第9話 3分後のヨルケ
スーパードクター某が好きなので、いつか医療ネタを書きたいと思っていましたが、医療知識がないので、かなりぼかしました。
ちょうど作者本人がいぼ痔で苦労していたので、ヨルケさんにも同じ疾病をわずらってもらうことに。
「浮浪者」は超越者で、人格をあえて書いていません。
謎の災害という位置づけで、人間にはやってくる台風を追い払えず、耐えるほかないように、いったん狙われたら「浮浪者」からは誰も逃れられません。
人を壊すこともあれば気まぐれで人を治すこともある。
人間からすれば、なにをするかわらかない災厄
だが恵みをもたらすこともある。
しかし魔導医療界、いかに不妊やいぼ痔全快の魔道具とはいえども、あの使用後の数珠を研究するとは。そう、ヨルケさんも医療活動の一環とはいえ、あの数珠が研究されるのは、かなり心がこたえただろうなあ。
本編で語られぬヨルケさん第二の精神的凌辱
第10話 3分後のマヨヒガ
本作は、高慢ちきな悪女とされる女性がこてんぱんに凌辱されるざまぁ系という形はとっていますが、前述のとおり、あんまりひどい目に合わせると作者の後味が悪いため、ある程度のバランスをとろうとろうとする傾向があります。
その意味ではエーレカさんは「悪女」とは言い難かったため、浮浪者による凌辱がオーバーキルだったなあと、かねて思っていました。
それで今回バランス調整のために再登場してもらいます。
まあ、体を切り刻まれて救済というのも、それはそれでどうなんだと思いますが。
でも刃物を持った達人と相対したら、運が良くても最低ああはなるだろうなっていう、出さなくても支障がなさそうなリアリティを追求しました。
マヨヒガは東国アシハラから来た暗殺者です。
この世界はざっくり、いわゆる「ナーロッパ」的な西国と、大雑把なアジア「東国」からなります。
東国にはアシハラのほかに、後に出てくる「フバト」という騎馬民族の国もあります。
あと南方に性豪をよく輩出するパルバラ(現パルバランド)もありますね。
まあ、それはさておき。
アシハラは日本をイメージしています。
キャラの名前は説話などから流用していて、マヨヒガはまんま、遠野物語から使わせてもらいました。
設定厨の作者ですが、アシハラはあえて謎のままにしています。
あと今回、初めて例の数珠を登場人物に能動的に扱わせました。いや、エリケが以前使ってたか。まあ、もっと限定すると武器として使わせました。
エーレカの執念を強調したかった。ただそれだけです。
作者的にはあれだけ大けがしてあんなことしら感染症がさぞ酷いだろうなと。
そこを無視できなかったので、エーレカには後日、感染症で生死の境をさまよってもらいました。たださまよっただけではなんなので、聴力もうしなってもらいました。
完全に失っちゃうと、作劇に支障が出るので、少しは聞こえるよ、ということで。
あと聴力障碍者は口の動きや雰囲気などでだいたい相手の発言がわかるそうなので、エーレカさんもそうなってもらいました。
もっともそれはまたあとの話ですが。
マヨヒガさんは暗殺者で救いようがなかったのですが、殺人機械として育てられたけど、人の心をとりもどして死ねた、という、個人的にはあまり好きでないきれいごとな救済しか用意できませんでした。
すまぬマヨヒガ。
第11話 3分後のツェルデネ
作者は史劇が好きで、特に古代ローマ物は大好物です。
マガッヒさんに歴史の一場面に登場してほしかったのですが、古代ローマ相当に昔となると昔すぎるので、モンゴル帝国時代相当にしておきました。
凌辱パターンのインフレが続き、そろそろどうやって表現するか悩んでいました。さてどうしたものか。
それはさておき、マガッヒはいままでせいぜい数人相手、10人くらい相手に戦って秒殺でしたけど、じゃあ軍隊は。それも大軍勢相手ならどうなる?
というのは個人的に気になっていました。
当然相手がなんであれ、勝ってもらうのですが、実際の軍隊にそんなチートが来たらどうなるんだろう。これは面白いということで、ツェルデネさんには皇帝番はってもらって、惨敗してもらうことに決定しました。
戦場は東国と西国の境目の大平原。そこにぽつんとたたずむヂンダラ要塞。
数万規模の会戦の真っただ中に現れ、一路ツェルデネに向かうと。
ツェルデネさんのイメージは光栄の蒼き狼と白き雌鹿、これですね。
皇帝らしくスケールをデカく、デカく、もっとデカくとするうちに、大空へのスクリーン上映が決定。
せっかくだから東西全将兵にASMRもお届けすることに。
ツェルデネさんはなんかバランスとってフォローってのが浮かばなかったので、忠臣ブルゲルさんを補佐にしてなんとなくいい感じにしました。
自分への猥言で四面楚歌を感じていただき、誠にありがとうございました。
なお、あとがき部分でエーレカさんのその後にも触れました。
マヨヒガとの戦いであれだけ奮闘したので、また出そうというのは確かこの回で決めたはず。
第12話 三日後のファセナ
ファセナさんの受難回です。
ここで初めてダスランが登場します。ただの変態肛門野郎で一発屋だったはずが、書いているうちに「この異常性、一発屋にするにはもったいない!」ということで後日出演が決まりました。
ファセナさんといえども、最初はありきたりな社会の汚濁にそれなりに慣れた人に過ぎなかったのですが、ダスランさんに開発されてしまいます。
「友人母子を殺さないで!」というファセナの他人のための命乞いがダスランは気に入ったようで、その後も劇中出してませんが、そういうシチュエーションを楽しんでます。
ちなみにファセナを肛門呼ばわりで犯していますが、イくときだけは「ファセナ!」と叫んでいます。その方が変態っぽいから。
結局、命乞いとお尻差し出しもむなしく友人母子は殺されるのですが、書いてるときは命乞いで終わるつもりが、ダスランが「やりてえ」と騒ぎ出したので、あの結末にしました。
よく創作をしていると、キャラが勝手に動いたり、自己主張を始めると言われますが、最悪の形やな・・・と我ながら思ったものです。
しかしファセナさんの人格に深い影をおとせたので、物語的には深まりました。
第13話 3秒後のオリグ
ケーネットさんの話が好きだったので、続編を書きました。
あの少年兵がその後もケーネットさんの面倒をみていたという話。
精神退行してしまったケーネットさんは、社会保障などあるわけのないマチハバの片隅で食うや食わずに生きていました。もちろん少年兵オリグがなにくれとなく世話をして、それでギリギリの生活。
ケーネットさんは10歳くらいオリグ君より年上ですが、感覚的には妹です。
完全童貞少年兵オリグは16歳にして一目でズキュウウウンと惚れた年上の綺麗でカッコいい軍人のお姉さんにあこがれを抱きつつ殺される覚悟から一転、そのお姉さんの即落ちハード凌辱を目の当たりにしたので、彼もまた深く傷ついています。
オールスの有力軍閥を率いる魔導貴族タラスバンは、ケーネットのような裏切り者を一門から出した責任を感じ、国粋急進派に属し、兵を練ります。
ケーネットがサラナスに住んでいることを知った彼は、当初暗殺を企みますが、他軍閥がサラナスを襲う情報を入手し、そこに特殊部隊としてヤカルサを投入します。
ヤカルサはタラスバンの配下が魔術と密科の技術で作り出した強化人間で、それも体の負荷を度外視した無限界強化人間。
ケーネットがその才覚と幼少からの鍛錬で得た能力と同等の能力を持ちますが体術に関しては遥かに凌駕します。
ケーネットはオリグの窮地を目の当たりにして精神退行が解け、もとのケーネットに戻りますが、不安定で、ふとしたことですぐに少女に戻ってしまいます。
ただ、この覚醒で、完全にどちらかに自我が固定することはなく、少女でありながら魔導貴族ケーネットであり、魔導貴族ケーネットでありながら少女であり、という、自我比重の状態になります。
少女ケーネットの抱くオリグへの愛が魔導貴族ケーネットの精神にも流れ込み、魔導貴族ケーネットもまたオリグへの思慕を抱くのです。
魔導貴族ケーネットはプライドが高いため、オリグに抱かれたい気持ちを理屈と命令口調で発しますが、オリグは躊躇します。童貞だから。童貞だから仕方ない。お姉さんケーネットは傷ついてる人だし。
しかし最後に少女ケーネットの言葉で抱かれたいと言われたとき、童貞オリグも覚悟を決めた。という心理。という筋書きにしました。
ヤカルサはマガッヒに全部抜かれて改造前の女性に戻ります。
後にヤカルサは命からがらタラスバンのもとにもどりますが、タラスバンは獣化面と強化体格だったヤカルサが面影はそのままに可憐な女性になっていたギャップに萌え死に、彼女を妾にします。
第14話 3分後のデラノ
さすがにもう凌辱は飽き飽きとなっているのですが、簡単にはやめられない。
せめてなにかほかの機軸を、ということで、完全ギャグ回を書きました。
マヨヒガつながりでアシハラからの刺客再び。
今度はもう冒頭から凌辱です。コールマを陥れようとした女性判事が説明ほぼなしで冒頭から犯されています。
もうみんなわかっているからこのくらい雑でもよかろうという思いからの導入部分です。
しかしその女性判事は実はアシハラからの刺客デラノの仕組んだ罠にはめられていたのです。
ここで真に凌辱すべきはデラノだなとみなわかります。
で、このデラノさんにはギャグ役を演じてもらうことに。
続きものだと敵を倒すのにあれこれ知恵をひねります。
デラノさんはまさにその役をやってもらいました。
「奈落」理屈についてはデラノさんが丁寧に解説してくれています。あのとおりです。
作者にもよくわかりません。遠理とか何理とかなんとか。
最終的にデラノさんに3000倍の感度が襲うための屁理屈にすぎませんのであまり考えなくていいです。
コールマさんがデラノさんの口上から「アシハラは研究している。それに引き換えワシらは・・・」と痛感します。
これで次の最終回のコンセプトは決定
「THE・マチハバによるマガッヒ討伐作戦」
ちなみにデラノさんの名前の元ネタは遠野物語に出てきたデンデラ野からです。特に深い意味はありません。
第15話 3分後のエジーニャ
第14話でマガッヒは罠にやすやすハマるってことがマチハバ側も理解したので
1 罠をはればやってくるんじゃね?
2 アシハラは魔術メインでやって失敗したけど、あれって結局人体の限界プラスアルファだし。なら、密科の問答無用のエネルギー攻撃なら流石にやれるんじゃね?
おおまかにその二本立ての作戦でマガッヒを倒すべくエジーニャを投入します。
エジーニャさんには悲劇性を帯びてほしかったので、あえてすごく醜い容貌としました。
そしてわざと悪女を演じ、決死の部下ともども自爆する覚悟という、属性もてんこもりにしたのですが、結果的に次章で大変楽しいママにおさまってしまいました。
「お前は必要ない人間だ。」と実父に言われ続けて育ったコンプレックス設定とかどっかいっちゃいましたね。でもヨシ!!
建兵はマチハバの集権軍で作られた兵科で、いろんなものを建設する兵種。
道路を作ったり、橋を架けたり、摧破剤も扱うし、土建技術者ですね。
徴兵していちから教育するのは手間がかかるので、民間の土木技術者を選抜して兵士の教育を施す方法で部隊を維持しています。
マチハバの貴族パイオニール家はもともと街道整備などの普請業務を請け負う家系ではあったので、エジーニャはその醜い容貌で嫁ぎ先にも困っていたことから建兵に入りました。
なお、建兵築営府(総司令部)はマチハバの国土建設を担う役所でもあります。
エジーニャはもともと、そこの事務方だったのですが、摧破剤の知識に長け、実務にも明るかったことから実施部隊で勤務することになり、そこで実力を認められていきます。
キャラの名前の元ネタは、パイオニール、エジーニャはそれぞれパイオニア、エンジニアで軍隊の工兵。ペンスリット、アマトール、トルエンは爆破薬の成分、ノイマンは爆破の威力を一定の方向に向けるノイマン効果から。
アマトールさんは、たまたま作者に抜擢されて第2部の強キャラになります。
エジーニャさんのマントの臙脂色は同じく工兵の兵科色ですね。
戦いはマガッヒが瞬間奈落を発生させて爆発とは別の次元に移動したことで作戦失敗。
なお、閲兵式のときの頑丈さから言って、爆発の威力でマガッヒさんがどうにかなるとも思えないので、凌辱対象のエジーニャを守るための行動だったのでは。凌辱対象が凌辱中に消えてなくなるのは流儀に反するのかもしれません。と、いうのは作者の読み(作者なのに)
とにもかくにも、これでマガッヒの奇妙できまぐれな凌辱行はいったん終了します。
第2章につなげるためにマガッヒの子供をエジーニャさんに身ごもってもらいました。
完全に勢いです。
あとがきを適当に書いてるときにエジーニャさんが単に退場するのはもったいないから、「そうだ、マガッヒの子供を宿したら面白くならね?」と。
第1章は女性にひどいことばかりやったから、第2章は男性に酷いことをさせようときめたのもこの時の勢い。
震えて眠れ、悪党男子ども!!