっていく。

憎い、悔しい、殺してやる。しかし体は悦びで満ちてしまう。声はかってに情けない嬌声を放つ。

 

意識を朦朧とさせたハロボロ、ナフタク、ワズラの3人が、自分たちの「お姫様」がジャコフごとき男に徹底的に汚されていくさまを、ただ見つめることしかできなかった。

 

浮浪者が指を鳴らすとヒューリは絶頂し、ジャコフの男をギュッとしめつけた。ジャコフもそこで達し、女の穴から白い汁が垂れる。

浮浪者は目配せをした。垂れ下がったビーズの紐を示し、引き抜けと促す。

 

「がってん承知だ!」

 

ジャコフは笑みを浮かべ、利き手で紐をしっかりと掴み、ヒューリの尻を抑えた。

「や、や、ジャコフ、やめ」

ジャコフのひもを固く握った利き手が宙に伸びた。

すぽぽぽぽぬぷっ

「ーーーーーーッッ!!?!?」

 

まぬけな音に続いてヒューリの喉から、人間のものとは思えない絶叫が迸った。

連なった硬い球体が、括約筋を猛烈に摩擦した。球が最奥から一瞬で駆け抜けたのだ。内臓を直に抉り取られるような激痛と、排泄と性のものが混じった快感、それらがない交ぜになった。

悍ましい刺激は彼女の脳髄を焼いた。ヒューリの意識は「白」になった。

 

「あ、が……あ、あう……」

白目を剥き、口からだらしなく涎を流しながら、ヒューリはガクガクと身体を痙攣させ、泥と蜜の混ざった床へと崩れ落ちた。天才魔導士の尊厳は、見る影もなく粉々に打ち砕かれていた。

にじむ視界。ぱくぱくとなにかつぶやいているが、自分でも何を言っているのかわからない。

ヒューリは「白」の世界にいた。

 

「旦那、やりましたぜ。」

ジャコフがふりむくと、すでに浮浪者の姿はなかった。

受付の男がよろよろとジャコフのもとへきた。

「俺もこいつにはうらみがある・・・その、俺もやっていいかい。」

野次馬からも何人かの男たちが我も我もと出てきた。

 

ヒューリは自分の体に男たちがのしかかり、体が揺れるのを感じながら意識を失った。




このギルドでの凄惨な凌辱劇を経て、世界に名を馳せた特S級冒険者パーティー「灼熱の鷹」は事実上の壊滅を迎え、ひっそりと解散した。

絶対的な力と尊厳を奪われ、身も心も修復不可能なまでに破壊された4人は、その後二度と表舞台に姿を現すことはなかった。彼らがどこへ行き、どのような末路をたどったのか、その行方を知る者は誰もいない。
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