第23話 3分後のエジーニャ邸
アラシェリーケさんがスルマリケを酒の勢いでからかいつつアーチェラとアゼミの情報を渡します。これでアーチェラの面はだいたい割れます。
アラシェリーケのハハハハハは作者も「どういう感情?」ですね。
まあ、そのあとスルマリケがクソまじめな返事をして気分を害していたので、そういう感情だったんでしょうね。
翌日アラシェリーケさんが嘔吐するのは、また計画が狂うというストレスもありますが、目の前でこときれた死体。それもダスラン趣味で凄惨なやつを目撃したからですね。
なんだかんだ高い地位を渡り歩いた彼女は荒事や惨事の現場は初めてですから当然ショックを受けます。
あとくわえて、ダスランに何人までは黙認する、といった調整をしていたことが頭をよぎったのだと思います。その「調整」上、数字で処理されていた人間の実際の末路をみてしまったというショックもあるでしょう。
13人までは黙認。さっき見たような死体が13体並ぶ様。
いつもなら食糧生産が上向いて飢餓から救われた万民のことも並行して想起し、脳が相対化処理するのですが、このときのアラシェリーケの頭の中は死体でいっぱいだったのかもしれません。ダスランが一突きし、うめいて血を吐いたっきり動かなくなった女。
それはさておき、有能スルマリケはエジーニャ邸を特定してこんばんは。
エジーニャさんは若い時と違っていまは常識的な母親なので、非常識二人と接していると泡を吹いてばかりです。
第24話 3分後のスルマリケ
アゼミはデラノさんの弟子なので当然一気説明も受け継いでいます。
二人を王都に連れて行って監視下に置くため馬車に乗せたスルマリケ。
彼は二人が本当の本当にただの小娘だったことに驚きます。
組織、それも国家の中枢がこんな無邪気な子供に壊されている現実味を欠いた状況を飲み込むのに精一杯です。
二人を連れてくることが決まる席上に話はもどりますが、この会議で国王即位記念式典の話が出てきます。いよいよです、いよいよアラシェリーケさんの凌辱舞台が準備されていくのです。
物語には「機能」的な人物が必要となります。どんなキャラもなんらかの機能をもっていますが、その機能に特化したキャラというものは作劇上、非常に便利なんですね。使いすぎると鼻につきますから注意がいりますが。
サンジャラは機能です。謀略ならかれにやらせれば上手くいく。そういうキャラです。
ダスラン逮捕は彼がはった罠にダスランがまんまとはまった結果でした。
これをサンジャラ抜きでやるとなると、すでに登場しているキャラの誰かに汚れ役をしてもらう必要が生じるほか、ダスランが最近女殺しをしてなくてたまっていることや、ダスランに恋慕する事情を知らない侍女がいるとか、そうだ、いいこと思いついた!ダスランをハメればいいんだ!と着想させたり、それにいたるあらゆる仕込みをえがかねばならなくなって非常に面倒です。
が、サンジャラがやってくれれば「まあサンジャラがうまいことやったんだろう。」ですみます。この便利なサンジャラにはこのあともちょっとはたらいてもらいます。
第25話 3分後のアマトール
作者が好きなキャラのひとりアマトールさんがでてきます。
どういういきさつなのか、第2話でマガッヒに凌辱されて退場したヒューリを情婦にしています。
ツーリカル以後、なんかあったんでしょうね。
操兵のエドュゴーも好きです。めんどくせえめんどくせえと言いながらちゃんと仕事するし、アマトールの無茶ぶりにもつきあうやつ。
そして無限転帯もでてきます。無限履帯-キャタピラ-の言い換えですね。ファンタジー異世界なので、言い換えできそうな言葉はなるべく言い換えてます。
試製なので、まだこういうメカはこの世界で一般的ではありません。
アゼミに諸元を解説させようかと思いましたが、冗長になりすぎるのでアーチェラにとめさせました。サンジャラを機能といいましたが、アゼミは状況を説明させる機能がそなわってます(笑)
アマトールはアーチェラをみて「におい」を感じます。マガッヒというカタキの嫌な臭いとエジーニャという恩人のいい匂いをかぎとるのです。実際に鼻が感じたわけじゃなく、勘の一種なんでしょう。
ダスランが相手の感情に色を感じ取るのと同様、アマトールにもそういう能力があるのかもしれません。
ちなみにマチハバの集権軍の統制された敬礼は古代ローマ式で、右手で胸をどんとたたいてから前方に掲げる敬礼です。ドイツとかフランスでやるとナチスだから怒られるやつですね。
で、敵襲です。のちほど語られますが、アラシェリーケの改革(先王の頃からその政策方針はあったが、弾みをつけたのはアラシェリーケで間違いない。)は大雑把に言ってしまえば貴族解体、聖俗分離を推進し宗教的権威の政治への容喙禁止、一般国民の積極登用、民生経済の浮揚、官僚による中央集権体制推進なので、とにかく貴族や、それに連なる経済界、宗教界のウケが悪い。
それを抑えるために、当面支障のないかれらの利権の保護、あとは些事ながら裏稼業の黙認なども、繊細なさじ加減でアラシェリーケはせねばならないのです。
そして政治家の彼女はそれらを推進していますが、表向きは「不都合な状況、ゆゆしき事態」と取り繕っています。
その姿勢がなければ抵抗勢力への当面の利権保護の理由がなくなり、決定的な亀裂が入るためです。
そしてそういいつつ、実際の政策は真逆を目指して・・・
ゲロも吐くってもんですね。
脱線しましたが、かくかくしかじかの事情で、反王政、反摂政の勢力もマチハバ各地におりまして、しょっちゅうテロをしています。
基本国家はテロに屈さないのですが、鎮圧の仕方にもいろいろあります。ア
ラシェリーケは付随被害容認で早期解決方針を貫いています。
そんな治安悪いとこなので、スルマリケの馬車は堂々襲われます。
もちろん護衛もつけ、警吏による安全情報は得た上ですが、3人という少人数によるゲリラ的奇襲までは防げません。
この3人は手練れの戦士で、ゴーレムまで生成できます。
この世界この時代でゴーレムを生成できるのはかなり上位の魔術使いで、マチハバ人的には「オールスの者ではないか。」と疑うところですね。
しかしそんなゴーレムも駆けつけた無限転帯に力比べで負けてしまいます。ヒューリの支援はあったものの、密科の勝利ですね。
アーチェラってどうやって敵倒してるんでしょうね?(作者も知らない)
多分、アゼミが足止めして即射精させるんだろうな。何なんだお前ら。
第26話 3人の男
アマトールは昔どこかでヒューリと出会ったのでしょうが、彼女がマガッヒの被害者と知り、さぞかし驚いたことでしょうね。
アマトールが自分もまたマガッヒと相対したこと。これをヒューリに伝えているかは不明ですが、エジーニャの事を言ってないっぽいので多分伝えていないのでしょう。
アマトールなりのなにか気遣いみたいなものかもしれません。
邪龍トラスゴール
1000年ほど前にアンカバ山に巣をつくって以来ずっと住み続け、道行く人を襲う龍。
冒険者などが魔物退治はするのですが、このトラスゴールは峻険な山を巣にしているため、ずっと人類の歯が立たなかった。
冒険者の魔物退治も、灼熱の鷹くらいの高レベルパーティならともかく、その多くは狩りのように数をそろえて連携しながら退治します。
その際は魔物の対策装備をしっかりやって臨みます。
トラスゴールの住む山はけわしすぎて重装備を持ち込めないのです。
トラスゴールは挑発しても出てこないが、じゃあ大丈夫かと通れば襲ってくる。
なまじの人間より知恵が回り、心理戦も強い。
個体戦闘力もすさまじい。炎も吐くし、魔術も使う。
ですが、アルヒューナ号に退治されてしまします。
いかなアルヒューナ号も、大砲があるから大丈夫だろう、なんて楽観では臨んでいません。
空中的を使った牽制射、精密射撃の訓練。空中機動。トラスゴールの生態研究などに数か月を使ってからの戦闘です。
トラスゴールは人類が気球を運用していること自体は知っていましたが、自分のなわばりにやってきたのは初めて。しかも、大砲を乗せているとはつゆ知らず。
人類が使っている大砲は地上専用だという思い込みがトラスゴールの運命を決しました。
そしてトムルスですが、エーレカの部下だった男です。
トムルスがトラスゴールを仕留めて最初に思ったのは「マガッヒでもこいつならやれるだろうな。」でした。
あの日、エーレカは社会的に、精神的に死にましたが、トムルスもまた男として死んだのかもしれませんね。
そしてトリュー
第1話でナゼリハはあとがきに白いワンピースの女性としてでてきます。第1話では明示しませんでしたが、もちろんあれはナゼリハです。
精神的ショックで家に引きこもってしまったナゼリハですが、調子のよいときは白いワンピースを着て散歩をしていました。
なんで白いワンピースかと言うと「絶対「ナゼリハ」が着なさそうな服」だったからです。
家族を含めて、できれば誰にも会いたくないので、ナゼリハとわかるように外を歩けない。そうだ、ワンピースを着れば誰も自分だとは思わないだろう、と。
でもトリューには見つかってしまいました。
それからなにがあったのかはわかりませんが、ナゼリハは10も年上のトリューと駆け落ちしてツーリカルを出てしまいます。
トリューも家を出て、貴族籍から抜けてしまいます。
素性の知れないものが安定して働ける場所として、当時王都に新設された集権軍の長炮隊に志願して採用され、以来そこで務めています。
実際の勤務場所は王都から90町里離れた屯所だったのですが、手当がよいとのことで2年前から王都の屯所に単身赴任で勤務しています。
第27話 3分後のカブヒンド
冒頭、スルマリケがめっちゃ怒られます。
まあ仕方ないですね。警備の最高責任者が王都郊外で襲撃されて自身も深手を負うなんてのはやはり失態ですから。でもスルマリケは撃退して、なおかつ捕まえたやつからいろいろ情報を得たので、意気揚々褒めらるかもくらいの勢いで報告したものだからアラシェリーケはの怒りを余計に買ってしまいました。
あと今回初登場・・・かな。「戻る」国王。
たまに意識と思考が鮮明に戻り、的確な助言をくれる国王。
この国王も便利。なにかおもわせぶりなことを言わせるなら国王しかいない。しかもアラシェリーケに影響を与えられるし。
アラシェリーケになにかやらせようと思うと、作者の私もひと苦労です。
彼女の立場や考えを考慮したら、おいそれ変なことはさせられませんから。
そこへいくと国王なら「戻った」ときに「さんべんまわってワンと鳴け」だってアラシェリーケにさせられます。多分、怪訝な顔をしてワンと鳴いて「して、陛下、これはいかなるご意図で?」とか尋ねるでしょうね。
まあそれはさておき。
カブヒンドです。
大法官カブヒンド。
マチハバの法は、四大法貴族が代々、法権体系の長である大法官を選出し運用されています。
四大法貴族はリベンジナ家、ルプホール家、バイアス家、イリガル家です。
昔は五大法貴族だったのですがフォーセイク家は100年前の内乱時に滅びました。
当初は最優秀な者が選出されていましたが、今では輪番になっています。
で、カブヒンドさんですが、異常者って演出するために、アラシェリーケと会談しているのに2級市民の妾とセックスしてます。
課長某耕作でも、異常な権力者って、どこでも催したときにすぐにいたすし、誰が見てても平気でいたすので、カブヒンドさんもそういう人になってもらいました。
そんで、何かもう一つ異常性がほしいなあと考えて、盲目好きにしようと決定。
盲目ならあの人がいるぞ!!
第1話で鞭うたれそうになってた娘ー!
彼女ならマガッヒとの接点もあるし、なにか膨らんでいきそうだ。
というわけで第1話に出てきた哀れな娘さんは今度は哀れなカブヒンドの性奴隷というわけです。
そういや、これは偶然だけどアラシェリーケとも間接的に接点できたな。
アラシェリーケの父親が鞭うたずにすんだのがこの盲目の娘さんだった。
よっしゃ、アラシェリーケの政治家の原点、これにしよっと!!
しかしアラシェリーケはその盲目の娘さんの顔を知らない。
あ、なるほど。
カブヒンドに説明させればいいのか。
というわけで、カブヒンドさんに説明させました。
1 ツーリカルで買った(2級市民を金で買うの違法な)
2 盲目
3 昔、マガッヒに助けられた
この1~3でアラシェリーケは察するはず。
作者の意図はまったくなかったのに、ドラマチックな展開に!
まあ、いろいろちりばめていたら、後からこうやって回収できるんですよ。
第28話 3分後の襲撃者
アラシェリーケにアーチェラとアゼミの無力化を命じられたスルマリケはとりあえず彼女らが気に入るだろう部屋を与え、少なくとも式典まではそこで別々におとなしく暮らしてもらおうとかいう、実につまらないアイデアを実行します。
スルマリケは部下に命じてアーチェラとアゼミの好みを徹底的に研究しました。
これから毎日彼女らを飽きさせない催しを計画していたのです。スルマリケもそれを考えるのがまんざらでもなく楽しかったようですが、劇中には出てきません。
スルマリケはたまたま東方趣味があり、アゼミとアシハラの歌舞札で勝負するのを楽しみにしていたようです。
それでリィノワール趣味者はもちろんスルマリケです。
ですが、そのウキウキは最悪の展開で粉砕されます。
アゼミは料理に毒を仕込まれ、半死半生。
刺客に目ん玉をくりぬかれてしまいます。
しかしアーチェラの乱入で片方の目は無事。
作者的には「これはアーチェラとアゼミの親密さアップの好機!」ですね。
悲しみをいたわり、わかちあうイベントです。
若い娘さん達には あはははは! って笑ってほしいものです。
(目ん玉くりぬかせたけど)
第29話 3時間前の国王
(この回はちょっと時系列が複雑です。)
アラシェリーケが記念式典の準備状況を確認しつつ、四人の要職を懐柔します。
オスタイヤは仕事人かつ昔気質の男なので、仕事ぶりや男ぶりをほめたら無限にはたらくことをアラシェリーケは知っています。
彼女はあまり自分の女性性を使わないのですが、オスタイヤにだけはあんまり効果があるもんだから毎回、他にはあんまり見せない笑顔を作っています。
ま、オスタイヤも知ってて乗ってるのですが。
アラシェリーケは基本、部下たちにはウソをつかないので、アゼミを襲わせたのは自分で、かくかくしかじかの理由でこうこうと説明します。
彼女は、どんな話であれ説明するにあたっては「お前らを信用しているからこそ聞かせているのだ。」という脅迫もこめています。
アラシェリーケがスルマリケにだけ「地獄を一緒に」を繰り返すのは、自分への慕情を利用しているのですが、最後にこれが良い方に裏目に出ます。
今回も便利な国王に「戻って」きてもらいました。
アラシェリーケにマガッヒが来るぞと警告。
この警告を出せる適任者は国王しかいない。
第2章ではマガッヒを最後のシーンにしか出したくないのです。
途中で誰かが襲われて「あれが伝説のマガッヒ。次は摂政殿か!?」という警告もありなのですが、それはしたくない。
最後で大暴れしてもらいたい。
だから、国王なんですね。
個人的には国王がアラシェリーケをアラシェって愛称で呼ぶのがいいですね。
第30話 3分後の王都
記念式典前日の静けさです。
人工電流は発電所で作られますが、マチハバでは水力発電が行われています。
山がちなマチハバでは急流が多く、治水に苦労していました。水流を利用した発電自体は数百年前から知られていましたが、ご存じの通り、この世界の人類はその程度の電気はちょっと頑張れば自前で用意できるので、特に発展することはありませんでした。
しかし山間部に巨大な堰をつくって治水する計画が持ち上がった際に、当時の密科学者が「その堰から落ちる水流で人力では不可能な電気を作れるのではないか。」と発案し、第1号水力発電が成功してからは、治水巨堰が作られるたびに発電所が併設されるようになりました。
その電気が夜間8刻までは王都中にとおるのです。これはマチハバ市民の生活スタイルを大きく変えますが、それは別の話・・・
トリューの10歳年下の妻、ナゼリハからの手紙。トリューは筆まめでよく妻と手紙のやりとりをしています。二人とももともと貴族だったので文字は十分に書けるし、くわえて教養も一般市民とは桁違いにあります。
トムルス、彼はまだ貴族籍ですが、実態としてはほぼ平民です。彼は騎兵をやめて一般兵科にうつって久しい。もともと凝り性だったので、砲の扱いを勉強しだしたら没頭してしまい、今では砲の運用といえばトムルスのオヤジと言われるようになっています。
エーレカを守れなかった自責からか、しばらくインポテンツになってしまい、今は治っていますが、結婚適齢期を過ぎてしまったため、いまだに独身です。
これもあのマガッヒのせいだ。
トムルスの恨みはエーレカのことだけではなかったのです・・・
男の繊細な悩み
サウラーカ
彼はマチハバにおける数学の権威です。特に固体や流体が音速を超えたときにどういう現象が起きるか、についての数学面の研究をしています。
砲の設計にもかかわっており、彼の理論を採用して作られた砲が18年式106蟻無旋条砲です。
この世界では砲に旋条をつければまっすぐ飛ぶということがすでに知られていて、旋条がある砲と無い砲の二種類が存在します。サウラーカは旋条が無い砲を選択しました。
(ちなみにまっすぐ飛ぶ代わりに回転が加わるため正面への運動エネルギーは減殺します。)
冶金技術の限界から砲命は一般的に短いのですが、旋条をつけるとさらに砲命は縮まります。サウラーカは砲命をとりました。
余談でした。
マガッヒに襲われたトラウマと怪我の後遺症からエーレカは病気がちです。
心穏やかに暮らしたいのですが、マガッヒの悪夢がおりおりよみがえります。
ですがサウラーカは図書館でしかマガッヒを見ていないので、偶然だろうけれど、命の恩人なのです。いや、それはエーレカも同じです。
エーレカはマガッヒに辱められ、二度目は逆に結果的とはいえ命を助けられました。
しかし壊れた心はそういう理屈では癒えない。
サウラーカはマガッヒを誰かが、軍が、倒してくれないものかといつも願っているのです。
砲の開発に携わっているときも、そればかり念頭にありました。
アマトールとヒューリ
彼らはいつでもセックスしてますね。
これはキャラ付けの一環です。えっちなシーンを書きたいからではありません。
うぶなキャラが多いなかで、この二人だけは生々しい男女ですっていう。
ちなみにアマトールの兵隊ヤクザイメージは岡本喜八監督に出てきそうな男らしい男ですね。ヒューリは戦場でそんな兵隊と懇意になる慰安婦といったところでしょうか。敵攻めてきたら、臆病な兵隊のケツを蹴りあげ、自分も三八式歩兵銃を手にとって戦っちゃうような気丈なヒロイン。
冒険者やってた時よりは真人間ですね。